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TOEFL(5)結果

結果出ました。

listening 26
structure 25 (writing 4.0)
reading 30
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total 270 (=PBT 637)

ハーバードのビジネススクールの足切りが267未満というから、まあ一応恥ずかしくないスコアがとれた(※)ということで、遺憾な点はあるにせよ、ひとまずTOEFLは区切りにします。得点の賞味期限は2年だそうなので、そのころまだ気力があったら勉強するとしましょう。

ええと、structureのセクションを左右するwriting=作文のスコア4.0というのは予想通り極めて凡庸でした。「内容や間違いはともかく、段落分けして一定の分量(300wordsくらいあるといいらしい)は何か書いてありますな」というくらいのレベルが4.0。たぶん少し練習すれば5.0くらいはいったのでしょう。まあ時間配分とか考えずに最後の1秒まで使ってるようではダメすね。

前回受験の8年前(大学3年)にはCBTがなかったので換算した数字でいくと、得点は580→637。さてこの上がり幅は何によってもたらされたのか。
身も蓋もないが1年間の留学。英語使わないとメシ食えない、英語の本読んで英語でエッセイ書かないと単位もらえない環境。そのもとでいろんな学問分野の用語や、日常会話の表現に曝されること。あとはTOEFL固有の形式に慣れるために、問題集を使って多少のテクニックを仕入れるくらいでしょうか(これについては(4)参照。あの文献で尽きると思う)。

「留学するためにTOEFL受けるのに。転倒しとるやんけ」と言われそうですが……でもですね、基本的に「学士」「修士」「博士」だけの日本の大学と違って、海外の大学には例えばgraduate diplomaなど、上記3つの中間に位置する、半年や1年で取得できる学位があります。自分の場合は大学に在学したまま交換留学の制度を使って1年海外の大学で過ごしましたが、そうでない人は(勤め人でさえなければ)、550もあれば十分入れるこうしたコースに参加するのは決して遠回りではないと思います。英語力も上がるし、TOEFLでよく扱われる英語圏の大学の制度にも親しめるし(まあこっちは副次的な効果)。

ま、そんなわけで終了。参考になれば幸いです。

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※ただし、ざっと見たところアメリカの一部、オーストラリア、イギリスの主要校は、大学院入学のrequirementとしてCBTトータルで250点、ただしwriting section 5.0を挙げているので、4.0の自分は資格なしっつうことになります。
英国および旧植民地では英語力の指標としてIELTSがメジャーであり、これが話す/聞く/読む/書くを総合的に試すテストであることから「アメリカの試験=TOEFLもまあ認めるけどIELTSに準じて書く力もちゃんと見ますからね」という意思表示なんでしょう。
あと言うまでもないことですが、大学院進学の要件において英語てのは一部でしかありませんので。(06.4.3追記)

コメント (2)

た:

なんだよ!さっき言えよ!w
スゴイや〜ん!
おつかれ〜☆ヾ(。・ω・。)ノ

管理人:

おわた~w
上見たらきりがないのでとりあえず機械的に切った。
とかいって多分マグレなので次やらないで暫くとっとこ、ってだけ。

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2006年03月28日 01:32に投稿されたエントリーのページです。

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