アメリカのことさえ書いてない段階でイギリス出張になりました。とある会議でグラスゴー。
この日記を始める前の2004年9月にイギリス旅行したとき、エジンバラから北アイルランドに向かう途中で乗り換えで立ち寄ったようです(降りたような気がしていたが、当時書いたものを見返したら違ったみたい。よく覚えてない)。
建築の街だそうです。確かに旧市街の重厚感と少し外れたところのモダンの対比が面白かった。じっくり見たかったけど、朝から深夜まで会議場に詰めていてままならなかった。
夕飯はセインズベリーというスーパーに23時の閉店前に駆け込み、サンドイッチとヨーグルトを買って宿で食べるという生活でした。結局、一番おいしかったのはcooked breakfast。
でも、ナイロビと東京から来た馴染みの同僚とわちゃわちゃ仕事して楽しかったのでよし。旅人として滞在したので単純に比べられないけど、「この仕組みはこうやって動かすのかな?」という予測が当たるとか、レストランが入りやすい雰囲気だとか、人が優しいとか、なんかアメリカより過ごしやすいなって思いました。
あとイギリスもすっかりキャッシュレス化されていて、そもそも空港は両替所があいてない。街中のATMで試しに60ポンド下ろしてみましたが、結局使ったのはチップの割り勘と出発前の空港で買った本の12ポンドだけ。ほかはバスもスーパーもクレジットカードをタッチで終わりでした(同僚に聞くとタクシーは現金だったらしい)。あと、1ポンド150円超えてた。わあ。
それにしても疫病対応で旅行の手間の大半がとられ、入国後の検査、会議場に入るための毎日の検査、帰国用の検査、イギリスからアメリカへの渡航制限からの除外を求めるための大使館へのレター、それらの手続きと直前まで動き続ける規制の研究など、めっちゃくちゃ面倒くさかったです。
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今回久しぶりに一緒に仕事をしたナイロビ駐在の同僚は、2012年に弊管理人が留学の企てに挫折したあと、次の年、「行かせてくれなければ辞める」と会社を脅してLSEに旅立っていった人です。家族4人でナイロビ暮らしってどんな??と聞いたら「煩わしい人間関係がなくてすごくいい」とのこと。タフだねえ。
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グラスゴーは結構寒かったですが、帰ってきたらワシントンDCも晩秋の風情で、コートが手放せない季節になっていました。