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2023年08月 アーカイブ

2023年08月26日

フロリダ4回目

フロリダ出張、4回目です。今までは一人でしたが、今回は東京からの出張者がメインで仕事をするので、弊管理人は補佐的な位置付け(と勝手に決めた)。

【8/23(水)】

DCからだと飛行機で2時間20分なのですぐだね、と思って朝のアメリカン便で出発し、昼前には出張してきている同僚と合流するはずでした。
が、なんか外見たら随分低いとこ飛んでる……。そのうち、行程としては4割くらいのところにあるノースカロライナ州ダラムに着陸しました。右エンジンの不調を知らせる警告が出たとのこと。機械がおかしいのではなく誤表示だったようです。しかし書類仕事が滞ったようで、結局、機内で3時間待機したところで降ろされました。たぶんそういう規則のはず。いつもながら出張の移動は一筋縄でいかない。

比較的小規模な空港で待つか、別の経路に変えてもらうか。
ゲートのカウンターで他の可能性を聞いたところ、既に搭乗が始まっている便に飛び乗ればダラム→シャーロット→オーランドと乗り継いで到着することはできるとのこと。それくれ!といって発券してもらって飛び乗りました。シャーロットは陸路で2時間くらいの超短距離便。よくそんなのあったな。結局、朝8時過ぎにDCを出て、オーランドに着いたのは夕方6時でした。でも着いただけいっか~と思うあたり、アメリカナイズされたなと思います。

とはいえ、予定は狂ったし、航空会社のせいだし、着いたんだからいいでしょ、という態度は放置できません。「おたくのせいでビジネスの予定が狂った。なんか補償しろ」とクレームを送ってみたところ、翌日6000マイルが加算されました。マイルか~と思っていたところ、その何時間か後に「当該便の搭乗者の皆さんに多大な迷惑がかかったとの声をいくつもいただいている」とかで、さらに7500マイルが入りました。いち早くクレームしたことで二重に補償をもらうことになりました。やはり何か言っていくことと、行動は迅速にすることが大切だな。もともと貯めるでもなく貯まっていたマイルと足すとちょっと旅行できるくらいになりました。まあ許すか。

で、同僚と合流して、レンタカーで東へ。
レンタカーは同僚が手配したんですが、あてがわれたのがこれ。またでかいのが来たな。
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日本では売られていないGMCのTERRAIN、2023年式ということでかなり新しいですね。新車の匂いがしました。燃費は悪く、わりとアメリカでの運転に慣れてきた弊管理人でも縁石こすらないか心配するくらい低いところの視認性が悪いけど、パワーはある。同僚はすっごいおっかなびっくりで運転していたので、行程の大半は弊管理人がドライバーをやりました。

同じ仕事で来ていた他社の知り合いとも合流して、ココアビーチのピタ・パラダイスという地中海料理のお店へ。
ラムのカバブね。
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当然のようにおいしかったです。昼飯を逃したのでこれで回復した。寝ます。

【8/24(木)】

意外と早起き。そして元気になっていた。
浜に近いホテルに滞在してます。朝飯食べてちょっと散歩。
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日の出は6時半くらい。夏の終わりを感じさせるが気温は高く、湿度も結構ある。7月のフロリダは地上も海もすっごい暑かったんだっけな。
大西洋に足だけ浸けて、海に入ったことにした。
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面倒といえば面倒だし、必須でもないんだけど、体力回復したので一応いっとくか~?くらいで参加した昼間の仕事は、なかなかどうして行った甲斐のあるいい機会でした。
遅い昼飯はいかにもビーチのハワイアンカフェでとんかつ定食。

それにしてもリゾートだな。ホテルの部屋はスイートなのに東横インみたいだったが、ベランダつき。プールもあります。
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ロビーには浮かれた人形も置いてあった。
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同僚は日本円に換算する癖が滞在3日目でだんだん抜けてきていましたが、それでもカードの使用履歴を見てびびっていました。円安ってやーね。

仕事の本番は翌日の午前4時前という変則的な時間帯で、夜10時には準備を整えたのですが、途中で24時間延期となりました。わりと信頼性が高いと思っていた案件なので、ちょっと意外でした。でもまああり得ることではある。帰って寝る。

【8/25(金)】

もともとの想定では、25日の早朝にはすべて終わり、ホテルで仮眠して昼過ぎの便でDCに帰るつもりだったので、延期によってもう1泊どこかに泊まらないといけなくなりました。

1日延泊しようかと思ったのですが、Booking.comで160ドルくらいで取れたそのホテルが週末にかかることもあって300ドルを超えるというので断念。同僚が既にオーランド空港(60キロくらい離れている)の近くに宿を取ってしまったというので、そこから目と鼻の先のハイアット系列だが安いところに部屋を確保しました。

ココアビーチの宿を11時のチェックアウトぎりぎりで出て、オーランドをよく知ってるアメリカ人の友達に「空港からあまり遠くないところでお昼のおすすめない?」と聞いたらフォーの店を教えてもらえました。おいツボ分かってるな。

Pho 88です。花壇が熱帯。フロリダっぽいな~
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おいしかった。
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ホテルにチェックインできる午後3時にはまだ若干時間があるので、ザ・フロリダという名前のすっごいでかいショッピングモールを冷やかしてからホテルに行きました。仕事の1日延長を想定していなかったので(失敗)、モールに入っていたユニクロで下着を1セット買うはめになりました。25ドル……

暑さと、前の晩の睡眠が少し足りてなかったせいか頭痛がしていて、ホテルに着いてすぐバファリンを飲んで、シャワーを浴びてベッドに入ったら少し眠ることができました。仕事はやはり日付変わって午前3時半とかなので、かえって好都合だったかも。

延期後の仕事は淡々とこなしましたが、この体験はかなりよかったです。一般人のアクセスはできない所なので写真などはなし。

【8/26(土)】

帰路は、弊管理人がDCに帰った後も2日ほど居残る同僚が左ハンドルに慣れたく運転してくれるとのこと。ありがたく助手席に座ったら寝落ちしました。ホテルに戻って朝7時半。10時45分まで寝て、11時半のシャトルバスでオーランド空港に行って帰りました。
夕飯は切り干し大根を煮て、豚肉とネギを味噌炒めして、ブロッコリーを茹でて食べました。滞在中あまりに野菜が少なくて便の質が悪かったので。回復に努めます。

去年たくさん来たフロリダも、今回が最後じゃないかなと思いながら歩きました。来年の今頃も同じ仕事がありそうですが、この時期にはもういないことにしているので。

* * *

25日がまた来て、滞在24カ月目に入りました。上にも書いたとおり、「来年の今頃はもういないだろうな」と思うことが多くなっています。いやまあ誰も帰っておいでと言ってくれてないのだけども。

* * *

などと時の流れに思いを致す時間もなく、中2日でまた出張。海から砂漠へ。ちゃんと着けるかなあ。

2023年08月20日

シカゴ(2)

【8月17日(木)】

もともと行こうかなリストには入っていたものの、ちょっとそろそろライト建築もお腹いっぱいかもと思い始めて迷っていたロビー邸。ファーンズワース邸で会った本職の方に「ロビー邸いいって聞きましたよ」と教えてもらい、やっぱり行くことにしました。

電車に乗ってダウンタウンから南の郊外へ。どんどんと黒い地域になります。バスあるかな~とスマホで調べていたら、おじさんに「電話貸してくれよ」と言われたけど速攻でNoって言いました。「盗らねえよ!」と言われましたが無視しました。非常識だろ、あほか。

歩いてるうちにシカゴ大学に着いた。まず医学部に行き当たり、さらに外縁を歩いていると社会科学研究部の建物が見えました。社会学でシカゴ学派ってあったよな!ゴフマンとか!あと知らないけど!と思ってとりあえず写真。
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しかし都市社会学は馴染みがないので、ウィキペディア見たら他の名前はほとんど分からず。ハマータウンてアメリカだっけ?と思ったらイギリスだった(この本は学生時代の読み残し)。あまり歩き回ることもなく次へ。

なんか立派な宗教施設あった。ロックフェラー・チャペルというようです。
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中に入ってもいいのかな?と寄り道のつもりで覗いたら、ちょうど11時半で鐘楼(上の写真の右側の塔)を見せてもらえるツアーが出るところだったので、参加してしまいました。他には家族連れが1組だけ。
中でっか~。1920年代の建築なのに中世風。歴史がないとモノマネになってしまう。
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鐘楼に上ります。らせん階段ぐるぐる。
これはでっかい鐘を覗いてるところ。右側は学生ボランティアのジュリアン君。建築科?って聞いたら数学科の2年生なんだって。頭良さそうやな。
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上のほうには演奏部屋があって、鐘を鳴らす鍵盤がありました。実際に鳴らさせてもらいました。空気圧で動かしてるよう。
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上からの眺めはこんなです。シカゴ学派の泰斗・ミルトン・フリードマンが奉職した経済学部の塔(入ったらノーベル賞授賞式の写真パネルが掲げてあった)の向こうに、ダウンタウンの高層ビル群。
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チャペルの壁には、戦争で亡くなった学生(スタッフも含むか?)を記念するプレートが貼ってありました。1941年が起点なのな。5年でこの人数というのは意外に少ない印象ですが、どうでしょうか。
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ということでロビー邸に行きましょう。

ロビー邸はすぐ隣。水平を強調するライトの「プレーリースタイル」の代表作。画面奥側から撮った写真が多いんですけど、弊管理人はこっちのほうが好きでした。真ん中のおばさんは見学ツアーのガイドさん。この人もシカゴ大の卒業生らしい。
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入口のドアを開けるともうすごく和風。
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なかなかどうしてステキ。
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ライト節が炸裂してます。
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出窓好きですね。
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しかしミースもライトもそうだけど、発注した人のストーリーを聞いてると、末永く使ってなくて、どんどん持ち主が変わっていくんですよね。建築家と訴訟になったとか、金がなくなったとか。バージニアにあるライトのポープ=レイヒー邸も持ち主は子どもが近くの池で溺れ死んだりしてるし。
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そういえばここでも、ファーンズワース邸で会った日本人の本職の方と出くわして同じツアーに参加しました。行くところは一緒だね!
今回はほとんどの行き先でツアーを予約していませんでしたが、平日だったせいか飛び入りで全然大丈夫でした。

シカゴ大学のキャンパスを通ってダウンタウン方面に行きましょう。
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きれいなキャンパスです。実は東大ほどの歴史もないんだけど。
大学を抜けるとそこはやはり黒い地域で、やはり何か一人で怒ってるおじさんとかを横目にてくてく歩いて、お客はほぼ黒人だけ(ただひとり弊管理人がアジア人、もう一人白人のおじさん)のマクドナルドで小腹を抑えてイリノイ工科大に行くことにしました。ミースが建築学部長やってたところですね。

電車を降りると黒人のおっさんがホームで立ちションをしていて、うわっと思ってよけたが靴にちょっと飛沫がついた。まあこの狂ってる感じも含めてアメリカだな。だめ社会。
ミースが設計したクラウンホール。
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こそっと入ったら何かのイベントの準備中だったらしく、警備のおねえさんに呼び止められたんだけど、「5分だけならいいよ」と言われてぐるっと回りました。優しいな。っていうかそういうミーハーな来訪客がいっぱいいるんでしょう。
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しかし本当にハコであります。柱がなくて、中を自由に区切って使う「ユニバーサルスペース」。プレハブのでかいやつというか、これのどこがすごいのかなと思ってしまいました。
これは地下の図書室。学生の卒業制作もいっぱい置いてありました。
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学生会館みたいなところに行くと、意外と学生がいっぱいいました。そういえば、いま新学期準備の真っ最中ですね。
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留学生の登録やってる部屋あり、売店では教科書を棚に揃える作業中でした。この辺は日本と一緒ですね。

シカゴピザ(Deep dishという高さがあってソースやらチーズやらがなみなみ入ったやつ)食べようと、お店を探して入ったのですが、スライス単位では売ってないと言われてビールとつまみ一品で出てきました。考えてみれば確かにその通りで、作り置きしたやつではおいしくないジャンルだよな。ちなみに出張したときに食べたという同僚はホールで食ったそうです。かなり大食いの人ですが「最後は肩で息をしていた」。そこまでする元気はありません。

帰りは地下鉄。なんか妙に空いてる車両があったので乗ってみたら、うんこを体に塗りつけた頭のおかしい黒人が座席に寝そべっていてむちゃくちゃ臭かったので、緊急時以外は開けてはいけないと書いてある車両のつなぎ目のドアを開けて、他の乗客たちと隣の車両に避難しました。まあこれもアメリカだなといって最早あまり驚かない弊管理人。

ホテルに戻って、お腹がすいてないので近所のスーパーで買ったデリで夕飯。
深夜に日本の会合にリモート参加したら寝落ちしてしまいました。

【8月18日(金)】

帰る日。
もうあまり頑張る気はないので、11時ギリギリにチェックアウトしてクルーズに参加しました。42ドル。1時間半で、川と湖からシカゴの街を眺めるというもの。
おおそれっぽい絵ね。
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1871年の大火事というのがあって、そこからが建築の街の歴史になるようです。
船上こんな感じです。後ろの席で白人のおっさんとおばさん4人連れがゲハゲハ笑ったりしながらむっちゃ騒いでいたら、前の席のZ世代みたいな女の子に「説明が聞こえない」とかいって怒られてました。下品な大人はどこにでもいる。

とうもろこしタワーはすごい間近で見えた。
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シカゴ・トリビューン(新聞社)もすっごい豪華。
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ちなみに橋の上から見るとクルーズの人たちはこんな感じ。たのしそうね。
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川沿いの遊歩道を歩いているとやはりある、ベトナム戦争の記念碑。68年くらいから泥沼になってる感じがする。
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昼飯がてら、また電車に乗ってダウンタウンの南にある中華街に行きました。これは高架の駅から撮ったところ。DCの中華街はてんでダメなので、久しぶりにちゃんとした中華街を見た気がする。
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適当に入った料理屋はわりと当たりでした。麺推しの店なんだけど、白身魚を揚げたやつと野菜の炒め物ごはん。8ドルしないんだよ。すごい安いと思う。
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満足。外は唾吐いてるおじさんとかがいて普通に中国っぽかった。
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ダウンタウンに戻りまして、ミレニアムパーク。もうどうでもいいかなっていう気持ちになっており、事実ふーんくらいだったので、軽く見て空港に向かうことにしました。
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シカゴは電車を使うと2.50ドルで空港まで行けます。便利だなー。高架で生活の中を走り抜けるので、あまりお金持ちでない人たちが住むビルも裏から見られたりして楽しい。
さっくり空港に着いてメシ食って帰りました。うん、なかなかよかった。夏休み第1弾おわり。

2023年08月19日

シカゴ(1)

夏休みはもともと8月下旬に12日間とる予定でしたが、仕事が二つ滑り込んできたため6日ずつ二つに分けました。
で、15日から最初のパート。どこへ行こうかなと考えていたものの、直前になると飛行機が若干高くなるのもあり、なんか面倒だなとか、でも家にいてもなと迷った挙げ句にシカゴに行くことにしました。あまり強い目的はなく、郊外にあるミース・ファン・デル・ローエの「ファーンズワース邸」が見られればいいかなくらい。でもシカゴはもともと建築が売りの都市でもあり、全面的に建築探訪になりました。
いろいろ回ったのをメモ。

【8月15日(火)】

朝ゆっくり目のアメリカン航空で出掛けたらちょっと早めに着きました。空港では「世界最大の空港で最低の賃金!」とプラカードを掲げた労働者のデモ中。
Lyftを使って、オークパークOak Parkという地区まで30ドル、30分。
フランク・ロイド・ライトの「ユニティ・テンプル」から始めます。
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地元にあったユニテリアン(プロテスタント系、三位一体否定、キリストの神性否定。わりとリベラルで女性聖職者、奴隷廃止など擁護)の教会の建物が1905年に焼失したあと、ライトに依頼がきて1908年に完成した建物だそうです。初期の作品の一つ。講堂はちょっと自由学園を思い出すかも。
外側はすごく堅牢なイメージ。要塞みたいでした。
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空港からオークパークまでの間、雨が降っていたのですけど、そのあと雲が取れてかんかん照りになりました。
でもたぶん20度ちょっとくらい。とても涼しい。
10分ほど歩きます。このあたり歴史のありそうないい家が多い。
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ライトの自宅・スタジオのツアーに滑り込み参加。こちら自宅。
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入ったところにある応接室かな。
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食堂。
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子ども(5人いて上から下まで13歳離れていたそうです。全員既に物故)用の遊び部屋。
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ピアノ。アップライトだった、たぶん。
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出窓と借景も特徴ですね。
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続いて隣接するスタジオへ。
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作業台などありますが、面積はそんなにないわりに高さ方向は2層になっていて上はドームなので、画面に収まりません。
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事務室。ヨドコウ迎賓館を思い出します。
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図書室を見ておしまい。
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ちょっとお腹がすいたので、近所で見つけたタイ料理屋さんに入ります。
ガパオあるじゃん!と思ったら結構な量だった。
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ちょっと残して包んでもらいました。捨てるの勿体なくてね。
車を借りにいきましょう。すっかり夏の日。でもやっぱり涼しいです。半袖シャツ1枚で歩いていて汗だくにならないくらい。歩きやすくていいな。
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Enterpriseっていうレンタカー屋まで30分。コンパクトカーを予約していたんだけど、着いてみたら「あ、コンパクトはないや。ピックアップトラックでいい?」と。極端すぎるわ。「もうちょっと小さいのがいい」といったらDodge Challengerというスポーツカーになりました。「やったな!スポーツカーだよ!いいな~」とヒスパニックっぽい店員さん。いや、それもちょっと手に余る。でもまあもういいや。面白いし借りてみようということで借りました。これ万一のことがあったら免責分だけでも結構な額になるのでは?と気付いたのでDamage Waiverという免責ゼロのオプションをつけました。30ドル。まあ安心料ね。
(写真はホテルに着いてからとったので夕方です)
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横幅が広くて最初、車体感覚が掴みにくかったです。(上の写真も、駐車スペースにめちゃくちゃ左寄りに停めてしまっている。広い駐車場なので面倒だしこのままにしたけど)
午後4時。まだちょっと時間があるので、どこかのガイドブックで見たバハイ教のお寺を見に行きましょう。と軽い気持ちで北に向かったら1時間くらいかかった。
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どこやねんここという。中にも入れますが撮影は禁止でした。巨大な礼拝堂です。後で調べたら発祥の地・イランで弾圧を受けている非イスラムの少数宗教でした。19世紀に始まった一神教とのこと。ミシガン湖を望むすごいきれいな立地ですが、物腰柔らかなスタッフと、案内係に子どもがいたりして、だいぶカルトな雰囲気でした、ごめんだけど。

そんで宿に向かいます。ヨークヴィルYorkvilleという南西に1時間半くらい走ったところの街までいきました。トウモロコシ畑とジャガイモ畑が無限に広がってる。で平ら。そうか中西部の大平原ですやね。

ホリデイ・インは前日に見たら100ドルくらい、それでもすごい安いんだけど、当日料金を見たら90ドルまで下がってました(弊管理人はBooking.comを使いすぎてステージが上がっているのでその値引きもある)。部屋は広くて快適。田舎はいいな。
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近くの居酒屋でハンバーガーとビールで夕飯。居酒屋は女性がすっごくよく働いてました。この辺の人たちは何が娯楽なんだろう。客は男性2人組とか4人組、あとは中年の夫婦。
最近珍しくよく歩きました。

【8月16日(水)】

ミースの日です。宿から車で15分くらいのところにあるエディス・ファーンズワース邸(1951)。
シカゴ大の腎臓内科医の独身おばさんが週末滞在用の家としてミースに発注したものです。ガイドさんによれば「金持ちだが、(昨今のテック企業社長みたいな)ものすごい金持ちというわけではない階層」とのこと。ミースは校長を務めていたバウハウスがナチによってお取りつぶしになったので、イリノイ工科大の建築学部長として移住してきていました。洪水を避けるために高床にしたが、設計~建築の費用がかさんでファーンズワースと訴訟になったらしい。しかも住んでるのに建築ファンとか学生とかが見に来たりして迷惑だったとか。お気の毒です。

結局、売却の広告を新聞に出したら、英国の不動産屋ピーター・パランボ卿の目に止まって1972年に持ち主が変わることになった。造園を熱心にやって野外彫刻もいろいろ置いたそう。現在はその大半がおととしの冬に行ったペンシルベニアのケンタック・ノブ(フランク・ロイド・ライト建築)にあるそうです。あれか!!

2003年からは歴史保存財団が取得してツアーをやっているそうです。
ツアーは1日3回、10時、12時、14時にやっていて、弊管理人は近くに泊まったので10時の回に参加しました。全体で10人弱かな?(最大25人だそうです)その中に日本人3人……おひとりは本職で、日本から夏休みでニューヨークに来て、ピッツバーグまで飛んでケンタック・ノブと落水荘を見て、そんでさらにシカゴに飛んできたそうです。すごいな。
で、これだ。うわあ。やっと見られた。
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居室の床は地上から1.5mくらい浮き上がっているそうです。
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上のデッキに立って下を見てみました。港の岸壁から海を見ているようです。反対側は木が繁っていて、背の低い草が海面のように同じ高さの平面を作っているので、なおさら海っぽい。そして浮遊感があります。
中はこう。
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居室部分がここ、右手は物入れで、その裏に台所や風呂・トイレがあります。背後にはステレオなどを収納した物入れ、その隣が就寝スペース。
台所が見える裏からのショットってあまりないと思います。これはこれで面白い。
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高層アパートの1フロアを切り取って、スケルトンにして提示しているよう。
日本人の方にシャッターお願いしつつちょっと喋ったら「本職かと思った」と。そういえば弊管理人、なんでこんなに建築を回っているのだろうかと根本的な疑問を抱いてしまった。

鏡面のオブジェで自撮りなどした。
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堪能しました。オークパークに戻りましょう。
なんなら空と畑だけですが、ドライブ自体もかなり気持ちよかったです。
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お腹が空いてきたのと、車を返すまでには時間的余裕があったので、途中でデニーズに寄りました。いろんなところで見るけど初デニーズ。
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サケのグリルで14ドルくらいです。安いと思う。でもおいしかったです。この辺はほんとに客も店員も黒人とヒスパニックの人ばかり。
オークパークで車を返して、今度は電車で市中心部に出ました。
おーダウンタウンだ。
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投宿したのはIvy Hotelというちょっとオサレなところ。1泊160ドルで2泊予定。想定してたよりずっと手頃(意地でも円換算はしない)。国際会議とかのイベントごとのない平日だからかな。夕飯はまたタイ料理にして、あとは2日分の朝飯をスーパーで買って帰って寝ました。つづく。

2023年08月13日

ジャフィとオッピー

いつまであったか覚えてないのですけど、たぶん小学生の頃(1980年代)まであったロッテのジャフィっていうビスケットが大好きでした。ビスケットにマーマレードを載せてチョコをかけたようなやつ。大好きだったのに販売されなくなってしまって、ときどき「また食べたいなー」と思っていました。
何の気なしに土曜にLidl(発音はたぶんリドル)というスーパーに行ってお菓子のコーナーを見ていたら、似たようなのがある!!
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買って食べたらほぼそのままでした。Lidlのマークが箱にあるので、オリジナルかな。車輪の再発明!(意味がちがう)おいしいものは一旦滅びてもいつか誰かがまた発明するのだ。
というか30数年ぶりじゃないだろうか。今度こそ途絶えさせないでほしい。危なそうだが。

* * *

映画「オッペンハイマー」を見てきました。アメリカで映画館行ったの初めて。
第一には聴覚障害の人のためなのだろうけど、おそらく英語ネイティブじゃない人にも向けて、字幕(Closed Caption)を見せてくれる機器が無料で貸し出されていました。ありがてえ。
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いくつかタイプがあるようで、これはカップホルダーに根本を挿して、視界の下の方にディスプレイを持ってくるもの。眼鏡型もあります。どこかから受信しているようで、タイミングまで含めて普通に字幕でした。すごく助かった。難しい話だし、これがなかったらほとんど理解できなかったと思う。
ちなみにアメリカの映画でも字幕がつく曜日・時間帯も設定されているようです。

当時の有名な物理学者や、前に公文書を漁ったときに出てきた軍人も出てきて、核兵器の最初の一歩がどうやって記されたか、そのときの雰囲気がどうだったかというのが感じ取れて大変面白かったです。そしてこれはかなり強烈な反核映画で、しかし核廃絶は無理というシニシズムも同時に漂わせている。アメリカで描けるギリギリを探っているようでいて、かなり手前に踏みとどまったのだと思う。

バーベンハイマーのしょうもない騒ぎで日本導入がどうなるかみたいな話も耳にしましたが、これは絶対に日本でやるべき。強烈な感情、あるいは議論を喚起することができれば映画は成功といっていいし、その意味でこの映画は成功するはず。3時間は長くなかった。

ところでアメリカの映画館は椅子が一人がけのソファみたいで座り心地がいいです。上映開始時間から30分くらいは宣伝をやっており、上映開始時間を過ぎてやっと人が座り始めるあたりがさすが、時間通りに始まらない国。そして一抱えほどのポップコーンを買ってきて食う。それを席に残したまま帰る。エンドロールを最後まで見る人が誰もいない。終わって明るくなると掃除の人が入る。

* * *

分割夏休みの一発目が火曜から、で、何するか決めてなかったんですが、さんざん迷った挙げ句にシカゴに行くことにしました。

* * *

年末年始の帰省の特典航空券をとりました。燃油サーチャージ、去年は11万円かかったのが今年は6万円(400ドルちょい)でした。うーん、まだましか。

* * *

先週の仕事は、何かと手間暇かけて作ったものがそれなりに受けたようでよかった。

2023年08月06日

郷里と宴と酒

重要なお客様的存在であるところの郷里の新聞社の子ども記者ご一行がDCに来て、夕飯に同席せよとの下命があったもので、シフト勤務を抜けてボスと一緒にジョージタウンに出向きました。

あまり予算がないか、おいしい店の情報がないかかなという感じの、いかにも観光地の海鮮レストランで、ご一行が「アメリカのご飯はまずいと聞いた」「イギリスのメシもまずいと聞いた」「アメリカ人は折り紙が折れないから鶴を折って持ってきた」などとおっしゃるので「うまい店は住んでる弊管理人が知っている。観光客には探せないだけ」「折り紙は教えれば折れるだろ、しらんけど」などと腰を折り、「ワシントンに来た動機を教えてください!」と聞かれたため「ないよ!」と答え、「STEMについて知りたいんです」と言われたので「教育については興味ない」と言い放つなど散々。

最後の挨拶はボス、もう一人の来賓、弊管理人の順番となり、前2人が長かったので弊管理人は「日本はもうだめだと思うので、英語と中国語を習得し、理系の博士号を取って脱出してください。頑張ってね!!」とエールを送りました。ずしっと重いお土産をもらいました。東京―DCっていま航空券が往復40万とかするんですけど、これでよかったのでしょうか。。

帰る途中に見かけたホームレス氏。
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CASH APP HOMELESSとIDらしきものが書いてある。ホームレスもキャッシュレス時代。さすがアメリカ。

職場に戻ってお土産を開けたら、軽井沢のホテルのドレッシングやらジャムやらの詰め合わせでした。そりゃ瓶は重いわ。マーマレードを置き引きしました。ごちそうさまです(夕飯ともども)。

* * *

DC滞在が4年を超えた同期と、2年の任期を終えた1期下の同僚が日本に帰るというので、職場で送別会が催されました。今回の幹事はよく遊ぶおとうさん。いいとこの子(たぶん)で口がきれいだが揚げ物大好きというアンビバレンツな彼はTakohachiといううちの近くの日本料理屋が好きで、そこの寿司をオーダーしたいというので偵察かねて前日にちょっとメシを食いに行きました。
おしゅし~
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日本人がやってるんですよ。本番用には100ドルのパーティーセットがあったのでそれにしたら、でっかい桶二つに握り50巻と巻物30切れ。映えて好評でした。よかったよかった。

* * *

土曜は一日仕事。昼過ぎに抜け出して、DCの東のほうのHarris Teeterに食料品を買い出しに行きました。
日曜はワイナリー探訪。Walsh Family Wineryというところに行ってみました。
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グラス1杯だけ、と思って頼んだらオヤジがどっぼどぼついでくれて結構酩酊。というか捕まったら飲酒運転で強制送還の気配だったので、近くのマクドナルドでおやつにチーズバーガーとナゲット食って酔いを覚ましました。そのあと初めてのウォルマートで買い物してる間に回復、帰りました。

* * *

夏休みは8/21-30のつもりが、その日程の中に出張が2つ入ってズッタズタなので休みを2分割してずらして取ることにしました。まあ何も用意してなかったからいいか。

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