昨日(土曜)のことですが、東大の情報学環の方々が中心になって運営されているトークカフェとでもいうのでしょうか、UTalkという企画があるというのを聞きつけてうかがってきました。
10~15人程度の参加者が、キャンパス内のカフェでお茶を飲みながら東大の研究者のお話を聞くというもの。今回は情報学環助教の南後由和(なんご・よしかず)さんがいらっしゃっていました。(余談だが自分より2コ下の79年生まれだ、うわああああ)
建築を、それを作り終えた時点で終了とするのではなく、またそれが置かれた社会から切り離すのではなく、それがどう社会の中で消費されているのか、とらえられているかに注目する「建築社会学」を作っていこうとされているそう。そのほか、科学技術コミュニケーション、文化人とはなにかを考えたり、デザイナーズ集合住宅をテーマにした展覧会を開いたり、雑誌に書いたりと多彩です。
南後さんからのお話と質疑を含めて1時間ほど。後半ちょっと寒くなってきましたが、オーガナイザーの方々に敬服しつつ楽しく過ごしました。
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大学の外にいる人間に対して開いていく、こういうボランティア的で気軽な企画ってうれしいねと思いながら、会場となった福武ホールをあとにして、ついでにちょっと土曜開講の授業にもぐっていこうかねと理学部の建物に行ってみたところ、こちらはなにか建物に入るのにIDが必要とかで断念。
自分が10年ほど前に大学生だったときは、特別古い建物が多い学校だったこともあってか授業にもぐるのに何か障害があった覚えなどないのですが、時代はめぐり、部外者を入れるにしても拒むにしても、だんだんとこうやってその境が明確になっていく(おそらく、特に、建物がセキュリティを織り込んで新築されるのを契機として)のだなあと慨嘆したのでした。
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ところで、この企画を知ったのはtwitterでの告知だったのですが、このツールをいかにチューニングしながら役に立つようにしたものかを考えていた2ヶ月ほど前から比べると、だいぶ慣れてきたなあと感じます。
このところの週末は、土曜の昼間にこうして予定を入れて夜は自炊で食事をとってから友達と飲み明かし、明け方に帰宅して5時間の睡眠ののち(これ以下だと辛いが、これ以上寝ても著しくは回復しないというラインが5時間)日曜昼間は家事だの買い物だのをして心静かに過ごし、浴槽に湯をはって入浴(普段はシャワーのみなので)というのが典型的な過ごし方になっています。
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これまではこうした週末のルーティンのデザインという全体的な課題と、朝帰りした場合に何時間寝るかという具体的な課題に標準的な解答を得るため、いろいろ試してきました。目下の懸案は週末のルーティンのなかで、土曜の飲みにどう取り組むかであります。
無難な線は「喋らない」あるいは「当たり障りのない会話しかしない」というところなのですが、それではつまらないので「言うと本当にまずいこと」のラインがどのあたりにあるのかを探ってみています。
年長者へのチャレンジ、政治や宗教に絡む話、シモに関係する話、陰口の臨界、それから何時間を1クールとするか、など小課題はいろいろとあります。
昨日は2回ほどラインを踏み越えてしまい反省。
しかしこれは学びの過程、次回に活かすことが肝要です。
という方便を使った、失敗に伴うストレスのマネジメントなのではないかという気もしつつ(たぶんそう)、twitterのチューニングから行動のチューニングへとうまく(?)話がつながったところで、おわる。
コメント (2)
なんごさん・・・ガッカンの人は覚悟してるだろうけど、
こうやって名前がネット上に記録されていくのに慣れないアタクシですw
投稿者: e-com | 2010年05月17日 01:53
日時: 2010年05月17日 01:53
ありふれない名前だと特にねw
ちなみに自分ルールとしては、写真や名前を出すのはオープンの行事に限ることにしとります。
投稿者: 管理人 | 2010年05月17日 08:21
日時: 2010年05月17日 08:21