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フィリーそしてワイン

月曜の早朝にいきなり仕事になってもいいように、と日曜のうちに荷物をまとめて寝たらやっぱし仕事でした。フィラデルフィアいくで!6:30に車で出発。

2年前のやはり早朝、ゲボ吐きそうになりながら、まだ家なき子だったのでホテルから出動したのを懐かしく思い出します(もう絶対御免だが)。その時、右も左も分からない弊管理人をプリンストンまではるばる車に乗っけてくれた他社の駐在の人に、今回は弊管理人から「乗ってきます?」と声を掛けて2人で出発。

2年前「運転してると寝そうだから話し相手がいてくれて助かる」と言っていた他社の人は、今回は弊管理人の車の助手席で二度寝でした。いいよいいよ。2年前の弊管理人は助手席でいろいろ重い気分になっていましたが、今回は移動も言葉も状況も何も心配はなく、他社の人がちっちゃいベーグルとカルピス(当地では「カルピコ」)の差し入れをくれて、空腹も感じず普通にドライブ気分。時の経過を感じます。交通集中のため一部速度が落ちたものの、ほぼ順調にいってDCから2時間半てとこでした。近くはないが、辛いほど遠くもない。

ついた。ペンシルベニア大学、の一部。
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仕事は実質20分!!えっまじで!?と思ったけど、1時間やられてもまとめるのが大変なので、まあこれはこれで。
とりあえず昼飯。
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そしてめちゃめちゃでかい生協(当地ではBookshopというとこういう施設に訪ね当たるということを学ぶ)でグッズとか物色。2階のスタバではほぼ全員がPC広げてなんかやっていたので、そこに混ざって作業してDCに帰りますよ。
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帰りしな、他社の人に教えてもらって、サービスエリアというものをおよそ見かけないアメリカのハイウェイで珍しいサービスエリアに止まりました。さすが基幹路線のI-95です。デラウェア州にあり、その名も「バイデン・ウエルカム・センター」。大統領の地元だもんね。
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中は清々しいほどチェーン店ばかりです。「1日運転してもらったから」といってドーナツおごってもらいました。いいのに。でもごちそうさまです。
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再び出発して、そろそろボルチモアかなみたいなくらいのところで運転中に東京のおにいさまから電話がかかってきて、フィラデルフィアから投げていた仕事のやりとりをしました。ハンズフリーなので車内ではやりとりが丸聞こえなんだけど、切ったあとで他社の人から「ああいう穏やかなやりとり、いいですね。同じ問い合わせをするにしても言い方ってありますよね」と言われました。ほんとそう思う。上の世代がどっかいって、前よりキチガイが減ってきたかもしれない、という話になりました。あちらの会社もそうらしい。ものの言い方は大事。

で夜に他社の人をDCの自宅前で下ろして、弊管理人も21時前くらいに帰着。ちょっと仕事の修正を東京にお願いして、シャワー浴びて寝ました。毎年この時期にある当該仕事には10年以上関わってきましたが(最初の孤発的な接触から数えると22年)、現場仕事は今回が最後だと思います。疲れたし、行かなければ行かないでオンラインでもできた仕事だったけど、行ってよかったと思う。

* * *

土曜日は出番。イスラエル界隈が大変なことになっており、こちらもばたばたと作業をしているうちに日が暮れました。

思ったこと。
・ミサイル防衛で命は助からない
・キチガイにロックオンされるとその時点で大損が確定するので、多層的に予防しないといけない
・正当化可能ではないが説明可能ということは十分あるので、そこを分けつつ両方しっかり踏まえたい
・世界のどこかがえらいことになってても、当事国以外は「それはそれ」で日常を続行するし、「応援はできる範囲でならやるよ」としかならない(たぶん同盟関係があったとしてもその閾を大きく超えて助けてくれるとは期待しないほうがいい)

* * *

日曜はワイナリー探訪。ミドルバーグという山のほうの街の手前にあるQuattro Goomba(イタリア語で「4人の仲間たち」みたいな意味らしい)というところを訪ねてみました。
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そういえば朝起きたときに7度という気温を見た。1桁って久しぶりかも。風もあって寒かったですが、前日が雨だったせいか空気はきれいです。
おっちゃんバンドが演奏していた。上記「それはそれ」の象徴。この国には「他国に国土を取られる恐れがない」という圧倒的なアドバンテージがあって、しかも空気や水のように、誰もそれを意識したことがないくらい当然のものになってる。
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試飲セット、4種類選んで14ドルは結構値打ち。弊管理人はワインはよくわかりませんが、このあたりでは珍しく「あ、おいしいかも」と思うものに当たりました。来週末だったか、友人筋の新居祝いに行くことになっているので、お土産の1本を購入。

もう1カ所、Canaという近隣のワイナリーも行ってみましたが、こちらはまあ普通。
そんで、ミドルバーグという小さな街に寄りました。
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100mくらいの目抜き通りに沿って(そこそこ観光を意識した)店舗が並んでいて、裏のほうも多少お店が点在していましたが、それだけ。人口700人。
素敵なお庭のあるタコススタンドで買い食い。
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「今日のおすすめ」という魚のタコスが8ドルくらいしたので3つ入りかな?と思ったら1つでした。高くない?
ということで帰りました。友人が夕飯食べたいというので焼き鳥食って、わりと疲れて就寝。

月曜は「コロンブスの日&先住民の日(←ポリコレ)」で祝日です。日本もスポーツの日の3連休だったようで。

* * *

Bowers & WilikinsというメーカーのPX7 S2というヘッドホンを衝動買いしてしまいました。いつもは$399で売られているのがアマゾンでウォッチしてると$329になることが時々あり、揺らいでいたところ、メーカー直販で$249での投げ売りが始まったためゲット。S2eというほとんど変わらないモデルが出たので在庫処分でしょう。

カナル型のイヤホンが手軽さからいって日常使いの第1選択だというのは変わりませんが、ノイズキャンセリングに関しては限界も感じるところ。飛行機で14時間、とかいう移動のときは耳全体を覆うのがあってもいいと思っていました。
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フライト中「隣のおばさんが寒さで倒れても分からないくらい周囲の音が聞こえなくなる」という同僚の謎コピーも決め手の一つであったので、12月の出張と一時帰国で試してみたいと思います。

* * *

半年に一度の仕事面談(海外につき音声のみ)があり、今まで一度も話したことのない管理職に査定されました。なんだこの制度。

弊管理人は部内部外者みたいな立場なので先方もどう遇していいのか分からないらしく、「今までは3年で交代だったんでしたっけ?」と聞かれたので「そうです。来年で3年です。しかし私の場合は9月下旬に来ていて、次の人がその時期に来るといきなり全力疾走でかわいそうなので、もうちょっと早く来させてあげたほうがと思ってます」と答えました。

それは出身部の部長が考えることだと思っていたんですが、違うのかな?
ともあれ考えは伝えたので、来年夏に帰ることになるでしょう。そう考えるとあと9カ月ちょっとですかね。まあ丁度良いと思う。
ちなみによくご飯を食べるおとうさん同僚(この人もまた違う部から来ていて部外者色がさらに濃い)は延長を勝ち取り、2025年の前半くらいまでいられそうだといって喜んでいました。よかったね。

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2023年10月09日 12:24に投稿されたエントリーのページです。

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