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お勉強 アーカイブ

2012年08月26日

懲りないIELTS

ちょっと学生に戻る計画が6月にするりと手の中から逃げてしまってから、ちょっと元気を取り戻すのに約1カ月かかり、その時点で、8月になってもしもっと元気になっていたら必要になるだろうと思ってIELTSを申し込んでいました。去年の1回目2回目に続いて3回目。

結果、あまり元気ではありませんが、昨日今日とまた試験を受けてきました。

  聴く:ちょっと集中力が途切れた瞬間があった
  読む:まあそこそこか
  書く:例によってゴミみたいな文章をいっぱい書いた
  話す:これまで以上にバカなことをぺらぺら喋った

というわけで、あまりよくはなさそう。結果は9月7日。
点が取れていたら、今年も出願に向けて書類を作ろうと思います。
どこかの時点でくじけたら、それで終わりという踏ん切りが今回はつく気がします。

【9/7追記】
聞く=7.5
読む=8.5
書く=6.0
話す=6.5
全体=7.0
出願基準には達しました。でも去年から下がってていけてない。
ちょっとくじけそう。

* * *

ところで、「話す」の面接試験をしていて思いましたが、弊管理人は咄嗟に・その場のトピックに応じておしゃべりをするのが絶望的にヘタです。上がり症か頭の中のネットワークがちょっとおかしいかのどちらかだと思うのですが、アクロバティックで意味のない言葉遊びならいくらでもできるものの、何かを相手が分かるように説明したり、お話を起承転結のようにきちんと構成して話すことができないんです。
なので、予めネタを作成しておいて、そのワンセットを頭に放り込んでおいて、会話中に適切なタイミングが訪れると、それを引っ張り出してきて喋るわけです。
何かを食べたり、どこかへ行ったり、ある本を読んだり、ちょっとしたことを思いついたりして、そのことを誰かに喋る機会があるなと思うと、すぐにここで日記を書いているのはそのためです。実際、自分でも驚くほど、ここに書いてあることをそのまま人に喋っています。

以上のことも、今日思い至ったのでここに書き付けている次第。

* * *

試験が全部終わった昼過ぎに、ありがたくも友人からお誘いがあって、夕方から池上本門寺であったコンサートに行ってきました。
いろんな人が出てくるやつですが、一青窈さんはかろうじて分かりましたが、オリジナルラブさんはステージ上の誰がオリジナルラブさんか分からないくらい、今時の?音楽に疎い弊管理人です。周囲が総立ちで手拍子などをする中、ひとりぼうっと週末の終わりを惜しんでいました。
会場で帽子を無くしました。ううう悲しい。

2012年06月06日

(4)区切りに

留学の話は結局、直属の上司とお話をした上で白紙にすることにしました。
弊管理人が出した社命留学の申請は「保留」になっており、それがどのようなプロセスでそうなったかも初めて聞きましたが、所々に邪魔をする人がいたらしいことも分かりました。

終わってみると、自分のことを自分で決められない、その理不尽さに少し頭が痛くなります。
お金は自分で出すから、休職させてくれればいいから、と切り出せば「それを許すと次から次へと希望者が名乗り出て収拾がつかなくなる」と(どこまで本当か分かりませんが)社命留学への応募を勧められ、
社命留学に応募をしたらしたで「海外赴任に向けて特殊言語の習得のためにというのに比べて、ひとのカネで留学して勉強したいことが会社にどう役に立つのか、つながりが弱い」というような理由で反対意見が出る。今までそんなに切実に思ったことはなかったけれど、今日、心底所属している組織が嫌いになりました。
じゃあといって、辞めたりはしないですけど。行くあてもないし。

今年、もう一度別の学校に応募してみて、受かったらもう一度、会社に申請を出してみるという手はありますが、現時点でそこまでの気持ちになれません。回復したらやってみるかもしれません。やらないかもしれません。

これから向こうの責任者に、入学許可を辞退する手紙を書きます。
それでこの話はおしまい。

【2012.6.10追記】
ちょっと話が混線していました。
・入学を1年延ばすことは学校側の事情で成功しなかった
・入学を1年延ばさないことは職場に認められなかった
・ということで、取れる選択肢がなくなった
・残念
ということでした。

2012年06月02日

院試的なもの(3)

英国のとある大学院に受かったものの、上司からの頼みを受けて、留学を来年の9月からに1年延ばすという、鬼だけでなく弊管理人まで笑うような手続きを3月から始めていましたが、なんとさきほど、2013年にはコースは開講されない(というか、2012-13年のコースが最終年になる)ことになりました、というメールが来ました。

【追記2012.6.6 よくよく聞いてみると、2013年は運営主体の変化に伴うコース再編の谷間に当たってしまったということだったらしい→上に見え消しの線を追加】

うーむ、意外な落とし穴にはまったなあ。

先方も不憫に思ったらしく、
(1)やっぱり今年入学するならこのまま手続きを進めるがどうか
(2)似たコースを持っている近縁の大学に来年入学できるよう紹介するがどうか

という二つの選択肢が提示されました。
そもそも仕事の都合で1年延ばしてくれという話をしていて、こちらもすっかりそのつもりで9月以降の予定を入れていたので、はっきり言って(1)は諸々の再調整が必要でツカレル。
(2)で紹介先に挙げられていた大学のコース紹介をざっと読みましたが、あー、ちょっと違う。
だいたい、英国のいろんな大学のコースを予めリサーチした上で当該の1校のみに出願しているので、そこよりいいところっていうのはないんですよね。ということで没の方向。

実は、去年の段階でもう一つ出願先として考えていた学校はあります。そこはかなり魅力的なコースを持っていて、しかし2012年だけ休講で、2013年はバージョンアップして開講することが分かったので、まだ2012年秋から留学するつもりだった昨年は出願を見送ったところです。こうなったら今年はそこに出願する、というのはたぶんあり得る選択肢なんですけども、もうなんか気分的に疲れた。また今年もテスト受けて書類作って出して待つのかと。

職場の都合なんか考えないで「いや、今年行きますから」と言っちゃえばよかった気もしますが、しかし弊管理人も「まあ、準備期間が長く取れて悪いことばかりでもないか」と半ば納得してその道を選んだこともあり、怨み節は言えません。

先のことはわからんものです。悲しい。

2012年03月19日

院試的なもの(2)

前回の書き込みからあっという間に4週間、大学院からのオファーに回答する日が来てしまいました。

結論からいうと、入学を1年延ばす(2013年にする)手続きをしています。

登場人物は弊管理人の職場の、部内で一番偉い人(S1)、その上の人(S2)、その上の現業部門の総元締めみたいな人(S3)。
持ちかける前はかなり厳しいだろうなあと思っていたのですが、S2氏、S3氏は意外にも「今年行ったっていいんじゃないか?」みたいな雰囲気。弊管理人のプランは「自らキャリアアップしようとしている」と概ね好意的に捉えられているようです。ま、本当は単なる気分転換なのですが(もっとも、気分転換は大切なのですが)。

ひとのお金で気分転換するのも気が引けるので「休みだけくれればいいです、自分の金で行ってきますんで」と言ったのですが、それに対しては管理部門方面から「いや、社費留学の制度に応募しなさい」と言われました。自分の好きなタイミングで合格をもらって「休み、もらいます」と言えば誰でも留学させてもらえるなら、自分も自分もと声が上がり、収拾がつかなくなるという危惧があるためだとか。それって会社が行うべき人材育成が全く不十分であることの証左になりうるのだと思うのですが、まあ誰しも改善は最小限にしたいものですしね。

S1氏は今年、部内でいろいろと人の入れ替わりがあるということで「今年行かれるとキツイ」との意見でした。弊管理人はそういうことなら直属の上司を困らせるのはよくなかろうと1年延ばすdeferという手続きを選択し、これはあっさりと認められそうな様子です。

不安要素は、これが鬼が笑う、弊管理人も笑うしかない1年半後の約束になってしまったことです。今「いいよ」と言ってくれている人たちが、1年半後もいいよと言ってくれている保証はなく、それどころか「状況が変わった」とかいって全てを反故にされることのほうが起こりやすいだろう。1年半前の世界が今とどれだけ違ったか、思い起こすだけで「やっぱりS1氏が困っても『いや、断固今年で』と言っておけばよかったかなあ」と弱気になります。そもそも来年となると弊管理人も30代後半に突入します。いろいろきついんですよね。
まあ本当に行かせてくれるなら待ちますし、準備期間も長く取れていいといえばいいんですけど。

他社の同職種で先輩格の方ですが「私の太鼓判は結構その通りになります。きっとうまくいきます」と言って下さっているので、今はそれだけを頼りにしている状況です。あ、あとは少し関連の本を読んでおくよう努めるとか、してますが。

2012年02月25日

院試的なもの記

■昨年~:留学を計画する

日々手探りだの、サバティカル欲しいだのといろいろ文句を言いながらここ数年働いてましたが、ならばちょっと自分で機会を作ろうじゃないかということで、留学先の検討を本格的にし始めたのが一昨年の初めくらいだったと思います。会社に入ってから8年余り地方を回って、東京に転勤になった2009年には一応の専門分野が決まり、そこから1年余り仕事をして、そろそろ将来も見据えたオーバーホールが必要ではないかと思ったのがこの時期だったからです。人を育てるという姿勢が全くない会社ですしね、開発は自分でやらないと、しかしやるならちょっと楽しくやりたいと、そういうことで。
会社の規定には、留学目的で休職を認める「ことがある」という条項がありまして、それを当て込んでの始動でした。

以前、米国の大学院修士課程で2年勉強したい、と申し出た社内の若者が人事に留学を認められず、会社を辞めて留学した例があったと聞いていたので、じゃあ、彼の例を見たあとになお籍を置いたまま休職して留学にトライするなら2年は無理だわな、と安直に1年でコースが終わる英国とオーストラリアで大学を探し始めました(かろうじてできるのが英語なので英語圏)。

少し仕事と関係しながら、もともとの自分の興味にも沿いそうな分野を探しました。なぜなら、仕事と関係していれば志望書personal statementが書きやすい(仕事に役立つから、と書けばよい)し、自分の興味に沿うものなら勉強が楽しいと思ったからです。

さらに、もう10年以上も学校という場所から離れているので、やっぱりただ研究だけをやるのではなく、授業courseworkと論文dissertationを組み合わせた形態の課程だとよいと思いました。

以上の条件を満たし、かつ書き物のサンプルを出せとか推薦状を3通出せとか面倒なことを言わない学校は意外に少なく、英国に2校、オーストラリアに1校に絞られました。そのうち、2012年に開講予定があるのは英国の1校のみであることが今年の夏ごろ分かりました。わりと難しげな当該校への一発勝負……ま、社会勉強と思うことにしよう、と諦めて用意を始めました。

■夏:推薦状をお願いする

英国の場合、多くの場合は2通の推薦状が必要(北米は3通)で、社会人の場合は1通は会社関係でいいが、もう1通はアカデミア在住の人である必要があります。
そこで、1通は会社の直属の上司に「社内的には(上司に)頼んだって言いませんから」といって書いてもらうことにし、もう1通は大学時代の学科長だった先生にお願いすることにしました。

8月9日 永らく連絡を取っていなかった学科の事務室に電話をし、それこそ10年ぶりに事務の女性とお話しをし(驚くべきことに弊管理人のことを覚えていて下さった)、先生の連絡先を聞く。が、「メールアドレスは教えないことになっている」との決まりだそうで、研究室の電話番号はとりあえず聞いた上で、手紙を書くことにしました。

葉書に(!)用件および、一度お目にかかってお願いをしたい旨を書いて送りました。
ややあってメールをいただき、面談は9月初めに決定。
A4用紙1枚に出願先と理由を書いたメモ、大学時代の成績などを用意。

9月7日 面談。案の定、先生は弊管理人のことを覚えていませんでした(よかった。質の悪い学生だったので)。でももっと遠い関係の元学生からも頼まれて推薦状は書いたことがあるということで、快諾をいただきました。

■9月~11月:志望書用意

何を書いていいのか分からないので、アマゾンで1冊安めの指南書(Donald Asher, Graduate Admissions Essays (3rd ed.), Ten Speed Press, 2008.)を買いました。

まずはこれをざっと読む。

9月13日 ドラフトを作る。
書き直す。
2稿を作る。
書き直す。
これを11月までだらだらとやりました。

11月25日 ネイティブチェック。一応自分では間違いないだろうというくらいまで文法やら言葉遣いやらをチェックしたのですが、やっぱり志望書くらいはきれいな英語で出すべきだろうということで、ネイティブチェックの会社に校正を頼みました。ネットで適当に見つけた会社で、500語で4000円(留学斡旋で有名らしい某社に電話で問い合わせたら「指導込みで2万」みたいな金額だったのでパスした)。まあリーズナブルではないかと。
ウェブから申し込み、メールで送った原稿は一晩で返ってきました。
愕然。赤だらけ(爆笑)

■11月26日:CV(履歴書)用意

これはまあね、適当にネットに落ちてる様式を使って書くだけです。

■12月上旬:出願

本当は11月の初めに受け付けは始まっていたのですが、仕事が忙しかったこともあり志望書の用意がやや遅れました。出願は早い順で選考にかかり、次々と結果が出されるので、わりと早めに行ったほうがよいようです。でもまあ、最終締め切りは2012年の8月なので、たぶん1カ月くらいの遅れは大したことはないのでしょう。相場としては、だいたい年内に出せればOKのようです。

出したものは、英語試験の成績(今回は9月に受けたIELTSを使いました。これは学校が課している基準をクリアしていればいいらしいので心配なし)、志望書、履歴書、学士の学位証明書、大学時代の成績証明書。これらをスキャンしてPDF化したものを、応募用のサイトからアップロードするだけです。さらに、同サイトで名前や住所などを記入して、弊管理人サイドでできることは終了。

あとは、推薦状2通を、それぞれ推薦者にアップロードしてもらうわけです。
おおよそこんなことを書いていただけたら、ということは伝えましたが、それぞれの推薦者が最終的にどんな推薦状を書いて下さったかは分かりません。

弊管理人が大学の応募サイト上で2人のメールアドレスを指定すると、アップロードの手順が書かれたメールが2人に送られるようで、弊管理人の手を通らずに推薦書は大学に届けられることになります。
おかげさまで、この作業も弊管理人側の書類アップロード作業が終わってから数日で終えていただきました。お金にもならないのに、ホントありがとうございます。

■2月:結果

出願の手続き完了から8週間で結果を打ち返せるようにがんばりますわ、というのが大学側の説明だったので、1月の米国出張中もたびたび結果確認用のサイトを覗いていたのですが、8週間を過ぎても音沙汰なし。

英国って確かそういうところだしな、とあまり心配はしていませんでしたが、10週間を過ぎたところで催促のメールを出しました。といっても「何か問題が起きていないか、ちょっと気にかかりまして」みたいな下からの感じで(笑)
返事はすぐ来まして、「ちょうど入試係のほうに結果を投げたところよ!すぐにサイトに反映されると思うわ!」とそば屋の出前みたいなメッセージをいただきました。ほんとかいなと思いながらもう2日ほど待ちました。

2月24日 サイトに結果が出ました。条件付き合格conditional offer。なぬ?補欠的な何かか?と一瞬思いましたが、その条件というのは「成績表の原本を郵送せよ」「オファーを受けることにしたら授業料のデポジットを払え」ということで、結局手続きだけのことだったようです。入学を希望するか、オファーを辞退するかは3月中旬までに回答することになりました。

会社では、外部状況の厳しさは増し、内部では組織再編があります。結果を伝えた上司も「おめでとう」と言ってはくれたものの「会社が休職を許可するかについてはとても厳しい。推薦状を書くことを承諾した秋ごろよりもさらに状況は厳しい」というコメントでした。
社命留学といって、会社がお金を出してくれて留学する制度があるんですが、これは海外駐在する人の語学研修など目的が限られていることもあって、弊管理人の場合は最初からそんなものには期待せず「自分の金で仕事に役立つ勉強するんだから認めろよー」と言っています。それでも、人不足の中で穴を開ける判断は望めなそうだという。

■今

ということで、今いろいろと決めかねています。
先に書いたように、勉強内容はかなり今の仕事と関連することなので、辞めて行ったとしてもそれが活かせるところに再就職できるかは分からない(というか、辞めたら同じ業界にまた戻りたいとは思わない気がする)。
といいつつ、折角降ってきたチャンスですし、全く違った環境のもと、ここ10年で溜まった毒を洗い流しながら一度アタマをメンテナンスしたいという思いは大いにあります。

さて、どうなりますか。ま、ダメだったら仕事のために時間使うのはもう最小限にして、私生活を豊かにする方向にシフトするって手もあるかなー、と思ってますけど。

2011年09月16日

IELTS(2回目)結果

9月3、4日に受けたIELTSの結果が出てました。

聞く listening 7.5
読む reading 9.0
書く writing 7.0
話す speaking 7.0

総合で overall 7.5

頭がぼーっとした中で始まっちゃった聞くパートがやっぱりできてなかったですね。前回の8.5から1.0も下がりました。でも7.5で踏みとどまってよかったという思いもあります。

エンジンかかってきた読むパートは驚きの満点。確かに分かんない設問はありませんでしたし、見直す時間も結構取れたので余裕を持って終えられましたが、これだけできると気持ちいいね。

書くのはとりあえず上がってよかった。前回の反省が生きた感じがします。実はわりと偏った意見を書いたので心配してましたが、これはこれくらい。もう0.5高くてもよかったと思うけど。

話すのは残念、下がってしまいました。でも前回の7.5がちょっとできすぎな感じだったので、誤差の範囲かなあ。今回振り返って、最も遺憾だったのがこのパート。ぺらぺらしゃべったけど、ほとんどクズみたいなこと言ってたのがわかりましたし、仕方ないです。

総合は結局、前回と一緒です。1カ月ちょっとで英語の総合力はそう変わらないとすれば、スコアが乱高下しないというのは、まあよく練られた試験だってことなんでしょうね。
このテストは、もし実際にどこかの教育機関への出願に使うとすれば、なるべく極端にできてないパートがないほうがいいので、その面ではすこーし前回(最低は書くやつの6.0)から改善したといえるかも。

というわけでこのテストはこれで卒業です。べべん

2011年09月04日

IELTS(2回目)と勉強法など

前回、蓋を開けてみればそこそこの点が取れていたものの、手応えの悪さに発憤して申し込んだ2回目が9月3、4日にありました。

2回目の今回に限ったことではないですが、朝の早いテストなのと、ちょうど仕事で非常にいやなことがあって参ってたころだったので、最初の聴くテストは頭がうまく働かないうちに過ぎてしまった感じがあります。もったいなかったです。読むのはまあちょぼちょぼ、書くのも準備したが結局あまり自信満々の出来にはならなかった。話すのは相変わらずトランス状態でぺらぺら話しましたが、振り返ってみるとあれを言っておけばこれを言っておけばと後悔の多いものになってしまいました。

いつもの通り、結果は2週間後の16日に出ます。

■さて、いずれにしてもこれでIELTSはおしまいにするつもりなので、今回は備忘録として「これくらいやれたらいいんじゃないか」と思える勉強の仕方をまとめて書いておきたいと思います(overallで6か6.5くらい取れる人用)。

ある程度スケジュールに追い立てられ、しかも間延びしない勉強期間というのは自分の場合、やはり1~1.5カ月かなあという感覚があります。その間にできることって、どれくらいか。

わりと忙しめで生活の不規則な勤め人なので、毎日3時間の勉強なんて無理です。というわけで、週に3-4日(土日+ウィークデーに1、2日)、1回1~1.5時間の勉強を想定しています。

0. 全体練習


(画像はAmazonに直リン。以下同じ)

CambridgeのIELTS 8。これに始まり、これに終わります。これだけは絶対に買ってやったほうがいい。なぜかといえば、IELTSのテスト自体を作っている人たちが作っている本だからです。
構成は4回分の模擬試験ですが、見た目は本物そのまま、難易度も一緒。事前にイメージを作っておくのにこれほどいいものはありません。
あと、数字や時間の表記、パーセンテージの表記や段落の作り方など、多肢選択だけでなく記述式の多いこの試験では解答例も大いに参考になります。読み込むべきです。

日本語の対策本で特にお勧めするものはありません。自分が使ったのはThe Japan Timesの「新セルフスタディIELTS完全攻略」で、これのいいところは読む、聴くのテストで何問くらい正解すると何点くらいになるのか、目安が書いてあることくらいですかね。

以下、上記に加えての各論。

1. 聴く

耳を慣らすのが目的なので、BBC WorldのPodcastを通勤のときにでも聴くのがよいのでは。
1回20分程度、すべて分かろうとしなくていいが、何の話かくらいは注意して聞き取る。
日本のニュースとは力点の置き方が違うので、ヨーロッパの関心はこのへんにあるんだなあと驚くことも多いと思います。

2. 読む

弊管理人の場合、仕事の中でわりと英文を読むことが多く、読むのも比較的速いほうだと思うので、特段の対策はなし。
あえて何か読むとすれば、何の分野でもいいので、大学の初学者用の教科書でも読んでいればいいのではないかと思います。日本語の教科書と違って、独学もできるように工夫して書かれているものがほとんどなので、嫌にならずに読むことはできると思います。
あとは自然科学系の新書(日本語)でも読んで、うとい分野の知識をつけるのもいいかもしれません。

3. 書く


MacmillanのImprove Your IELTS Writing Skillsを使いました。5.5の人を6に上げるくらいの想定で書かれた本のようです。

10課に分かれていて、必要な表現を勉強できます。だいたい所要時間は1課1時間ちょい。
図表を見て分析するTask1は特に、「上がり傾向です」「下がり傾向です」「とても増えてます」「やや減っています」「こちらではAですが、あちらではBです」「これと並んで、」「これとは逆に、」など、グラフを説明する言葉をいくつも用意する必要がありますが、逆にそういうののストックを持っているとほぼ自動的に作文ができるので、この本で養っておけば怯えなくてすむのではないか。

なにしろ、実際に手を動かすことが重要です。
使えそうな表現は裏紙にでも書き出して蓄積していき、本番前に会場に持って行って見直すとよい。
練習問題が各課についているので、それはきちんと回答を紙に書く。
解答例もちゃんと読む。
こんなあたりではないでしょうか。

ちなみに、IELTSの本ではありませんが、旺文社の「TOEFL ライティング問題100」は、こういうエッセイの「組み立て方」を1から10まで教えてくれ、自分なりのフォーマットを確立するのに大変いい本だと思っています。お題に沿って作文するTask2が不安ならこちらから始めると鉄板。

4. 話す


HarperCollinsのSpeaking for IELTSを使いました。
こちらは11課+模擬テスト。所要時間は30分~1時間。
喋ること自体の練習がいっぱいできるというのも利点ですが、それ以上にinterview testで出る可能性のあるトピック(旅、家族、天気、勉強、地元のこと、等々)を課ごとに取り上げていくので、必要なボキャブラリの確認と補充にいいと思います。あと、試験のコツ的なアドバイスもついてます。

いずれにせよ、声を出して喋ることが大事。あとは本番を「英国の人とたわいないおしゃべりをする」くらいに考え、でんと構えて迎えればいいのでは。

■さて余談、IELTSとTOEFLはどっちがなじみやすいかですが、

たいへん雑駁な(そして多分分かる人にしか分からない)比較をするとすれば、大学受験で「国公立の記述式のほうが安心する」感じの人はIELTS、「私立のマーク式のほうがかちっとしてていい」と思う人はTOEFLでいったらどうかと思います。

聴く、読むはどちらも難易度は変わらないと思いますが、タスクはTOEFLのほうが多い=疲れる、という印象です。逆に言うと、IELTSのほうが何かの弾みで問題を誤解したり重要な事柄を聞き逃したときに失点が大きいかもしれません。

書く試験は、IELTS=鉛筆で書く、TOEFL=タイプ、という大きな違いがあります。書き出す前に構成をかちっと決めて書いていける人はIELTSでいいでしょうが、最初に大まかな絵だけ描いておいて、あとは書きながら構成していく弊管理人のような人はTOEFLのほうが書いて消しをやりやすいと思います。あと、TOEFLは1問目は「読む+聴く」という要素も入るので、特に聴くのが苦手な人は書くのに必要な要素が全て目の前に示されるIELTSのほうがやりやすいと思う。

話す試験は、IELTS=対面でインタビュー、TOEFL=画面のカウントダウンを見ながらマイクに向かって喋るという、これまた大きな違いがあります。弊管理人のように人の顔色を窺いながら、またつまったり間を開けたり、言い直したりしながら喋るタイプは、圧倒的にIELTSのほうが向いていると思います。
内容は、IELTS=日常のトピックで雑談っぽい、TOEFL=基本的に与えられた素材を聴いたり読んだりして、その内容を要約するなど。引き出しの多い人はIELTS、インプットを整理するのが上手い人はTOEFL。

というわけで、自分のタイプを見極めて、もしTOEFLで点が伸びないということがあればIELTSを一度試してみる価値はあると思います。
ざっと対応させると、
IELTS 6.0=TOEFL-iBT 22 total 90
IELTS 6.5=TOEFL-iBT 23 total 97-100
IELTS 7.5=TOEFL-iBT 25 total 106-108
IELTS 8.5=TOEFL-iBT 28 total 112-114
といった具合かなと感じてます。これは、実際にどこかの学校に出願しようとするとき、TOEFLのスコアで基準を満たそうとするほうがIELTSでクリアするより多少難しいと感じている弊管理人の感覚です。

2011年07月22日

IELTSの結果

9、10日に初めて受けたIELTSの結果がウェブ上で見られるようになってました。

  listening 聞く 8.5
  reading 読む 8.5
  writing 書く 6.0
  speaking 話す 7.5

  overall 全体の平均で 7.5

IELTSのスコアリングってあまり馴染みがないのですが、聞く、読む、書く、話すの各テストごとが0.5点刻みで9点満点、それを平均して四捨五入(だっけ?)したのがオーバーオールスコア。7点でだいたいTOEFLでいうところの600点(PBT)、100点(iBT)くらいですかねえ。

聞くのと読むのは、満点は無理だったけど8くらいかなーと思っていたのがほぼ当たった。

書くのはやっぱり語数不足が致命的にスコアを下げた感がありますが、6に乗ったのは奇跡かと思います。語数不足をやらかしたのが相対的に比重の低いtask1という問題だったことも救いだったかもしれません。予想は5~5.5だったので、まあほんとに甘くつけていただいてありがとうという。

話すのは意外にいい点が取れたという感じ。非常に意外。予想は4.5とか5とかかなあというところだった。去年の同じ週末に受けたTOEFLはベシャリが足を引っ張りましたが(それにしても弊管理人はなんで7月になると英語の試験を受けるのか)、やっぱりマイクにむかって話すのよりは人とおしゃべりする形式のテストのほうが向いてるのかなあ。

さて、先々週にテストを受けたあと手応えが悪くて大変消沈した弊管理人は、なんとこの結果を見もせず、発憤して即座に9月にも受験申込をし、さらに話すのと書くのの問題集も買ってしまいました。
というわけで、参考書類のレビューはその際にでも。

2011年07月10日

IELTSを受けました

9日、10日でIELTSという英国系の英語のテストを受けました。

■9日

・朝8:20集合。早ーい。眠ーい。
・荷物は試験会場とは別室に置いていくが、「財布も置いていけ」と。なんかへん。
・考えてみれば、なんかへんなルールの目立つ試験です。
・ネットで申し込みができるのに、結局封書でパスポートのコピーと写真を送らなければならない。
・さらに写真はメガネかけてちゃだめなんだって。へん。

「聞く」「読む」

・Cambridge ESOLという、まさにこの試験を作ってる人たちの作った問題集をやって臨みましたが、まったくもって形式、見た目などこの問題集の通り。当たり前といえば当たり前だがすごい。
・聞くテストはマークシートではなく記述式なのが今まで受けてきたTOEFLやTOEICとずいぶん違うところ。スペルに迷ったり。
・読むテスト、弊管理人はけっこう読むのは早いほうだと思うんですが、それなりに急がされるくらいの分量です。こちらも記述式です。

「書く」

・図表解説をさせるTask1と、お題を与えられて自分で構成するTask2。
・練習不足と真剣味の不足で、Task1は振り返ってみると字数や押さえるべきポイントなど、満たすべき条件が満たせていないというかなり痛いミスをやらかしました。
・Task2は逆にけっこう文字数は稼いだが、トランス状態でいっぱい書いていたので、ちょっと地に足のついていない文章になったっぽい。

・昼過ぎに終了、消沈して帰宅。

■10日

「話す」

・指定された会場のあるビルにいってみると、休日でいろんなドアが閉まってる。で、出入り口はいっぱいあるのに案内係は1箇所にしかいないという、またへんな管理。
・ガイジン氏が待合室に迎えに来て、個室で二人でおしゃべりをする形式。
・テーマは「自分の部屋について」「旅行について」というたいへんオーソドックスなものでしたが、こちらもまた練習不足でさんざん。
・わりとべらべら喋ったけど、けっこう内容は破綻していた。ていうか、筋道立てて話す、というよりは、ほんとにおしゃべりしてしまった。

・消沈したけど、肩の荷が下りた感じで帰宅。
・もう1回、ちゃんと対策して受けようかなと思ってます。

2010年07月26日

TOEFL iBT結果

このあいだ(7月10日)受けたTOEFLの結果が23日に通知されてました。

読む 30点/30点中
聞く 27/30
話す 22/30
書く 27/30

合計 106/120

明らかーに話すセクションができてないんですが、日本語のベシャリだって上手くない以上、ここから上げていくのは相当大変そうですし、なにより大学院留学で求められる水準(100点)は超えたのでとりあえず勉強は一区切りにします。

読むのは4年前のCBTに続いて満点。まあこれは日英問わずいろんな分野の本を読んでることが有利になるようで、結果、歳くってるほうが取り組みやすいとの思いを強くしてます。

聞くのは、何カ所か聞き漏らしがあったので実感としてもこんなもん。CBTのときと同程度取れたので特に不満はないが、もう1、2点取れてもよかったのかも。

話すのは上に書いたとおり。もっと取れてなくてもおかしくないとは思っていたのですが、参考書はトフルゼミナールのやつの前に旺文社をやっておいて自分なりのセオリーを身につけておいたほうがよかったのかも。

書くのは4年前のCBT、12年前のPBT時代に比べてかなりよくなった印象。これはひとえに旺文社の本のおかげだと思う。テンプレートが身についているとさらさら書けて見直しの時間が取れるのが大きいです。

逃げるように学校をあとにして9年余。
そろそろ擦り切れてなくなっちゃいそうな頭を一度オーバーホールする時期のような気もしますが、いざ勉強し直しを考えるとなるとそれはそれでハードルは高いんですよねえ。

2010年07月10日

読んだ、聞いた、喋った、書いた、疲れた

このあいだ申し込んだやつの当日が来たということで、

■TOEFL-iBT、受けてきました@上野の岩倉高校。

(あとは備忘録と感想文的なもので、長いので折りたたみます)

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2010年05月26日

雑記

ええとショパンのノクターン(Op.62-2)に手を付けてます。
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これね。1846年の曲だというから、死ぬ3年前、晩年といっても36歳。
速度はレントの指定なので、とても遅い曲ということになります。録音を聞いていると眠くなるかもしれないけれども、ライブなら大丈夫な気がする。ましてや弾いているほうはかなり気持ちいいです。
リストが交響曲をピアノに落とした人だとすれば、ショパンは歌曲をピアノで再現した人だという対比を思い出します。旋律はほんとうに心の中でいっしょに歌いながら弾きたい、平易だが美しいもの。この繊細なラインをぼんやりとした光彩に沈めるのは左手の伴奏です。
ダイナミクスやテンポ、ペダリング次第でほんとうに弾く人の個性を引き出せる奥深さがあると思います。しかしそこには同時に、収斂していくイメージのようなものもある。到達点というか、ひとの最期を暗示するというか、そんなものが。

* * *

全然話は飛びますが、7月のTOEFL、申し込んでしまいました。あーあ。
何度か目の英語ブラッシュアップですが、これまでで最も点が取れる感じがしません。

12年前(!!!)、留学のために受けたときはPaper Based Testで、どっかの大きなホールでペーパーテストを受けたものです(580点)。次受けたのは4年前、このときはComputer Based Testになっていて、読む聞く書くをPCに向かってやりました。作文を手書きしなくていいのは有り難かったが、作文の評点は全然10年で伸びていないという悲しい結果に(270点)。
今回はInternet Based Testとまた形式が変わっていて、今度は「話す」が加わってます。さらに苦手な作文がひとつのセクションを構成していて比重がかなりでかい。

話せるわけねーだろ!日本語でも言いよどむのに!
とキレても仕方がない。とにもかくにも期日が決まらないと本腰入れて勉強しないので、申し込むだけ申し込んで、対策始めてます。
どうも書く・話すともに型があって(さらにその2つはかなり共通しており)、話の展開のしかたと表現のバリエーションをいくつか貯め込んでおくという方法が有効な気がする。

それにしても高いねー、いまTOEFLは$200です。円高じゃなかったら2万超えだ。なんなんだ。ネット導入って普通はコストは下がるもんじゃないのか。

* * *

ここのところ続いている「ものを読むのに身が入らない症候群」は、買ってみたもののあまりわくわくしない本が溜まっているのと、職場が暑くて頭がぼーっとしたまま一日過ごすことが多いのと、必要があってものを読んでいることが少ないことあたりが原因なのではないかと思っています。

語学なんて所詮道具だろうよ、もっと勉強することあんだろという意見もありましょうが、お高い試験に申し込んでしまったことで、自分の中の強制勉強モードを立ち上げて事態の打開を図れればよいと思います。いまや参考書以外読む気になりませんが、毎日このままではまずいまずいと思いながら勉強する時間を作ってこせこせと読んだり書いたりしているので、だんだん頭がちゃんとしてきた感じがする。

* * *

今夏の風邪は喉に来るらしいんですけど、今月初めからなんとなく調子悪かった喉が先週から悪化。来たな、これ。咳と痰。マスク出動。
でも体調は悪くないです。たぶん仕事が忙しいから。思えば去年の夏に転勤してきてから2、3度、風邪引いたという自覚はあるんですが、風邪引いてる場合じゃない忙しさが続いているので体が頑張ってくれて、高熱→休業には至ってません。

弊管理人の体は人目を気にするヤツで、休んでも代わりがいないとか、職場で下っ端のため人にピンチヒッターを頼めないといったシチュエーションでは風邪が悪化しなかったり、トイレに行く時間もないくらい忙しい日は便意が来なかったりと自動的に体面を保ってくれるのです。いや、ありがたいんですけど、なんか痛々しいね。

2008年04月02日

英検

080402step.jpg
1-2月に受けた英検1級で、合格証のほかに「優良賞」という賞状が届きました。
そこそこ上位で受かると表彰の対象になるんだそうです。うむ、ちょっと得した気分。

2008年03月04日

英検

現実逃避プロジェクト第2弾。9月のTOEICに続いて英検1級に挑戦しました。

結果は:
1次試験(筆記、2008.1.28):93点/113点満点(合格点78点)
2次試験(面接、2008.2.24):83点/100点満点(合格点60点)
で合格でした(万歳)。

以下、お勉強の経過。

■1次試験
対策は約1カ月前から始めました。TOEICと比べると要求される語彙のレベルがかなり高いという印象だったので、勉強時間(1日1~2時間程度)のほとんどを単語の暗記に費やしました。使った本はすべて旺文社発行です。

(1)英検Pass単熟語―単語帳。約2500の単語と熟語が載っていて、これを何周もしました。接尾/接頭語を鍵にして覚えたり、ゴロ合わせして覚えたりしましたが、結局半分くらいしか覚えなかった気がします。ただ、英検とは関係なく購読しているNATIONAL GEOGRAPHIC誌を見ると、「Pass単熟語」に載っている単語は普通に使われているので、そうマニアックなレベルが要求されているわけではないでしょう。英文をたくさん読むのに必要な単語力としてこれくらいは覚えておきたいですね。

(2)英検1級語彙・イディオム問題500―単語分野に絞った問題集。上記(1)をやっていて不安になってきたので途中から始めました。最低限、解答となっている500個の単語は完全に覚えるようにして、あとは選択肢も9割がた分かるよう、別紙に書き写して自分用の単語帳を作りました。手を動かさないと覚えないんですよね。

(3)英検1級DAILY30日間集中ゼミ―出題形式の傾向と対策。単元は30ありますが、ひとつひとつがコンパクトなので10日くらいで終わります。これは一通りやって「ふーん」というくらい。

(4)英検1級予想問題集―模試7回分。ただしリスニングまでついているのは3回分のみ。だいたい本番のレベルに近いと感じました。これも本番近くなって時間が余ったのでやったまで。本番形式を知るためだけなら上記(3)の最終日分が1回分の模試になっているのでそれをやれば十分だと思う。

本番。100分のうち筆記とリスニングを60分弱、作文40分強という配分になりました。作文は「世界のwilderness areaはもっと守られるべきか」というお題。wilderness areaは、人間の手の入っていない地域、くらいの意味だろうと推測、「生物多様性を保つことは災害から隣接する人間社会を守ることにもつながるから、自然の生態系は守られるべき」「その原資となり、また人間の自然保護に対する意識を高めるためにはエコツーリズムを利用するのがよい」「環境問題は国境を越えるから、取り組みには国際協調の視点も取り入れなければならない」みたいなことを書いて分量を稼ぎました。

で、まあ失点の大半は単語と作文だったのですが、いずれのセクションでも合格者平均を上回る点を取れたので(遺憾な点は多いながらも)よしとしました。

■2次試験
使った本は、1次の合格を知ってから図書館で借りてきた1冊のみ。
・植田一三、妻鳥千鶴子『英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング』ベレ出版、2004年。
この本はけっこう英検の面接試験を意識して書かれていて、出そうなトピックが100個以上紹介されています。そこからめぼしいもの計80個(1日3~5個)を選んで実際の試験と同じ時間をかけ(1分で考え、2分で喋る)練習をしました。
普段喋る機会のない人間にとっては喋る練習は大切で(A)自分が思わず使う表現を確認する=自分の喋りの「型」を見つけ定着させる(B)環境、国際関係、労働、少子化、IT、といった出そうな分野の専門用語を覚える(C)2分間を体で覚える、という3つの効果があります。

本番では、ネイティヴとおぼしき外国人のおじさん(たぶん英国人)、日本人の2人の試験官を前に、まず住んでいるところや趣味といったざっくばらんな会話を1分ほどしたあと、5つのトピックからひとつを選んで話をし、そのあとその話について質疑応答します。

自分は「労働組合は必要か?」という趣旨のトピックを選び、
・雇用形態が多様化するなかで、一人一人は弱い労働者が会社と対峙するためにまとまることが必要
・特に、個人ではとっつきにくい労働法制について知識を共有し、何が労働者の権利であるかを知る効率的な方法である
という2点から労働組合は現在にこそ大きな意味を持つ、というようなことを話しました。

質疑では上のような話を受けて、次のようなやりとりをしました。
Q:ストは必要だと思うか?
A:日本の場合は法律でも認められており、会社と戦う有効な武器になる
Q:公共交通機関のストは多くの人に迷惑をかけるが、それでも?
A:極端に公共的な場合は制限も必要かもしれないが、基本的には必要だと思う(ここでネイティヴの試験官が「英国ではよくあることですよね~」と口をはさむ)
Q:会社にとって労働組合の存在とは?
A:交渉をたくさん持って労働環境を改善していくことはもちろん労働者の利益になるし、それによってよりよい仕事をしようという刺激にもなる。会社のためにもなると思う
というようなやりとりをしました(質疑はもう何問かあったけど忘れた)。終始フレンドリーで話しやすい雰囲気でした。

スピーチ、質疑、語彙文法、発音の4つのセクションで評価され、得点はそれぞれ10点満点に換算すると8点、9点、8点、8点でした。使った単語が平易なものばかりだったので語彙はもっと低く出るかと思いましたが、ほかはまあ沈黙も思ったより少なかったのでこんなものかなと。自分の会社は労働組合の組織率が高くて活動も活発なので、喋りやすかったという幸運もあったと思います。
いずれにせよ、英語の表現を知っているか知らないかも大切ですが、それ以上に話すべき「内容」を持っているかどうかがスピーチでは重要だと改めて認識しました。

というわけで英検はこれにて終了です。次の挑戦に向けて潜伏します。ブクブク……

2007年10月22日

TOEIC結果

きました。
071027toeicscore.jpg
ネット:10月22日正午確認
郵送:10月27日午前着

いまのTOEICは、ネットで申し込んだ人はスコアシートより1週間も前にネットで確認できるんですね。
リスニングは「あわわ」ってなったわりに前回に続き満点。
リーディングはいったい何を間違ったんだろう?
なんにせよ、前回のスコアより上がったので、これにてTOEICは卒業としたいと思います……

2007年09月30日

TOEIC受けた

第133回TOEICを受けてきました。

本年特にひどい現実逃避癖の一環でして、やっぱり転身を図るならTOEFLよりも無視できなかろうということで申し込んだのが8月下旬だったかな。

前回の受験は就職活動初期の2000年1月だったので、7年半ぶり。この古さではもう当時のスコアも使えません。試験形式は昨年から多少変わって難易度が上がったらしく、しかも1年の留学を終えて帰ってきてすぐだった前回の945点に迫ることができるか怪しいですが、結果は30日以内に郵送されるとのこと。リスニングの途中でマークミスに気付いて慌てて修正したり、いくつか当てずっぽうで答えた問題があったのであまり期待せずに待つことにします。

070930toeictexts.jpg今日のところは記憶が新しいうちに、使ったテキストのレビューを。

■『徹底攻略TOEIC TEST文法』トフルゼミナール
文法総ざらえのため購入。700ページ超の分厚い参考書ですが、2周やれば相当包括的におさらいできます(自分は1周でタイムアップ)。やっておいて損はない。

■『徹底攻略TOEIC TESTリーディング』トフルゼミナール
リーディングの練習のため購入。こちらも560ページとボリューム満点ですが、やればやっただけ読むのが早くなると感じました。普通のビジネス文書を読むのには特に必要ないが、TOEICに必要なテクニック(スキミングとスキャニング)はこれで身に付くと思います。オススメ。本番では時間が10分以上余りました。

■『TOEICテスト 新・最強トリプル模試2』ジャパンタイムズ
模試3回分入ってます。本番形式に慣れるために購入。8-9月の週末ごとに1回ずつやってました。
本番より少しだけ難しいかな、というレベル。なるほどと思わせる良問が多いです。

■『新TOEICテスト スーパー模試600問』アルク
上の本が終わったあとまだ1週間あったので購入。模試3回分。2回までこなしたところで本番。
本番よりかなり難しいです。特にリスニングのスピードが速いのと、選択肢の文章が長いので辛い構成になってます。そのかわり予想得点は甘めに作ってあって、15%くらい間違えても990点が出たりする。時間があれば利用すればいいと思う。

2007年01月25日

潜水士

先週受けた潜水士試験に合格しました。

仕事で海に潜るかもしれないので前もって取っておこうというわけですね。
どんな仕事かにかかわらず業務で海に潜る人は必ず潜水士の資格を持ってないといけないそうです。というわけでメモを。

■試験の概要
 こちらのページ
 年4回、試験は5択40問で、午前、午後に20問を2時間ずつかけて解く。
 10問ごと4つのセクションに分かれており、各セクション4割以上、合計で6割以上の得点で合格。合格率は7割ほど。難易度は車の免許試験よりちょいマニアック、くらいです。午前、午後とも開始から1時間は会場から出られないので、30~40分で解いて見直して1時間経ったら飯でも食いに出る(帰る)くらいの調子ですかね。

■対策に必要なもの
(1)厚生労働省安全衛生部労働衛生課『潜水士テキスト』2100円
 超わかりにくい。ので、ちゃんと読むのは一度で済ませたい。
(2)中央労働災害防止協会『潜水士試験問題集』1680円
 『テキスト』を読んでからだと非常に親切に思える解説つき。問題は80問。本試験はほとんど同じパターンで出るので全問解けるようにしておけば大丈夫。

いずれも最新版を手に入れること。
参考書も少ないながら市販されてますが、「手を動かさないと覚えない」が持論の自分としては参考書は不要と思います。

■勉強のしかた
 試験7日前~6日前:『テキスト』をメモをとりながら通読。
 5日前~4日前:『問題集』を一通り。解説はメモをとりながら通読。
 3日前:『テキスト』を通読(2回目)。問題集で解説されていない部分を書き出す。
 2日前:『問題集』の前回間違えた問題をもう一度解く。
 前日:『テキスト』『問題集』から抜き出して当日用のアンチョコを作る。
 当日:開始前10分くらいでアンチョコを見ておく。
これくらいやっとけば受かります。

ただ暗記するのではなく原理を理解するよう努めることが肝要と思います。そのために重要なのは問題集の解説部分をよく読むこと。

来週にでも労働局に行って免許申請してこようと思いますだ。

2006年03月28日

TOEFL(6)かなしいとき

そういやこの間、あるお呼ばれで行った先にボブ・サップみたいなアメ人さんがいて、最初むこうが英語で話しかけてきたもんだからこちらも英語でしどろもどろで話してたら、流暢な日本語で「あ、日本語でいいっすよ」と言われてちょいショックですた。アー

こんなもんですw

TOEFL(5)結果

結果出ました。

listening 26
structure 25 (writing 4.0)
reading 30
-------------
total 270 (=PBT 637)

ハーバードのビジネススクールの足切りが267未満というから、まあ一応恥ずかしくないスコアがとれた(※)ということで、遺憾な点はあるにせよ、ひとまずTOEFLは区切りにします。得点の賞味期限は2年だそうなので、そのころまだ気力があったら勉強するとしましょう。

ええと、structureのセクションを左右するwriting=作文のスコア4.0というのは予想通り極めて凡庸でした。「内容や間違いはともかく、段落分けして一定の分量(300wordsくらいあるといいらしい)は何か書いてありますな」というくらいのレベルが4.0。たぶん少し練習すれば5.0くらいはいったのでしょう。まあ時間配分とか考えずに最後の1秒まで使ってるようではダメすね。

前回受験の8年前(大学3年)にはCBTがなかったので換算した数字でいくと、得点は580→637。さてこの上がり幅は何によってもたらされたのか。
身も蓋もないが1年間の留学。英語使わないとメシ食えない、英語の本読んで英語でエッセイ書かないと単位もらえない環境。そのもとでいろんな学問分野の用語や、日常会話の表現に曝されること。あとはTOEFL固有の形式に慣れるために、問題集を使って多少のテクニックを仕入れるくらいでしょうか(これについては(4)参照。あの文献で尽きると思う)。

「留学するためにTOEFL受けるのに。転倒しとるやんけ」と言われそうですが……でもですね、基本的に「学士」「修士」「博士」だけの日本の大学と違って、海外の大学には例えばgraduate diplomaなど、上記3つの中間に位置する、半年や1年で取得できる学位があります。自分の場合は大学に在学したまま交換留学の制度を使って1年海外の大学で過ごしましたが、そうでない人は(勤め人でさえなければ)、550もあれば十分入れるこうしたコースに参加するのは決して遠回りではないと思います。英語力も上がるし、TOEFLでよく扱われる英語圏の大学の制度にも親しめるし(まあこっちは副次的な効果)。

ま、そんなわけで終了。参考になれば幸いです。

------------
※ただし、ざっと見たところアメリカの一部、オーストラリア、イギリスの主要校は、大学院入学のrequirementとしてCBTトータルで250点、ただしwriting section 5.0を挙げているので、4.0の自分は資格なしっつうことになります。
英国および旧植民地では英語力の指標としてIELTSがメジャーであり、これが話す/聞く/読む/書くを総合的に試すテストであることから「アメリカの試験=TOEFLもまあ認めるけどIELTSに準じて書く力もちゃんと見ますからね」という意思表示なんでしょう。
あと言うまでもないことですが、大学院進学の要件において英語てのは一部でしかありませんので。(06.4.3追記)

2006年03月10日

TOEFL(4) 受験日来ちゃった

そうこうしているうちに受験日が来てしまいまして。
机に就いてのテストなんてホント久しぶりです。最後の試験は6年前の入社試験。TOEFLそのものは8年前。……は、8年!?ま、いいんですけど……年取ったなあ……

以下、8年前にはなかったコンピューターを使ったTOEFL(CBTという)初受験まで。
・朝飯はしっかり食うのだ
CBSのニュースをダウンロードして持っていって、会場への移動中にちょっと聞いて耳慣らし
・茅場町の会場に着いたらパスポートを提出して本人確認
・「ここで見た問題を公表しません」などの同意書を書く
・パスポート以外のものをロッカーにしまって一人ずつ呼び出しを待つ
・呼ばれたらwebcamで顔写真撮影
・サインと入室時刻を書類に記して試験部屋に入室
・自習室みたいに個人個人区切られたスペースのひとつをあてがわれ、あとは机の上に置かれたPCと対話です。様子はまったくもって、主催側が作っている練習兼模擬試験ソフトpowerprepそのもの。
・聴解→文法→読解→作文の順番。サクサクやって約3時間。
・最後にスコア表示と、スコアの送り先の大学など(自分は別に留学用に受けているわけではないのでこれは入力しない)を指定してオシマイ。

スコアの構成は
(1)聴解(30点満点)
(2)文法+作文(合わせて30点満点)
(3)読解(30点満点)
で、これの加重平均(1から3まで足して3で割る)×10がトータルのスコアです。出願の目安になるのはアメリカの大学で213点、大学院で250点くらいですかね。

で、今日の結果。
(1)26
(2)12-28
(3)30
トータル227-280

幅があるのは、作文の採点はコンピュータではできないからです。正式なスコアは2週間ほどで郵送されてくるとのこと。作文0点なら(2)は12点でトータル227点、満点なら(2)は28点でトータル280点になるということですね。

正直いって聴解がこれだけ取れるとは思わなかった(=まぐれ)し、読解は満点だった(=偶然にして問題文にほとんど理系の話題が出なかった)のも意外。
非常にうかつだったのは作文を一度も練習しないまま本番に突っ込んだため、時間ギリギリでなんとか完成させて、読み直しチェックをしている最中に時間切れとなった点。というわけで不整合な点とか文法ミスなんかも多く残ってそうだし、分量もちょっと足りなそう……まあ最終的なスコアはあまり期待せずに待つことにします。アーア

今回使った本。

・聴解:「TOEFL TESTリスニング完全攻略」(語研)。分量、内容とも本番をよく解析して作ってます。いい本だと思います。駆け足で一通りやっただけで、本当は紹介されているイディオムを覚えたり、できなかった問題をもう一度やったりという勉強が必要だったんでしょうが時間が足りなかったのが残念。難易度は本番より少ぅしだけ高い気がしました。

・文法:「TOEFL TEST620点 実践型文法完全制覇マニュアル」(アスカ)。出るとこだけ集めました、という問題集。これも一通りやっただけ。でも評判通りよくできてます。速成用に持ってこいかな。この本が「英文法」を網羅できてるか不安なら高校受験用の厚い文法参考書をいっこやっても身にはなると思いますが、時間との兼ね合いが課題(無駄かも)。

・読解:対策やりませんでした。あえていえば「TOEFLテスト 英単語3800」(旺文社)。これも評判のいい本みたいです。確かにものすごく網羅的で、これをちゃんとやれば恐いもんなしだと思う……けど今回は半分もマスターできなかった……TOEFLは各学問分野の知識があると楽なので、自分のように哲学、社会学、経済学なんかをうわべだけにせよ(^^;)習った人間の場合は物理、生物、化学方面のボキャブラリをこの本でたたき込むという使い方ができそう。

・作文:「TOEFLテスト必修ライティング攻略ゼミ」(LONGMAN)。これも評判を見て買ったものの、覚えることの多さに圧倒されてほとんど手つけず。というわけで近所の図書館で見つけた「TOEFL TESTパーフェクトストラテジー」(旺文社)をざっと読んでオシマイ。ほんとはもっとちゃんと戦略立ててやらないとだめです。

というわけで参考書選びは正解だったと思う。問題はそれをさらっとなでて終わっちゃったことですのう。

久しぶりに3時間集中したらどっと疲れました。とりあえず今日のことは忘れて過ごしたいと思いますけど、あんまりスコア悪かったらすかさず次の受験を予約してしまう気がする。今日思い出したけど、ムキになる性格だったのだ。

2006年02月10日

TOEFL(3) いかんなあ

意識してやっているわけではなかったんですが、気付くとむかーし学校で勉強してたころの勉強の仕方になっちゃってました、今回。

・参考書をスピードつけてがーっと一通りやる
・できなかったところに印をつけておいて、今度はそこだけがーっと一通りやる
・できなかったところにもう一つ印をつけておいて、今度はそこだけがーっと一通りやる
・なおできなかったら別の紙に書き出してとっておく

というやり方なんですが、これは多分自分の性格に合ってるのでこうなってしまうのでありまして。どういうことかというと

・一カ所に集中できない
・ページをめくるのが快感

要は飽きっぽいので、間違えた場所に立ち止まりながらじっくり一通りで終わらせるのではなく、同じ道を三度通ってでも「進んでる感」を得られたほうがやる気が保てるんでしょう……

今回は、文法、リスニング、語彙、エッセイのそれぞれについて各1冊ずつ問題集を取り寄せてやっているんですが、まだ道半ばだというのに、最初にやった模試をまたやっちまいまして、微妙ぉぉぉなスコアにメゲかけました。
現実は厳しい。

2006年01月23日

TOEFL(2) 戦闘態勢?

受験申し込んでしまいました。
前回書いたように、以前はほんとに面倒くさくて時間もかかった申し込みの手続きですが、今回は電話で一発です。先方に口頭でカード情報を伝えるのはちょっと抵抗あったけど、まあそれはそれ…

3月半ばに設定したので、これからひと月ちょいで試験準備。むかーし買った参考書2冊はもうどっかに行ってしまったので、アマゾンのマーケットプレイスで何冊か安く仕入れました。予備校に通うほどせっぱ詰まっていないので自習です。間に合うかな?

2006年01月18日

TOEFL

英語圏に留学する際にそのスコアを求められることの多いTOEFL。
自分ももう8年も前になりますが交換留学のプログラムに応募するためにTOEFLを受けたことがあります。「聴く・読む・書く」を試すテストですが、当時は高校で習った読み書きで点数を稼ぎ、苦手の聴解で足を引っ張るというパターン。二度受けて、一度目は560点、二度目が580点くらいだったはず(満点は677点)。

前回受けたときには日本語の解説サイトなんていいものはなかったので、大学の生協で配っているBulletin=パンフレットをうんうん言いながら読んで受験料を振り込み、会場に行ってへとへとになるまでテストを受ける、というのが唯一の流れでした。

で、いまはといえば。
・便利なことに日本語でTOEFLの公式情報を流すサイトがあり、
・年6回くらいしかなかった受験日程が、Computer Based Testという、紙ではなくコンピューターで行うテストの導入によって毎週平日になり、
・何週間も前にやっていた申し込みも、カード払いで受験日の3日前でよくなるなど
大きな変貌を遂げていたんですね。

いまのところ留学する意欲も必要もないんですけど、たまには勉強するべぇと再受験を考えてまして、今日はそのスタートとしてPowerPrepという、TOEFL主催元のETSという団体でオンライン配布している無料のサンプルをダウンロードして、ひととおりやってみました。

…できねえの(T_T
特に聴解。留学前と同じレベルになっちゃってました。うおおおちょっと頑張るかなぁ!

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