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鹿児島2泊(2)

最終日はひとり平和学習ということで、知覧特攻平和館に行ってみました。
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知覧町(現・南九州市)は、仕事上ちょっと関わりのあった、青色LEDの赤崎勇さんの出身地として知っていました。特攻の基地になっていたというのもその繋がりで教えていただいたことです。
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誰がどうして、どこへ何をしに行くことが特攻だったのかほとんど知りませんでしたが、太平洋戦争最終盤の沖縄戦だったのですね。ここは沖縄に最も近い基地の一つだった。隊員は17~32歳ですが、多くは20歳前後と若かったようです。
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館内は撮影禁止でした。遺書や遺品、隊員の写真などが豊富に展示してあります。
遺書はどれも達筆で端正な文章ですが、内容に大差はありません。エリート軍人たちは何のスイッチを切って自殺に向かっていったのでしょうか。自分ならやるかなあ、と思いながら見ていましたが、まあこれは意味のない自問かもしれない。その時代に生まれ直したら、それはもう自分ではないから。
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アクセスのあまりよくない田舎の街にある施設に、年間50万人が訪れるそうです。この数は県内の観光地で2番目に多いとか(1位は聞いたけど忘れた)。でも展示には外国語による解説が全くなかったですね。
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なんだか展示されている対象との連続性よりは、距離ばかりを感じる見学でした。隣の博物館と合わせて予定外に長い3時間近く見て、とても有意義だったけど。

さて、指宿に行きます。鹿児島出身、在東京の友人とLINEをしていて「南のほうに行くなら、流しそうめんを食べにいきなさい」とのお勧めをいただいたため。
桜島と並んで「県内だいたいどこからでも見える」と言われる開聞岳がどんどん近づいてきました。
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特攻隊員は開聞岳にサヨナラして沖縄の海に向かっていったそうです。

唐船峡にある市営の流しそうめんです。
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食券を買って、あいてるテーブルをさがします。14時になっていたのに、まだ随分混んでいました。
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全体は多分この3倍くらいある。すっごい広いです。
席について待っていると、頼んだそうめんと鯉こくが運ばれてきます。
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テーブルの上では、水が高速で反時計回りに回ってます。左利きには辛い方向です(左利き対応の機械も実はどこかにあったらしい)。箸を突き立てれば勝手にひっかかってくれることが分かり、残さずいただきました。

なかなかどうして、結構おいしかったです。水はちゃんと冷たいし、ちょと甘めのつゆも葱とよく合って好みでした。鯉こくは味噌汁みたいで不思議だなあ、弊管理人の地元の鯉こくは甘辛く煮たやつなんだけど、と思っていたら、味噌仕立てのほうが正統だったよう。長野のあれは本当はなんだったのだろう。(※→追記:「うま煮」だった)
意外な満足感とともに会場を後にしました。

指宿からまた北上して鹿児島市より北の空港に向かう時間を考えると、あと1カ所ですね。
砂風呂も考えましたが、ちょっと時間を食いそうなので、普通の露天風呂に寄ることにしました。
「たまて箱温泉」。
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中はそれなりに人がいて写真が撮れませんでした。でも目の前全部海、の絶景でした。
日差しの強い日でしたが、ちゃんと日よけがあって有り難かったです。
これは来る価値ありました。スバラシイ。

そのあと2時間くらいかけてひたすら北上、空港近くの「ざぼん」でラーメン食ってシメにしました。
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うーん最後までとんかつ以外の外れがなかった。
お世話になりました。いいところだー、鹿児島。

おしまいっと。

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2016年08月11日 00:14に投稿されたエントリーのページです。

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