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欲情の作法

■渡辺淳一『欲情の作法』幻冬舎、2009年。

1週間で20万部売れたというのを聞いて、膨大な費用と手間をかけて部数の出ない本を書き続けるノンフィクション業界に怨嗟の声が渦巻いているようです。アハハハハハハハハハハハ
某80代女性が読了した本書、「それ貸して下さい!」と申し出たら「あげる」と言われ持ち帰って読ませていただきました。219ページ、所要時間24分。

内容。
・男は明るくてマメでスケベであるべし
・女はケバいのはだめ。あと男はけっこう傷つきやすいことを忘れずに
・声をかけてから射精するまでのtips(「ほめよう」「ソファを買おう」「ホテルのバーは地下ではなく最上階のを使おう」「挿入を焦るな」など)

感想。
・「そんなにたくさん足があってどうやって歩いているの?」と言われて、考え始めたら歩けなくなってしまったムカデさんの寓話(出典忘れた)を思い出した
・きゃあきゃあ言いながら回し読みする、よくできたコミュニケーション喚起装置

コメント (2)

ちのまえ:

渡辺先生の作品は「年配の方が最も買いやすいエロ本」と認識しております。ぷー

管理人:

うちの近くに「渡辺淳一文学館」てあるんだけど、内装ピンクだったりするのかしら。

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2009年03月14日 13:58に投稿されたエントリーのページです。

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