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2020年12月 アーカイブ

2020年12月31日

蔓延下の帰省

■年末年始は家にいろとか、帰省するのはアホだとか、まあそういう世の中ですけれども、29-30日に帰省しました

■理由
・今年帰ってないんですよね
・父方の祖母(95)、母方の祖母(100)と伯母(78)、父(68)がそれぞれ弊管理人の帰省の意向を拒否しなかった(それどころか歓迎していた)こと
・祖母宅にはネットが通っておらずオンライン帰省ができないこと。電話でいいやんと思う向きもあろうが、電話は用事があってするものというのがうちなので、全然違う
・カレンダーを届ける、PCのデータを届けるなどの雑用がたまっていたこと

■対策と考察(★は特にあっと思ったこと)
(0)原則は「ゼロリスク(帰らない)を捨てた以上、不完全な対策でも重畳させることでリスクをできるだけ低減する」

(1)帰省前のハイリスク行動の手控え
 ・そもそも会食はほとんどしない(独りメシ大好き)
 ・ほぼ会社と家の往復しかしてない(=限られた人としか接していない)
→しかし直前にやむを得ず4人で酒の入らない会食をし、これが若干の心配要素になった

(2)体調チェック
 ・体調に不安があれば直前でも取りやめるつもりにしていた
 ・体温とSpO2のモニタを当日までやった
→6月からの測定により、朝と夕方で数値が変動することを把握していたため、時間ごとに異常値でないかどうかを判断することができた
→しかし監視項目がこれでよかったのかは分からない
→無症状の人からの感染が問題になるウイルスだが、感染性のある人の多くには「ちょっとした変調」はあるのではないかと思う。自分の体調が本当に大丈夫かどうか疑い深くなることには結構大きな意味があるのではないか

(3)飛沫感染対策=マスクとディスタンス
 ・実家でも祖母(父方、母方)の家でもマスクしっぱなし
 ・祖母の家ではお茶とお茶菓子だけいただいた。飲むときだけマスクをずらす形
 ・実家は夕方~翌朝のショートステイで1泊だけ
 ・実家では夕飯は外食。朝飯は起きた順にさみだれ(これはいつもそう)
 ・話すときは正対しない(マスクをしてると飛沫の直進性はキャンセルされそうだがな)
→★田舎は感染が極めて少ないため訪問先の警戒感が薄い(「都会からの移入に敏感」というイメージとは逆の事態もあるのだ)。ばあちゃんも伯母も父もマスクしてなかった!
→★家が寒いのは密閉性が高くないからだが、寒いだけに換気がしにくいのは不利と思った
→こたつ暮らしだと、弊管理人がこたつに入らないとそのことを訪問先が気にするので入らざるを得ないなど、「相手の落ち着き感のために距離を妥協しなければならない事態」というのが現実にはあることに思い至らなかった
→大きな飛沫とマイクロ飛沫がそれぞれ感染にどれくらい寄与するのかが分かっていない現状では、マスクで大きくリスクを下げているだろうなという曖昧な思い込み以上のものがないのが寂しい

(4)接触感染対策
 ・ホテルに泊まる
→これは実家から受け入れられず実現しなかった
 ・小まめな手洗い
→★しかし、実家に泊まってしまうと接触感染対策を万全にするのはかなり難しいと感じた。手拭き、風呂、トイレとか蛇口とか、とにかくいろんなものを共有するため

■終えてみて
・やってみて気付くことは多い
・計画していてもリアルワールドでその通りにいかないことも多い
・かなり気を遣った。頭では分かっていても、自分が万一感染していて老人にうつした場合の後悔のでかさについては滞在中かなり考えた
・★秋に帰っておいて、条件の厳しい冬は避けるべきだった。これが次に向けた最大の反省
・しかし、VOC202012/1など感染力が増した変異ウイルスが今後優勢になった場合、来年の暖かい時期を待っても事態はより悪くなっているかもしれないとも思う
・偽陰性はあることは承知した上で、数千円で検査を受けられる世の中になれば受けて帰ると安心だろうな
・そうでなければ、帰省10日前くらいからテレワークできればほぼ安心だろうと思う(できないが)
・まあ神経質な人、無頓着な人、縛られてる人、縛られてない人、それぞれに事情があるってこった

ぼんやり霞んで暗いところが郷里の冬っぽい。いろんな人が年を取り、衰え、独居しているのを目の当たりにし、弊管理人の気分もだいたいこの写真のようでした。
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実家で「昼にすき焼きをする」と言っていたところ、午前中に帰ると言ったら朝飯に1人分が出てきた!
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今回の移動ルートは
・大阪→名古屋を新幹線
・名古屋→多治見を在来線
・多治見→中央道で長野県南部はカーシェア
でした。ドアtoドアでは東京からバスで行くより早いくらい。しかし割高ではあった。
帰りは近鉄の新しい特急「ひのとり」でゆっくり帰ってきました。
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しかし面白いのは四日市の工業地帯くらいまでで、あとはぼーっと空を見ているだけ。
京都の飲み屋さんでお重をいただきました。「すず菜」さん、カキフライも有名なお店なんだって。いってみよ
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さあて大晦日は宿直。

2020年12月28日

暮れていく

関西出身で東京在住の友人が帰省途中に大阪に立ち寄り、計4人でランチしました。
そのあと、カーシェアで旭区の「角屋」まで行ってアイスモナカ、80円。
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中はすっきりめのソフトクリームみたいでとてもおいしい。
車の中で寝てしまうなど、ちょっと疲労感があって何だろうと思いましたが、家に帰ってから体温とSpO2を計ってもごく普通だったので、たぶん12月の疲れが出ただけでしょう。

* * *

帰省前、最後のランチは……と思いついたのが渡邊カリー。
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羊のキーマがうまかった……

* * *

前の日記に書き忘れてましたが、今年はそういえば弊日記を始めて15年になりました。
10年のときにはいろいろまとめたのですが、15年はうっかり年末に気付くという体たらく。

2020年12月26日

年末なだれこみ

12/24はアラサー若手ちゃん(女)と若頭級ちゃん(男)とともに宿直で、アラサー若手ちゃんから「ケーキ食べたい」と言われたのでオカシセカイヤンでクリスマスケーキを買っていきました。
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マスターが「気が狂ったようにイチゴを入れました」と言っていたとおり、なんかもうイチゴをおいしく食べるみたいなフレジエ。シフトで遅くまで残っていたデザイナーちゃん(女)、永遠に働くワーカホリックちゃん(男)などともシェアしておいしがっていただいたのでよかったよかった。

* * *

宿直明けの25日をもって仕事納めのはずが、これがまあ納まらない。夕方までかかってほぼ逃亡状態で帰宅し、それでも襲ってくるメッセンジャーに応答しながら21時くらいに仕事収めました。26日も結局働いた。

年初に高尾山で引いたおみくじは大吉の次にいい吉で、「始めは苦心するが後はよい。工夫して先手を打ってね」と書かれていましたが、まあ「よい」までは行かなかったが慣れたは慣れた。先手を打てというのは「休む時にはあらかじめ休む宣言をすべし」という形でその通りではあった。大阪の生活について思うところは繰り返し書いたので特にあらためて言うこともなし。10年ちょっとぶりに地方に出ましたが、おお若手の世界はこんなことになっていたかということばかりでした。それにしても時間が飛ぶように過ぎた。

* * *

・具体的には計算してないが、今年は食事にすっごいお金使った気がする
・でも飲み代が激減したので行ってこいかも
・今年最後の給与明細に年額が表示されていて引いた

* * *

来年はもうちっとゆったりしたい、に尽きます。

2020年12月20日

ろはん

金曜もやっぱり宿直明けでも定時の11時に帰れず、17時過ぎまで仕事していたら東京からの電話に捕まって余計な仕事がまた増えるという割り切れなさとともに寝て、しかし土曜は二度寝に成功して10時過ぎにわりと元気な状態で起きました。といって何をするでもない休み、ちょっとした爪痕残したいやん?

GoToでめちゃくちゃ人が来ていたのに感染状況は落ち着いていた京都もちょっとした増加を見せ、とうとう来週から時短営業要請とのこと。「うちは(従わずに)やると思いますわ」との声も聞こえつつ、でもまあ今のうちに行っておこうと、祇園四条の駅から歩いて3分くらい?の「祇園 ろはん」へ。

煮魚定食をお願いしました。一気に全部出てくるのではなく、メインの金目の前に、焼いたぶりのぶり大根と、白子の醤油焼きを青森の田酒と一緒にいただいてます。
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かなり甘いだしが丁度良いです。たらこはゆずの香り。写真を撮ってから来た赤だしが鮮烈で、これが一番印象に残りました。

一通り食事をしたのですけど、常連さんぽいグループが頼んでいた「さばサンド」が食べたくなり、そこそこボリューミーですが追加してしまいました。
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「2切れだけ召し上がって、残りをお持ち帰りになりますか?」と提案をいただいたのですが、荷物になるので食べていくことにしました。明らかに食べ過ぎだけど、ま、いいや。
焼いたパン、大葉、2年物のたくあん、しめ鯖。寿司飯で食べるより軽くていい組み合わせ。歯ごたえも楽しいです。

* * *

弊日記によく出てくる「月1回のめちゃくちゃ忙しい3日間」が前回の日記の週にあって、そこでいろいろえらい人たちにブチギレつつやり過ごした後にも雑事が途切れず、若者職位に電話で少し強く当たってしまったため、Teamsで「ごめんね」というメッセージを入れて週を締めくくりました。

いつだか書いたように、若者職位はおじさん職位と話すだけでも多分結構ストレスで、まして15歳も上の人から詰められると、もやもやしたりずしんと沈んだりするものだと想定しておくべきだと思っています。真面目な人が多いのもあって余計に。
弊管理人は若者職位のとき(わりと言い返すほうではあったが、それでも)いろいろ嫌な思いをし、しかも、議論の過程がほぼすっ飛んで結論だけが押しつけられる「電話でのやりとり」が極めて嫌いなので、そういうのを再生産しないようにと気は付けているのですが、いかん。
そして今回は当該若者から返信があり、ゆるっとフォローしあって終わったので、なんか大人な対応してくれてよかったなと思いました。先方がどう整理したのかは知らないが。

それと一緒に思い至ったというか思い出したのですけど、やはりどうもクソ忙しいと弊管理人は元気になるのかもしれない。声は大きくなるし、結局はぱきぱき働くし。しかしこれはちゃんと休まないと息切れするやつです。年末年始はクソ仕事から逃げたい。で中期的にはさっさと異動したい。休日も出てこないといけないほどのロードを課すのはハラスメントじゃねえの?

2020年12月07日

むしずし

木曜の宿直は18時からのところ12時前から仕事が始まって26時半に終了、金曜の宿直明けは7時に始まって11時で終わるはずのところ21時半まで引っ張るという人権無視、近代初期かよみたいな労働環境だったので、土日はゆっくりしました。

大阪市中央区と北区は飲食店が21時まで。それなら京都行っちゃえばいいじゃん、ということで京都ネイティヴ激推しの「糸源」冬のメニュー、蒸し寿司。
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(たぶん香住の)カニがこの勢いで乗っていて1400円て安くないですか。錦糸卵の下は刻んだ穴子や昆布の混ざった赤酢のお寿司。まるごと蒸されているので熱々!そしてカニとエビは口に入れるととてもいい香りが充満します。
今日はこれだけしか頼みませんでしたが、何人かで行って別のものも食べて、ちょっと飲んで、最後にこれだとほっこりした気分で帰れそう。

そのあとSAKE BUMPY!で軽く飲みました。アテは牡蠣と実山椒とチーズのペースト。
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京阪でビュンって帰ってきました。

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