下見的に京都
寒いが晴れたので、京都を散歩してきました。
昨秋に琵琶湖に行った友達が4月にまた京都に来たいと言っているので、ロケハン兼ねて。
龍安寺。
石庭の15個の石は全てを一度に見渡すことはできない、と言われていたように記憶していたのですが、できました。
右端の石がぎりぎりその手前の大きめの石に隠れない位置に立つと、左端の石も見えます。
俗説だったのだろうか。
構内案内図で「湯どうふ」激推し。
3300円の定食を食べるつもりで湯どうふ屋に入らないと見られないお庭がある。
湯どうふが嫌なら勝手に飢えれば?
ということで、外に出て昼食。井上靖が京大生時代に来ていたという「笑福亭」でにしんうどん、800円。良心的だなあ。
そして意外と強い味のお出汁もにしんもうまかった。
ちなみに龍安寺は花の季節にはよさそうでした。それで何人か連れなら湯どうふもよかろう。
今日は特に目的というものもなかったんですけど、時間があるから嵐山にでも行ってみるかと嵐電に乗ったら、乗り換えをミスって広隆寺に行ってしまった。
霊宝館の中は撮影不可につき写真はありませんが、「ここってあのよく歴史の教科書に出てきた半跏思惟像があるとこだよね?」と思ったらあったよ!ていうか国宝ゴロゴロ。不空羂索観音が艶めかしかった。ここは見てよかった。
嵐山は渡月橋を見てふーんといって、あとは歩き回って帰ってきました。
嵐電は西院(「さい」って読むのをやっと知った)まで戻って阪急に乗ると意外とすぐ帰って来られることが分かった。
* * *
大阪着任が昨年の2月1日だったので、今日をもって1周しました。
裁量労働制にも一応の時間管理はあり、1月は違法状態でした。
「まじで人生の無駄だな」とか「懲役刑だな」とか言ってたら若手ちゃんが「異動をお望みなら僕が人事に『あいつにやられた』とたれ込みますよ」と言ってくれたので「是非お願いします。僕も異動できるし、君も病んだことにして暫くバカンスできるし、いいよね」と頼んだら「ウィンウィンですね」みたいな話になったので意外と早く脱出できるかもしれません。
まあほんとにこの1年ほとんど賢くなってないし、あほな仕事で忙しくて帯状疱疹や腸炎になるしで散々だった。ただし暮らしは悪くなかった。