3連休、ちょっと事情があって北海道に行ってきました。
初日の札幌、蒸し暑かった。
昼過ぎに札幌駅に到着し、そのまま地下鉄に乗って南平岸へ。
「麺Eiji」で濃厚魚介豚骨醤油。
札幌ラーメンの様式を踏襲しつつ、無化調と地元素材にこだわっているらしい。
これ、とてもうまい。食べ応えのある麺も好きだなあ。
店員さんも愛想よくて好感です。
在住当時は知らなかった(なかった?)お店。
ときどき通っていたスポーツクラブの裏手だった。
もし住んでいたら宿直明けに食べたくなって通っただろう。
せっかく平岸まで来たので、隣の澄川へ足を伸ばします。
ケーキの老舗、「ろまん亭」でお茶を。1階で注文して2階で食べる。
こちらは在住当時もときどき利用していたお店です。
3連休初日、大通り~すすきの周辺は人がいっぱいですが、市街地を南に外れたこの辺は静かなもの。
地下鉄車内の人の匂い、通りを行く人たちの弛緩した顔。緑の少ない街中、厳しい気候にじっと耐えたマッチ箱のような建物。夏を4回と冬を3回過ごした当地での記憶が徐々に蘇ってきます(ろまん亭の名前も忘れていた)。
夜は「むすび亭」でジンギスカンを食べたかったのですが、満席でした。うっかりヤマダモンゴルへ。写真掲載はナシ……
しかし「むすび亭」は過去何度行っても弊管理人しか客がおらず、おいしいのに大丈夫かなあ、なくなったりはしないかなあと思っていたくらいなので、盛況ぶりにほっとしたのも事実。
そのあと、ちょっと用事をこなして就寝。
明けて日曜はニセコに向かいます。
朝食は、真駒内の「櫻珈琲煎房」でいただくことにしました。
ホットドッグとアイスコーヒー。雨模様ですが、静かな店内から見ていればそれもまた趣があるというもの。
石山通をずんずん進んで中山峠を越え、羊蹄山がきれいに見えるいつもの交差点を曲がったところ。
このあと、山は雲に隠れてしまいました。
4年前に撮った、きれいな写真はこちらを。
当然、道の駅で食べる焼きもろこしはうまいわけです。
この日のお宿はニセコ昆布温泉の「鯉川温泉旅館」です。
緑に囲まれた古い旅館ですが、清潔にしてあります。
温泉は熱くなくて、ちょうどいい湯加減。
外はちっちゃい滝が見える露天風呂です。
前回は確か2008年冬の雪見日帰り風呂。
ここの宿はごはんがおいしいと聞いていましたが、その通り。
白飯、おかわりしまくりました(朝もたらふく)。
夜、台風の接近に伴って早々にスカイマークから翌日の予約便のキャンセル連絡が来ました。
羽田は同日最終便しか空席なし(羽田に0:25に着いても帰宅できないのでパス)、成田もなし、ということで連休明けの火曜朝の茨城空港便を押さえました。
うーんもう一日遊べちゃうな~、と満更でもない感じで就寝。
翌日も北海道は雨の一日です。
積丹半島をまわって余市→小樽。
昼飯は「なると」。
これも久しぶりだけど、意外としょっぱかったね。
淡々と鶏を揚げる現場。
店員は田舎の人気店らしく愛想なし。
札幌に戻って「カフェ・ジリオ」にて喫茶。
外が雨で暗いせいかケーキがおいしくなさそうな色になってますが、おいしいんです。
いったん投宿して休み、夕飯へ。
現地友人に教えていただいた(深謝)ハンバーグ専門店「ノースコンチネント」。
池田牛、佐呂間牛、エゾシカ、新冠黒豚の4種類のチョイスがあり、ソースも自分で選びます。
今回は池田牛(写真奥)とエゾシカ(同手前)の2種類を組み合わせ、ゴマとバルサミコのソースにしてもらいました。
店内かなりオシャンティですが、ハンバーグはかなりうまい。意外と獣の味がする。
濃厚なソースと量(ハンバーグ二つで320グラム)のせいか、かなり胃にどすんときました。
次は佐呂間牛1種類と、もちっと軽めのソースでいいな。
結局台風18号は近畿、東海あたりで大変な被害を出して去っていったらしい。
火曜(今日)は早起きして、快晴のもとさかさか歩いて札幌駅から新千歳→茨城空港→(バス2時間、500円!!)→東京駅、で帰ってきました。夜まで仕事して帰ってきて、これから寝ます。
引っ越して4年も経てば当然ながら、街のいろんなところがちょこちょこ変わっています。
旧知の人々も(当然ながら弊管理人自身も)少しずつ古くなってる。
人も街も生き物なのでそれは仕方ないが、少し淋しい。