会議でフィラデルフィア出張。2012年以来です。6月に来るはずが、うんこみたいな仕事の綾でキャンセルせざるを得ず、しかもこの後は機会もなさそうなので、ものすごい必須の仕事ではなかったけれども頑張って来ました。
前回は時間が遅かったので中に入れなかったフィラデルフィア美術館、隙間時間にバス捕まえてきて、やっと見ることができました。ここも無料で入れた……
ひまわり、ここにあった。
メトロポリタン美術館ほどではないが、広かったです。
西洋クラシックへの憧れと驕慢みたいなものが爆発している感じ。
猛暑の谷間に当たって、35度まではいかなかった。夜はそこそこ過ごしやすい。街は相変わらず、カジュアルに人が倒れてました。ダウンタウンは思ったほどでもなかったけど。前回きた時はいきなり「財布よこせ~」とか言われたのに比べると危ない感じはしなかった。
泊まったのは民泊。半分住宅街、ヒスパニックの方多め、大丈夫かな?と思いましたが、行ってみたら中心部のちょっと外側なせいか、静かで安全そうなところでした。部屋はホテルと違って空調がうるさくなく、最高に寝やすかったです。
会議初日の夜はレセプションでした。場所はフランクリン・インスティテュート。科学博物館かな。閉館後を借り切り、ベンジャミン・フランクリンに睥睨されながらパーテー。
チーズステーキ(サブウェイみたいな長いパンにチーズソースの焼肉が挟まってるサンドイッチ)はここで出たのでコンプ。
この時にたまたまテーブルで隣になった日本からきてる若手研究者をナンパして、翌日ピザを食べに行きました。会議場近くのBabuzzoっていうところ(特筆しておく)。19時までのハッピーアワーに滑り込んだので、ピザ$10、ビール$5とすごい安かった。
医学部出身で、来年博士をとったら西海岸の研究所に行くそう。今のところ自分にしかできない技術を持っていて、将来はこんなことをやりたいということを話してくれました。かなり野心的だが、こういうのがある人こそ研究に向いている。そしてそれが達成できるかは分からないが、この人は成功するんだろうなと思いました。久しぶりに未来を感じさせる人と話したかもしれない。
地下に潜るとやはり客層が悪くなる地下鉄のって、アムトラックのって帰ってきました。
会議では朝食のほか、1日目はタコス、2日目はサラダ、3日目はパスタとすごいちゃんとした昼飯まで出してもらえたことにびびりつつ、アウトプットは一応した。しかし本当にやるべきことはまだ。しかし1日10kmくらい歩き回りながら3日間インプットしまくって、本来の仕事ってこういうことしないとだめだなとか。
と同時に、アウトプットが誰のためになってるのかよくわからないことが最近続いており、結構微妙な気持ちになっています。
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トースト1枚が焼ける程度のすごいちっちゃいオーブントースターを買いました。$22。数ヶ月しか使わないわけですけど、安かったのと、LAのホテルの朝食会場にあったトースターでハムチーズトーストやったらおいしかったので。
ベーコンの切れ端とブロッコリーと卵をNYのダイソーで買った10cm角のちっちゃい器に入れて温めたら朝飯が豊かになった。
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◆間瀬英之、身野良寛『量子コンピュータまるわかり』日経BP、2023年。
いただいた本(アメリカまで送ってくださった……)。日本総研の方が著者で、さすがというか技術も政策も業界動向も網羅しつつ噛み砕いていて、通読するのは若干大変だが、リファレンスとしてめちゃくちゃ使えると思いました。原理の図解が分かりやすい宇津木健『絵で見てわかる量子コンピュータの仕組み』とはまた違った利用価値のある本として現在No.1タイ。随時アップデートしてほしいが、しかし主要なトピックは出そろっているので、自分が使うときにネット検索して最新情報を調べれば今後3-4年は使える気もする。
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3日から夏休みに入りました。上記6月にフィラデルフィア行きを潰したうんこ仕事がまだ長引いていて、どうなるか分からなかったので夏休みの計画が立たないまま突入してしまいました。しかしここ数日いろいろ検討して、一応これかなという方向性は見えてきました。
7/25に書き忘れましたが、最後の半年に入りました。まだ後任のアナウンスないけど。