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2024年09月 アーカイブ

2024年09月08日

湖畔お泊まり

よく遊ぶグループに混ぜてもらって、バージニアのちょっと南にあるアンナ湖Lake Annaのほとりに行ってきました。金曜日は休みをとって2泊3日(結局ちょいちょい仕事はしたが)。13人でバケーションレンタル。すっごい豪華。
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ベッド7つ、各部屋にバスルームあり。この企画は6回目だそうですが、「これ文句なくベスト」とは参加者の言。
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湖畔に降りていくと2階建てのボートハウスまであります。すげ~
夏が終わって最高気温26度、最低気温8度。きもちよ……
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食事はおにいさんたちが作ってくれました。着いた日の夜はハンバーガー、翌日のブランチはモーニングタコス(トルティーヤにソーセージとかスクランブルエッグとか炒めた玉ねぎとかいろいろ置いて包んで食べるものらしい)。弊管理人も手伝おうと思いましたが、アメリカ料理は何をどうしていいのか全然分からず、ただ物珍しげに見ているだけの人になってしまいました。弊管理人は車を出したことがとりあえず貢献とカウントはされた様子。
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グリルの機械、どこにでもあるんだけど結局使い方が分からないままだった。
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カヤックもやってみました。結構できた。しかしなんか面白かったのか、ボートハウスから望遠で撮られてました。
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食材も込みで1泊$200くらいです。大きめの街のビジネスホテル並み。そうかーみんなこうやって遊んでるんだな。Vrboっていうアプリに載ってた物件で、湖畔にいくつかこういう建物を持っている会社から借りてるようです。みんなしてこれ買うといくらかな?って話してました。だいたい100万~150万ドルとの予想。1~2億円か。ほー。
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この仲良しサークルの中で今回来られなかった人が何人かいたのですが、食事の席で、その中の3人の名前を挙げて「3人が溺れてたら誰を助ける?」という生々しい質問に1人ずつ答えていくという場面がありました。リベラルを自称するサークルにしては随分だなと思いつつ、「一番君らから助けてもらえなそうだから」といって悪口の的になっていた人の名前を答えておきました。How sweet!と言われましたが、君らの社会はビターだなと思った次第。

何人かは湖で泳ぎ、外にホットタブ(湯船)もあったんだけど、弊管理人はそういうことが全く頭になく水着を持っていかなかったので入りませんでした。
2日目は昼間ちょっと雨がきましたが、夕方から晴れてきれいな夕陽。
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夜は星空がすごくきれいでした。結局湖畔の散策路を歩いたりもせず、ゴロゴロしたり、ゴロゴロしたり、カヤックやったり、ゴロゴロしたりで、あとは食って飲んで終わりました。贅沢。

帰りの車に乗り込むと、同乗の2人が「ちょっとどうなの!」的にノリの悪かった何人かの批判を開始。意見を求められましたが、「それねえ、弊管理人もノリが悪かった方に当てはまるので人のことは言えないな」とノリの悪いことを言っておきました。湖畔で読書してたい人はする、泳ぎたい人は泳ぐ、お湯に浸かりたい人は浸かる、と思い思いで過ごせばいい会に見えましたが、意外に同調圧力はあったらしい。参考になる。

2泊3日、この人たちは大音量で音楽をかけ続け、飽きもせず喋り続けていた。アメリカ人の仲良しグループに紛れ込む体験というのは、駐在程度の長さでしかこの国に滞在しない日本人がそうそうできるものではないですね。楽しいフィールドワークでした。果報者だな。

2024年09月02日

夏の終わり

9月最初の月曜はアメリカのメーデーに当たる「レイバーデー」で、この日をもってアメリカの夏が終わるそうです。新学年が始まるっていうことですかね。3連休になります。

【8/31】

土曜はDMV(陸運局)にまた行ってきました。
前回の日記に書いたとおり、免許更新手続きを始めたつもりが受付メールが来てませんでした。
問い合わせを出したら金曜に電話がきて「あなたの手続きした記録がないわよ?」と。
つまり窓口のバカが提出書類をスキャンして送信するのを忘れたと思われる。

で、土曜は早く目が覚めたので、午前だけ開いてる窓口にまた行きました。
偶然、また同じバカに当たった。「君覚えてるよ。なんでまた来たの?」と言うので「おまえ前回書類スキャンしなかっただろ。記録がないそうだぞ」と言ったら「書類スキャンしたけど送信先が受け付けなかった」とウソをついた。で今度はスキャンするところを見届けて待っていたら受理のメールがきたよ。無能なだけじゃなくて往生際まで悪い。

ともかく、手続きは始まった。この3日間のもやもやは解消した。

家に帰ってお昼を食べて、ちょっと車で出掛けることにしました。バージニアの片田舎に$80の激安モーテルとって、本とPCと着替えを持って。

家から1時間ほど南下したところにある「コロニアルビーチ」です。ポトマック川ですけどね。浜辺をバージニアとメリーランドの州境が走ってます。
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むかしはDCから遊びにくる人たちで栄えたリゾートだけど、道路網とか橋が発達して大西洋岸のビーチにみんなが行くようになってから寂れたらしい。ヒスパニックと黒人が多かった。出店が多くて賑わっててチルではありました。
埠頭の先には釣り人がちらほら。
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海の上はメリーランドで、むかしは賭博が合法の州だったので埠頭の先端にカジノがあったそうです。通称「貧乏人のカジノ」。ひどい笑
路駐スペースがあいていたので車を停めて歩き回っていましたが、よく見たら料金がかかるところだった。気付いて急いで戻ったら切符切られてはなさそうだったけど、大丈夫だろうか。

そんでまたドライブして、ノーザンネックという半島みたいになってる地域の奥へ入っていきます。田舎なのに道がちゃんとしていてとてもよかった。バージニアは概して道がいいと思う。メリーランドはほんとに走りたくない。

モントロスMontrossという小さな町のモーテルに投宿。これは部屋から外を見たところ。もうこれ以上ないくらい普通のモーテル。前に池があるのがアクセントでいいです。
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中はこんな。$100前後のモーテルは大抵こうです。今回のはちょっと古びてるけど、掃除がきちんとしてあってよかった。
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夕飯はコールズポイントの海にせり出してるレストランColes Point Tavernで。
混んでるのでバーに通されて「飲みながら待ってて」って。コロナ飲みながら待ってました。
それにしても全員白人。特に「何おまえ?」みたいな感じはなかったですけど。ほんとちょっと田舎に行くと白人だらけになる。
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ゆっくり飲んでるうちに結構時間がたって、忘れられたか?まあカウンターでメシ食ってもいいけど……と思っていたらわりと愛想のいいおねいさん店員が迎えにきてくれました。
席はこんなとこ。結構蒸し暑い日でしたが、日が暮れると涼しい風も吹いてきて気持ちよかったです。
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横を見るとこんな感じ。最高にチル。免許更新やら、ちょっと我が儘になってきた友人やらにもやもやしていたのが消え、中性浮力みたいにふわふわといい気持ちになりました。
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ロックフィッシュの唐揚げつまんでビール飲んでお腹も膨れたので帰ることにしました。
ところでAMEXが使えず、たまたま持ち合わせがあった現金で払いました。嫌われてるねえAMEX。手数料そんなに高いのか。
で、お店はこんなところでした。最初に撮ればよかった。
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帰って寝ました。結局、持ってった本は読みませんでした。

【9/1】

朝はモントロスの町のThe Art of Coffeeというコーヒー屋さんにご飯を食べにいきました。
人口390人の町なんですけど、ちゃんとしたレストランやコーヒーショップがあるのが意外。
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8時の開店からあまりたたないうちに入ったんですけど、もうおっちゃんの一団が陣取って朝飯を待ってました。店員の(多分アート系の)おねえさんたちが挨拶に行くとおっちゃんが軽ーくタッチしたりして、もうなんかハラスメントに厳しい世の中でよくまあ、という光景。そういえばこの一帯、車で走ってると、とにかくトランプ応援の看板が多い(偏見を含んだ回想)。
かといって、すごい下品だったり乱暴そうだったりするわけではなく、わいわいと楽しくご飯を食べててもうるさくなくて、なんだろう、分別ある田舎のおっちゃんたちのフラタニティという風情。日曜の朝にいつも友達誘い合ってうひゃうひゃメシ食う集まり?奥さんたちはどうしてるんだろう?

アメリカーノ(エスプレッソのお湯割り)と、いろいろ入ったオムレツのプレート。
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マヨネーズ入ってる?と思ったが違う。確かフェタチーズ。ほうれん草とハムとパプリカ、ソテーした玉ねぎを入れてまとめるともなくまとめたオムレツむっちゃうまかった。
満足してモーテルへ。ちょっとゴロゴロして、シャワー浴びて出発。

わりと近くにポープクリークというワシントンの生誕地があり、そこが国指定史跡になってるらしいので立ち寄りました。
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生家のように見えるが生誕200年の1932年築。生家の資料が残っていないので「多分こんなだろう」ということで想像で建てたらしい。1870年代くらいからアメリカでは東欧・南欧移民の増加や工業化、都市化で社会が大きく変わることへの反動として「植民地時代復興運動Colonial Revival Movement」というのがあり、その影響をかなり受けているそうです。
DCの1/10スケールの記念塔が立ってた。牛は農耕用(イメージ)らしい。
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国立公園局が管理していていろんなところに説明看板が立っていますが、建国の父を懐かしく回顧するものではなく、復興運動をかなり突き放して「変わらないことで得するのはどういう人だと思いますか?」みたいな問いかけもあった。また当然、先住民を迫害して奴隷を使いながらタバコのプランテーションをやってた土地であり、そのタバコは通貨のように使われながら奴隷や絹や工芸品などとともに環大西洋世界を行き来していた、その交易のフロントでもあるわけですね。そこまで目配りした説明がなされていました。

近くのやや大きな都市、フレデリックスバーグでお昼……と思ったけど朝が重かったのでお腹そんなに空いてませんでした。
アイスコーヒー飲む。
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おいしいらしいとの情報を得ていたイタリアンは日曜休業であった。
前を歩いていた家族がかわいいの詰め合わせみたいだったので盗撮してしまった。彼らの視線の先にあるのがそのイタリアンです。
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ということでHマートに寄って買い物して帰ってきました。
すごい気分転換になった。

【9/2】

レイバーデーはいつものプエルトリカンが電話してきたものの「外出たくない」というので、あっそっつって独りでワイナリーに行きました。ケインズビルGainsvilleという町の外れにあるThe Winery at Sunshine Ridge Farmというところ。
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目の前はマナサス湖です。最後数マイルが砂利道なのだがロケーションはとてもよい。
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湿気がそれほどない26度、ピーカン、涼しい風が風量「中」くらいで吹いてます。つまり最高。
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8月はのっけからコロナにかかったり、いろいろ停滞感があったりイラついたりしていたけど、この3日間で結構購われた。ほんとによかった。あと、久しぶりに燃費がリッター21kmを超えました。2回前の給油時に17kmちょっとまで落ちて、またどっか悪くしたか?と不安になったのですが、街乗りが多かっただけのようです。それも含めて気分が治りました。

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