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2022年07月 アーカイブ

2022年07月31日

行く、来る、留まる

夏休み明けの月曜は職場の送別会。4年近く頑張った番長(たぶん同い年だが3期下)と任期がほとんど疫病下でいろいろ苦労したボス(税法上の何かのため海外で定年を迎えられないので2年と短めの滞在で交代→東京の出身部で再雇用)。番長はきょう日曜、さよならメッセージを投げて日本に向け出立していきました。ボスは8月半ばのようです。いいな……と思うけど、彼らの出身部は東京にいるより外国駐在のほうが圧倒的に楽しいところだそうなので、実際いいのかどうかは不明。

送別会にはちょうどDCに到着した、番長の後任氏(5期下・当然というか優秀の呼び声高い)が来てました。翌日から家探しし、早々に弊管理人と同じアパートに決めたとのことです。新婚・即・遠距離別居かつ嫁さんは同業他社のため同居予定なし!だとかで、週末一緒に買い物とかメシとか行けるだろうか。週末まで同僚と顔合わせるのはイヤかしら、弊管理人はすごいウエルカムだが一応先輩なのでガツガツ誘うのは憚られるし、とあれこれ。

後任氏はさっそく諸手続の分量にうへえとなってましたが、彼の前回の外国駐在はイランなので「そうはいっても先進国」というハードルの低さはあろうか。そんでまだホテル住まいなのに早速ニューヨークに出張していきました。働きますな。

* * *

スーパーの肉屋でパックではなく重さ指定で「半パウンド(227g)」買う、ということを今頃!初めてやりました。パックだとこの倍からなので、少量買えるっていいな。S&Bの赤缶でドライカレーですかね。
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隠し味程度に中濃ソースを入れたらわりと味を支配され、オムレツの具みたいになりました。まあうまいけど。もうちょっと辛味があってもよかったが何で出せばいいのだろう。
目玉焼きで映えようと思ったが、ひっくり返して両面焼いたら目玉が角膜の病気みたいになってしまった。

* * *

火曜、一日頑張って文献読んでアウトプットしたために午前3時ごろまで頭が冴えてしまって眠れず、翌日は8時前から仕事をしたら極度に疲れ、体調を取り戻しきれないまま金曜にまた朝の仕事をして、24時前に就寝し10時間くらい寝ました。

土曜は雨上がりできれいに晴れましたが、ちょっと弊管理人がやったほうがいい仕事だろうな、というのがあって在宅で2件ほどこなしました。ついでに消化すべき雑務もいろいろ進めているうちに夜になり、アパート内のジムで運動してパスタ煮て食べて寝ました。

日曜朝。ちょっとうまいパン食べたいじゃん?ということでマーシャルMarshallというちっちゃい街にあるRed Truck Rural Bakeryに行ってみました。知らなかったけどオバマもパイ食べにきたらしいで。
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アパラチア山脈に向かって車で40分。といっても都市部を出ると制限速度が時速112kmになるので距離にすると70kmあります。新宿から焼き菓子食いにっつって観音崎くらいかね……。ともあれ、ここは人口1500人。メインの通りを外れると途端に農村ですが、古い建物を流用した雰囲気よさげなお店がぽつぽつありました。
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あればいいなと思っていたチョコの入ったデニッシュがなく、アップルパイとコーヒーを頼んで、カウンターの近くの商品棚でふにゃい紙カップに飲み口のついたプラスチックの蓋を取り付けようと苦戦してたらカップを倒して3分の1くらいぶちまけました。
近くの席でお茶してたおっちゃんとおばちゃんが即座に紙ナプキンで拡散を防いでくれて、コーヒーをかぶった売り物のパイの箱をカウンターに持って申し出てくれたので再三お礼をいうと、おばちゃんから「あたしなんか毎日こぼしてるから大丈夫よー!!」と慰められました。
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めげずに窓際でパイを食べていると、二人が外からバイバイしながら帰っていたので弊管理人も頭を下げながらバイバイしました。なんなの。優しいな~。日曜も早よからわたわたしましたが、結果ほっこりした。

ベーカリーを出て数十歩のところに赤いバスが見えます。ジョニー・モナーク?
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フードトラックのでかいやつみたいだな、と写真を撮ったら、ちょうどバスの前の飲食スペースから出てきたじいちゃんが「ここうまいぜ~」と話しかけてきました。
「どれがうまいんですか」「全部だよ!あそこの白いシャツの男がジョニーさ」
ちうわけでステーキサンドイッチを頼んでみました。副菜1種類ついて22ドル。おおう結構だな。しかし犬の散歩をしていた老夫婦?も立ち寄ってこれ1個買ってました。まあ2人で分けると思えばね。
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でもアメリカ人てこういう鉄板焼き系は上手だと思う。牛肉と玉ねぎ、ピーマン。焼き加減も聞かれました。新商品として推された副菜のブロッコリーサラダは冷たくて意外でしたがさっぱりしたマリネでした。食ってるところにジョニーがきて「どうだい」と話しかけられたので「うまいれふ!」と言ったら「あ~口が一杯なところすまんね笑」と言いながら去っていきました。

しかしこのお店を激推ししたじいちゃんといい、フレンドリーだな。特に何があるわけでもないですが、なんかいい田舎の街でした。

写真が鈍色の空であることから分かるように午後から雷雨の予報が出ており、ぽつぽつ雨が当たってきたので帰りました。サンドイッチは半分残して持ち帰り、夕飯に回しました。冷めたら何か恐ろしくべっとりした油脂のようなものが用器に残ってましたが見なかったことにします。

* * *

「フリーズドライの味噌汁送る」と久しぶりに知らせをくれた実家の父とメール。年後半はこんな予定だよ、というのを書いてみて、毎月大物の仕事がどっかんどっかん入ってくることを改めて認識しゲンナリしました。滞在11カ月目に入ってます。

2022年07月24日

そして夏休みを終わる

夏休み最終日の日曜。ちょっとだけ外出ね。
何かといい評判が聞こえてくるテキサス・ドーナツ。店内飲食がだめだったので車内で1個、家に帰ってから1個いただきました。
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あ、なんか確かにふかふかしててうまい。香りがいいのはなんだろう。そして何がテキサスなのかはよくわからない。

そしてワイナリー。きょうはブルー・フロッグBleu Frog Vineyardsというところ。
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ブルーチーズなめなめ、ハーフグラスで白。その3倍くらい水飲んでしばらくステイで州法は大丈夫な計算です。ここの白は変な癖がなくておいしかったです。

そこから10分くらいのアウトレットに寄って、何も買わずに帰ってきました。
外は予報通り37度。暑かったです。

* * *

10日休んで換気できました。でも仕事が始まるのはやだな。
今年後半に向けて必要だと思ったこと。
・「できることを増やす」には終わりがないため、引き続き少しずつ「初めて」をやる
・やったほうがいいかなと思ったらとりあえず手を付ける
・食う・寝る・家事はペースを崩しすぎない
・楽をするためにお金を使う
・体は動かすべき
・人と比べない

* * *

■サン=テグジュペリ(河野万里子訳)『星の王子さま』新潮社、2017年。
そういや読んだことがなかったなといって。

■斎藤成也他『図解 人類の進化』講談社、2021年。
初版からもうちょっとアップデートしてもよかったんじゃないかとは思いましたが、全体としてはとても包括的かつ分かりやすかった。編集・校閲がちゃんとしてるんだと思う。

■小林雅一『ゼロからわかる量子コンピュータ』講談社、2022年。
すっばらしかった。

西部どんなとこ(3)

【19日】
もともとダラダラすると決めていた日です。8時間くらい寝て起きると既に外は暑そう。
部屋は涼しくて快適なので、前日買ったサンドイッチを食べてゴロゴロしているうちに昼過ぎになりました。
ホテルのプールを下見。無料のベンチは日陰がなくてむっちゃ暑そう。
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水浴びはやめました。
隣のショッピングモールを冷やかしついでに、フードコートで中華をテイクアウトして部屋で食べました。
キンドルで本買って、午後はずっとベッドで読書。十分寝たはずなのにまぶたが下がってきます。これが一番贅沢な時間の使い方なのかもしれない。
シルク・ドゥ・ソレイユの劇場がホテル内にあり、今日を逃したら見られない(20日には公演がない)こともあって、急に21:30の回のチケットをとって行ってみました。
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ていうかシルク・ドゥ・ソレイユって聞いたことあるけどなんだっけ?というくらいの認識だったのですが無国籍エキゾチックなサーカスでした。初めて見た。すごかった。音楽は生演奏でした。そうだよね、演者と息合わせないと事故になりそうですもんね。あと観客の視線を舞台に引きつけてる間に天井からはブランコの人たちが降りてきていたり、合間に道化が出てきたりと場面の繋ぎ方も完成されていた。4段階中安い方から2番目のチケットで、手数料(なんだそれ)込み120ドルくらいしましたが、席はわりと前のほうで満喫しました。でもこれは正面で見ると一番楽しいはず。
動かなすぎて頭ぼーっとしてくるくらいの一日でした。

【20日】
なんかあまりに動かなすぎたのでホテルのジムに行き、隣のフードコートで焼き鳥丼を食べ、散歩がてら近くのショッピングモールを見に行きました。
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ヴィーナスフォートのいいやつでした。
ウォルグリーンWalgreenというドラッグストア兼スーパーで寿司買って帰りました。
夕方、日が傾いてきたのを見計らって散歩。ヒスパニックっぽい人たちがいっぱいいるタコス屋があったので入ってみました。Tacos El Gordo、ネバダとカリフォルニアにあるそうです。220724gordo1.JPG
「ティファナから来ました」って。本場なんですかね。
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シュラスコみたい。そいでぱっぱと薬味(玉ねぎとかパクチーとか)を入れて完成。
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メキシコのチェリオって感じでしょうか、ハリトスとともに。
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うん、うまかった。
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戻って寿司食いました。蒸しエビが食えて満足です。
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ちなみに10ドルちょい。お酒もちょっとね。そういえばウォルグリーンで買うときにID見せろと言われて免許見せたら、レジのおばちゃんが「えっ45歳なの?ちょっと!(隣のおばちゃんに)45ですって!!」って始まった。まあそろそろこういうのも最後かな。

【21日】
11時チェックアウトでどうしようかなあと思ったのですが、核実験博物館というのを地図で見つけたので行ってみました。今回はリフトLyftという配車アプリを初めて利用。ウーバーよりちょっと安いかも。ドライバーさんの取り分も若干多いそうで、アメリカ限定ですがこっちを推す意見がネットにありました。

入っていきなり「ミス核爆弾」とファットボーイ。
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申し訳程度に「焼き場に立つ少年」の写真があったくらいで、おおむね技術的な展示が多かったです。ナチ対抗で始まり、実使用を経て冷戦。大気圏内実験から地下、臨界前くらいまで。
そんなに大きな博物館ではないのですが、飛ばし飛ばし見てもたっぷり2時間半かかり、閉館時間に。売店はキノコ雲がプリントされたマグやTシャツなど不謹慎グッズが充実してました。
出ると46度の世界。きっつ。10分ちょっと歩いてちっちゃいモールでチキンサンドイッチを食べました。
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早めに空港に行って読書。空港にまでカジノあんのね。
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夜行の飛行機に乗って帰りました。
もはや誰もマスクをしてなく、どこで疫病をもらってもおかしくないなという状況だったので、家に帰る前に行きつけの検査場でPCR検査を受けましたが陰性でした。実は出発前にも濃厚接触者になってたんだけど、PCR陰性を確認して旅立ったんだよね。なんちゅう世の中。

体力の低下および加齢のせいか、あんまり頑張らない夏休みになりました。
でもまあ欧州では人が死ぬような熱波が来てる中だったのでダラダラするしかないでしょ。いや北の方の山間部に行けばよかったのだろうか……
仕事してる時よりよほど英語喋ってたのはよかったです。ツアーで正解。独りで黙って運転してたら辛かったろう。あと暑さのせいか、随所でエンストしてる車を見ました。こういうリスクがないのも便利な点ですね。

ところで、今回の旅行はiPhone13 miniのカメラをかなり使いました。
特にコントラストの激しい場面ではコンデジより相当賢く絵を作ってくれます。
暗いところにも相当強い。超広角も時により便利。
カメラを撮りたいものに向けてちょっと待つと状況をうまく判断してくれるんですね。
ただちょっとのっぺりしてるのと、拡大するとやはり厳しい。
コンデジを完全に代替はできないが、これからはもっと使うかもと思いました。

2022年07月23日

西部どんなとこ(2)

【17日】
朝は7:45出発でホースシュー・ベンドへ。
コロラド川が馬蹄形に湾曲している場所で、写真だと迫力がよくわかりませんがすごい高低差です。
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あぶねえ。
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駐車場との行き帰りはこんなところを15分くらい歩くんですが、周囲もクレーターの中を歩いているようで絶景だと思います。やはり写真だと分かんないけど。
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そのあとモニュメントバレーに向かう途中、カイエンタのバーガーキングで昼飯。なぜかファストフード屋なのにナバホのコードトーカーCode Talker=ナバホ語を使った第2次大戦中の暗号通信兵=の展示があり、そして敵の日本のコーナーもあった。
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ガイドさんが「ペインフルな展示を見せてあげよう」と……いやいいです、そういうのは。そしてツアーにイタリア人カップルが3組いたので「昔コラボしたよね」と冗談言ったら「いやうちはヨーロッパ戦線だったから……」とかわされた。うまいな君。
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赤いねえ。
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カイエンタからモニュメントバレーまで30分くらいでした。
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ビジターセンターのテラスからの眺望がすごくよかった。
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そこからナバホのオフロードツアーに参加。
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2台に分かれて後ろの車に乗ったら前の車が立てた砂埃をがっつり浴びて、後でタオルで顔を拭いたらタオルが真っ赤になりました。
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天井に穴のあいた岩。
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ここの暮らしってどうなんですかね。
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さてページの宿に戻ります。
相変わらず走ってる時間がほとんどのツアーですが、個人的にはこういうの大好き。夢を見ている時のように次々とどうでもいいことを考えて記憶を整理している感じ。口元がずっと動いて声を出さずに何か喋っているので、もし見られていたとしたら奇異なことでしょう。

そういえば前日、ちょうど弊管理人がシャワーを浴びていた時間帯に、同じ棟に温水を供給するボイラーが壊れたらしいです。どうりで水みたいなシャワーしか出なかったわけだ。荷物をまとめて部屋移動となりました。元の部屋は駐車場の前だったのが、移動後は眺めの良い部屋になりました。得した気分(←アメリカナイズされてきた)
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夕飯はフライドチキンにしました。「バードハウス」。ううむ店名……
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店内はアジア人客多し。どうも韓国人がやってるんじゃないかな。
チキンはちゃんとおいしかったです。ビールで正解。セットになるサイドメニューにはちゃんとブロッコリーサラダを選びました。こっちの人、すごいブロッコリー食べますよね。
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近くのサークルKでアイス買って宿で食って寝ました。

【18日】
朝6:45出発でアンテロープ・キャニオンへ。
ネイティブアメリカンのおにいさんガイドと一緒に、砂岩でできた谷に潜っていきます。
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1990年から公開されている比較的新しい観光地とのこと。
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やっぱりマスクはするのね。
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異世界。なぜか動画撮影はだめだそうです。
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そのあと、ダムをちょっと見て、昼食に向かいます。
ユタ州を延々ドライブ。移動時間がそれぞれ2時間くらいある。
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住民の半分がモルモン教だって。NYから延々こんなとこに広がっていったのだねえ。

街に出たところでお昼。ゴールデン・コーラルGolden Corralという全米どこにでもある食べほのチェーンだそうです。11.5ドルとかだった気がする。
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すごい安いし味もこれなら十分です。
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ミートローフ推しだった。

そんでネバダに戻ってきました。昔の核実験場の近くを通り過ぎるってんでまた第2次大戦とかヒロヒトがどうだとかの話になってしまった。弊管理人は別に日本を代表してないので知らんぷりしてました。かつてはラスベガスのホテルからキノコ雲が見物できたんだって。

最後にバレー・オブ・ファイア州立公園をちょっと見ました。
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これはこれで荒々しくて見応えあります。
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外気温44度だって言ってた。これくらいになると確かに10分くらいしか外にいられません。ビジターセンターに避難しました。5億年前は海だったんだってねえ。

さて、これでツアーはおしまいです。ガイドさんとドライバーさんにはやはりチップを払うものらしく、1人10ドル×日数が相場のよう。しかし現金の持ち合わせが十分になかったのである分だけ。

解散したホテルからウーバー使って、これから3泊するトレジャー・アイランドTreasure Islandというホテルに行きました。
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チェックインはほぼほぼスムーズ。34階の部屋はけっこう広くてベッドはキングサイズ。冷蔵庫とバスタブがあり、空調がうるさくないので居心地いいです。窓からの景色はこんな。
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薬局(CVS)があって食品もそこそこ置いてますが、やっぱり若干高い。しかしルクソールホテルはこの倍くらいで異常だった。
日が傾いていたので出かけられる気温になったっぽい。バスに乗ってフリーモント・ストリートFremont St.に行きました。しかしやっぱりバスは貧乏人が使うものっぽいな。観光客にまじってやばそげな人たちがちらほら。
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アーケードが全面ディスプレイになっていて、なんか女王様みたいな人に尻を叩かれてる人とか、半裸のマッチョに抱きしめてもらってる人などいました。DJがYMCAかけてて場末を感じさせます。天文館あたりのほうがいけてるんじゃないか。喧噪に倦んで早めに引き上げました。昼たくさん食べたせいかお腹があまりすいてなかったのと、ホテルに入ってるチキン屋の店員の態度が悪かったため結局何も食べずに就寝。

2022年07月22日

西部どんなとこ(1)

日没間近の夕立。最寄り駅を降りたらこんな空だった。
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夏休みで今年前半の区切りっていう気分。年の前半は比較的、自分で何しようかなって考えられる時期みたいです。
夏休みに何しようどこ行こうというのを考えていたら段々億劫になってきて、ひょっとして家で寝てるのが一番かもっていう真実がよぎるんですけど、実はもう飛行機もツアーも予約しちゃったんだな。
14日の仕事は自分で切り上げ。「夏休み始まった~!!」という解放感はあった。

【15日】
のそっと起きて支度。13:30レーガン空港発なので正午前に着くように地下鉄に乗りました。
パスポート忘れた……けど免許証があるのでIDチェック普通に通過。Ben'sチリボウルでチリドッグ食べて搭乗。
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使ったのはJetBlueという格安航空会社です。使い込んだ感じのある機材でしたが離着陸上手だし、飲み物やスナックのサービスもあるしで全然これでいいなと思いました。アプリを入れると航空券取得まで全く紙がいらなくて便利です。
乗り継ぎのボストンまで1時間半。海辺の空港できれいだった。
ラスベガス行きは777便。これわざと?偶然か。
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17:10発、5時間ちょっとでラスベガスです。途中うとうとしつつ、夏休みの読書として買った『星の王子さま』をあっちゅう間に読み終わってしまい、あとは窓の外を見て過ごしました。
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変化があって楽しかったです。というか出張と違ってやることを考える必要のない航空便は休み感があってよい。
空港からルクソールホテルは近いからウーバー使えばいいなと思ったら33ドルもしました。たっか!しかも地図で見た感覚よりかなり遠かった。
ピラミッドの形をしたホテルです。内側が吹き抜けになってて22階の部屋の外から下見たらめちゃくちゃこわい。
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カジノがありました。やんないけど。あと館内のコンビニで野菜ジュース5ドル、カットフルーツ9ドルというクソぼったくり価格におののいた。そして寝た。

【16日】
5時過ぎに起きて昨日買った野菜ジュースとカットフルーツつまんでチェックアウト。
これから2泊3日で参加するツアーは6時半出発です。アリゾナ州のセドナ、モニュメントバレー、アンテロープキャニオンなどを回ります。3日間の走行距離1700km!
ラスベガスを出たところで既にそれっぽい。
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1日目の走行距離が一番長く、総計7時間くらい走るそうです。旧ルート66をところどころなぞってたらしい。ガソリンスタンド併設のコンビニにはグッズいっぱい。
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移動に大半の時間が取られるからだと思うけど、セドナに着いても見栄えのする岩とか、フランク・ロイド・ライトの弟子が作ったチャペル・オブ・ホーリー・クロスとか車窓から見て通り過ぎた!そんで目抜き通りみたいなところに停車して「2時間とるので昼食とってお土産屋さんでも見よう」ってうそでしょ。ありえん。
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ということでこの2時間は弊管理人の好きに使わせていただくことにしました。ウーバー呼んでチャペルへ行ったる。アプリで車が近づいてくる様子が地図にリアルタイムに表示されるんだけど、渋滞してる道を回避してすっと到着したジモティーのおっちゃん運転手を見て勝利を確信した。
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「3時までにツアーバスに戻らないといけないんだけど、チャペルで何分とれますかね」と聞いたら「30分で余裕じゃないかな。着いたらウーバーの受信切っとくから帰りも俺の車で戻りな。行きはウーバーにいくら取られたの?12ドル?じゃあ10ドル現金でくれればいいから」と超フレキシブル対応。ありがとうおっちゃん~
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結果としては行って大正解。高台にあるチャペルからは周囲が見渡せて、中も厳かでよかった。
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「帰りに外からも建物撮りたいんだけど」と言ったらちょうどいいところで止まってくれた。
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チップはずんで14:20に帰着。「どこに止まったらいい?」と聞かれて「ビジターセンター」と答えたら、暫く考え込んだ末に「Ah, ヴィジローセンロー!!」とアハ体験されてしまった。そんなにアメリカンに発音せないかんの?
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で、照り焼きチキン弁当(2300円……)買い込んでバスに戻ってランチ。瞬発力が冴え渡った。ていうかフォトストップしようよ、バスツアーなんだから……
きょうのセドナは43度でした。といっても湿気が全然ないので体感33度とかそれくらいです。
途中で給油休憩したフラッグスタッフFlagstaffは標高2000mくらいで、25度と涼しかったです。
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ナバホ・ネイションを延々走りました。そう、ネイションなんだよね。連邦政府とは昔、和平条約を締結しており、条約を結ぶ相手は定義上ネイション。ちなみに全米ではほとんどの地域でマスク着用は自由になっていますが、ナバホ・ネイションでは屋内マスク必須だそうです。あれですかね。ネイティブ・アメリカンは(恐らく社会経済的な理由で)重症化率・死亡率が高いからですかね。

砂漠にはこの日と次の日、夕立が来てました。雨が降ると急にひんやりします。
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アリゾナのページPageという街に投宿です。近くのダムの工事のため1950年代に作られた街だそうですが、ちゃんとでかいスーパーとかご飯屋さんとかがありました。19時近くなっても38度。ですが出かける気力がなくなるほど暑くもなかったです。湿度の影響ってすごいね。
夕日きれいやった。
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夏休み、もともとはレンタカー借りて砂漠を走るつもりだったんですが、運転は人任せが楽でいいな。あとガイドさんの解説が聞けるのもいい。費用も独りなら自分で全部アレンジするよりかなり安いと思う。あと走ってる間はずーっと考え事ができるのも休みっぽい。
宿にプールがあるから入ると体が冷えていいよ!と言われて水着着て行ってみたけど水が汚そうなのでやめて寝ます。
と書いてからシャワーを浴びたらお湯が低温すぎて冷えた。

2022年07月10日

疲弊とメンテ

この1週間はなぜか寝付きが悪く、布団の中でゴロゴロしているうちに3時、次の日は8時前起床、寝不足で頭痛、でもその夜もなぜか寝付けず、てな具合。土曜は午前中と夜からの在宅仕事でしたが、午前中が終わりきらないうちに気怠さに勝てずPCと携帯を持って布団に入ってしまいました。まどろんでは携帯が鳴り、まどろんでは携帯が鳴り。それでも午前中の仕事が終わったあと2時間ほど寝て回復しました。

残り物で遅い昼食。買い物に行くか……と一瞬思ったものの、もう回復の日と決めて家から出ないことにしました。朝から雨だったのもあってか頭が重くて集中できず、長い文章が読めませんでした。気分もこのところないくらい落ちていました。

だらだらと過ごし、20時になりました。あまりお腹がすいてないので朝飯みたいな夕飯にしました。
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雨は夕方までに止みました。

* * *

日曜は朝だけ雲が残っていたものの、ちょっとドライブに行こう、ということでバージニアの北端くらいにあるハーベスト・ギャップ・ブルワリーへ。
こんなとこ。
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ウェブサイトによると退役軍人がやってるそうで、退役軍人用の駐車スペースがありました。ほお。
ストロベリーシードルとホットドッグ。
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飲酒運転にならないよう4割くらい捨てた上、このほかにルートビアフロート(つまりノンアル。バニラアイスをカップに落としてからルートビア注いでた……結果浮いたけど)をいただき、ベンチでだらだらしてました。14時くらいから流しのギター弾きみたいのが来て音楽ショーが始まりました。

ワイナリーやブルワリーは遠出したいわけではない休日にふらっと行くのにいいですね。ただ白人がほんと多いです。その次がアジア人で時々見るかどうかくらい。そしてこの人たちは大概、飲酒運転しているのではないだろうか。

* * *

夕方に近所に住んでるボスから「ビール飲まない?」とお誘いがあり、メキシコ料理で一杯やってきました。なんだかんだあって着地した。今週も息災でひとつ。

2022年07月04日

7月4日に生まれて

という映画が中学生のころに公開されてましたが、当地に来てみると、7月4日には「ハッピー・バースデー・アメリカ!」というお祝いの言葉が聞かれました。あのタイトルはアメリカという国家そのものも暗示してたのだろうか。

朝9時から国立公文書館に独立宣言の朗読を見に行こうかなと思いましたが、惰眠を選んでしまいました。タブレットで鑑賞。これ。
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しかしパレードは見にいこうということで昼前に出掛けました。えらい。
なぜかいつもパレードの進行方向右側から撮影してしまう弊管理人。
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マーチングバンド(たぶん中学か高校)の女の子が熱中症で倒れた。バンドは何事もなかったように進んでいった。それを見る強そうなおじさんのアンダーアーマーにはフリーダムと書いてあった。
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警察の手際が悪いので、沿道の人たちが助けに入って体に縛り付けてた太鼓を外し、日傘をさしかけ、木陰に引き入れて水を飲ませていました。なんだかんだワシントニアンは親切。このあいだタイ料理を一緒に食べた駐在日本人のおにいさんは「ミシガン大学に留学したときもミシガンは優しいよと言われてましたが、DCはさらに優しい」と評していました。
女の子はちょっとすると回復していました。
近隣だけではなくいろんな地域の高校からバンドがきてました。この「ジョンズボロJonesboro高校」は黒人の子ばかり。赤黒はかっこいいね。ジョージアかな。
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アジア系はなぜか風船使ってるグループが多かった。
         /⌒ヽ
   ⊂二二二( ^ω^)二⊃
        |    /       ブーン
         ( ヽノ
         ノ>ノ
     三  レレ
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ちなみに上の集団は法輪功です。この後にバンドが続きます。すごいきびきびしてました。
いま親玉がNYにいるんですよね確か。そりゃアメリカになじまないとな。中国に戻ったら殺されるし。
台湾チームもいました。そりゃアメリカに(以下略
ウクライナチームは声援がすごかった。ウクライナのテレビが沿道の人にインタビューしてました。母国で「アメリカが応援してるよ」っていって流すんでしょう。
首都圏チャイニーズ・アメリカンのチームは結構な大所帯だったが声援は少なめ。コミュニスト・チャイナとの距離感はあるだろうけどアメリカの仮想敵国出身。複雑だよな。
これは旗を売ってるおじさん。
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赤/青の服を着てる人も多かった。心置きなく国旗を振れるのは戦争に負けたことがない国ならではでもあり、国旗を振らないと分解してしまうほど他に軸がないからでもあり。
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日差しはきついものの、湿気がないのでちょっと日陰に入ると暑い思いをせず過ごせる昼間でした。確か31度とかそれくらい。
いったん帰宅。ニュースつけたらシカゴの近くでパレードの群衆に向けた無差別銃撃事件が起きてえらい騒ぎになっていました。

夜は花火を見に行きます。
地下鉄のロズリン駅で降りて、さてどちらに向かおうかと思ったところ、人々が同じ方向に歩いて行くのでついていったらアーリントン墓地でした。
この像の前に陣取ります。
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玉屋。
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21:09開始で30分くらい。日が落ちると涼しかったです。
バージニアンとしては橋を越えてDCに入ってしまうと帰るのが大変だろうとアーリントン墓地どまりにして正解。ちょっと歩いたらバスが来たので乗って思ったより早く帰れました。

ベタな7月4日を満喫した。

* * *

いろいろ迷走した夏休みの行き先をようやく固めました。5日間くらいの中西部ロードトリップを考えていたんですが、1人だとどうしても割高なのと、運転中は写真とったりできないのでツアーにしてしまいました。飛行機とツアーという大枠は押さえたので、あとは今週中考えます。なんか肩の荷が半分以上下りた感じがする。

2022年07月03日

スラムと中華と朝食と

水曜日は仕事でちょっくらボルチモア。DCからアムトラック(鉄道)で8ドル、40分。
オーケストラ持っててスポーツ観戦でもよく聞く都市で、医学やらAIやらで世界屈指のレベルを誇るジョンズホプキンズ大学のメインキャンパスがあるといったら落ち着いた地方都市かなって思うじゃないですか。

鉄道駅からJHUのほうへ行くのに無料バスが出ていて、市のサイトに「地元の方や観光客の足に」と書いてあったので喜んで載ったところ、荒廃した感じの車内にはやばい感じの人たちが乗っており、ジャケットなど着ているのは弊管理人ひとり。乗ってこようとしたちょっとアレな人を運転手がドアで挟んで追い出し、その運転手も途中でバスを停めて買い物に行き、そこに何をするでもなく路上に立ち尽くしている人々が虚ろな目を向けるみたいな素敵シティでした。大学病院に向かう路線だからかしら。

大学の中だけきれい。
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仕事がはけた後、お腹がすいたので一緒になった他社の人とレキシントン・マーケットに入っているFaidleyを目指しました。さっきのことがあったのでウーバーを使って正解。路上でカジュアルに道路工事の人となんかよくわかんないおにーさんが殴り合ってました。
某所で勧められたクラブケーキ。あと地元のビール「ナショナル・ボヘミアン」を昼間から飲んでしまいました。
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うん、おいしかったけどクラブケーキはもういいかな。

DCから来ていた仕事先の人たちは当然のように車でした。
そうなんだよね、お金があるとか時間がないとか仕事の人たちは車で「点から点」に移動することで危険地帯をスキップするのだけど、下の階級の人たちはその間の面(地べた)を埋めるように低速で動き回っているのでしょう。
という話を、木曜夕方に職場の会議室であったちょっとした送別会の飲みでしたら、ボスから「節約しなくていいから、いい交通手段使って!」と言われました。
だって知らなかったんだもん。

マーケットを出てウーバー待ってたら、やはり平日昼間から人がたまってる地帯でした。地下鉄の出入り口もあったんだけど、この地域の公共交通機関カードをわざわざ買うのは面倒だし、なにしろ雰囲気が怪しかったのでやめました。あとから鉄道ファンの同僚に聞いたところでは「あれはあまり使わないほうがいい」とのこと。ですよね~

アムトラック乗ってDC帰着。地下鉄に乗り換えて職場に向かっていたらまた挙動不審な黒い人が混んでる車内で「ブラック・ライブズ・マターだぜ、メーン(men!)」とか大声上げてましたが、「こっちのライブズもマターだからマスクつけて」というのが感想です。

* * *

7月は夏休みをとるので地下鉄の定期を買うかどうか迷っていました。どっちかというと買わないほうに傾いていたのですが、なぜか値下げになっており(元を取れる乗車日数が18日→16日になった)買ってしまいました。

* * *

金曜夜は「軽く夕飯いきましょ」と同僚を誘って中華、Sichuan Pavilion。
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豆腐の水を切ってあるちゃんとした麻婆豆腐だーーー!!
塩漬け魚のチャーハンも出色でした。ここはいい。

* * *

土曜は思い立ってDCの動物園へ。
パンダは大股広げて寝ていた。
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午後から雷雨注意報が出ていたので早めに帰りましたが、実際に来たのは21時でした。
ちょっと仕事で東京とやりとりをして就寝。

* * *

日曜は外で朝飯食べたいじゃん?と思い、西へ向かうハイウェイI-66で50km近く走ってNorthside 29という地元食通が話題にしていたお店に行きました。
あ、いい。このなんかロードサイドのレストラン感。
(しかし国道29号の南側にあるのになぜノースサイドなのかは聞き忘れた)
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店内も期待通り。家族連れがゆったり休日のブランチを楽しんでました。
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リストから4品選ぶブレークファスト、12.5ドル。感覚としてはだいたい800円。(いま円換算すると凹むのでしない)
パンケーキは遠くに写っているので分かりにくいが20cmくらいあり、熱いシロップをぶっかける。卵2個のスクランブルエッグ、「カナディアンベーコン」は厚切りハムだった。あとコンビーフハッシュ(コンビーフとジャガイモを和えてカリカリに焼いたもの)がおいしかったです。野菜はないが。
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おなかいっぱい。それにしても自分では作れなさそうなものが何一つないな。
直帰もなんなので、近くのマナッサスにある南北戦争の古戦場公園に寄りました。
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ビジターセンターでずいぶん長い映画を上映していて見たら、この原っぱで鉄砲撃ち合ってばたばた死んでた。外を歩き回ると誰がここで死んだとか負傷したみたいな説明書きがあちこちに立っていて、ここ一帯が事故物件だなと。いや古戦場だからそうなんだが。
こちらは南軍の有名な将軍らしいトーマス・ジャクソン(”ストーンウォール”・ジャクソン)。39歳没。むっちゃ逞しく造形されてます。歴史を知らないとちんぷんかんぷん。
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断片的に見聞きするいろいろでは南北戦争ってほんとアメリカ史のトラウマのようです。しかし部外者にはなんでそこまでやってん?とさっぱり分からない。そのうち簡単な本でも読んでみないとな。

* * *

いつも使ってる腕時計、年末に一時帰国した時にはまだ動いていても電池交換しておくか……と朝食を食べながら考えていて、マナッサスで映画を見ながらふと時計を見たらけさ11時過ぎの時間を指して止まっていました。今週どこかで時計屋に行ってこよう。

あす4日は独立記念日です。いつも仕事関係でチェックしているブログによると「祝日は4日(月曜)でこの日は多くの政府機関や商店が休みになります。多くの人は週いっぱい休みにすると思いますが、今週の予定は……」みたいなことが書いてありました。そうなのか。

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