弊管理人が契約しているジムはローカルな小規模チェーンのせいか、コロナ禍の中でも「対策強化してます」「ビジター利用は当面やめます」とした上で――特に後者の対策は意味がよくわからないが――営業継続しており、弊管理人も引き続き行っているのだけど、それは
(1)スタジオもなくそれほど混み合ってない施設の状況、自分の年齢や健康状態などから推定できる感染と重症化のリスク、自分の周囲にハイリスク者が見当たらないこと、行かない健康リスク(いま大半が座り仕事なので)を一応勘案した
というのとともに、
(2)「規則バカうっせ」という気持ち
もあったりする。
(2)については公衆衛生全体主義みたいなものに対するスケールの大きな・正面からのアンチ、つまり「そういう社会、そういう施策はいけない」といういまどき筋の悪い思想ではなく、「著しい他害が見込まれないならそんなに我慢はしません」というミクロな自分勝手である(つまり主観的には抵抗ではない)。
「みんながそのように振る舞い始めたらどうする」という批判はありうるが、マクロレベルで困ったらマクロな手を追加で打てばよいだけ。「おまーの行動によりその地域のリスクが上がったように見えて私が迷惑を被る」に至っては、そんな間接的な効果を気にしていたら何も行動できないぞという話。いずれも強迫的なマインドの人が言いそうなことで、そもそもそういう人とは距離を取るのが吉だと思う。
ちなみに上記とは特に矛盾せず、仮に弊管理人が厚生労働省の担当部局に勤めていたら、やはり「密閉空間に集まらないで」という施策を推進する。
公式ルールは知りつつ自分の生活世界とは違う層のものだと知ること、なんでおまーはいつのまにか為政者視点に立っとんねん、なによりわしの暮らしもよく知らんくせに何を偉そうにと自他にツッコむことは、なんとなしに圧迫され沈んだ気分にならないために案外大切です。もうほんと行こうと思ってたところが軒並みお休みに入っててねえ。