2026年03月08日

湯島咳咳

花粉がピークで飛んでるらしく、弊管理人も多少鼻水が出たり、目はそんなに気にならなかったりしているのですが、後鼻漏ね。土曜、日曜と咳が出て午前2時だか3時に一回起きました。一日じゅう喘鳴があり、疲労感が厄介です。
神経の過敏性の問題のようなので、咳そのものへの介入ではなく鼻水をどうにかしないといけないらしい。とりあえずアレグラを買ってみました。第2世代の抗ヒスタミン薬はあんまり眠くならないという触れ込みどおり、あまり眠くなりませんでした。

この症状はDC2年目くらいから突然出始めたもの。某疫病にかかったのを機に免疫に何かあったのだろうか。

* * *

湯島の国立近代建築資料館へ万博特集を見に行きました。
普段は合同庁舎から入っていけて無料なようですが、土日は岩崎邸公園から入らないといけないのだそうで、岩崎邸の入場料400円がかかります。大金持ちの家を見るのにカネがかかるのはむかつくな。いやまあ都なんだけど。そして中は撮影禁止だって。ケチ。
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設計は御雇外国人のコンドル。辰野金吾とかの師匠だな。ジョージアで見たプランテーション主の家のごーかなやつでした。

資料館の万博展示は物量は少なかったが建築史から見た万博の説明パネルが面白かった。こちらは撮影可、かつ図録がないというので写真をチャッピー氏に見せてテキストを書き起こししてもらいました。

* * *

前回のゼーゼーから回復1週間にして、また「今夜は寝られるかしら」と案じながら寝る生活。これ乾燥がよくないんじゃないかなと思うので、今頃という気もするがアマゾンで加湿器を買おうか。

* * *

無理して2足のわらじを履いてたら2月は結局3日間しか休みがなく、しかも木曜にやっと代休がとれる~と思ったら和歌山で因業な企業によるしょうもないショーがあり仕事になりました。
部長から「(弊管理人)君は過労で死に、わたしは労務部から怒られて死ぬ」と妙な怒られ方をしたので金曜は強制休となりました。

2026年03月02日

新潟出張

土日月と、また将棋の仕事で新潟です。

去年4月に来て以来だが、特に楽しい都市ではないという思いを強くした。
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しかしタレカツはうまかった。
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というか、食べ物全般うまかった。ホテルはなぜか安かったオークラで朝食ビュッフェがついていたが、コシヒカリのご飯おかわりしていっぱい食ってしまった。
ご飯つきの仕事でした。お弁当ご~か。
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写真すごいたくさん撮った。仕事で撮ったのでここには載せられません。
ケーキもたくさん見たが、食ったのは帰りの新幹線のこれだけ。
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満足しました。新潟はグルメしに来るところだな。

* * *

なお、鼻と喉については薬で大きく収まりました。
薬の飲み始めに鼻水サラサラになって後鼻漏がひどくなった後は、朝起きてすぐに鼻をかまなくてもいいくらい鼻水が止まり、咳もときどき出るくらいまでに改善。何より、日曜、月曜あたり嗅覚が戻ってきて新潟の食を楽しむのに間に合った。

これまでと同様出されたカルボシステインやモンテルカストもさるもの、ひょっとして点鼻薬として今回初めて出されたトラマゾリンがかつてよりも早い嗅覚の回復に効いたのでは。あんまり使い続けると効果が下がるというので、今日明日くらいでやめるべきかもだが。

* * *

◆ランパンプス寺内ゆうき『知るほど観たくなる将棋』扶桑社、2024年。

上記仕事のため図書館で借りて一気読みした。前回の金沢のときは、そもそも何が分からないかが分からない状態だったのでノー勉強で臨んだが、1回観たことによって何が分からないかが分かったので本を読む甲斐があったというもの。仕事の付け焼き刃のため読んだせいで集中力が続いたのを差し引いても面白く書けていると思った。そしてレベル的にも正しい本を選んだと思った。

2026年02月27日

ラーメン咳咳咳

うちの近くの「中華そば ふじい」。
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一駅向こうの若者と夕飯した。
ここ好きです。ラーメンもチャーハンもうまいと思う。

* * *

思えば金沢後半ちょっと体が重くて、帰ってきて祝日の月曜にはしゃいでぐったり疲れたところ、火曜夜~水曜朝は鼻がつまって寝られず、水曜に耳鼻科行き。鼻風邪か花粉か。
いつもの副鼻腔炎で、薬は覿面に効いて鼻水サラサラになったものの、サラサラ鼻水は喉に流れて後鼻漏による咳が止まらなくなったのであった。

熱は一瞬37度に達したものの、おおむね平熱の少し上。感染ではなくアレルギー反応とにらんでいる。
木曜夜半、呼吸が止まるかと思うくらいの咳になって、DC時代に買った咳止めの残りを飲んで収めた。が、後鼻漏って咳止めが効かないらしいのでこれはプラセボか?
体調が悪いというほど悪くはないんだけど、これで週末また新潟出張なのが若干心配。

* * *

兼務先で研修の一方、原隊の仕事は免除されるはずだったんだけど、結局は両部の仕事をやっている。2月は原隊の週末シフトと兼務先の週末出張2回で3日しか休みがなく、法定休も満たせない、こんなん無理やわ、自分のいいように時間のマネジメントをさせてもらいます、というキレ気味のメールを金沢から両部長に送ったのだった。

そういうわけで、今週はほぼ原隊にいて仕事のリストをがんがん消していく週にさせてもらった。わりと進んだ。体は重かったけどな。

2026年02月22日

金沢で将棋

金、土、日と金沢出張でした。国内出張って5年ぶりくらいかもしれない。
金沢、結構前に行ったことあるよな?と思ったら2017年11月でした。8年ちょい前か。
当時の日記を見ると、この時も出張だったようですが、金沢が全く心に響かなかった様子。

今回も金沢には特にぴんときませんでした。
しかし仕事は面白かった。

えっととりあえず撮ったもの。
お約束の金沢駅、鼓門。
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古い都市だけあって、駅が街の中心にないパターンですね。

町の中心にある仕事場に向かって歩いていくと近江町市場。
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観光地価格、というか観光客どっさりいた。
金沢城公園は外から。兼六園は別にいいや。

今回は半分関係者、半分傍観者、という立場だったため、ありがたいことにアゴつきのお仕事となっており、こんなお弁当を出していただいたりとか、
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打ち上げではぶりしゃぶもゴチになってしまった。「地元の人はあまり食べないんですけど」と地元のオーガナイザー。まあせっかく新鮮な魚があるんだし刺身だよな。
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こういう思いをさせてもらうのが正当だとは決して言わないが、しかし2日間むっちゃ働いた。

帰るだけの日曜は、地元民に教えてもらった「にし茶屋街」に甘納豆を買いに行きました。
料亭があって芸妓がいるらしい。朝だからいなかったけど。
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戦利品はにし茶屋街「かわむら」の甘納豆、あとなんか仕事の現場でもらった「ビーバーJr.」というご当地スナック。
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「かわむら」は駅などには卸しておらず、ここでしか買えないんだって。さすが地元民。
ちょっと食べてみましたが上品でおいしかったです。まあ土地柄、和菓子シティだよね。

気温は10度台後半、めっちゃ春。
40分くらいかけてぶらぶら駅まで戻って、サイゼでハンバーグ食って(ほんとに金沢メシに興味がわかなかった)、午後早めに戻ってきました。
車窓から見た富山がきれいだった。
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* * *

仕事は将棋関係でした。駒の動かし方くらいしか分かりません、というかいざ観戦してたら銀の動ける範囲からして怪しかったし、よく考えたら駒を正しく並べられるかももはや自信ない。なぜ弊管理人が遣わされたのか意味不明だし、一般ファンからすると「なんでおめーみたいなのが奥深くまで入れるんだ」と怒り心頭だろうが、とにかく頑張って形にはした。

棋士をナマで見るのはたぶん初めて。皆さん丁寧だし、ファンサもすすんでやるし、ファンのほうも穏やか。イベントは和気藹々で、勝負事ではあるが殺伐としたところのない現場でした。
要因としては、
(1)高齢者と若者が混ざったコミュニティである
(2)やるほうはもちろん、見るほうも頭がいい
(3)伝統の維持にあたって、見られ・取り上げられてなんぼという面がある
(4)「負けた時の振る舞い方」の美学みたいなものを伝承している
といったあたりではないか。

気さくにいろいろ教えてくれたおじさんがむっちゃ偉い先生だったりとか、みんな結構喋れる(解説会とかテレビとかで鍛えられるのであろう)とか、若手に静かなブロマンスの香りもなくもないような感じとか、師匠が弟子に負けることもある師弟関係とか、いずれにせよみんなキャラ立ちしてるとか、トリビアやエピソードが勝負の世界のスパイスになってるところ、谷町いる?ファンダムどうなってる?など、いろいろともうちょい生態系を見てみたい興味深さがありました。

どうやら今回の結果をもって来週も出張になったっぽいのだが、一度やってみて、何を準備して臨み、何を捨てて何を取ればいいのかがすこーし見えた気がするので、次回があるならもうちょっと工夫してみよう。

* * *

【追記】祝日の月曜は、5年越しで行ってみたいと思っていた場に行ってみた。
詳しくは書かないがいろんな発見があり、疲れたが元気が出た。風邪引くまで年寄りの冷や水をかぶっていこうと思った。

* * *

◆野矢茂樹『言語哲学がはじまる』岩波書店、2023年。

2026年02月11日

酒鬱

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弁当詰めて会社いって、やった感のない仕事をして、いつ来るんだか分からないデータを待つというのは過去あまりなかったストレスかもしれない。あと1ヶ月半で終わるのが頼り。

火曜の夕飯から飲み始めて、午前2時まではしごして泥酔して、なぜか分からないが千鳥足で50分くらい歩いて帰宅して、我ながら偉いと思うが歯を磨いてベッドに倒れた。

当然のように二日酔い。起きてものを考えるだけで気持ちが悪くなるのと、いつもはないことに気分が落ち込んで、ベッドに入ったまま飯も食わずに断続的に眠り、17時まで何もできなかった。
そろそろ懲りろと。過ごし方を変えないといけないと思う。

2026年02月08日

雪かも

土曜夜勤に行く時間帯、ちらちらと雪。
帰る時間帯(午前2時)、こんこんと雪。これ積もるかな?くらい。

日曜起床、わりとしっかり積もっていた。
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昼間の気温は氷点下1度、昼に近所のラーメン屋に行ってみたが、混んでいたのでスーパーで食材買って作って食べた。このところ弁当男子なので、おかずの作り置きも兼ねて。

* * *

元同級生と恵比寿で鴨。
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高くはないが安くもない。サラダ、鴨串、鴨しゃぶでちょうど満腹でした。

* * *

うっかり帰国1年であった。
2026年は2025年と少し違った方向性を見いだす必要があるかもしれないな。

2026年02月04日

権威主義

◆James Loxton, Authoritarianism: A Very Short Introduction, OUP, 2024.

このシリーズはいつもコンパクトでかゆいところに手が届いていいのだけど、本書は特に「何も知らない人」にいきなり地図を授けてくれる本だった。この前に読んだアリストテレスの『政治学』のアップデートであり、いきなり始まった選挙中に読んでいたこともあり、さっさかページが進みました。
民主主義は「選挙で落とせるシステム」、権威主義は「民主主義以外」。かつ全面統制と動員を志向する「全体主義」とは区別される。――この図式を当座手に持って、類型と動態を整理する本文へと出かけるとよさそう。

中国に対する明快な否定的筆致といい、明らかにトランプ政権を権威主義とみている雰囲気といい、ものすごくアメリカの先生って感じの文章で、しかし著者はシドニー大学の人で、アレ?と思ったら学部プリンストン→大学院ハーバードだった。ラテンアメリカの専門家だそうです。

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【1】権威主義とは

▽「権威主義authoritarianism」とは
 ・古代ギリシャからあった「圧政tyranny」と違って、近代の言葉
  OEDによると1856年に初登場。権威主義者を「個人の自由より権威への服従を好む人」とした
 ・1950年代、アドルノの「権威主義パーソナリティ」

▽フアン・リンスの定義=全体主義(ナチ、ソビエト)との対比
 ・アーレントは全体主義と権威主義を「極端な暴力」の二通りの表れとした
  が、全体主義の本質は「公と私の区別をなくすこと」(cf.思想警察)
 ・権威主義の3要素
  (1)制限付きの多元主義。一定の批判も許容する。フランコ期のカトリック教会など
    *全体主義は政党からスポーツ団体、合唱団まで全面統制する
    *民主主義はほぼ全面的な結社の自由
  (2)動員しないdemobilization。市民には黙って私生活に傾注してほしい
    *全体主義は市民の参加、投票を強く要請する
  (3)イデオロギーの欠如
    *全体主義はユートピア主義。価値観の共有と社会改良を志向する
     (『わが闘争』の配布など。対してフランコの演説は誰も読んだことがない)
 ・非民主主義政体regimeの類型
  ・伝統traditional
  ・独裁sultanistic
  ・ポスト全体主義(既に公式イデオロギーが信じられていない状態)

▽今日の権威主義
 ・「民主主義以外」を広く名指す用語
 ・ミラン・スヴォリクによる定義:指導者が自由公正な選挙で選ばれていないこと
 ・今日の権威主義理解を形成した3要素
  (1)全体主義国家の減少(現存は北朝鮮のみ)
  (2)民主主義国家の増加(「第三の波」、1990年代後半にようやく過半数)
  (3)共産主義イデオロギーの衰退

▽民主主義国家・権威主義国家をどうやって識別するか
 ・自分の国や党の名前に「民主主義」を付ける国は権威主義
 ・民主主義は、普通選挙権/自由公正な選挙/市民権の擁護―が特徴
  いずれかが欠けると権威主義(民主主義の手続き的最低条件)
  =政府を自分たちで選び、説明責任を果たさせることができるかどうか
 ・ロバート・ダールによる民主主義の2側面
  (1)公に議論ができるpublic contestation=無能な統治者をクビにできる
  (2)包摂性inclusion=すべての成人が(1)の権利を持つ
  *中国は両方バツ
   アパルトヘイトの南アは(2)が欠如
   選挙の際に対立候補を投獄したニカラグアは(1)がない
   シンガポールは(1)を制限

【2】権威主義のバリエーション

▽軍政の特徴
 ・クーデターにより権力を掌握する
  近年減少したが2014年タイでは発生。このときは無血。13年エジプトは流血
 ・個人ではなく軍という集団による統治(軍事政権・評議会juntaの形成)
  →体制内クーデターによりトップをすげ替えることもある
  例:陸海空軍が均衡によって統治したアルゼンチン

▽一党独裁
 ←→アダム・プシェヴォルスキ「民主主義とは政党が選挙で負けるシステムである」
 ・一党独裁では選挙に負けない
 ・厳格なバージョンでは政党が1個しかない(共産主義。中国、ベトナム、キューバ)
 ・緩いバージョンでは覇権政党のほかに勝てない野党がある(メキシコのPRI)
 *軍政や個人独裁にも政党はあるが形式的。一党独裁は実際に党が権力を持つ

▽個人独裁
 ・ルイ14世「朕は国家」、ドミニカ
 ・軍事クーデターから生まれるパターン(DRCのモブツ)
 ・選挙で選ばれたリーダーがなるパターン(マルコス)
 ・家族独裁(家族間での継承)になることも(ハイチ、ニカラグア)

*その他
 ・宗教指導者が最高権力を握るイラン

▽新しい権威主義
 スティーブン・レヴィツキーとルカン・ウェイの「競争的権威主義」
 ・完全に公正ではないが、与党が負ける可能性もある複数政党選挙が実施される
  違法な3期目を勤めちゃったフジモリのペルーなど
  1990-2019年、15%ほどの国がこの類型。サブサハラ、旧共産圏
 ・競争的権威主義ができる道筋は変わってきている
  1990年代、一党独裁の国家が西側からの民主化圧力を受けて変貌するパターンが多かった
  ★しかし今日は逆に、民主主義国家が闇落ちしてくるパターンがみられている
  ←「エリートの腐敗」に対抗する「大衆の味方」ポピュリストが権力を握るとこうなる
  裁判所に味方を送り込み、メディアを黙らせ、反対者狩りをする
  フジモリはこの先駆け。チャベス、エルドアン、オルバンが最近の例。モディも
 ・競争的権威主義は民主主義を自称する
 ・民主主義と権威主義の境界がぼやけたのか、権威主義の枠内なのかははっきりしていない

【3】権威主義の誕生

・権威主義が権威主義を生むパターン eg.ロシア帝国→共産主義体制
・民主主義が崩壊して権威主義が生まれるパターン
 (1)軍事クーデターcoup eg.チリ1970・アジェンデ→ピノチェト
 (2)選挙で選ばれたリーダーによる自主クーデターself-coup eg.ナチ
   反対派やメディアの抑圧など徐々に進む場合もある

▽民主主義の崩壊
 ・リンス(1978)の理論
   cf.体制内反対派loyal opposition 民主主義支持の上での政府批判
 (1)反体制反対派disloyal opposition 政府も民主主義も否定
   テロ、ゲリラ eg.ナチSA、西ドイツのドイツ赤軍派RAF
   急進政党 eg.ナチ(人気)、英ファシスト党(不人気)
 (2)半体制反対派semi-loyal opposition 消極的、日和見
   eg.ナチと協働しつつ制御しようとした政治勢力
 ・識別する視点 Levitsky & Ziblatt
  ・disloyal opposition
   民主的なルールの否定(勝てない選挙や相手の正当性を認めないなど)
   民主的価値観(言論の自由など)の否定
  ・semi-loyal opposition
   党利を民主主義の上に置く
 ・これらの出現を許す条件:経済危機、民族的分断、偏見…
  「感情的分極化」による反対者の「敵」化。信条、アイデンティティ
   その中核には「恐怖」がある。ロシア革命→共産化の恐怖→ナチ
  
▽教訓
 ・disloyal oppositionを真剣に捉えること。具体的には:
  (1)禁止。しかし反民主主義の禁止自体が反民主的という難点あり
  (2)反民主勢力と協働しない。ただ「被害者面」で伸張するリスクあり
 ・semi-loyal oppositionが抱いている問題意識を無視しないこと
  ・彼らは民主主義を「平和や秩序をもたらすもの」として道具的に支持
   →この信憑が揺らぐと権威主義を支持し始める
   →政府にできる対策は、民主主義が現に機能するよう尽力すること

【4】権威主義体制の課題

・権威主義体制の研究は難しい
  情報がない・当てにならない、インフォーマルな制度が多い

▽統治の正統性。民主主義ならシンプルに「選挙で選ばれた」だが…
 ・権威主義は抑圧で統治する。秘密警察に依存しすぎると敵に転化しうる
  大規模抑圧による統治はコストがかかり、ロジも大変
 ・反君主制/反共産主義/反神権政治、という否定的正統性(ハンチントン)
  →成功するほど正統性の強度が下がるという逆説
 ・人民の関心に資するという「パフォーマンス」正統性
  →台湾、韓国の経済成長(権威主義体制が経済をうまく管理したまれな例)
   うまくやっても経済危機で崩壊する。eg.インドネシアvsアジア経済危機
  →ナショナリズム(great again!)に訴えるのもリスキー
   フォークランド紛争を起こして譲歩した途端に崩壊したアルゼンチン

▽情報。世論をどう的確に把握するか。民主主義は世調やればいいが…
 ・権威主義では「体制に睨まれないよう嘘をつくインセンティブ」が生じる
  →権威主義は実態より安定しているように見えてしまう
  →予想外イベントにより統治の脆弱さが露見すると危機に陥る
  eg.ロシアのウクライナ侵攻。官の嘘インセンティブによる情勢読み違い
 ・対策①競争的選挙をやること。ただし負けのリスクもつきまとう
    ②目安箱で危機の種を発見すること。冷戦期ブルガリアなど

▽フレネミーの問題。体制の一体性をどう維持するか
 ・分裂原因は
  イデオロギー(市場経済か計画経済か)
  野心(グループ間の競合)
  統治姿勢(暴力か、検閲の緩和などある程度の妥協か)
 ・民主主義にもある問題。サッチャー失脚、ヒラリーvsサンダースなど
 ・失脚の恐怖から政府内部へのテロに走ることも。eg.『1984年』
 ・対策:政党。権力を得るには政権政党のメンバーシップが必須
  →各人が長期的利益を追求し、権力基盤としての党は安定する
 ・軍政や個人独裁より、一党独裁のほうが長持ちする(Barbara Geddes)
  1946-1998で、軍政は平均9年、個人独裁15年、一党独裁23年
  ただし中共やPRI、ソビエトのように長持ちするのは少数

▽権力継承の問題。民主主義は手続きがあらかじめ決まっているが…
 ・権威主義では権力者の死が体制転換のトリガーになりうる eg.フランコ
 ・体制転換しなくても粛正のトリガーに eg.スターリン、毛沢東
 ・対策①問題の先送り(による独裁者の長期政権化)。eg.カストロ
    ②家族間継承で権力闘争の発生防止。eg.蒋介石、リー・クアンユー
    ③事実上の制度化(例外的)。eg.PRI。一党独裁下の選挙→後継指名

【5】権威主義体制の死

・近代化論。経済発展→民主主義(リプセット1959)
 経済発展が①教育水準の向上②中間層の成長③市民社会(労働組合など)の形成―を引き起こす
 ←→産油国という例外。インドなど貧しい民主主義国もある
・戦争での敗北
・経済危機 eg.1980年代のラテンアメリカ債務危機

▽国際環境の変化
 ・WWII後のシフト~「第三の波」
 ・1962-1965 バチカンIIによるカトリック教会の転換
   →ブラジル、チリ、フィリピンで反権威主義の主役に
    特にポーランド民主化におけるヨハネ・パウロ2世と「連帯」
 ・米国、反共・国益から人権の主流化へ、反アジェンデから反ピノチェトへ
 ・ソ連のブレジネフ・ドクトリン(ハンガリー、チェコスロバキア干渉)廃棄
  →ペレストロイカ
  →アパルトヘイト崩壊の遠因にも

▽リーダーシップの変化
 ・民主化に伴うリーダーの追放、殺害リスク(ダール「寛容のコスト」)低減
  eg.マンデラの融和姿勢
 ・多くのステークホルダーが参加してつくる民主化合意

・権威主義の死は「多面的」で「確率的」
・市民の力、アクティビズム eg.フィリピン

【6】権威主義はなぜ耐久性があるのか

・文化や価値観による説明は弱い。アジア的価値観で中国を説明しようとすると、民主化した韓国や台湾(しかも台湾の大半は中国系)との齟齬が生じる。イスラムと民主主義の食い合わせの悪さも同様で、MENAには当てはまるかもしれないが人口最大のインドネシアに当てはまるかという話。さらに「アラブの春」もある
・そこで以下3要素

▽天然資源の呪いresource curse
・産油国petrostatesは生活水準が高い。カタールなど
・近代化説では民主的になるはず
・だがRoss(2001)は「石油は権威主義を促進する」と提唱
 ・産油国は税負担が軽く高福祉。国民の支持を得やすい
 ・財源が豊かなので軍事・警察にカネを使って反対者を抑圧しやすい
 ・社会構造変化を伴う工業化を経ずに裕福になると教育や市民社会が発達しない
 eg.1932年から絶対王制のサウジ

▽革命を起源としていること
・ロシア、中国、キューバ(共産主義)イラン(イスラム)メキシコ(民族主義)と類型多様
・なぜ革命起源の権威主義は強いのか:Levitsky&Way(2022)の説明
 ・革命の段階で反対勢力(地主、教会、王族)を殲滅している
 ・革命政府の一体性が強い(フレネミーによる分裂リスクが低い)
  ←権力者が革命のヒーローで正統性がある/寝返ろうにも敵との距離が遠い
 ・もともと暴力に基づいた統治機構。秘密警察や軍が強い
  →クーデターが起きにくい/市民の反乱を武力鎮圧するハードルが低い
 eg.毛沢東

▽権威主義国同士の国際協調authoritarian international
・黒騎士:相対的に強い権威主義国によるサポート。中国―北朝鮮、露―ベラルーシ
・相互扶助:中―露
・他山の石:ソ連崩壊から学ぶ中共、カラー革命を教訓とするプーチン

▽ただし、権威主義の維持は大変でもある
・産油国:エネルギーのクリーン化、資源の枯渇
・革命:記憶の風化
・経済の好調さ:失われうる
→これらの不調が権威主義国間の国際協調を揺るがす可能性も

【7】権威主義のレガシー

・アルゼンチン、スペインなど民主化した国に刻まれる権威主義の後遺症

▽憲法
・民主主義の「先天異常」Terry Lynn Karl
 権威主義時代に書かれたものが残っているケース
 追放される政府が交渉で権威主義的要素を残すケース
 権威主義政府の影響力が残っているケース
・Albertus&Menaldo(2018)による1800-2006年の民主化ケース調査
 3分の2が旧体制の憲法を引き継いでいるholdover constitutiouns。韓国など
 こうした憲法は有権者の力を抑制する内容が多い eg.チリ
 →チリはその後、国民投票(1988)で緩和に成功

▽政党
・権威主義体制からの「残党」が再び勢力を伸ばすケース
 eg.ポーランド。「連帯」の勝利→1993年に共産党返り咲き
  同様の先祖返りはガーナ、メキシコ、台湾でも
・権威主義時代の人たちが作った「後継政党」が伸びるケース
 eg.スペイン。フランコ体制のインサイダーが政党を2つ設立
  →ハードライナーの国民党(PP)が選挙で勝ったりしている
 ★こうしたケースは世界的に多数みられる。eg.東欧、アラブの春…

▽選挙操作ではなく、実際に支持を得て勝っている
・Grzymala-Busseによる「過去の遺産usable past」説
 ・民主化への移行に伴う不安
 ・実際に経済成長した実績 eg.中国国民党(KMT)、朴正煕→朴槿恵
 ・ノスタルジー eg.メキシコPRI、ボンボン・マルコス、ボリビア
  ←民主化で社会がよくなってないという感覚(経済、薬物等)

▽レガシーのジレンマ
・民主化は一方通行ではない。後戻りすることがある
 特に旧体制が冷遇されていると感じたとき eg.ピノチェト
・憲法レガシー:ポピュリストが民衆の代表を僭称して書かせるケース
 eg.チャベス
・権威主義を引きずった政党を禁止するのは悪手。協調しないこと

2026年01月26日

さむい

さむい。特にさむくて強風というすごい日に中野坂上の平田屋で若者と飲んだ。
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安いんだけど、当然ながらたくさん飲み食いするとそれなりにいく。
うまいのでいいんだが。

30代になったことに若干の気負いがあるとお見受けした。
いろいろ目標を立てているとのこと。眩しい。
しかしなんか影があるんだよね。悲観というより達観の影。
まあ瞬きしてる間に40代になると思うよ。
近々フォローアップだな。

* * *

そして他日、虎ノ門の「つくね」に連れて行っていただいた。つくね鍋…beauty…
旧知の(というかほぼ弊管理人の社歴を通じて旧知の)姉御とおとうさん。
快調に猥談をしていたら隣のテーブルの見知らぬ一団が引いてたらしい。

「もうすぐ管理職になるだろうけどこれからどうすんの」みたいな話になりました。
どうするんでしょうね。いや正直、人の面倒とか見たくない。現業ももういい。要は何もやりたくない。完全シフト制/定常的な仕事をこなして、あとは家でゴロゴロしていたい。

* * *

帰国から1年もたずに、満タンだった「ごきげんゲージ」が0になった。
特に決定的な何があったわけではなく、日々こまかくしょうもないので残がなくなったというだけ。

* * *

いま研修的に行ってる部署。明らかにテンプレートやマニュアルを作りやすい仕事をしてると思うのだが、それらがほとんど存在しない。「ちょっとすいませんけど」と言って誰かに聞かないと何も分からない。そして違う人が違うことを言う。ここで得た知識を原所属に持ち帰ってくれ、という趣旨で研修しているはずなのに、こんな「誰かの頭の中にしかない知識」のままにしておいていいのだろうか。

弊管理人はマニュアル作成厨で、これまで歩いてきたところには悉く、わりとしっかりめのマニュアルを残してきているような人なのでそう感じるのかもしれないと2%くらいは思う。が、98%は「この部署は設計思想が根本的に間違ってる」と思っている。人間はせっかく言語を持ってるんだから、マニュアル化できるものはマニュアル化しないと集団が進歩しないんだよ。

実は今般「ちょっとすいませんけど」で聞いた仕事の知識はさっそくマニュアルを形成しつつあるのだが、これを次に来る研修の人のために残していくかどうかは微妙。

* * *

年明けからこっち、ジムに行ったらクラウドのカレンダーに書き込むようにしたら、かなり頑張って行くようになった。レコーディング大事。

* * *

◆森田邦久『理系人のための科学哲学』化学同人、2025年

頭のメンテナンスに。最近なぜか読書がはかどっている。

2026年01月17日

札幌定点観測

昨年末に急な仕事で延期になった札幌行き、成人の日の3連休で行ってきました。
土曜は早出シフトを終えてそのまま羽田へ。離席から1時間で搭乗口に行けるな。
嵐がきそうだというのでホテルはそれこそ搭乗機が見えた段階で取りましたが、余裕でした。さすがにこの時期、観光客が少ないのかもしれない。嵐の予報が出たあおりで、普段は厳しいマイルでとった飛行機の変更条件が緩和されて、帰りの便を便利な時間帯に変更できました。

ほぼ定刻で到着。快速で札幌に出てHofeというビストロに滑り込む。
キャロットラペから入ってタチのムニエル。悶絶。
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そんでエゾシカとマッシュポテトのグラタンでもっかい悶絶。
そのまま旧知のお店に飲みに行って終了。

もはやどこか特に見たいところというのもないので、日曜は520円の地下鉄乗り放題切符を買って、麻生のジムでひと運動。
そのあと、菊水の「カリフォルニア」でラーメン。
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時ならぬ暖かさで、道がぐちゃぐちゃでした。
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さらに円山のBuono Buonoでチーズケーキ。これもうまいな。
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昼間は晴れていましたが、夕方からこんこんと雪になりました。
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弊管理人が札幌に勤務していたのは2006~09年。札幌への引っ越しが20年前というのもびびるが、滞在期間がまるごと弊日記にあるのもびびる。この気温のわりに寒くない寒さと、変にイキった若い人たち、横柄なおっさん、下品なおばさんの群れを見ていると、鬱々と過ごしていた札幌時代を思い出します。
おやつに「活一鮮」とかいう回転寿司に行きましたが、ツーリストスポットになっててだめでした。うまくないのに高かった。

夕飯は鉄板焼きの「みつい」で、当時から知ってる若者の就職祝い。といってももう30代も終わり。
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エゾシカがすごいうまかった。ツブのバターソテーも秀逸。ついでに言うと、かなりリーズナブルな値段だったと思う。
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祝日の月曜は昼に、回転寿司じゃない「花まる」。札幌駅北口の、人目に付きにくいビル地下のお店です。
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ホタテの稚貝汁も寿司も普通においしかったです。炉端焼きもあって、隣の人の鯖?がうまそうでした。

そのまま歩いて石田珈琲店へ。機内誌に載るようなところで、確かに洒落たところだが、待ってまではねえという感想。

新札幌で旧知の友人と合流。パティスリー・ブールのシュークリームはテイクアウト専用なので買って車で食う。
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チキン・ペッカーという、札幌在任中にクリスマスに一緒に食べたチキンの店に行って喋ってたら時間がきたので空港いって帰りました。札幌は人が死んだり老いたりと、徐々に変わりながら大部分は一緒だった。また来るかな、どうかな。

帰ったあとは疲れがどばっと出たのか、1週間通じて体調が悪かったです。

* * *

◆ヘンリー・ジー(竹内薫訳)『超圧縮 地球生物全史』ダイヤモンド社、2022年。

紀伊國屋に行ったら強く推されてたんだけど、これは多分図書館で借りればいいやつだなと思って借りた。46億年の地球+生物史と人類絶滅までを超高速で駆け抜ける本だが、一続きのストーリーにまとめる力量がすごかった。ショート動画時代に降臨した、比類ないポピュラーサイエンスの本。通勤電車でがっつんがっつん読めた。

たぶん人類はこのあと数万年、下手したら数千年もたない。これからの知性は人類の絶滅をどう防ぐかではなく、どう絶滅するかを見通すことに使うべきではないのかななどと思いながらフィニッシュ。

* * *

年明けから別の部署に修行に出ています。

ここで学んだことを本務の部署に還元してほしいと言われているので、冗談めかして「絶望通信」と銘打った日報的なメールを本務部署にまき始めたのですが、日々学んだことを素直に書くと本当に絶望的な内容になってしまい、どうしようかなと思っているところです。

ひとりひとりはいい人なのに、構造の悪さと自己効力感の低さから多くの人がアイヒマン化してしまい、結局はなんか無理のかかった仕事を淡々とこなしている状況。
「これあかんでしょ」「まあしかしやらないと死ぬからやるしかないよね」という会話を何度かしましたが、いや病気の人に間違った治療をしてると死期が早まるだろうって思いませんか。もっとも弊管理人の自己効力感は13年くらい前から絶無ですが。

2026年01月03日

帰省

大晦日から2日まで帰省してました。
実家はいつも通り。
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妹、そういえば入籍して名字が変わったことにいま気付いた。うける。
弊管理人の家は変わった名字(字面は普通だが読み方が変わってる)ですが、お相手はそれ以上に珍しい名字で「負けた」と言ってました。そして今までと全然違うところに引っ越していたことも知った。うける。

ブラックフライデーに送ったiPadで、父は動画鑑賞と数独に勤しんでいた。
後期高齢者の一歩手前。まだ用務員さんとして働いているうようで、全体的に大丈夫そうではある。鍋を火にかけっぱなしにしていたのが若干不安。何かで大損したようですが、多くを語らなかったので、これは触れないほうがよい雰囲気。

ルーターを買い換えたらデスクトップPCのネット不調が起きたといっていて、弊管理人がChatGPTに聞きながら散々試したあげく、USBポートに挿しているWifiアダプタの相性が悪いだけ、ということが判明した。AIはPC、ルーターともソフトウェア的にいろんな解決法を提示したものの「ひょっとしてUSBポートに古いアダプタ挿してませんか?」とは聞いてくれず、父が「デスクトップPCにはwifiがついてなかった」と言ったので弊管理人が「内蔵じゃないのかよ!」とピンときて解決に至った。

この元日も良い天気。
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本家へ。祖母が昨年8月に亡くなって伯母独りになりましたが、おせちは頑張っていました。もうおせちはいいかなと思っていたが、祖母が夢枕に立って「やらないとボケるよ」と警告したとかなんとか。
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葬式の最後に伯母は魂が抜けたようになっていて大丈夫かと思ったのですが、そのときのことは覚えていないそうです。やっぱねえ。

親戚筋は2人物故。一方、いとこの子は今月子どもが生まれるそうで、伯母もとうとう曾祖母になるとのこと。いとこの家は順調のよう。

山の中の父方は知らないうちに墓じまいが敢行され、1970年代に土葬になった曾祖父より後はどっかにまとめて弔われたもよう。父実家は住む人がいなくなって、もはや朽ちるのみとのことです。

ということで、確実にいろんなものが古くなりつつ、まだもうちょっともつかなという総括。
もたなくなった際にどう介入をするのかはまだ考えていない。
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2日の午後に高速バスで帰途に就きました。雪のせいもあってか?中央道がものすごい渋滞で2時間余計にかかった。交通集中の時は諏訪まで出て特急を捕まえたほうがいいな。
しかし、その時間を使って下記の本を読み終わりました。

◆エリカ・トンプソン(塩原通緒訳)『数理モデルはなぜ現実世界を語れないのか』白揚社、2025年。

タイトル買いしたが、なぜ響かなかったのだろう。特段の驚きがないわりに長かったのかもしれないし、あまり親切に書かれていなかったような気もする。訳は抵抗なく読めた。疫病時代によく見たナントカおじさんの顔が浮かんだ。

管理人

40代、未婚、子なし、男、文系学士、30万都市出身。新卒で入った会社でずっと働いています。中学の教育方針のせいで日記を書く癖が抜けなくなりました。

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