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新見温泉

GW後半戦は2連休がせいぜいでしたが、何もなく終わるのもつまらんということでちょっと出掛けることにしました。
といってもETCのついていない車で高速に乗るのも癪だし、なにより特にやりたいアクティビティ(笑)もないわけ。
というわけでいつもの「本を抱えて山に逃げる」パターンに。

今回は蘭越町の新見温泉に一泊し、余市町をまわって帰ってきました。

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札幌から国道230号、道道66号を通って蘭越町へ。
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羊蹄山はいつ見てもきれいだねー

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蘭越の街なかから道道268号へ。夏はここから岩内町に抜けられますが、5月26日まで新見温泉以降は通行止め。

キタキツネが路上に寝そべっていましたが、車を止めるとささっと寄ってきて見上げてきました。でも写真撮ってたらまたねそべってしまいました。通る人たちが餌でもやってるんでしょうかね。
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なんかくれんの?
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くれないの……

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お宿はこちら。新見温泉ホテル。大正元年(1912年)創業だそうです。木造の落ち着いた造りの建物。
お部屋は8畳、冷蔵庫もトイレもない(テレビはある)シンプルな間で落ち着きます。
山奥のせいか?アリさんがけっこう畳を這っており、部屋に備え付けの粘着テープで近年まれに見るホロコースト。まあちっちゃい虫は大丈夫な私なので淡々とアイヒマン。

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温泉は弱食塩泉ラジウム泉だそうです。飲んでみましたがほぼ無味無臭。
混浴の野天風呂と男女別の内風呂があり、どっちも結構熱いです。入ってると慣れるんですが、ちっちゃい女の子が泣いたりしてましたね。
野天風呂はまだ雪の残る山の斜面に向かって開いており、山スキーをする人たちの姿も見られました。これくらいの時期だと適度に外がひんやりしていて快適です。冬の露天風呂は出ると寒いし、浸かってるとのぼせるので。
結局ちょっと部屋で本を読んでは風呂、読んでは風呂で、5回入浴してしまいました。

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夕飯は別室で山菜料理。
鍋、わらびの煮物、ほっけとふきの煮付け、行者にんにく(=アイヌネギ、キトピロ)とえびのぬた、茶碗蒸し、刺身、菜の花の白和えなど。出色はこごみのごま和え。とろろそばで〆。うまかったです。お櫃のごはん全部食べてしまいました。おなかいっぱい。(翌朝のお産はごくごくスムーズでした)

翌日はニセコのほうを回るか、海辺に出るか迷いましたが、早起きしてぱっと朝食と朝風呂を済ませたので、少し遠回りになりますが海辺の道を。
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ふもとでは桜が満開に近く。
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追分ソーランラインに出れば、海の向こうに積丹半島の山々が美しい。

余市町に出て、マリーナの近くにある「小宿」という茶店に寄りました。
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昭和14年(1939年)に現在の場所に移築されたという古民家です。
サンルーム(ええとなんていうんだっけ)の席からは港が見えます。子供らの声も聞こえます。
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コーヒーやジュースもありますが、三平汁をいただきました。ぬか鰊の味が濃くてご飯がすすみます。

昼過ぎには札幌に帰ってきました。
結局連休は全部晴れました。オンシーズンの北海道はやっぱりきれだ。久しぶりにいい季節のドライブが体験できたせいか、また遠出したい気分が強まってきました。

コメント (2)

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どうした!?この日記のテンションw

管理人:

春が来るとうきうきするのらwww

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2009年05月06日 16:43に投稿されたエントリーのページです。

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