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2010年07月 アーカイブ

2010年07月31日

環境倫理学

■鬼頭秀一、福永真弓編『環境倫理学』東京大学出版会、2009年。

問題を発見したりクローズアップしたりするのに「あれか、これか」の二項対立はある意味避けて通れないのかもしれません。そうだとしても「あれもありつつ、これも」あるいは「あれから、これへ」に議論を移していくべき時期というのも、また、あるんじゃないか。
さまざまなフィールドから、二項対立を超えるための試みが報告されてます。

環境倫理を勉強した友人とこの本のことを話していたとき「初めての人が読む本じゃないかもしれない」と言われましたが、初めてでもいいかもしれないです、読んでみると。意外と筆者たちが何と戦っているのかは見えます。必ずしも筆者たちが同じ方向を向いていないところも自然でいい。

2010年07月30日

ホーム迷子

ちょっと所用ありまして、むかし通ってた学校に。
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卒業以来かと一瞬思ったがそうでもなく、2003年ごろまでときどきイギリス哲学の先生と本を読むために行っていたため7年ぶりくらいかと思われます。
どうやらその後大きくキャンパスが変わったらしく、図書館だったところには管理部門の建物が建っており、サークルの部室があったプレハブはなくなって、そのまわりを囲んでいた森にもベンチが置かれたりしている。
どうみても学生じゃない人たちが住んでいた古い寮はカフェや購買部になっていて、クーラーもなく薄暗い語学教授たちの研究棟は「よくある新しい大学の建物」になっていた。
銀杏並樹を通ってむかしは時々立ち寄っていた建物の最上階から、こそっとテラスに通じる窓のロックを外して撮ったのが上の写真です。
印象では風景の4割くらいが置き換わった感じがする。
今となっては赤面するばかりの記憶がそこかしこで発火していました。

渋谷駅で
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おおお、ここにあったか!岡本太郎「明日の神話」。こんなオフィシャルサイトが見つかりましたが、糸井重里氏が噛んでるのね……うーむ

2010年07月26日

バインセオ サイゴン

新宿ミロード(今の今、グーグル先生に訂正されるまでマイロードだと思っていた私)9Fのベトナム料理「バインセオ サイゴン」。今日は友人とモノの受け渡しのため新宿で落ち合いまして、連れて行っていただきました。

二人で食べる5品のコースで3000円(=ひとり1500円)とリーズナブルで、最初はちょっと足りないかもと思ったものの、意外とお腹いっぱいになりました。

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パパイヤのサラダ
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バインセオ(お好み焼きというかオムレツみたいなもの)を春巻きにしたもの
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フォー!

いずれもうまかった。このほかには空心菜のニンニク炒めと、生春巻き。
昼はなんと980円で食べ放題やってるそうです。パクチー大丈夫な人と、またいこう。

TOEFL iBT結果

このあいだ(7月10日)受けたTOEFLの結果が23日に通知されてました。

読む 30点/30点中
聞く 27/30
話す 22/30
書く 27/30

合計 106/120

明らかーに話すセクションができてないんですが、日本語のベシャリだって上手くない以上、ここから上げていくのは相当大変そうですし、なにより大学院留学で求められる水準(100点)は超えたのでとりあえず勉強は一区切りにします。

読むのは4年前のCBTに続いて満点。まあこれは日英問わずいろんな分野の本を読んでることが有利になるようで、結果、歳くってるほうが取り組みやすいとの思いを強くしてます。

聞くのは、何カ所か聞き漏らしがあったので実感としてもこんなもん。CBTのときと同程度取れたので特に不満はないが、もう1、2点取れてもよかったのかも。

話すのは上に書いたとおり。もっと取れてなくてもおかしくないとは思っていたのですが、参考書はトフルゼミナールのやつの前に旺文社をやっておいて自分なりのセオリーを身につけておいたほうがよかったのかも。

書くのは4年前のCBT、12年前のPBT時代に比べてかなりよくなった印象。これはひとえに旺文社の本のおかげだと思う。テンプレートが身についているとさらさら書けて見直しの時間が取れるのが大きいです。

逃げるように学校をあとにして9年余。
そろそろ擦り切れてなくなっちゃいそうな頭を一度オーバーホールする時期のような気もしますが、いざ勉強し直しを考えるとなるとそれはそれでハードルは高いんですよねえ。

2010年07月24日

八重山の夏休み(7/7)

今日は帰るだけなので、写真は空港に向かうバスから撮ったこの一枚のみ。
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いや、リフレッシュしました。
天気にもおおむね恵まれましたし、予定してなかったお祭り見学なんかもできて。
与那国とか波照間とか、石垣からさらに数時間かかる離島には足を伸ばせませんでしたが、これはまた今度、ですねー。

2010年07月23日

八重山の夏休み(6/7)

書き忘れておりましたが、この休みは「頑張らない」がモットーでありまして、わたくし普通なら朝8時から夜8時までイベントを入れまくるのですが、今回は空白を恐れず気ままに過ごすことにしております。

ちょっと雲行きが怪しかったので、朝10時過ぎから今日はレンタカーで石垣島を攻略することにしました。午前中から夕方まで軽自動車借りて3500円(保険込)てすごくない?
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ヤシの群落を見たりとか
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北の果ての平久保崎に立ってみたりとかしてましたが、この直後バケツをひっくり返したような雨になり、
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石垣牛のほほ肉のシチューとか食べて、あとは空港の近くでお土産選んで過ごしました。

友人には泡盛を頼まれていたので「玉の露」というちょっと卑猥な(←超失礼)名前の地元の泡盛を買い込み、自分用にはなぜか空港近くのマックスバリュにあった
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これ。

さて、
森、海、町、人、と見てきたこのたびの旅行ですが、あれですよ、「食」が抜けてますよ。
この段階で一番おいしかったのは黒蜜のかき氷「ぜんざい」だというていたらく(どこにでもある八重山そばは個人的にはあまり……)。
というわけで、夜は独りでも入れる(=お料理のハーフサイズ指定ができる)居酒屋として紹介を受けた「かめかめ」というお店に。

まずは泡盛。
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白百合という、ちょっと癖のある銘柄を選んでみました。
横にあるお通しはパパイヤの酢の物。うまい。

島らっきょうの天ぷらの香り。
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胡椒をきかせたソーメンチャンプルーが心憎い。
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ぎょうざ。美ら豚(手前)ともずく(奥)の2種類盛り。
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ソーキのトマト煮。軟骨がぷりぷり。
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ポーク卵、お好み焼きっぽい味付けで。
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これだけひとりで平らげるとさすがにお腹いっぱい、さらに泡盛がだいぶ回ってきたのでお店を辞して宿へ。うまかった~、大満足です。
夜は雨脚が強まってごうごうと鳴る音を聴きながら早めに床に就きました。

2010年07月22日

八重山の夏休み(5/7)

石垣島からフェリーで10分、竹富島に渡ります。
ここは伝統的な様式での建築が義務づけられているらしく、街はどこも白い砂の道に赤い瓦屋根。古き良き沖縄が保存されつつ創造されております。
そこでは移動はレンタサイクルが基本。

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これは車は無理だ。

そもそも1周4kmくらいの小さな島なので、びゅんびゅん走って回りますw
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星形の砂が落ちているという浜辺。みんな星砂を探してます。
私は見つけられませんでしたw

町の有志が集落の真ん中に立てた展望台「なごみの塔」
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なんか「も○みの塔」と間違えるんですよねw

上から見るとこんな
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シーサーいろいろ。
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ブサメンからイケメンまで。

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労働者と
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働く姿。

このあたり、車エビの養殖をしているそうなんです。
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地場のエビフライで昼食。

小さな島ですし、3時間もあれば十分回れる気がします。
昼過ぎには石垣島に戻りました。

島では、豊年祭というのをやってます。
なんか農業関係のお祭りだとかで、地元の新聞で説明を読んだのですが、詳しくは失念。
何を撮っていいか分からないという、あやふやな視点から撮られた写真を数点お楽しみ下さいw

【↑これではあんまりなのでw7/30追記、八重山日報7/22を参考】
「五穀豊穣を神に感謝し、来夏世(くなつゆ)の稔りを祈願」するお祭りだそうです。来夏世とは来年の夏ということなので、今年の稔りをありがとう、来年もよろしく、ということでしょう。
御獄(うたき=神社みたいな宗教施設)で神前に御神酒を捧げ→伝統芸能披露→収穫物を供える儀礼(オンプール)までが1日目→2日目としてこの日見たのが、登野城・大川・石垣・新川というむかし同じ集落だった4つの町会が一緒にやるムラプールという行事だったようです。
おばちゃんらが行事の中心になっているのは、信仰上神に仕えるのは女性だったからのようです。
【追記ここまで】

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↑どうやら、この左端に見切れてるおばちゃんが重要だったらしいwww

地元の人は、ぼくらのような外の人には外の人にもわかる話し方で話しているらしく、地元の人同士の話をちょっと聞いていましたが、何を言っているかおおかた分かりませんでした。イントネーションと語彙の両方が独特で、しかもかなり早口だったりするともうお手上げです。
あと、東京で何人か沖縄出身の友達がいるのですが、バラの状態で会っても「顔濃いねー」くらいでピンとこないのに、これだけ沢山地元の人を見ているうちに、友達たちがちゃんと沖縄顔の文脈に位置づけられていって楽しかったです……

2010年07月21日

八重山の夏休み(4/7)

西表島最終日。
宿のおとーさんがシュノーケルのツアーをやっているので、それに参加しました。

午前10時。
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港からおとーさんの船で出発です。

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天気いいねー

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西表島の北側にある「バラス島」というスポットです。
珊瑚が堆積してできた島で、風や波によっていつも形が変わっている、地図にない島だそうです。とっても小さいです。もちろん誰も住んでません(笑)

海中散歩1本目。
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おさかな、いぱーい
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スポットを離れ、鳩間島へ。
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人口60人ほど、小さな島です。灯台のほかは集落がひとつ。
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ここは茶店。かき氷食べました。

港に船をつけて昼食。
おとーさんにいただいた黒糖。
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うまいなー、これ。

そして、海中散歩2本目は、おとーさん独自のスポット。
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こちらもさすが、おさかないっぱい。

こ、これはニモ氏(カクレクマノミ)では!
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と思ったら、白いライン1本はハマクマノミなんだそうで(ニモ氏は3本)。

午後2時には港に戻り、宿のシャワーを借りてすっきり。
おとーさんと奥さんにお礼を言って石垣島に戻ります。

ここから2泊は楽天で見つけた3000円の宿。
どんなところかと思ったら普通のビジネスホテルでした。すごいねー、この価格。

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夕日がきれいでした。

2010年07月20日

八重山の夏休み(3/7)

20日は特に予定のない日だったので、宿の近くのガソリンスタンドでスクーターを借りて、島を走り回ることにしました。

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いい天気。
デジカメについてるパノラマ撮影機能なのですが、シャッターボタンを押してカメラを右から左に振ると、連射した画像を勝手につないでくれるというもの。これは素晴らしい。

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いちいち絵になる風景。走ってるとそう暑く感じないのがいいですね。

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よく見かけた蝶々氏。

島は一周する道路がないので、終点の先にある海岸を見て戻ります。
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水牛。

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アップダウンのある道が多いので、港周辺の小さな町並みが見下ろせたりして気持ちよいです。

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途中のドライブインみたいなところ「猪狩屋」でタコライスの昼食。
うっかり半袖半ズボンで出掛けたら肌がやられそうになったので、途中で海水浴用にと持ってきた長袖のラッシュガードを着ました。さらに度つきのサングラスをかけたら軽くキ○ガイな格好に……

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中野海岸というひと気のないビーチで涼みがてら泳いでみました。

宿に戻って、近くのスーパーでおやつ調達。
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凍らせたパイン棒、100円。何度かパイン食ってますが、このへんのパインはもとが甘いので凍らせても全然おいしいアイスになってます。そして、けっこうなボリューム。
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これはたぶんご当地ドリンク。
ちょっとすっぱフレーバーの砂糖水です(笑)

2010年07月19日

八重山の夏休み(2/7)

明けて19日はフェリーに乗って西表島に渡ります。
落差55m「ピナイサーラの滝」を見に行く風車さんのツアーに参加。

カヌーで川を行きます。
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ジャングルの島なので、むちゃくちゃ蒸し暑い。
滝を見る前の段階で既に滝汗。
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両岸はマングローブの森。
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カヌーを降りると、滝の上を目指してハイキング。
といってもかなりハードです。ロープ使って登るポイントがあったりとか。

いろいろな生き物がおります。
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木の根っこ氏。この板みたいのが根っこで、1年に1cmずつ高くなっていくそう。
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キノボリトカゲ氏。
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なんとかトンボ氏(名前失念)。羽の先が黒い。
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セマルハコガメ氏。天然記念物をいじめてはいけません。
小心者なのですぐに顔をひっこめるそう。持ち上げたら失禁。
何の因果でこの辱め。

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滝の上に到着。すんごい汗かきました。
見晴らしがいいんだけど、写真で表現しがたいのが残念。
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そこでお昼。ガイドさんお手製の八重山そば。

さらに来た道を戻って、滝壺で水遊び。
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体がオーバーヒート気味だったので、とても気持ちよかったです。

岩場でお茶タイム。
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紅芋を練り込んだお餅だそうです。
サーターアンダギーほどメジャーになれなかった由。

またカヌーこいで戻りました。
へっとへと。
でも、とても楽しかったです。

西表島には今日から2泊。お宿はこちら
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「マリンペンションたいら」。素泊まり3000円と安いのですが、部屋にはちゃんと効くクーラーもついていて、洗濯機も使わせてもらえて何の不自由もありません。水シャワーですが、全然冷たくないのでむしろ体の熱を冷ましてくれていい感じ。
というわけでクーラーつけっぱで思いのほか快適に就寝。

2010年07月18日

八重山の夏休み(1/7)

今年はひどい環境で働いているんだから、休みは贅沢に過ごしていいよね。
というわけで、夏休みは沖縄県・八重山諸島へ。
これまで東・北日本にばかりご縁があった反面、南西は高校の修学旅行で行った広島よりむこうに行ったことがありませんでした。どうせなら遠くへ行きたい。

というわけで、那覇で乗り継いで、石垣島に向かいました。

那覇空港で買った「ポーク卵おにぎり」。
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沖縄名物らしいけど、別に、って感じでした(笑)

空港から街中まではバスで200円。
蒸し暑い!宿に入って甘味を求め、近くの「石垣島冷菓」に立ち寄ります。
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ぜんざい250円。かき氷の下に黒糖の蜜、甘く煮た小豆、白玉。
超うまいです!すんごく気に入った。

町並みは沖縄っぽい。
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沖縄ですしね(笑)

夕暮れまであまり時間がなかったけれども、レンタルバイクでちょっと走ってみます。
御神崎(おがんざき、と読むらしい)。
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いい景色。

街に戻って夕飯はやっぱり八重山そば。
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アーサー(のり)がきいててうまい。
でも、これは何度も食べたいものではないな。
なんといいますか、このうどんでもない、ラーメンでもない、腰のない麺……

一杯引っかけて寝る。

BOWLScafe

梅雨明けです。
今年の梅雨はじめじめの上に気温が高くて辛かったです。

さて、
夕方になって買い物ついでに新宿に出て友人と合流。新宿御苑の門の前にある「ボウルズカフェ」を訪ねました。
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りんごとバナナのスクェアケーキとアイスコーヒー。
熱々のケーキの上にバニラアイスがのっかっていて、いっしょに食べると冷たアツ甘ずっぱくておいしいです。ただ、結構な勢いでアイスが溶けていくので気が急くね。アイスコーヒーはもうちょっと量が欲しいです。友人の甘味(名前忘れた。パウンドケーキに塩キャラメルのソースがかかってアイスがのっかってるやつ)もちょっともらって賞味しましたが、うまかったです。ここは甘い物食べに来るところだな。

実はこのほかに「本日のどんぶり」(今日は冷しゃぶ+白飯)もいただきましたが、こちらは普通。店内にはカレーの匂いが充満していたので、こんど機会があったら頼んでみたいと思います。
3連休の初日、めちゃ混みの新宿でゆっくり座ってお茶をするには、少し駅と大通りから離れたこういうところがいいのかもしれんですね。店員さんも感じよかったです。

2010年07月14日

知性の限界

■高橋昌一郎『知性の限界―不可測性・不確実性・不可知性』講談社現代新書、2010年。

びゅんびゅん読めるので、科学哲学とかの単語に萌える人ならさっさと読んだらいいと思う(ただし勉強したことある人はお客さん対象外)。
が、あえていうならこんな感じ↓

第1章 言語の限界
→言語ゲーム、文化相対主義、ポストモダ~ンw
→もちっといくなら『思想化される周辺世界』(古いが)

第2章 予測の限界
→株、天気、地震の予測(の限界)
→圧縮ファイルを解凍すると『明日をどこまで計算できるか?』

第3章 思考の限界
→神の存在証明とか
→えーとうーんと『進化の存在証明』

今日はこれフィニッシュしようと一生懸命読んでて、帰りの電車、快速なのに2駅乗り過ごしたよう(涙)

2010年07月10日

読んだ、聞いた、喋った、書いた、疲れた

このあいだ申し込んだやつの当日が来たということで、

■TOEFL-iBT、受けてきました@上野の岩倉高校。

(あとは備忘録と感想文的なもので、長いので折りたたみます)

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2010年07月09日

レトロスペクティヴ

一昨日、床に就いたあとにいろいろ考え事をしていたら思い当たるところがあって、押し入れの荷物をあさり、高校3年間につけていた日記(大学ノート10冊)をぱらぱら読んで夜更かししてしまいました。

考えてることとかが幼いというか材料が足りてない感じで、そこは微笑ましくもあり、まだ勝ってる感じがしたのはよかったのですが、一方、いろいろと先のことをぐだぐだ案じたり、そうかと思うと目先のことに節操なく一喜一憂したりする気質など、性格的なところは実は全然変わってないということがわかりました。そりゃま、そうなんだけど。ていうか、それから15年以上経ってちょっとスレたのと、ものを考える体力みたいなものが衰えてるぶんだけ、今のほうがみすぼらしいのが悲しい。

あと、全っっっっ然覚えていなかったのですが、高校2年の秋くらいに「進路相談の場で将来就きたいと思っている仕事を聞かれて、深い考えもなしにとりつくろって答えた」として記してあった職業が、なんと今の職業だったこともなんだかショックでした。こわーい。

ここ最近の日記にこのようなretrospective(後ろ向き)基調が続いているのはたぶん、いまの職場と生活がそれぞれ自分一人で計画、実行、評価を行うことが多い環境にあるからではないかと思います。自分の中の評価軸にいまひとつ信用がないので、リーチにあるいろんな資料(つまり記憶なり記録だ)を援用しながら都度の評価を下しており、しかしそれでは足りてない、というのが現状なのかと。
そしてこれ、ひょっとしたらのちのち展開する現状分析なのではないか。そう思わせぶり(の宛先さえ自分自信なんだが)に終わる。

2010年07月03日

音から探す

(自分用メモを兼ねて)

なんだっけなー、あの曲。
曲想からして絶対、ラヴェルかドビュッシー。
iTunesに入っている彼らの曲をかたっぱしから聴いてみたけど、ない。

そこで検索です。
Musipediaというサイトでは、実際にパソコンのキーボードを鍵盤に見立てて弾いたり、マイクにむかってメロディーを口ずさむことで曲の検索が行えます。
音から音を見つけるという検索。恥ずかしながら部屋でひとりで歌いました。

出た!そうだ
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ドビュッシーの「レントより遅く」。
すばらしい。
そして自分のiTunesには入ってなかった。有名曲なのに落としていたんだねえ。

で、楽譜を探します。
IMSLPでは著作権の切れた曲の楽譜を無料でダウンロードすることができます。

さて、練習しよう。
歳食ってくると、聴く曲が遅くなってくるな。変わるのは食性だけではない。

* * *

ところで、テキスト入力に基づいた検索(Googleとか)ではない検索エンジンの開発が進んできています。たとえば上記のように音から検索するもの、画像から検索するもの。

北海道大学の長谷山美紀教授はテキストだけでなく音、映像をシームレスにつなぐこんな検索エンジンの研究をされてます。どんなものかは記事読んでみて下さい。
日立もこういうソリューションを売り出してます。

2010年07月01日

サムギョップ

3つ下の友人とご飯を食べてきました。
札幌の「コサリ」で覚えたサムギョップサルを食べたいと思ったので、新大久保駅18時に待ち合わせ。
山手線を降りたとたんになんかいい匂いがするのですね(笑)
ユナイテッド・エアラインズの成田―ソウル線の機内もこんな匂いがしたような。
あれです、ほかほかのおいしいチャプチェのような。

で、駅からほど近い「とんちゃん」というお店に入りました。
18時だというのに既にあらかた席が埋まっており(人気店だと聞いていたので早めの時間に待ち合わせた)、そして18時の時点で既に床がぎっとぎと。
豚の三段バラ(やな名前だな)を3人前と、ねぎチヂミと、豆腐チゲと、レタスサラダ。
豚肉、厚くてうめえ!
特にチヂミがうめえ!!!
写真はありません。
あっと思ったときにはもう、脂の微粒子が店内をくまなく漂っていたためです。
レンズの手入れとか、面倒ですし。
満腹で店を出ると、われわれの体からはおいしい匂いが立ち上っていました。

会社の飲みは全てお断りするというポリシーを掲げている(中途半端に参加すると却って面倒なことになるため)関係で、どなたかと夕飯を食べることはほとんどありません。今日は(会社の人ではありませんが)久しぶりの会食でした。楽しかった。多弁でない2人で大丈夫かと一瞬思いましたが、うまいものは「うまいね」と言いあいながら食べるととてもうまくなるし、間も埋まって一石二鳥であるものです。

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