ドーナツ食べたかったんですよね。しかしこれまで機会がなく。
職場に人が戻り始める、その最初のあたりの日に出社したら独りでいた同僚に「コーヒー飲みにいきましょう、コーヒー」といって夕方の街に出たのですが、どこもあいてない。なんで?DC中心部がゴーストタウンみたいになってるの、あれか、疫病でみんな出社停止になっちゃったのか。
ということで手近なドーナツ屋でテイクアウトして、結局職場の給湯室でコーヒー淹れて飲みました。
なんだっけ、チョコレート・バースデーケーキみたいな名前のやつ。
バタークリームみたいのが真ん中にでんとあって、1個で多分500kcalくらい。
久しぶりにうまかった。クリームは90%くらい捨てました。
もう一個、スタンダードな砂糖コーティングしたようなやつも買っておいて、それは翌日食べました。紙袋にみるみる油の染みができるようなドーナツ。満足した。
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クリーニングと全体的なチェックのために歯医者にいったところ、歯周病や外見上のトラブルはなくてよくブラッシングできているという評価だったのに、レントゲンとったら詰め物の下が虫歯になっているということで、また通院することになってしまいました。
こちらで治療をすると金属ではなくレジン(白いプラスチックみたいなもの)を詰めることになり、それはいったん全額払って日本の健保に請求して通るか分からないしろもの。よりによってほぼ無保険みたいな状況でなんでこんなに治療継続するような事態になっちゃうんだ、と当日はえらい凹みました。早寝できちゃうくらい凹んだ。このところ淡々と生活できていたので油断してた。
しかし、健保に問い合わせたら3割負担が通る可能性が出てきたのと、口を開いたときに目立たない詰め物に変わるのも悪くないかというのと、どちらにせよ治療しないという選択肢はないという諦観により、段々回復してきています。
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で次の日には車で出勤したらタイヤの空気圧低下のサインがまた出ました。
パンクか?ということで買ったお店(日系)の担当に電話。点検のためお店に預け、所要1~2時間というのでいったん歩いて帰宅したら、電話で「ステム(自転車のタイヤでいうとチューブの部分)に漏れがあってそれは簡単に直ったが、圧力センサーもおかしいのでディーラーに持っていく。1日預かる」との知らせ。通常は数百ドルかかるが、買って2週間ほどで最初の警告が出ていることを伝えてあったためか「初期不良ということで店側で負担します」と言ってもらえました。
もともと「買ったあとのことは自己責任」という契約書を作って買っている中古なので、もしアメリカ人だったら「自己負担で直せ」どころか「自分でディーラーに持ってけ」という対応もあり得たはず。若干割高という評はあるものの、こういうとき日系のお店は有り難い。お店としてもさほど大きくない日本人コミュニティにかなり支えられているので、悪評が回るような対応はしないということだと推測します。
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昨年末にステージ3大腸がんの手術を受けた東京の友達とLINEで話しました。術後の化学療法が始まったとのこと。副作用もそんなになく、食べたり動いたりもできるそうです。
東京に住んでるとき、ちょっと頑張れば歩いて行けるくらいの距離に住んでいたので、よくご飯を一緒に食べてました。今回も「福しんのチャーハン食べたいな」とか、「しゃぶしゃぶ一緒に行きましょうね」とか、日本の食べ物の話ばかり。やりたいこと、会いたい人、食べたいものが日本にしかない。そりゃ一時帰国まで11カ月……とかいって指折り数えるわけだ。
しかし職場で一緒にドーナツを食べた同僚は、「仕事はアレですけど、まあこっちは生活が楽しいのがいいですよね」とのたまい、弊管理人は返す言葉に詰まりました。何が楽しいかというと、お子さんといっしょにバスケ見に行ったとかアメフト見に行ったとか。あーまあ家族ごと来ちゃうとそうか。
では家族外の人との付き合いはありうるかというと、DC首都圏にはゴルフ、ランニング、テニス、フットサルの日本人コミュニティがあって、ゴルフの人たちから熱烈にお誘いをもらっていますが、多分行かない。趣味については、そのうち電子ピアノを買って家で黙々と練習するという選択になると思います。って結局独り。
夜中(日本の昼下がり)に仕事のことで出身部の若い子ちゃんと通話していたら、その流れで外国赴任の話になり、散々ネガティブなことを言う弊管理人をよそに若い子ちゃんは「僕も行きたいんですよね~」。いやほんとそういう人が行けばいいと思うよ。聞けば弊管理人の「次」に行きたい人は犇めいているらしい。1年早く部長に熱烈アピールしてくれればみんな幸せ(少なくとも最悪回避)に落ち着いたのではなかったろうか……
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先週末の3連休を働いてしまったら今週はほぼ在宅だったわりにけっこう息切れしたので、土日はなるべく仕事をしないようにしよう。
あと、中古車店との往来で外を片道30分くらいずつ歩いたら寒かったです。日中マイナス5度。体は歩いていると温まってくるけど、鼻が冷たくなる。鼻が冷たいのでマスクすると眼鏡が曇る。でも大寒が過ぎれば春に向かうことは知っているので、今はこんなもんだと割り切れます。ワクチン打った後に熱が出ても「だよね」くらいで淡々とバファリン飲むようなものですね。
とまあいろいろなことが起こり、時間とともに諦めたり解決したり、あまり減衰しないもやもやを抱えたりしながら生活は進んでいくようです。
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今回の英語はcautiously optimisticです。
ニューヨーク州の知事が、疫病の感染カーブがだんだん寝てきたことに触れた上でこれを言うなど、「内心では良い方に向かうと思ってるけど、今ぬか喜びして後でだめだと格好悪いのでちょっと留保を付けとく」時のフレーズです。
公の場でも使われることが多く、仕事で結構出くわします。日本語に直すときに「注意深く楽観している」ではいかにもこなれないので、ひと工夫が必要です。
弊管理人の案は「期待しつつ注視している」。もちろん直訳ではないどころか、原文はcautiousではありながら結局はoptimisticなのでニュアンス的にも逆方向なのですが、もしこの気持ちを日本人の政治家なりが日本語で表現するとしたらこうだろう、ということであえて力点をcautiousのほうに若干寄せました。もっと思い切るなら「注視している」だけでも表現できるよね。結構いい線いった、はず。いやどうかな。