電車でぼーっとしたい、ぼーっと。
と思って、鈍行で岡山まで行きました。
途中、日生(ひなせ)でカキオコ。牡蠣のいっぱい入ったお好み焼き。
今年、こんなに好きだっけ?っていうくらい牡蠣を食べてます。
日生はこんなところ。
寒かった。
岡山駅前には桃太郎。
学部のちょっと後輩にこんな人いた。
街は閑散としてるけどきれいはきれい。
お城に興味はないので後楽園。
川、島、ジグザグの橋、小高い丘、田んぼ、畑、神社、茶店。ごくごくモデレートなアトラクションをちりばめたテーマパークだなと思いました。つまり、意外とたのしい。
デミカツ丼が名物らしいです。「やまと」というお店に入ってメニューを見たら急にチャーハンが食べたくなって、思いあまってカツとチャーハンを盛り合わせた料理を頼んでしまいました。
それぞれ食べたほうがよかったと思いました。それぞれはおいしかったです。
ホテルの横に「禁酒会館」。大正時代の禁酒運動の時分の建物で、なんとすぐ先のお城を焼いた空襲を免れたそうです。すごい。
そしてちょっと中を見たら今も禁酒相談を受けているっぽい。左横にあるのは聖書売り場。
翌日は津山線で津山に向かいます。
備中ってbitch uなんですね。なんとノーティ。
奈義町現代美術館がお目当てでした。荒川修作+マドリン・ギンズなど大きな3作品を恒久展示しています。
養老天命反転地、三鷹の天命反転住宅とここで恐らく主要な作品をコンプした。
龍安寺の石庭と公園が鏡に映したように筒の中に配置されているんですが、石庭は上から見たアングル、90度ずれた公園は地面に立ったときの視点で、しかも足下がひん曲がっていて筒自体も傾いており、頭がぐらぐらします。
津山に戻ってぶらぶら。
津山って30人殺しくらいしか知らなかったしJR駅はICカードも使えない田舎だと思っていたのですが、学者をたくさん輩出した城下町なんですね。「津山洋学資料館」は面白く見ました。図録も買っちゃった。
そんで高速バスで帰りました。3時間半。いや結構距離あるんですね。
* * *
転勤休の最終日は、ふらっと法隆寺に行ってきました。
家から40分ちょっと。今気付いたのかと言われそうですが、関西住みってむちゃくちゃ贅沢かもしれない。東京で法隆寺展とかやろうものなら「立ち止まらないで下さい」とか言われながら見ないといけない、歴史の資料集で見たような国宝や重文がごろごろしてる。人も少なくて見放題。解説ボランティアのおじいちゃんたちもいっぱいいていろいろ教えてくれます。
そういや真言宗、天台宗より前のこれって何宗なの?と思ったら「聖徳宗」だそうです(ただし宗派として南都六宗の一つ・法相宗から独立したのは1950年だそう)。檀家がいないので檀家回りをする必要がなく、このむちゃくちゃでかいお寺にお坊さんは13人だけなのだとか。
藤ノ木古墳の近くに斑鳩文化。
公文やカラオケやヨーガも文化なのな。
大阪に戻って夜、飲みに行ったらもう何年も会ってなかった知人にばったり。
世間は狭い。
* * *
で、大阪支社に初出勤してきました。眠かった。