大学4年次の1999年2月から11月まで、交換留学でニュージーランドの大学に通ってました。
大学は北島だったのですが、7月の冬休みを利用して日本人と香港人の友達といっしょに南島を回りました。
クライストチャーチは、実はあんまりたっぷりと観光してません。今回の地震で崩れてしまった大聖堂の前で写真撮ったのは覚えてます。夏はお花がいっぱいできれいらしいんですが、冬は寒かった印象しかないです。
街の観光のかわりに、バスに乗ってクライストチャーチの街を含むカンタベリー平野を見下ろす素敵なスキー場に行って、スキーをしました。これはほんとうにきれいだった。山からまっすぐに平野に落ちていくようなゲレンデ。そのむこうには海が青々と見えたのを覚えています。まだリフトに混じってTバー(Tの字をした金具を掴んで、滑りながら上に引っ張っていってもらう)がありましたが、今でもそうなんだろうか。
さて、いつものことですが自然災害は時間が経つとともに被害の大きさが分かってきます。
いつでも明るくてパワフルなKiwiの皆さんのことだから、すごい勢いで立ち直ってくれるのではないかと期待しています。
あとは、いろいろと考えたこと。
・自分が訪れたり暮らしたりしたことがある、親しんだことがある土地の被災って、そうでないところの災害よりずっと心が動かされます。そのこと自体は批判されるべきなのかもしれませんが、一方で仕方ないことだとすると、やっぱりいろんなところに行けるだけ行っておいたほうがいいのかも、と思った。
・東京に直下型地震が来たらと思うと、ゾッとしますな。
・日本でこんなことがあったら、個人情報保護がうんちゃらとか言って死者・行方不明者の情報が出てこず、安否確認が進まないんじゃないかとちょっと不安。
・あ、向こうはそういや夏時間なのな(JST+4)。
・またオセアニアに行きたくなった。