先週はずっとデスクに積んであった懸案をすごい勢いで処理。
クリスマスイブは家で弁当食って湯船に浸かって就寝。当日は飲み明かして終わったので、これは自分的にはやり切った感があります(久しぶりに朝帰り)。
今年はなんだか年末が年末っぽい。
曜日の配列のせいですかねえ。
というわけで珍しく総括のエントリー。
なんか仕事面ではいろいろと反省点も多いながらよく働いた一年ではあった。知ってることも浅く広く増えた。
ただ、おそらくあまり動き回らず頭ばかり悩ませるこの環境のせいで(1)記憶力が落ちた(2)血液検査の結果が悪くなった、という2つの大きな問題が生じた。
(1)はこの週末、自分の住んでる建物のエントランスのナンバーキーで間違いを連発してから危機感が一気に高まり、
(2)は野菜をよく食べ、しっかり走る生活の重要性と、缶コーヒーはやっぱり飲むのをやめるべきだとの認識をあらためて得るきっかけに。
健康面では、10-11月は3年ぶりの歯科、大工事で辛かった。3カ月にいっぺんのクリーニングは30代の義務だと痛感。
今年いろいろ考えさせられたのは、パイが大きくならない時代の「分け方」の問題。
社内で組合の役員をやっていた一昨年から感じていたことではありましたが、今年はより迫るものがあった。「私のところに、もっと金を」という声を一年通して聞いた年だったせいだと思いますが。
がんのように致死的な病の領域に国が使うお金は、病態の解明とか薬の開発みたいなことに向けるのはもうやめて、静かで苦しくない死に方をするためのケアにほとんどすべて注ぎこむべきじゃないのかとか、ベーシックインカム+出来高みたいな制度ってできないのかなあとか、しかしその原資って一体どうするんだとか、まあそんなことを考えながらいろいろな文章を読んだ年だったかなと思います。
あと、毎年の課題ですが、もうちょっと古典読まないとね(八重山諸島にもってったヒュームもまだ読み終わってない)。
それから、もっと旅をするべきだった。出掛けなさすぎた。
ていうか、そろそろサバティカルが欲しくなった(笑)。
後段についてはいろいろ準備しているところもあるのですが、期限のあることではないのでゆっくり考えてます。
今年練習したピアノの曲は技術的にはやさしめ、演奏時間短めの曲が多かったですね。
2-3月はメンデルスゾーンの無言歌Op.67-2。寒い冬+新しい持ち場で仕事が辛い時期だったこともあり、これ弾くと目の前が暗くなります。
5月は生涯最高金額(笑)払って行ったポゴレリチのコンサートで触発されたショパンの夜想曲Op.62-2。緑がきれいだった。
夏はなんだっけ。ドビュッシーの「レントより遅く」とかやってたような。
秋は前々から手を付けようと思っていたスクリャービンの練習曲Op8-12。これはけっこう弾けるようになってきてうれしい。
あと、出し物用にカプースチンを2、3復習してます。
札幌時代のように先生につこうと思ってつけなかったのが残念。
今年買って満足度が高かったもの。
リンゴの軍門に降って悔しかったが超便利、これってもう音楽プレーヤーというよりPDA「iPod Touch」、防水+コンパクトで結局Powershotにかわって普段持ち歩くデジカメになった「DSC-TX5」、通勤電車の中でポッドキャストを聞けるようにしてくれたノイズキャンセリングイヤホン「MDR-NC33」。
だんだんと形を取り始めたいろいろな不安もありますが、一方でそれはそれとやり過ごせる諦念も身に着いてきたようでオトナになってきたっぽい。だんだん周りに年下が増えてきたし。そんなことで今後は振り返るばかりではなく少し開き直って新規/更新に勤しめたらと思っております。