木曜、咳が若干残りつつ、療養はもう嫌だということでボルチモアに行きました。
ジョンズホプキンズ大学のピーボディー図書館。
ただの(無料という意味でも単にという意味でも)インスタスポットであった。
無料バスに乗ってボルチモア美術館へ。
先住民の権利とか、美術工芸品の作者としては歴史に登場しない奴隷や奉公人のことを伝統的な西洋美術の展示や説明に混ぜ込む企画をやっていて、なかなか楽しめました。あとここにもミレー、コロー、モネ、ピカソ、ロダンがあり、この人たちどんだけ多産なのと思った。
売店に12色の「肌色」鉛筆があった。買わなかったけど。
青い州だからかね。全体的にwokeな雰囲気だった。
無料バスでピーボディーの駐車場に戻る途中ですごい雨になった。帰りは慎重に運転して帰宅。久しぶりの外出でかなり目と頭が疲れた。
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土曜はDCの言語博物館へ。
かなりインタラクティブな展示だが、インタラクティブすぎてノンネイティブにはうーむという感じもした。
退役軍人省の前にホームレスっぽい人。退役軍人だろうかと思ったがメッセージは意味不明だった。
携帯いじってた。
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これは病気になる前だが、日本から打診があって会食。DCのCompass Roseというお店。
「夜9時からでいいですか」というので遅くまでやっているお店を選び、定刻になっても現れないのでメッセージしたら「すみません遅れます」。で、20分遅れで現れた。なぜ遅れそうになった時点で連絡しない?
しかも「私は食べてきたので好きなもの頼んでください」でもう1もや。
そして申し込まれた会食のわりに割り勘でさらに1もや。
毎度ちょっと面倒だし、この人とはもうないな。次の訪米は来年だそうなので自然ともうないのかもしれないが。
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ということで、ほとんど出掛けない&誰とも話さない夏休みが終わろうとしています。
・精神状態としては来たころの社会総隔離時代と似て、結構塞ぐ
・あと何かとイライラする
・滞在が残り半年ないと思うとお店の新規開拓とかの意欲もなく、淡々と自炊した
・西部の国立公園行けば行けたなと思うが、そこまで行きたかったかというと謎
・睡眠時間が短くなってきたので体は回復してきた様子
・仕事も読書もほとんどしなかった(ちょっとしたが)のは塞ぎの影響か
冬休みは本当に最後のまとまった休みなので、ちょっと計画的にやろうか。
東京の出身部では寄り合いがあり、人事案件が発表されるというので弊管理人のことかと思ったが違った。本当に1月末で離任できるのだろうか。
上にもちょっと書きましたが、近々帰るモードが自分の中で起動し、アメリカのすべてがどうでもよくなってきました。こっち来てからのアウトプットがつい数日前に1000本に達したというのも「やりきった感」を構成している。東京に帰ると今の仕事からは完全引退になるのも加わって、なんかこうあらゆるものが帰無する中で、全体的に意欲というものが消失しかかっている。大病するとさっさと店じまいモードになって、遺書も書かずに死ぬタイプなのかもしれない。