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2009年03月 アーカイブ

2009年03月29日

ぴあのれっすん(15)

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発表会いってきました。

解放された感じ=20%
苦い感じ=50%
あまりのことに脳が勝手に記憶のスイッチを切ったのではないかという疑い=30%

私こんなに上がり症でしたっけ、くらい大変でした。
昔のおぼろげな記憶と違うのは、上がってる自分をさらにすごい勢いで記述する自分の声が響くという気味の悪い上がり方。いわく

「あー、上がってる上がってる。筋肉がおかしい」
「ちょっとさ、曲思い出せなくない?」
「でも体の制御がきかないのに演奏が止まらないのはちゃんと身についてるってことかもなー」
「舞台裏の先生の顔、見たくなーい」
「うわー、あと1ページ。もうすぐ終わるー」

など。

昨年3月の「ぴあのれっすん(1)」では、先生の前で弾くだけで上がっていたのですが、1年やる間にほぼ大丈夫になりました。
たぶん人前でやるっていうのも、今回のように数年単位の間をあけずに時々やっていると慣れていくのでしょう。

夜半に先生からメールをもらいました。2曲やったうちの1曲についてはわりと好評だったとのことで、もう何日か生きていける感じです(笑)

【翌日追記】
予想通り私ひとりオッサンだったのですが、なんとなくざわめいてプログラムに載ってた私の前後のキッズたちを検索してみたら、コンクール入賞者ばかりでした。怖!

2009年03月28日

銭ゲバ

■ジョージ秋山『銭ゲバ(上・下)』幻冬舎文庫、2007年。
初出は「少年サンデー」1970-1971年。

土曜の夕方、布団にこもって上下巻一気読み。超下がるズラー(笑)

ブラック系は大抵いける私ですが、かなりちっちゃい頃から唯一ダメなのが貧乏ネタ。といって食うに困る家に育ったわけではない(どうでもいいけど今から振り返ると不気味なほどウエットな家族だった)のに、なんででしょうね。
漫画自体は、当時は衝撃をもって迎えられたそうですが、私の見るところ「あらすじに絵を乗せました」みたいな感じであまり凝った作りではないとは感じました。悪いことする→ばれそうになる→殺す、の繰り返し。完全に先が読めてくる(最後だけ意外)。ジャンプでいう戦う→勝つ→より強い敵登場、みたいなパターン化された展開は雑誌連載の常なのかし。

TVドラマのほうは2、3回見ただけですが、だいぶ違った作りになっているそうです。では原作をとamazonで取り寄せて読んでみた次第です。
いっしょに買ったのが『無知の涙』ってのがセンスよい。我ながら。えー

2009年03月24日

ぴあのれっすん(14)

週末はもう本番なのですが、えええこの時期にそのポイント?的な指摘をいくつかいただいてしまいました。
同じリズムが最初から最後まで続くシベリウスは、どこを区切りにし、どこを追い込む(調子を保つ)のかをはっきり決めていなかったのですが、それをここにきていろいろと検討することになりました。

それは、それとして。

今回、前回の2回のレッスンではおのおの冒頭で1回、自分の演奏を通して録音し自分の演奏を聴くということをやりました。このときはミスタッチを引きずることなくなんとか弾ききることはできましたが、これよりさらに「一回こっきり性」の高まる本番で自分の生理に何が起きるのか、楽しみでもあり恐怖でもあります。

2009年03月16日

きつね色2題

カテゴリー選択上、どちらの写真を前に出そうかと思いましたが、
勝ったのはこちら。
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十勝に出張して朝6時前から原野で仕事してました。
その仕事内容とは全く関係なく、ひょっこりと藪から現れ、われわれの前を横切っていったキタキツネさん。
イワゴーこと私、ベストショットを狙いましたが「なんだテメーやんのか」と睨まれました。

そして帰りしな、帯広でかねて寄ってみたかった豚丼「とん田」(tontaと読む)。
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バラ肉の豚丼680円。
うまい。が、ちょっと自分には甘ったるかったなー

2009年03月14日

欲情の作法

■渡辺淳一『欲情の作法』幻冬舎、2009年。

1週間で20万部売れたというのを聞いて、膨大な費用と手間をかけて部数の出ない本を書き続けるノンフィクション業界に怨嗟の声が渦巻いているようです。アハハハハハハハハハハハ
某80代女性が読了した本書、「それ貸して下さい!」と申し出たら「あげる」と言われ持ち帰って読ませていただきました。219ページ、所要時間24分。

内容。
・男は明るくてマメでスケベであるべし
・女はケバいのはだめ。あと男はけっこう傷つきやすいことを忘れずに
・声をかけてから射精するまでのtips(「ほめよう」「ソファを買おう」「ホテルのバーは地下ではなく最上階のを使おう」「挿入を焦るな」など)

感想。
・「そんなにたくさん足があってどうやって歩いているの?」と言われて、考え始めたら歩けなくなってしまったムカデさんの寓話(出典忘れた)を思い出した
・きゃあきゃあ言いながら回し読みする、よくできたコミュニケーション喚起装置

ビーフン東

東京出張が相次いだ2008年度でしたが、これでしばらく仕事絡みで東京に来ることはないと思います。
で、以前会社の方に連れていってもらって個人的に後を引いたお店を独りで再訪。

ビーフン東(新橋駅前ビル1号館2F)
有名店なんですと。

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五目焼ビーフン(800円)。
卓上のにんにく醤油をちょこっとかけて食べます。
シンプルな塩味なのに、にんにく醤油をかけただけで小憎らしい香りと、ある種の重みが出ます。いつも食ってるローソンのとはやっぱ違うなー(超失礼)。

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中華ちまき(650円)。
けっこうでかい。
中には角煮、うずら卵、ナッツ、椎茸。これと味の沁みたお米の取り合わせがいい。
いつまでも、いつまでも、噛んでいたい……

ほかにもおいしそうなお惣菜が沢山でした。
誰かと一杯やりながらつまみたいですね。

2009年03月09日

ぴあのれっすん(13)

今日は暖かかったので、仕事を終えてから、職場からピアノの先生のお宅まで歩いていきました。
地下鉄で4駅、徒歩1時間。

-------あとは見苦しい文章が続いてるので今回はここに区切りを-------

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2009年03月08日

豚の味噌漬け

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食いかけの画でアレですけど、豚の味噌漬けを作ってみました。

味噌 100~120g
砂糖 大1
蜂蜜 好みで
みりん 大1
酒 大1

これをがっしがし混ぜて床を作ります。
トンカツ用の厚めのロース肉を買ってきて、容器に味噌―肉―味噌、となるように敷いて(味噌の層は薄くていいと思う)、上にラップを敷いて冷蔵庫で1日。

あとは味噌をざっと落としてロースターで焼くだけです。
フライパンでもいいんですけど、焦げ目が欲しかったので。
味噌がしみた本体と焦げた味噌と脂が超うまいです。

実家にいたころはこれがなぜか朝飯に出てました。高校のときの弁当にもこれが入っていた、ような、気がします。
独り暮らしを始めて、レシピを聞かないうちに作り手が亡くなってしまったので、ひょっとしたらこれが14年ぶりくらいに食べた味噌漬けかもしれませんが、信州味噌を使ったせいか?限りなく記憶に近い味になった気がします。
あ、でももうちょっとだけ甘みを増やすともっとおいしいかも(笑)西京味噌を使うとどうなるのかな?

あとは使い終わった床が勿体ない。これって何回か使えるのか?

空、1645

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12月の末などは16時を過ぎたらもう暗い、そんな札幌ですが、久しぶりにいい天気の今日は16時45分になってもまだ全然明るくて、遠くの山までよく見えています。
こんなときは誰かとお茶を飲みに行きたくなります。

4年ぶりくらいにNaxos Music Libraryを契約して、PCとコンポを繋いで音楽を流しっぱなしにしています。

築年数がけっこう行ってる自分の住んでる建物ですが、このところ水道の調子が悪くて、管理会社に電話して対策してもらっていますが、いくら症状が改善しなくてもなんとか部分修繕で済まそうとするので結局調子の悪い状態が半月くらい続いています。根気はあるほうなので治らない限り永遠にコールセンターに電話して業者を呼ぶことになりましょう。

ビタバアレー、ご飯に混ぜて炊いてますが色が悪い。次からやっぱり押麦に戻そう。

片道30分、歩いて通勤していたら痩せました。ベルトの穴ひとつ分。ウォーキングってすごいね!

カメラを、CANONのPowershot G10にしました。すんごいイイです。これまで使っていた NIKON P80 は撮ってからウェブに載せるまでいろいろとレタッチが必要だったのですが、今度のやつはほぼサイズ変更だけでいけます。もっと早く買えばよかったなー。やっぱCANONだなー。ノイズ少ないよー。色きれいだよー。
2月半ばくらいから日記についてる写真から嬉しさがお漏らし状態で出ていたのです、実は。

春が来ても札幌にいそうです(笑)

そんな近況でした。

使える!確率的思考

■小島寛之『使える!確率的思考』ちくま新書、2005年。

確率・統計業界の観光案内所。

サイコロ1万回振ると6の目の出る確率は大体6分の1、とかそんな学校で習ったようなお話から、「結果を得るたびにそれまでの推定を修正していく」という普段ふつうにやっている推論に近い考え方のベイジアン、どういう仕組みで何がどれだけ起こるかが分からない場合(不確定性下)の確率論、人々を集合とみたときの「合理的な選択」と、実存がする選択のズレ=賭けとか優柔不断……、などメニュー豊富です。

ここでだいたいのイメージを掴んで、もうちょっと詳しい本に進むもよし、ニッチなところでは、文体を解析して誰が書いたものかを推定する計量文献学に進んでもよし、集合としての幸福と個人の幸福の齟齬について悩みたければトロッコ問題でうんうん言ってみたい気もする。流動性選好(優柔不断)と貨幣の商品化なんてテーマも面白そう。ベイズと討議民主主義を結びつけたらやり過ぎかしら。なにより「何を知りたいときにどのツールを用いたらいいか」「どういうツールを開発すれば何がわかるようになるか」といった設計のコツとか、知りたいですね。ま、別に何に使うわけでもないですけど。

2009年03月05日

スパカツ

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スパカツ。
北海道東部でしばしば食べられているという洋食らしいです。
写真はまったくもって何かの固まりのようになってしまっていますが、構成は下から鉄板、スパゲティ、ミートソース、トンカツ、ミートソース。
はー、こういう取り合わせがあったか!と頷かされる味です。トマトソースの甘みがトンカツと意外に合うのと、スパゲティの存在感が「食ってる!」って感じを与えてくれて、うまいわ。B級グルメ的なお味ですけど。

元祖は釧路市の洋食店「泉屋」。こちらに行っている時間があるかは分かりませんが、それをかなりの程度まで再現したものを今日、札幌・すすきののある飲み屋さんでいただいてきました。
本来はわりと落ち着いたバーで、正規のメニューかどうかもよくわからないので、場所の詳細は筆者に聞いて下さい。
それより釧路で本場のものも食べてみたいなあ。

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