今日、父方の祖父が亡くなりました。
いくつだっけ。多分93歳とかそれくらい。
戦争中は飛行機乗りで、中国に出掛けていたということは聞きました。
終戦のあとは南信州の山間に戻ってずっと畑を作っていました。
若い頃はお酒で荒れることが結構あり、伯父はそれが嫌いだったそう。
軽トラか軽バンで2度ほど谷に落ちたものの、戦時中の訓練のおかげで助かったという伝説も父から聞いた。
弊管理人がリアルで知っているのは60代で幅跳び3m以上跳んでるすごいところとか、
テレビを見ながら高校野球にダメ出ししてるところとか、
梅を摘んでるところとか、
弊管理人に結婚相手を紹介しようと電話に手を伸ばしては弊管理人に止められるとか、
そんな姿くらいです。
盆正月に毎年会っていたので結構話もしたはずなんだけど。
あ、指で宙に字を書きながら喋る癖もありました。
ここに書いたとおり、昨年の5月、肺炎で入院したときに体が弱って動けなくなってしまい、そのまま療養病棟に入って、ときどき家に帰ったりしていたのでした。
この間の1月に会いに行ったとき、かすれた声で「頑張れよ」と言われたのが最後。
いやとても最後の言葉っぽいよね。お互い最後かなあと思っていたのかもしれない。
写真は2011年の正月、「遺影を撮ってくれ」と言われたときのもの。
目をつぶってしまった1枚目のNGショットです。
わりと家族に似ていない弊管理人が一番似ていると言われたのがこの祖父でした。
ということで、葬式のために今週ちょっと帰省します。