丸善
今年の初めから通勤の際の乗換駅が東京駅になっているため、よく立ち寄るようになったのが丸の内のoazoというビルです。丸善や文具、メガネ売り場、レストランなどが入っています。
このあいだは、いつものごとく仕事に行きたくなくて正午ごろまでうろうろしていたら(!)ここに入っている某団体に仕事に来ていた同僚に捕捉されてしまい、いっしょに1Fのカフェでランチして、そのまま(ノーネクタイだったのに)全然馴染みのないかれの仕事先に一緒に顔出すなど、ナメきったことをしてしまい、多少反省し、しかし多少反省したくらいでは仕事に人生を捧げる気合いは入らず、やはり相変わらずこのあたりをぶらぶらしている5月でした(おお、晦日を控えた日記っぽい)。
大人になってひととそんな話をしたこともなく、さらに本人も忘れていたのですが、そういえば小学校低学年のころも学校行きたくない病を何年か患って、朝は始業後の時間に通学路をぶらぶら歩いたり寄り道をしたりしながら学校に滞在する時間をなるだけ少なくしようとしていた記憶があります。
低学年のころ通っていた学校までは家から2kmくらいあって、途中はりんご畑、踏切、私鉄駅、路地、田んぼ、盲学校、農協と、わりと変化に富んだ通学路だったですね。
- - -
で、あれだ。今日は日曜だったのですが、ちょっと本とメガネを見にまたoazoに行ってしまいました。
なぜかあまり探検したことのなかった4Fを攻めることに。
今使っているメガネの、明るい色のプラスチックでできたツルが黄ばんできてしまったので、そろそろ次のを探そうと思ってます。
前々から、フレームがレンズの下についているやつだとちょっと目先が変わって面白そうだと探していたのですが、「逆ナイロール」という名前を先週まで知らなかったのでとにかくいろんなメガネ屋に足を運ぶしかなかったわけです。
うーん、ちょっと高いね、なんて思いながら、とりあえずいいと思ったやつの型番を記憶して、ネットに安いのがないかどうかあとで調べようと、丸善のメガネ売り場から立ち去る私。
- - -
同じ4F、洋書のコーナーをちらちら見たあと、松岡正剛氏プロデュースの『松丸本舗』へ。
迷路のように置かれた本棚。棚には、立てて並んだ本の上にも本が横たえられていて、やや雑然とした感じで本が並んでいます。たとえばエロ、フェチ、男と女、そんな独特のテーマ別に、マンガから学術書までが集められ置かれています。歩き回ってみれば、まるで本の虫の頭の中をさまよっているような印象。5万冊あるそうです。面白いわ、これ。
- - -
話変わって、昨日は鶏そぼろを作りました。
酒半カップに醤油大2、砂糖大1を混ぜて一回煮立てて、鶏ひき肉200g弱を入れてほぐし、汁が絡んで肉の色が変わったら生姜のしぼり汁を投入。あとは水気がなくなるまで心を無にしながら(しなくてもいいけど)かき混ぜつつ炒り煮にするだけです。ご飯にかけてウマウマ。
- - -
今月、GWが終わってからはなんだか気の抜けた日記ばかりだったなー
なるべく心静かに生きるために外部からの刺激を遮断(環境をチューニングして、入ってこないようにする+意識をチューニングして、入ってきたものを処理しないようにする)していると、必要なものまで入ってこなくなったせいな気がします。
拒絶反応を抑えようと免疫抑制剤を打ったら日和見感染してしまったり、
共同体の軛から解放されたら孤独になってしまったり、
まあ大抵の処置には副作用が伴いますでな。
しかし弊管理人の圧倒的な飽きっぽさはたぶん健在なので、1-2か月ほどを経て刺激の遮断に飽きれば、また元に戻るのではないかと思っています。