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院試的なもの(2)

前回の書き込みからあっという間に4週間、大学院からのオファーに回答する日が来てしまいました。

結論からいうと、入学を1年延ばす(2013年にする)手続きをしています。

登場人物は弊管理人の職場の、部内で一番偉い人(S1)、その上の人(S2)、その上の現業部門の総元締めみたいな人(S3)。
持ちかける前はかなり厳しいだろうなあと思っていたのですが、S2氏、S3氏は意外にも「今年行ったっていいんじゃないか?」みたいな雰囲気。弊管理人のプランは「自らキャリアアップしようとしている」と概ね好意的に捉えられているようです。ま、本当は単なる気分転換なのですが(もっとも、気分転換は大切なのですが)。

ひとのお金で気分転換するのも気が引けるので「休みだけくれればいいです、自分の金で行ってきますんで」と言ったのですが、それに対しては管理部門方面から「いや、社費留学の制度に応募しなさい」と言われました。自分の好きなタイミングで合格をもらって「休み、もらいます」と言えば誰でも留学させてもらえるなら、自分も自分もと声が上がり、収拾がつかなくなるという危惧があるためだとか。それって会社が行うべき人材育成が全く不十分であることの証左になりうるのだと思うのですが、まあ誰しも改善は最小限にしたいものですしね。

S1氏は今年、部内でいろいろと人の入れ替わりがあるということで「今年行かれるとキツイ」との意見でした。弊管理人はそういうことなら直属の上司を困らせるのはよくなかろうと1年延ばすdeferという手続きを選択し、これはあっさりと認められそうな様子です。

不安要素は、これが鬼が笑う、弊管理人も笑うしかない1年半後の約束になってしまったことです。今「いいよ」と言ってくれている人たちが、1年半後もいいよと言ってくれている保証はなく、それどころか「状況が変わった」とかいって全てを反故にされることのほうが起こりやすいだろう。1年半前の世界が今とどれだけ違ったか、思い起こすだけで「やっぱりS1氏が困っても『いや、断固今年で』と言っておけばよかったかなあ」と弱気になります。そもそも来年となると弊管理人も30代後半に突入します。いろいろきついんですよね。
まあ本当に行かせてくれるなら待ちますし、準備期間も長く取れていいといえばいいんですけど。

他社の同職種で先輩格の方ですが「私の太鼓判は結構その通りになります。きっとうまくいきます」と言って下さっているので、今はそれだけを頼りにしている状況です。あ、あとは少し関連の本を読んでおくよう努めるとか、してますが。

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2012年03月19日 22:32に投稿されたエントリーのページです。

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