ごきげんゲージ
いいこととかイラつくこととかがわりと立て続けにあった1週間。
中野坂上のスパイスカレー、FIFTYでお昼。
普通においしかったです(おいしかったの意)。嗅覚か味覚のどっちかが万全じゃなかったかもしれない。あと、2種類のあいがけ1650円て物価上がったね。
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帰国後初めて徹夜で飲んだ。楽しかった。
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1日違いで万博に行った知り合いとXで反省会スペースをやったんだけど、次の2点が面白い気付きだった。
・大屋根リングは21世紀のエッフェル塔だった。1点から見下ろすか、回遊しながら眺めるかという違いはあるが、あの「世界を見渡す視点」はエピック
・万博は「夢」であるということ(夢洲!)。理想という意味でも、虚構という意味でも、未来という意味でも。そしてその役割はやはりもう終わっていた
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台風の影響か、この数日は土砂降りが多かった。ほとんど室内から見るだけだったので、降られたのは1回、上記カレー屋から駅まで。
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選挙には参加しておいたほうが開票速報が楽しく見られるということで期日前投票。
初日の日曜にやったが、中野区役所は次々と人が来ていた。
選挙区は「推したら受かるかもしれないそれなりの規模の野党候補」、理由はいつもと一緒で「政権交代の可能性が感じられるほうが状況がよくなる」から。
比例は「推したら1人は入るかもしれない野党を党名で」入れた。参院はアプローチの違う人もいたほうがいいと思ったため。
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アメリカに渡航した月(2021年9月)の所得税の扱いについて、会社が税務調査で「誤り」と指摘されたとかで、今さら追徴の知らせがきました。7万!
・日本で所得税がかからない月という扱いだったはずが、かかる月だというふうに解釈されたとのこと
・もともと日本で所得税がかからない月(=アメリカに行ってから帰るまで)はアメリカの税金を会社が払うかわりに、「日本にいたらこれくらい払うでしょ」という金額を会社が天引きするというシステムなんですが、これに従って2021年9月は会社に所得税相当分を引かれていたところ、今回の追徴をもってもそれは返さない、みたいな説明をされました。なぜなら「税金とは別ものだから」
・そんなわけあるか!と給与部門のえらい人に抗議したが、この人がまたのらくらと勝手な論理を並べて逃げようとする。結構声を荒げつつ説明して「検討してまた知らせる」と引き取ってもらったところで電話断
・同様の問題は、ここ5年ほど(時効にかからない期間)に海外赴任した他の人たちにも発生したようで、同時期にDCにいた人から「9月に精算すると言われた」と返答がありました。しかし弊管理人にはそういう知らせが来ない
・まあ同じ処理になると思うので心配はしていないが、なめた対応だ。騒がないと動かない。アメリカか
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歴代担当者がほっぽらかしてきた問題を是正した。最初、所属長(弊管理人のDC前任者)に持ちかけたときは「反対」と言われたのだけど、結局はいろいろアレンジしてくれて、完全に遅きに失した形ではあるが対応ができたのはよかったと思います。問題のピークはとうに過ぎており、あんまし実質的な意味はないんだけど、一部から「重荷が降りた」との声が寄せられたので、よかったことにする。
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掛け布団のカバーを洗って寝るまでに乾かなかったので、カバーなしで寝たらいつもより涼しくてよく寝られた。アメリカでは室内の温度が通年22度で、1年中掛け布団を使ってよく寝られていたのでこちらでもエアコンを適宜使いながら掛け布団で寝てるんですけど、ちょっと暑いなと思うことがあったんですよね。カバーがこんなに保温に効いてるとは思わなかった。たぶん弊管理人はある程度の重さがかかってないとぐっすり寝られないので、タオルケットだけ、みたいなスタイルはだめなんだと思う。
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暑くて通勤が億劫なので、在宅を結構しちゃってます。会社は認めてないらしいんだけど。
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いろんな綾で来週は何年かぶりに種子島出張かな、と思ったが、いろんな綾で面倒くさくなったのでリモート対応する気になってきた。
この件に限らず、このところ仕事上「どうでもええわ」という気になることが増えてきた。そうネガティブなことではなく、単に慣れてきたということかもしれない。
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書いたものが「論理的におかしい」と言われたのにカッとなって「おかしくないですよ。いやおかしくないでしょ」と電話口でヒートアップしたら「まあ落ち着いて」となだめられた。
実際、論理的にはおかしくないのだけど、極めて小さな改変でもっと食べやすくなる方法がぱっと降りてきたので速攻対応して終了した。
・「論理的におかしい」が自分の逆鱗ワードだったことは学び。なんか分かる気はする
・対応策が冴え渡ってちょっと気持ちよかった
弊管理人はもともと瞬間湯沸かし器だという本性を「習得された社会性」という蓋で抑えているという自覚はある。このところ蓋が弛んでいる感じはする。
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炊いたごはんをラップにくるんで冷凍前に冷ましていたら、それをうっかり1日放置し、季節柄捨てることになってしまった。大変遺憾。
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◆伊藤将人『移動と階級』講談社、2025年。
言われていることにあまり驚きはないが、こういうふうにアプローチするんだ~と勉強になった。