先週は何かといけてなかった。というか、何かしてるようなしてないような感じで過ぎてしまった。それなのに妙に疲れていて、木曜は夕方に30分だけ寝ようと思って寝床に入ったら2時間寝る失態。それでも夜は夜で寝られた。
土曜は雨。やはり目が覚めても疲れていて、12時前にやっと起床。だらだらと仕事の残骸めいたものをやって、夕方また寝床でうとうとした気がする。頭痛がしてバファリン。
そのあと地下鉄で二駅ほどのところのホールフーズにティラミスを買いに行って、半分食べて、まただらだらして、残り物で夕飯にして寝ました。なんだったんだろう。
日曜には回復してました。DCの友人を拾って、メリーランド州の北の方のヘイガーズタウンまでひとっ走り。Schmankerl Stubeという読み方も意味も分からないドイツ料理店に行ってみました。ババリアンスタイル。ババリアンて何?バイエルン州らしい。
「予約してない」というと、ホールは予約でいっぱいだからとバーカウンターの横の狭いテーブルに通されました。トイレ行きすがら見たら、ホール以外にも遊んでるテーブルはあったし、後からきた白人の家族連れは(まあぽつんと1家族だけだったが)そこに通されていました。有色人種差別であろうな。こういうことはわりとある。負けじと「ホールのテーブルが空いたらそっちに移動させて」と頼んだら移動させてくれました(しかも食っちゃってたパンは補充してくれた)。なので許す。
2人前の盛り合わせ。結構な量です。
友人はバックパッカーだった時にミュンヘンに行ったことがあるそうで、ここの盛り合わせは「ザワークラウトは歴代1位、とんかつ2位、ステーキ3位」とのこと。弊管理人にとっては全部おいしかったですが、確かにザワークラウトと、紫キャベツのあったかいの(名前不明)が出色と思いました。あと、ソーセージにつける蜂蜜&粒マスタードのソースがなんかすごく懐かしかった。なんでだ?
56ドル。うん全然いいんじゃない?ビールを1杯ずつ飲んで、はからずもオクトーバーフェストしてしまいました。
ヘイガーズタウンは人口4万3千人だそうで、このあたりでは決して小さい街ではないですが、ひとけは少なかったです。寒いしちょっと移動してお茶でも飲みますかということで、30分ほど走ってシェパーズタウンという街に行きました。ここはウエストバージニア州です。といっても産炭州どまんなかではなく、ミジンコの手の先みたいなところ。つまり突端でメリーランド州との境目です。
それほど長くないメインの通り1本にちっちゃいお店が集中してる、よくある「キュートな田舎町」ですが、なんか妙にスピってる店が多かった。レメディだの、タロットだの、あとは極左みたいなアートの店だのと変な雰囲気です。後からウィキペディアを見たら幽霊が出るとかで有名なところらしい。なんだそれ。
で極めつけはフリーメイソンです。友人が教えてくれました。
メイソニック・テンプル。集会所みたいなもんでしょう。初めて見た。
で、日も傾いてきたのでDCに戻ります。ヘイガーズタウンは曇り空だったのですが、南下してくるときれいに晴れでした。なだらかな丘陵地帯のドライブは景色がきれいで楽しい。途中で友人がトイレ休憩したいというので止まったのは、前に独りできたブルワリー。
コーヒーおごってもらいました。
とうもろこし畑の迷路(とうもろこしはmaizeなので、同じ発音のmazeとかけているんだと思う、たぶん)が敷地内にあって、がきんちょが店番していたので「いくら?」と聞いたら10ドルでした。そんな値段でやるわけない。
あとはDCまで一気走り。なんとなくクサクサした1週間でしたが最後は晴れてよかったです。
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先日の面談で「来年夏には帰りたい」みたいな意思を伝えたこともあり、来年のこの時期はもういないだろう。これから起きること全てにさようならだな~、旅の恥はかき捨てだな~、と思い出づくりモードに入り、やる気も下降中でした。
数日前にアパートの更新の案内がきて、さて何か月の契約にしよう?来年7月の終わりまででいいですかね?みたいなメールを東京の出身部のボスに投げたところ、電話がきた。そんで予想外の提示をされました。いや待って待って。いろんな心づもりが狂う。結構ショックなんですけど。えっ待って。