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2006年12月 アーカイブ

2006年12月30日

ツィマーマンの弾き振り

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ポーランド出身のピアニスト、クリスティアン・ツィマーマンKrystian Zimermanのソロと指揮によるショパンのピアノ協奏曲第1番と第2番のCDです。(ドイツ・グラモフォンPOCG-10245/6)
ツィマーマンの経歴はwikipediaの項目などを参照。

2曲は超有名曲ですが、ショパンは管弦楽をピアノという刺身のツマくらいにしか思っていなかったのではないかというほど(まあポーランドに刺身のツマがあるかどうかは知らんが)、どの録音を聞いてもオケを聴かせられた感じがしなかった。
ところがこの録音では、ねっとり&こってりしたオケを聴かされます。もちろんピアノも存在感たっぷりです。ツィマーマンが私費を投じて(というか借金したそうなので信用を投じたわけだな)編成したポーランド祝祭管弦楽団を、しかも自分で指揮している。音楽のすべてを自分のコントロール下に置くことで、曲をまとめ上げている。

細部まで考え抜いて、というか自身を浸潤させて作った音楽は、大胆な強弱とスピードコントロールに満ちていて、さすがに重い。おいしいが脂ギトギトの料理を食っているかのような感じ。ショパンがハタチそこそこでこれらの2曲を書いたことを考えると、もっと青くさく弾くのがいいような気もする。ただここまで作り込まれた演奏は聴くほどに味が出てきて(慣れてきて?)、フレーズをよく噛まずに嚥下してしまうような演奏なんか聴いていられなくなるというのも賛成。賛否はあるでしょうがどちらにしてもこの曲のCDのなかで屹立した一枚であることに間違いはないと思います。
聴いているうちに慣れてきてやみつきになる人も多いと思う。

2006年12月29日

○ラムしゃぶ

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すすきの駅のすぐ近くにある「北海しゃぶしゃぶ」に行ってまいりました。

薄切りラム肉のしゃぶしゃぶです。上記リンク先のページを印刷して持っていくと3500円で食べ飲み放題。うむ安い。
羊肉の匂いが嫌いな人には全然だめでしょうが、ラム好きな人にはかなりオススメです。何枚かまとめて鍋につっこんで、醤油ベースのタレにつけて食べます。薬味はネギ、もみじおろし、ニンニク。あとに予定がなければニンニクたっぷりで食べるとおいしいです。
18時前に入ったのですぐに座れましたが、店はすぐに混み始めて、帰るころには外に人が並んでいるほどでした。
また来たいお店です。

2006年12月26日

来たよこの歳だよ

父親からメールがあり、田舎の祖父が「正月に来たら見合いせんか」とゆっているそうな。
いやそういう歳(あと半年で30)になったのだなあと感慨深くはあるものの、

・次世代をこの情勢の中に産み落とすのは酷だと思う
・身内に厳しい性格なので身内を増やしたくない
・なんかいろいろ面倒くさそう

というわけで、結婚はおろか見合いもしません!残念!

2006年12月17日

絵の教室

■安野光雅『絵の教室』中公新書、2006年。

NHK人間講座のテキストを再編集したもの。
どうやったらうまく描けるかよりも、遠近法、写真、写実主義、自画像、空想など絵にまつわるキーワードを通して、絵画というものの特徴を考える機会といったらいいでしょうか。

『写真について話そう』についてのエントリーを書いたあとに読み始めた本です。けっこう呼応する部分があって面白く読みました。

当たり前のことですが、「あるものを写し取る」ということにかけては写真と絵画は深く関係している一方、「ないものを表現する」については絵画の特徴として際立っている。そのために必要なものこそ本の中にちょくちょく顔を出す言葉「イマジネーション」、それと「知識」だと思います。
人間の体や昆虫、植物などなど、ものの構造を知識として持っていることで、ただ見ただけでは再現/表現representできないものをできるようになる。だから知識はそれをどう組み合わせるかについての技術=イマジネーションを下支えしているもだと自分は解釈しますけども、あってるかな。

2006年12月16日

キロロ!

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会社の上司とキロロスノーワールドに行ってまいりました。
札幌中心部を9時に出て、札樽道(札幌西IC→小樽IC)、さらに国道393を20kmほど分け入り、都合約1時間20分で到着です。

初めてですが、友人や同僚によると「実は雪質最高」との評価。
午前中は雪がちらついていたゲレンデですが、上司にお昼をごちそうになって戻ると日が差してる!
雪はサラサラのパウダースノー。
コースは中級者用を中心に回りました。開放感があって緩急もある気持ち良いコースが多いです。山奥のスキー場なのでリフトを降りて見えるのはやはり山なんですが、一番端のコースからは海もちらっと見えます。
晴れの週末でしたがリフトはほとんど待ちません。スノボの人たちが多かったですね。
噂に違わぬいいスキー場だったと思います。

2006年12月10日

サッポロテイネ

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きのう、勢いでスキー一式買ったので、
今日はうちから車で40分のサッポロテイネへ。

99年にニュージーランドで滑って以来。
体もスキーを忘れてたし、必要な知識も忘れてました。

天気は雪雪雪。高速リフトに乗ったとたん顔に吹き付けてきて「無理無理無理」。

初心者コースで慣らし……と思ったら大回転のコースに迷い込み(しかも3回)ひっくりこけまくり。

コケてゴーグルがずれたら雪が入って溶けて凍って何も見えなくなり。

仕方なくゴーグルせずに滑ってたらまつげが凍り。

まあ気温が低い分、雪はよかったですけど。
しかし子供はうまいね……

ところで、リフトに乗ってるとき、柱に書いてある数字(現在通過本数/全体本数。6/18とか)を約分たり小数にしてみたりとか、しません?しないか。

折角買ったので、周辺のスキー場にいろいろ出掛けてみようと思っちょります。

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