« 2011年01月 | メイン | 2011年03月 »

2011年02月 アーカイブ

2011年02月27日

東京水辺ライン

札幌から友人がいらしたので、午後からちょっと東京観光。

自分も好きなのでよくチョイスする、両国―お台場間の東京水辺ライン。
といっても、両国から乗るのは初めてです。いつもはお台場からの帰りに利用するので。
110227rbridge.jpg
東京東側をざっとお手軽に見られるコースだと思います。
両国、清澄、越中島の下町を見て、築地市場、浜離宮恩賜公園という観光スポットの裏口を見ているうちに東京湾に出ます。レインボーブリッジをくぐって、台場が見えてきたところでフジテレビをぼーっと見ながら着岸。
で、そのあとはちょっと何かお腹に入れてからパレットタウンに向かい、観覧車に乗る。
110227kanransha.jpg
ちょうど夕暮れの時間帯でした。
今日は雨が降るかもとの予報で、どう歩こうか迷っていたのですが、結果としては十分に晴れて暖かい一日になりました。一昨日から出始めた花粉アレルギーが悩ましかったけど。

ゆりかもめで新橋に出て夕飯を食べて、そのあとお茶を飲みながら自分が去ったあとの札幌の話をしたり、アラフォー(←これ、もともとはこの年代の女性を指すんだって?)に向けたもろもろの設計について語ったりしてバイバイしました。

* * *

水辺ラインに乗りながら、友人と家を買うべきかどうかという話をしていたんですが、そういえば自分がそろそろ部屋を所有したいと思った理由をよくよく思い出してみると、少し広めのベッドと、ソファが欲しい(これらは転居のたびに持って歩くのがしんどそうで持ってない)というかなり些末なもので、しかも友人から「職場の人からは『どうしても必要じゃなければ買わなくていいんじゃない』と言われた」という話を聞いて、まあまだ急いで決めることはないかなー、と思いながら佃島の高層マンション群を眺めていたのでした。

2011年02月24日

CHCの地震

大学4年次の1999年2月から11月まで、交換留学でニュージーランドの大学に通ってました。
大学は北島だったのですが、7月の冬休みを利用して日本人と香港人の友達といっしょに南島を回りました。
クライストチャーチは、実はあんまりたっぷりと観光してません。今回の地震で崩れてしまった大聖堂の前で写真撮ったのは覚えてます。夏はお花がいっぱいできれいらしいんですが、冬は寒かった印象しかないです。
街の観光のかわりに、バスに乗ってクライストチャーチの街を含むカンタベリー平野を見下ろす素敵なスキー場に行って、スキーをしました。これはほんとうにきれいだった。山からまっすぐに平野に落ちていくようなゲレンデ。そのむこうには海が青々と見えたのを覚えています。まだリフトに混じってTバー(Tの字をした金具を掴んで、滑りながら上に引っ張っていってもらう)がありましたが、今でもそうなんだろうか。

さて、いつものことですが自然災害は時間が経つとともに被害の大きさが分かってきます。
いつでも明るくてパワフルなKiwiの皆さんのことだから、すごい勢いで立ち直ってくれるのではないかと期待しています。

あとは、いろいろと考えたこと。

・自分が訪れたり暮らしたりしたことがある、親しんだことがある土地の被災って、そうでないところの災害よりずっと心が動かされます。そのこと自体は批判されるべきなのかもしれませんが、一方で仕方ないことだとすると、やっぱりいろんなところに行けるだけ行っておいたほうがいいのかも、と思った。

・東京に直下型地震が来たらと思うと、ゾッとしますな。

・日本でこんなことがあったら、個人情報保護がうんちゃらとか言って死者・行方不明者の情報が出てこず、安否確認が進まないんじゃないかとちょっと不安。

・あ、向こうはそういや夏時間なのな(JST+4)。

・またオセアニアに行きたくなった。

2011年02月18日

悲しき熱帯Ⅱ

■クロード・レヴィ=ストロース(川田順造訳)『悲しき熱帯Ⅱ』中公クラシックス、2001年。
Ⅰの日記はこっち(大したこと書いてないけど)。

「私は旅や探検家が嫌いだ」という印象的な一文で始まった長い長い紀行文の最終盤で、読者は次の謎解きのような記述に突き当たります。

このように論を進める[未開の社会もわれわれの社会も、全面的に善だったり悪だったりすることもないし、それらを包むより広い文脈の中に位置づけることで絶対的に違うことにもならないとする]ことは、あれこれの部族の「野蛮な」仕来りへの想いを掻き立てられて陶然となる旅行譚愛好者を戸惑わせるだろう(Ⅱ、p.375)

最初の一文がはっと思い出されます。

「われわれ」が「野蛮」に差し向ける好奇の視線、進んだ/遅れたという区別を二つの社会の間に厳然と置きながらファンタジーを消費する態度へのアンチが、あの最初の一文を書かせたのではないでしょうか。そして自分が書こうとする旅行譚もまた、そんな視線を喜ばせるようなことになりかねないのだと。なにより、南米と亜大陸というふたつの熱帯に漂う悲しさは、そのかなりの部分が「われわれ」による蹂躙によってもたらされているのだと。

Ⅰに続いて、民族学者(そういや文化人類学っていう言葉はこの本に出てこないね)の鋭い目を通して書かれたインディオ諸部族の記録はとても読み応えがあります。
さらにその目は「われわれの社会」の近未来(中公クラシックスを読んでる者の同時代)までも見透しているように感じます。
最後のほうには、社会に対する脅威を無力化するときに「食べる(食人の慣行がある)社会」と、「吐き出す(隔離する=われわれの)社会」を対比していますが、弊管理人はこのくだりで、ジョック・ヤングが現代社会の排除のありようを形容するのに使った「過剰包摂(bulimia=過食症=食っては吐く=次々と差異を包摂していく一方で排除されるべき脅威を作り続ける)」というアイディアの源流を見た気がしました。
さらに、世界を部分に解体しながらフラット化し、熱死に向かって突き進む現代に対する批判は『無痛文明論』の到来をほのめかしているようにも思えてしまいます。思えてしまいませんか?そうでもない?(笑)

- - - - -

余談。父親59才の誕生日です。オメデトウ父!オカンを追い越しちゃったね(;_;)

2011年02月17日

わかば@四谷

イライラすることが多いここ何日。
それはそうと、だんだん暖かくなってきたので、シーズンが終わらないうちにと仕事のついでに四谷にあるたい焼きのお店「わかば」へ。

これ。1尾140円。
110217wakaba.jpg
塩味の効いたあんが詰まってます。
以前、同僚がお土産に買ってきてくれたときは時間が経ってしなっとしていましたが、買いたてはパリッとしています。どっちにしてもうまいけどね。

四ツ谷駅の前で、JRの線路を見下ろしながらぱくつきました。

2011年02月10日

AR

■丸子かおり『AR〈拡張現実〉入門』アスキー新書、2010年。

科学読書。
まあ対象が対象なので仕方ないことなのだろうけど、ググれば出てくるくらいの情報でした。

2011年02月08日

源八船頭

小岩の居酒屋さん「源八船頭」に連れていっていただきました。
八丈島料理。

島寿司。ネタが「づけ」、寿司飯がちょっと甘い、わさびのかわりに辛子。
110208shimazusi.jpg
生もの苦手ではと?いやでもおいしかったですよ。そして、
110208ashitaba.jpg
あしたばの天ぷら。盛りよすぎ。

このあとモツ焼きの「大竹」さんに転戦しました。焼肉のタレっぽいタレで食べるレバが高得点。けど、雰囲気的に写真はお断りっぽい感じだったので自粛しましたー。

2011年02月06日

三崎でまぐろ

というわけでバイクで横浜横須賀道路を通って、三浦半島の突端・三崎にまぐろを食べに行ってきました。メチル水銀!メチル水銀!(顰蹙)

大きな地図で見る
ここ。東東京から有料道路をゆっくり行って2時間くらいでした。
今更ながら、首都高って都会の遊覧飛行みたいでとても楽しい。都心のオフィス街を抜け、川崎の工場地帯を通って、家々がこんもりとした緑の斜面にへばりつく南神奈川へと移り変わる風景を楽しみました。

本当は4-5人で行って、くろば亭でカブト焼きをわーわー言いながら食べるのが楽しいのでしょうが、そこは独り者。港の近くで適当な磯料理屋に入って、まぐろステーキ丼(1000円)を昼飯にいただきました。
110206maguro.jpg
こういうやつ。バター醤油かな?味付けは薄めでしたが、身の味が濃厚で、この量で十分でした。まぐろで出汁をとった味噌汁も香りがよくてうまかったです。

風景の写真は、止まるのが面倒で撮ってません。結局止まったのは昼飯と、帰りに大黒PAでコーヒーフロート飲んだときだけ。三浦半島はもう春のとば口だったなー。80km/hで走ってもそんなに寒くありませんでした。月末には伊豆にでも行ってみようか。

2011年02月05日

おっさんを感じる土曜日

・最近、バッハを聴き続けられるようになったり、冷たいそばより温かいそばを食べるようになったり、近所に出掛けるとき自転車より歩きで行くようになったり、朝ご飯をちゃんと食べるようになったりしてきました。

・とうとうマンションギャラリーを見に行ってしまいました。なんか近くにモデルルームが開いていたので予約もせずにふらっと入ってみました。
・生まれてこのかた(つまり、実家暮らしも含めて)賃貸以外に住んだことがなかったのですが、設備って全然違うんだね。広いバルコニーとか広いキッチンとかミストサウナとかコンシェルジェとかカーシェアリングとか図書室とかはいらないので、もう少し安いといいんですけど。
・一方、固定資産税、35年ローンという仕組みとその月々負担、管理組合、30年間で3倍になる修繕積立金、マンション→資産形成という考え方、申込金は10万円・手付け金は1割です、物件のプロモーションビデオ、年収・貯金・現在の家賃を尋ねるアンケート、あなたが死んだらそれ以降の支払いが免除される制度(笑)、など、超面倒くさそうな初めての物事がいっぱい攻めてきてキャアってなりましたw(↑ちなみに今まで割賦で買った経験は携帯電話のみ)
・ほんとにおうちって買うべきものなのかね。との疑念を深くしつつそのうち買っちゃう気もしつつ立ち去る。

・お酒飲みに行ったら自分が店で一番年上。
・一回り下の巳年生まれが合法的にお酒飲んでる……

・バイクの点検に行ってきました。ハザードランプがつかない(ウインカーなら大丈夫)ことが判明。
・股引とズボンを一緒に脱いで、そのまま洗ってしまいました。なんかいまいちきれいになった気がしない……

・最近ひどかった肩こり、湿布して寝るを3日続けたらかなり緩和してウレシイ。
・肩こりは、短期記憶の崩壊と並んで、今の職場環境の弊害です。

・一つのことがだいたいできるようになったり分かってきたと思えてくると次のことに移ってみる性質が、自分の最も悪いところだ(つまり自分が自分について最も嫌いなところだ)ということは20年も前から分かっていたのですが、自分が人から褒めてもらえる数少ない機会もほぼこの性質に因るらしいことも最近分かってきて、これはいよいよ諦めておつきあいしないといけないのかなと思えてきました。

2011年02月02日

京成立石

京成立石。葛飾区立石。ちょっとご縁があって、連れ回していただきました。

まずは駅近くのラーメン店、けんけん。
110201kenken1.jpg
110201kenken2.jpg
にんにく醤油をきかせたラーメン、うまかった!というか、他にない味。辛味噌味も食べてみましたが、こちらもうまい(ただしこれは他にもありそうな味)。なんで立石にあるんだろう!(←失礼)
110201nonbe.jpg
そのあと、立ち食い寿司屋でエビスビールと寿司(800円)をいただいてから、味わいのある路地路地を抜けて、もつのお店へ。
110201motsu.jpg
労働者はモツ煮(320円)を食べながら、濃いお酒で酔う。「特製ハイボール、氷抜き」(320円)のオーダーが飛びます。
これがまた一口で危険な感じがする。一杯飲みきるあたりから様子がおかしい弊管理人。
110201denki.jpg
さらにもう一店。ブランデーベースで薬草まで入っているという「電気ブラン」というカクテルで撃沈。完全におかしい人になりました。

京成電鉄で東京~成田間を往復したことは何度となくありますが、立石はさすがに降りたことはなかった。ちらっとしか見られなかったけど、うまそうなもの、いっぱいありました。夜は早いね。20時を過ぎると街が暗くなりはじめる。鳥料理のおいしいところとかあるようです。機会作って再訪してみたいと思います。
今日の日記が言葉少ななのは、かなり酒が回ってるからでえす

About 2011年02月

2011年02月にブログ「すべりどめblog」に投稿されたすべてのエントリーです。新しいものから過去のものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2011年01月です。

次のアーカイブは2011年03月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35