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2008年07月 アーカイブ

2008年07月23日

スイカのカクテル

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すすきの某バーにて、スイカのカクテル。
小玉4分の1の実をつぶして濾し、ウォッカ少々。
夏の味。

ぴあのれっすん(6)

引き続き悲愴ソナタ。
前回からまた1ヶ月空いたうえにいっそがしくてあまり練習できていない。

今日の「ですよねー」

・トリルは隣り合う指(23232323…など)より隣り合っていない指(13131313…など)でやるとよい
・腕の自由を奪うので、前屈みになるのは避ける

あー、この曲は2回でクリアにならなかった。
引き続き悲愴やります。

2008年07月21日

秀逸で満腹な休日

いつもお世話になっている方々と秀逸な食べものを楽しんできました。
というわけで今日のカテゴリーは「日記」ではなく「食い物」になってます!

カフェ・ジリオ(札幌市中央区宮の森)
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ケーキセット700円。メロンケーキは当然むちゃくちゃジューシー。木目粗めのスポンジも好きです。
コーヒーは苦くも酸っぱくもないのが特徴。とても飲みやすい。

■さくらんぼ狩り(仁木町)
観光農園原田園でさくらんぼ狩りです。
HPの割引券を使って1人900円。
初めてのさくらんぼ狩り。
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例年7月初めくらいから始まるようです。
農園に入るとたわわに実った木々。
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「佐藤錦」が赤く色づいてきれいです。甘い。
粒の大きい南陽は食べ応えがあります。
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歩きながら手の届く高さの実をとって食べていましたが、脚立を使って上の方の実を食べてみると、同じ木でも上の方が濃厚な味でびっくり。楽してうまいものは食えないね~

腹いっぱいになってしまいました。
人によってはさくらんぼ食べ過ぎると腹がゆるくなるらしいので、先に何かちょっとでも食べておいたほうがいいそうです。

■そば・一福(小樽市色内)
小樽出身者おすすめのそば屋。
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もりそばとかしわ抜き(かしわそばの、そばが入ってない熱い汁。これにつけて食べる)1050円+生卵50円。更科。うまい!おなかが空いているなら大盛りくらいでちょうどいいかも。

2008年07月19日

凹むの馴化

東京から帰ってきてからどっと疲れが出て、今日は久しぶりにゆっくり寝て起きた(でも起床は9時)あと、飯を食って車でスポーツクラブに行って運動してシャワー浴びてるんるんで帰ってくる途中、こっちが直進してるのに対向車が右折してきて「危なーい!」と思いながらクラクション鳴らして通り過ぎたんですけど、

こちらうっかり 右 折 の 方 向 指 示 器 出 し た ま ま でした。

そりゃあまあ対向車は右折しようとするわな。
がっつり凹んで飯食ってこれ書いてます。

たぶん立ち直るまであと25分くらいかかります。

* * *

30年も生きているうち、ズボンのポケットにティッシュ入れたまま洗濯機回したとかから家族の死まで、いろんな凹みを経験しましたが、最近、だいたい凹みの初期状態で「これは立ち直るのに○日かかるな……」とわかるようになってきました。

身体の傷と同じで、時間による治癒というのが心の場合にもある。古傷が残ることも、あとになって疼くことも、ある。
凹んでいる時に辛いのは、まるでそれがずっと続くかのように感じるからではないか。
終わりのわからないモヤモヤ、その不確定さがさらにモヤモヤを強めているような気がする。

ということで、このところ実験的に、周囲で凹んでいる人に対して、凹んだ出来事に言及するのではなく「その落ち込みはあと○日で終わる」と声をかけてみています。効くかな?

とか書いたり電話を受けたりしているうちに25分。
凹って字がトルコ椅子に見えてきたということは立ち直ってきたのか。

2008年07月15日

東京漫遊

12日に会社同期の結婚式、15-16日に会社の行事が、いずれも東京であるため、間の2日を休みにして久しぶりの東京滞在です。

■結婚式
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明治記念館で挙式、披露宴。
そういえば結婚式なんて出たの、中3のときのいとこ以来だ。

・家どうしの結びつきとして進むこの儀式は当事者に後戻りを許さないプレッシャーでいっぱい
・新郎新婦の生い立ちとか人物評がビデオ上映されとても恥ずかしい
・いろんな人たちに酒をついで回ったり記念写真撮ったりでとても面倒くさい
・そうした極度に濃ゆい情念にあてられて自分までどっと疲れた

で、結局そのあと繁華街で朝4時まで飲むのだった。

■心の旅
明けて13日は、札幌からたまたま東京入りしていた友人らと新宿で昼飯を食い、そのあとひとりでなんとなく池袋へ。
97-98年に住んでいた集合住宅に行ってみました。
池袋じたいがたぶん10年ぶり。田舎から出てきて2年目に住んだときはおっきな駅だなあとか、人がいっぱいだなあとか、そんなことを思ったはずなのに、なんとなく当時より道も街もせまく感じる。
よく飯を食った「松屋」とかいかがわしげなロサ会館とかを目印に、かなり入り組んだ住宅街にあるその当時のすみかには迷うことなくたどりつくことができました。
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建物の前から、当時さんざん家に呼んで議論をした友人に電話。ことしの冬にはパパになるらしい。こちらの郷愁はほとんど伝わらなかったもよう。だけど近況など話しつつ、池袋駅に戻った。

学生時代からの友人と飯を食い、ひとしきりおしゃべり。

■かっぱ橋
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14日は浅草・かっぱ橋道具街へ別の学生時代からの友人と。
すげー歩いた。そして汗だく。旅の身でなければ買いたいものがいくつか。

深夜、顔見知りの飲み屋に挨拶に行って、12時すぎには就寝です。

東京は暑い。
東京は人が多い。
東京は、なんか臭い。
東京はなんてことない店でも行列している。
東京は顔つきがヤバイ人もたくさん歩いている。
東京は人ごみでも歩きやすい(札幌の人は、周りを見て歩いてないし、よけない)。

2008年07月08日

RHAPSODY

RHAPSODY(札幌市中央区宮の森)
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友人たちと道内を旅行している伯母が札幌で1泊するというので、いっしょに晩飯を食べ、それから「ベツバラ」をと訪れたのがこちら。
悪友に教えてもらったチョコレートバーです。今日のラストオーダーは21時半。

ケーキとコーヒーなどのセットで1100円。ちょっといいお値段ですが、
う ま い で す。
上質なチョコ、プラス、フルーツソース。
至福。ここは甘いものが好きな人なら誰を連れてきてもがっかりされないはず。

* * *

年に1、2度、帰省のときだけ迫ってくる「田舎」、自分のルーツ。
無限の可塑性とか、根無し草とか、そんなものを気取って一人暮らしをしている浮ついた普段の自分を、「田舎」から伸びてきた黒い触手が絡め取って、おまえは徹頭徹尾「田舎」に規定されているんだと言い聞かせる。そんな体験。

今日聞こえた、田舎の声。

(1)きわめて真面目で、異常に愛他的で、病的に情緒的な、全員A型です、みたいな母方の一族。
すっごくひねくれていて、しかしロマンティストで、AB型ですがなにか、みたいな父方の一族。
自分がそれらの極端な性質をほぼ余すことなく受け継いでいるということ。

(2)ひとりで本家に暮らしている88歳のばあちゃんが、だんだん鈍くなってきたという。
「おかしくなってきちゃった」と自分で言うそうだ。
伯母が、ばあちゃん得意の中華飯を作ってもらおうとすると「何を入れるんだっけ」と聞く。
じいちゃんが91歳で亡くなって4年半。家族はゆっくり確実に古びていくということ。

胸から肩にかけて打ち込まれる「田舎」のinformationの銃弾。左手がびりびりと痺れる思いをしながらチーズたっぷりのピザを伯母と食べた。うまかった。

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