2021年05月09日

廃線ハイキング

1986年に廃線になった旧国鉄福知山線を歩くハイキングコース。JR西日本が2016年に整備したそうで、歩きにいってきました。昨日はJR東西線の東行き、今日は西行きで。生瀬駅がスタート。
武庫川沿いを延々歩きます。
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たぶんここが一番映える5号トンネルの出口あたり。
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うん列車になった感じがする。
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出口のところにある「畑熊商店」のイノシシ丼でお昼にしました。
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はい武田尾駅でゴール。
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思ったこと。
・トンネルの中は真っ暗なので懐中電灯を持っていくべし
・長袖あったほうがよい
・厚底の靴のほうがよい
・生瀬10:52着、武田尾12:47発。ちょうどいいハイキングでした

2021年05月08日

加茂あたり

京都府最南端、木津川市。2007年に併合された加茂町エリアにいくつか行きたかったお寺があったので、そちらへ行ってきました。

JR木津駅で降りてカーシェア借りて11時。まずは20分ほど運転して浄瑠璃寺です。1047年創建。
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本堂に国宝の九体阿弥陀如来像がいます。大乗仏教の経典の一つ「観無量寿経」(一発変換のATOKえらい)に出てくる9ランクの功徳に対応した皆さん。上品・中品・下品にそれぞれ上生・中生・下生がつく3×3マトリックス(世田谷の九品仏ってこれですよね)。センターの阿弥陀如来中尊像はメンテ中ということで、かわりに秘仏の吉祥天女さんと大日如来さんがいました。
横長の阿弥陀堂は9人に合わせて作ってあり、これ自体がいわば厨子なのだと。不動明王の横にいる童子ちゃん2人がむちゃくちゃキュートでした。
で、阿弥陀さんと池を挟んで見つめ合う?のが薬師如来さんで、この三重塔にいます。こちらも公開中でした。うわーめちゃくちゃいいタイミング。秘仏三体が全部見れてしまった。
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いきなり元気出ました。しかしこれは紅葉の時期に来るとさらにきれいだろうな。

近くの岩船寺まではコミュニティバスもあるんですが、2kmほどの「石仏ロード」を歩いていくことにしました。ずっとこんな感じの道。
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磨崖仏がいくつもあります。南都(奈良)の官僚制化した仏教界からちょっと離れて勉強に集中したいっす、という人たちが多かったらしい。確かに奈良市はすぐ隣なんだけど静かでいいとこです。途中、脇道を指して「内ノ倉不動明王像」という案内が出ていたので何気なく寄り道したら、もうえらい山の中の起伏のある道で大変だった。
こちらは「わらいぼとけ」。なんか楽しそうでいいね。
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で、岩船寺です。こちらは花いっぱい緑いっぱいのきれいなお寺。
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702年、聖武天皇が行基に阿弥陀堂作れやって言ったのが始まりだそうです。へ~
本堂の阿弥陀如来座像は3m、946年の作。胎内の墨書から作られた年が特定できているそうです。四天王立像を従えてどっしりとした、とても据わりのいい仏像です。ちょうど23度くらいの暑くもなく寒くもない日で、静かなお堂の中で鳥の声を聞きながらしばらく座っていました。
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阿弥陀さんの裏に回ると普賢菩薩がおり、辰年と巳年生まれの守護本尊だというので、お守りを買ってしまいました。これはずっと持ってていいんだって。店番の住職はこの阿弥陀さんがめっちゃ自慢らしく、来る人来る人に「浄瑠璃寺さんのより100年以上古いんですよ」とアピっていらっしゃいました。
こちらにも塔ね。もうこの佇まいだけで素敵。
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扉あいてました。中は撮影していいんだって。太っ腹~
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といったあたりでコミュニティバスの時間がきたので、200円で浄瑠璃寺まで戻りました。

次はちょっと離れたところにある海住山寺(かいじゅうせんじ。ATOKすげえ)へ。
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なんでナス?
すごい高いところにあるので眺めがいいです。いただいたパンフに、薄曇りの日に山上から眺める光景は海に浮かぶ補陀洛山(浄土)のようだと書いてあって、ちょうどそんな日でした。
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735年に聖武天皇が良弁に観音寺を作らせたのが一番最初ですが、1137年に焼失。1208年に解脱上人が海住山寺として再興したとのこと。
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もみじに種がついていた。
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このおみくじはかわいい。引かなかったけど。
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ということで、ぼちぼち木津に戻りましょう。

15時を回ってお腹が空いたので、駅からちょっと歩いたところにある「レストランやましろ」でAランチ。
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ギャー素敵な大人様ランチ!手前左のフライはえびクリームコロッケでした。というか、ベシャメルソースとえびを一緒に衣で包んで揚げたエビフライです。ハンバーグもオムレツもそれぞれ作り込んであっておいしかった。おなかいっぱい!!

ということで帰りました。いいとこだな。奈良で1日遊んで泊まったら、次の日のコースとしてありだと思う。

* * *

前回の日記で書いた、かびのひどかった北側の洋間の湿度ウォッチをしているのですが、窓を開けないでいると湿度が80%を超えることが分かりました。どこからきてるの?
そして、高くない除湿器を置いてみると、水はたまっても湿度がほとんど下がらないことも判明した。

* * *

そんでもって次から次へいやはやと思うのですが、ここ数ヶ月(スパンを長くとれば3年ほど)見て見ぬふりをしていた会社での身の振り方に関する問題、いきなり来週中に答えを出さないといけなくなりました。本人はそんな進路を希望したことがないんだけど、なんか包囲網が極度に狭まった……

2021年05月04日

かび

いま住んでいる部屋は振り分け式の1LDKなんですが、南向きのLDKにベッドも机も入れてほとんどの時間を過ごしており、北向きで隣接の建物があるためあまり明るくない部屋には、電子ピアノとその時期に着ない衣類と開いてない段ボールを置いて、ほぼ倉庫のようにしていました。

おとといの昼間、何気なくメガネをかけて北向きの部屋に入ったとき、ピアノの足下に置いた何も入れてない帆布のブックスタンドが変な色になっていることに気付きました。よく見てみると緑と白のカビに覆われている。そしてピアノの下に置いたラグも緑色になっている!
もしや、と思ってクローゼット(湿気がこもるかと思い、扉は開けっ放しにしていた)の服を見ると、礼服に白カビ。衣類ケースは緑になってました。少し離れたところにあるトートバッグもアウト。あえて法則を探すと(1)帆布のような素材のものが総じてアウト(2)ホコリをかぶっていたものがアウト。

断捨離大会の開始です。新宿、その前の江戸川、一部はその前から持っていたが着ることのなかった服を大半捨てました。襟の黄ばんだシャツもこの際すべて廃棄。礼服は高かったのと、使うときにないと困るのでクリーニングへ。クローゼットの中やピアノ、段ボールの表面、本などをを拭き、まだ着る数枚のシャツやカーテンを洗濯し、換気します。湿度計を置くと、窓を閉めた状態で湿度が70%くらいになることが分かりました。冬の間ずっと締め切っていたらこうなるのか。ひえーここまでのは初めて。

思い出の服、もらいもの、いろいろあったけど、この5年着なかったものは全部、目をつぶって捨てました。やけっぱちな気持ちになったのがちょうどよかったかもしれません。弊管理人はもはや、1Rや1Kに入る以上の荷物を持つ必要はないなと思いました。仕事用のシャツ3枚、ズボン2枚、そのほかに夏と冬に着る数枚と上着があればいい。本も読み返すものはとても限られます(そうそう読み返さないだろうと思うから弊日記にメモしている)。布団も自分のだけにしよう。次に動くときは6~8畳に収まる程度までモノを減らそうと思いました。

とかなんとか大掃除をやっているうちに連休も終盤になり、晴れは今日までのようなので四天王寺に散歩に行ってきました。
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ほんとは木津川とか奈良とか、ちょっと行きたいところがあったのだけど、それは来週や再来週でいいか。

* * *

そういえば鼻の頭がしわしわになって休んだあと、心身はほぼ安定しました。
面倒で長期にわたる案件を弊管理人に任せきりにするという体制が見直されたということが大きい。

2021年04月25日

一回休み

金土日と、職場が最も忙しい3日間に休養させてもらいました。
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弊管理人は体調が悪くなると鼻の頭がしわしわになるのですが、それが先週くらいから来てました。管理職を怒鳴ったころはまだ苛々したり爆発したりするパワーがありました。しかし先週は靄の中を漂っている感じで、何か言い始めては何を言おうとしたか忘れる、見聞きしたことがそのままするっと頭から抜けていくなど出がらしのようになっていて、端から見ると穏やかだったろうと思います。出ようと思ったら出られたと思うけど、多分休んでよかった。

日曜は大阪が緊急事態でつまらなそうだったので、和歌山のフード・ハンター・パークに行ってきました。
和歌山産にこだわった物産とめし。
昼飯の時間にちょっと遅れたらあまり残っていませんでしたが、サバの灰干し定食うまかった!
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外の公園ではっさくジュース飲みました。ナンバリングがしてある。
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写実を突き詰めると写真になってしまうように、ジュースの極致は果物ではないだろうか。
とか思いながらぼーっとして帰りました。天気よくて爽やかでした。

2021年04月18日

連日の

土曜は23時半に寝て、日曜は二度寝して9時半に目が覚めました。
夢では、桟橋から十数分歩けば突端の神社に行けるくらいの小さな島に東京の友達数人と訪れていました。夕暮れ時になって帰りの船がもうすぐ出るという時に、島の休憩所に荷物を忘れてきたことに気付いて走って取りに向かったものの、間に合わなそうになり、「もういい、面倒、疲れた。夢おしまい!」と思って覚醒しました。弊管理人は自殺するほどパワーのある人ではないと思っていますが、意外と前後不覚になったら現世からも脱出してしまうのかもしれない。

晴れるかと思ったら雨が降り、夕方に晴れるという土曜と同じパターン。あと寒い。
にしやまさんがやはり日曜も来週も開けることにしたようなので、ご厄介になってきました。
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椎茸のチーズ焼き、カニ湯葉、牛すじ大根、わかめと干しエビの何か。
どうもゲストは弊管理人1人だったみたいです。危なかった。
まともなものを食べると正気に戻ります。しかし辛いものを食べると腹が警告してくる感じがします。内臓が弱ってる、多分。

* * *

■宮下紘『プライバシーという権利』岩波書店、2021年。

2021年04月17日

たそ・かれ

宿直明け、またシフトが終わったのにいつまで経っても帰れないことにむくれつつ、しかしそれでえらいひとに謝られて反省したりなどしつつ、疲れ切って帰宅。
未明から降り始めた雨が上がった午後6時40分。世の中はまだ明るかった。
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ひょっとして夏至に近づいてます?
そして2週間ぶりのにしやまさん。
まんぼう明けるまで休むかもとのこと。残念だけどこんな状況じゃあね。
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このところ王将かカレーかコンビニ弁当かパンか、という生活だったので、こういうのが沁みた。手前右のブロッコリーのアンチョビ炒めと、手前左のマグロのオイル焼きと、奥左の筍木の芽和えと、奥右の干しエビとわかめの和え物がおいしかった。って全部か。

* * *

前回の日記に書いた「えらいひとシャウト」のあと、意外と「(弊管理人)が疲れてる」ということが認知されて来週後半に数日休むことになりました。すぐじゃなくて来週後半になるあたりが、いかにも余裕のない職場っぽい。

弊管理人に限らず職場でわりと深刻なミスがかつてない頻度で発生しており、弊管理人の見るところ、これもまた前回の日記に書いた(1)一つの仕事にかけられる時間が少なすぎる(2)無意味な仕事を漫然とやらせている、という職場環境が影響しています。大阪のえらいひとワールドでもそれは感じられていて、しかしそれをアピールしても「この機に乗じて人員要求か」と本社からの風当たりが強くなるだけだから、今は言うのをやめておこう、という話になったようです。なんてこったい。

* * *

■西浦博『新型コロナからいのちを守れ!』中央公論新社、2020年。

結構前にいただいた本。です。はい。

2021年04月14日

マッサージ

人事考課の季節で、3月の終わりに自己申告書を書く機会があったので
(1)一つの仕事にかけられる時間が少なすぎる
(2)無意味な仕事を漫然とやらせている
(3)マイクロマネジメントがうざい
(4)要はこの職場に合ってない
という趣旨のことを書いたのが一つ一つ問題として具現化し、(1)の影響で客がわりと怒るミスをしたと思ったら、昨日は(3)のうざいえらいひと(隣部署)に「うるせーぞ馬鹿野郎」とフルスロットルの剣幕で怒鳴ることになって、喉を痛めた上に疲れたので今日は休みました。今日は今日で弊管理人の受け持ち案件があったのですが、旧知の先輩が「休んで休んで」と言ってくださり、さらに旧知の後輩が「僕がやりますから」と言ってくださったのでかたじけなくも甘えて。

大阪支社のえらいひとたちを全く「何か尊重すべきところがある人」として見ることができていないのでこういうルードな態度に出るのでしょうが、恐らく最大の要因は高ストレス状態による情緒不安定なのです。疲労感には「忙しい」だけでなく「自己効力感が低い」「協力的な雰囲気がない」といった要素が絡むといいますが、その通りで、今いる職場の場合は「自己効力感が低い」が突出していて、無意味に耐えるスキルの低い弊管理人には無理度が高い。昨日のシャウトをもって「弊管理人君がいよいよおかしいぞ」となって休まされるか飛ばされるかしたい(4)のですが、なんか人的余裕もなさそうだし、どっか本人の与り知らないところで評価にバッテンがついて終わるのでしょう。

と、いうわけでマッサージいってきました。
揉まれるのもいいんだけど、穏やかに話したり触れられたりすることを必要としたのだと思う。19で初めて独り暮らしをして、野菜不足になったときにそれまで嫌いだったトマトが「食べたい」と思った時のような導かれ感。
何となく多少の換気ができた気がする。

2021年04月03日

語りえぬもの

■野矢茂樹『語りえぬものを語る』講談社、2020年。

『探究』と古田本を読んだらいよいよここいってもいいでしょう、ということで。
500ページあるが、とっつきがよくて濃いので、毎晩寝床で読むのが楽しみでした。
ウィトゲンシュタインを乗り+越えつつ、弊管理人が「ひょっとして可能では?」とちらりと思った人類学や言語学、科学論への接続をやってみせてくれた。
あと決定論批判、どういうことなのかやっと掴めた気がします。

ただ、動物にも嫉妬や忖度があるというような近年のニュースに触れるにつけ、言語を持たない(これ自体も本当かどうか)動物が文節化された世界に住んでいないというのは本当なのか、比較認知科学の成果をもうちょっと参照しつつ検討してもいいのかなとは思いました。それで人間の話が大幅改定を迫られるかというとそうでもない、脇の話かもしれませんけど。

内容は膨大なので、以下は付箋を貼ったところのみメモ。

・『論考』で導入された「論理空間」はおよそ考え得る(語りうる)ことのすべて。だが、この内外をもう少し段階分けして次のような区分が導入されている(巻末の解説と応答)
 ①ふつうに語りうるもの(行為空間の中。言語ゲームで使える)
 ②語りにくいもの(行為空間の外で論理空間内):クワス、グルー、クリーニャー
 ③いまの私には語りえないもの(論理空間の外、勉強すれば中に来る)
  :アクチン、ミオシン
 ④永遠に語りえないもの(論理空間の外、示されるだけ):倫理、論理
   *だが著者は永遠に語りえない(真偽が言えない)かには懐疑的

・デイヴィッドソンへの反論のため導入された二つの「他者」(193-194)
 ①論理空間の他者:概念枠の不共有、翻訳不能だが習得可能性はある
  →習得できた場合、振り返って発見される他者
 ②行為空間の他者:翻訳できるが深い理解はできない

・論理空間はわれわれの経験に依存するので有限
 そこで無限をどう扱うか?→操作の反復とする(「以下同様」、可能無限)
・『論考』の道具立ては論理空間と操作、これですべてと言ってよい(229)
・→後期の「規則のパラドックス」で崩壊する危険が胚胎していた(218-219)
・「(言語実践を生む)語られない自然」+社会(303)

・非言語的体験が言語を触発する(ex.「ミドリ」)
 →発声されて公共的に流通し、適切性を評価される
 →意味を与えられ、文節化された世界が成立する
・言語化された体験を圧倒的に豊かな非言語的体験が取り巻いている(329)
・文節化された言語を持たない動物は、反事実的了解を持たない(393)

・相貌。あるものをある概念のもとに近くすることである(402)
・相貌を知覚するとは、その概念のもとに開ける典型的な物語を込めて知覚すること
 (ex.犬を見ること)
・相貌の物語とは
 ①過去―現在―未来という時間の流れの中にある
 ②反事実的な想像(今あるコーヒーカップを倒すとコーヒーがこぼれる)
 ③無数の荒唐無稽な可能性(カップが自発的に移動する)を排除している
・個別の犬は相貌をはるかに超えたディテールを持っている
 典型から逸脱するような性質や振る舞いをする
・典型的な物語の世界はあくまでスタートであり、実在性に突き動かされて新たな物語に進む(404)
・隠喩:新たな相貌の生成(418-)

・決定論(25,26回)
・世界は厳格な法則からずれている(462)
 完全に均質な弾性体はないので、フックの法則は近似的にしか満たされない
・法則は世界のあり方を描写したものではなく、探究の指針である(463)
 規範性(「べき」)を帯びた物語。沿わない経験的事実は疑えとの指針(470)
・科学が世界を語り尽くせないのは、科学の限界のゆえではなく、世界はそもそも語り尽くせない(465)

* * *

今週は、不手際に対してたまたま最もうるさい客先がタコ怒りしたという些末な理由で火が大きくなり、そこにむっちゃ忙しい仕事と宿直からの30時間勤務がぶつかってへとへとでした。いやマジ疲れた。土曜の今日は今まで一歩も外に出る気が起きず、現実を見る気もせず、おかげで上記読書は500ページ中150ページくらいを今日読み通してフィニッシュし、メモ作りまで進み、たまっていた冷凍食品もそこそこ処理できてしまいました。

不手際というのは、優秀だから大丈夫だろうと思っていた若手ちゃんの想像を絶するミスをちょうど多忙だった弊管理人が手間を省いたために看過し、回復処理も遅れて爆死、というものですが、いろんなツッコミポイントのある経緯が一つの飲み込みやすい「報告」という物語に収斂し、本質とはだいぶ違う部分で庇ってもらったり反省を求められたりしており、なんか奇妙だなと思いましたがまあそのストーリーで納得されるならそれでいいや。こちらもまた別の意味で語られえぬもの。

2021年03月30日

背割堤

日曜は雨だったので月曜朝、夜勤前に京都府八幡市の「背割堤(せわりてい)」に花見に行ってきました。
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木津川、宇治川、桂川が合流するところ。
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1.4キロにわたって桜並木があります。
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壮観壮観。
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お散歩を堪能しました。
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このあと職場がわさわさしていたので早めに出勤しました。
石清水八幡宮が見られなかったけどまあいいか。
今年の花見はコンプリート。

* * *

弊管理人は遠巻きに見ているだけの会社ごたごたですが、「いちばんえらい人の気まぐれで異動させられるえらい人を組合が擁護しようとしたら逆効果で会社から圧をかけられてえらい人疲弊」というストーリーではなく、「えらい人が組合を焚きつけている」というかほりがしてきており、伏魔殿不可解且面倒早期脱出熱烈希望の意を強くした次第です。

2021年03月21日

ひろうす

金曜の夜になって「明日の宿直なんですがー」と若手ちゃんから相談を受け、弊管理人自身の土曜の宿直をGoogleカレンダーに記入しそこなっていたことに気付くという危機一髪。
土日が仕事でつぶれましたが、まあザーザー降りだったし今週は特に予定もなかったのでいいか。

しかし色々と損失感のある週だったのでにしやまさんに駆け込み、ひろうす(左)。
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「おいしいテラトーマ」もとい、いわゆる巨大がんもどきです。ひじき、人参、椎茸などいろいろ入っていて、一緒に炊かれた牛すじや大根もろとも、柚子胡椒や辛子を付けていただきながら石川県の「益荒男」をちびちび飲んだら購われた。ちなみに右は塩豚のレタス巻きで、これも秀逸。

* * *

職場のえらい人が部下の不祥事のあおりで配置換えになり、若手ちゃんたちが「現場思いの人なのに!社はひどい!」と噴き上がって組合問題にしたら、当人とさらにその上のえらい人が部の寄り合いでぶっちゃけて説明した内容まで全社に暴露してしまい、社から当人に「お前、部内の寄り合いで何言ったか録音送れ」と圧力がかかって当人疲弊、という地獄絵図がこのところ、モニタとにらめっこしっぱなしの弊管理人の背後で展開されていました。

弊管理人にとっては
・大阪への転勤早々の帯状疱疹を誘発したストレッサーの一人であると認識しており、
・しかし当人もまた抑圧構造の一部であることは理解しており、
・また勝負勘や仕事へのコメントの鋭さなど優秀な人であることも分かっており、
・何より、弊管理人は部内での自身のポジションは「部外者」だと思っている(というか本流のサークルには極めて馴染みたくない)ということから、
差し引きニュートラル(つまり個人的には恨みも思い入れもない)な立場でこの問題との関わりを避けていたので、そよ風に乗っていろんなハレーションが左耳に入ってくるのを濾した上で右耳から排出しておりました。

組合も擁護したかった人をがっつり追い込んだわけで、背後から弾を撃つような浅はかさを遺憾なく発揮したなとは思いましたが、でも若さっていいよね、と眩しさを感じながら見ていました。部外者として。いや組合員ではあるけど、めんどくさ、と思って。

* * *

あと、久しぶりにえらい人(上記当人とは別の人)に大きめのシャウトをしました。
自分の趣味で仕事の邪魔をしないでくれと思う。
あとでトイレで同じフロアの別の部のちょっとえらい人と一緒になったら「さっき叫んでましたね。私もあの辺の人から何か言われると3回に1回くらい殴ってやろうかと思ってます」と言われました。普段穏やかな人が言うとこわいね。殴ればいいと思うんだけど、しかしその殴られるべきえらい人も客先からネチネチいじめられる立場で、なんかもう、なんなんでしょう。

(弊管理人はえらい人にしかシャウトしないよう心がけています。という「スタッフがこのあとおいしくいただきました」的な求められてもいない釈明)

* * *

そういうわけで1日も早く異動したいのですが、東京の出身部に戻りたいかというとそれもな。
という思いを抱えて冒頭のにしやまさんのくだりに戻る。

* * *

たぶん弊管理人にとって辛いレベルの花粉の飛散はだいたい終わった。
大阪は19日に観測史上最速で桜の開花宣言が出た。

管理人

40代に入ってしまいました。未婚、子なし、男、文系学士、30万都市出身。何かありましたらツイッターの@kagakuno_koにご連絡下さい。

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