ジョージタウン散歩
土曜が夜中までのシフトで、11時まで寝てた日曜。昼過ぎからDC西側、歴史的建造物がたくさん残ってるジョージタウンに行きました。中央省庁のキャリアさんがときどき行政学の修士やりに留学するジョージタウン大学があります。
この地域は多くの建物が地区200年以上。いいとこのネイバーフッドなんですかね。
時間指定のチケット(無料)を取ってあったので、ダンバートン・オークス博物館に直行。
アメリカの外交官、ブリスが1920年に買い取って手を入れた建物(1801年築)と庭があります。1940年にハーバード大に寄贈され、ビザンチン文化とコロンブス以前の中南米文化研究の施設となったとのこと。
なんか聞いたことある名前だなと思ったら、あれだ。1944年に米英露が集まってやったダンバートン・オークス会議。国際連合設立の基礎になったやつ。山川の世界史用語集に出てくるマニアックな言葉だったような。
そんで、会場は音楽室になってるここだったらしい。
解説によると、1920年代のスタインウェイのピアノが左下に写ってますが、この上にあったパデレフスキの写真はポーランド野郎だからということで会議の時は取っ払ったと。この場所はジョージタウンの中で一番高いところにあって、8月下旬からの会議にはちょうど涼しくていいというのが国務省に選定された理由の一つだそうです。夏そんな暑いの?
そんなに大きな博物館ではないですが、大学の施設だけあって展示は解説が丁寧でいいです。
東ローマ帝国時代の緘印の変遷が特集されてましたが……そういうマニアックなの好きよ。
プレコロンビアンのほうも「産褥死は戦死と同等に扱われていた」など興味深い。
思いがけず地中海世界、中南米への旅情をそそられました。
ちょっと歩いてゆっくり帰りましょう。たぶん氷点下で寒いけど。
なんか腹がオレンジ色のなかなかガタイのいい(体長25cmくらいありそう)野鳥が民家の庭にいっぱいいるけどなんだろうと思ったら、アメリカン・ロビン(コマツグミ)というそうです。
ジョージタウンは食べ物とか服とかのお店がいっぱい並んでいます。
特に買うものもなくスルー。そういえばレーガン空港に向かう飛行機もDCの風景ですね。
バージニアのロズリンに入っていく橋の上から。
正面はウォーターゲート事件のウォーターゲートホテルです。先月の上旬に仕事でちょっと行ったんですけど、もう2カ月近くたつのか。暖かくなったらポトマック河畔を散歩したいです。
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帰ってきて、ふとデカフのインスタントで砂糖入りミルクコーヒー淹れて飲みました。
おいしい……なんで今まで砂糖入れようと思わなかったんだ……
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そういえば先週末の降雪のとき、「あっ、これで『今日はどこへ行こうか』と考えないで済む」と心のかなり底からほっとしてしまい、相当だめだな弊管理人と思ったことを思い出しました。備忘。
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東京の出身部では疫病にかかったおじさん職位2人が復帰。おじさん頭(かしら)のほうは中等症IIまでいったそうで、退院したけどしばらく在宅で仕事するそうです。というか他の部でも発熱や感染が続発し、会社全体がすこーし在宅方面にシフトした。ご無事で。
[追記:部内でもう若くない若者職位1人も感染して(弊管理人は知らなかった)さきほど復帰の知らせ。やっぱりこれまでの波とはわけが違うのな]
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週が明けるー
2月がくるー
やること色々あるのになんか進まないー