仕事が落ち着かないせい、という言い訳をしつつ、夏休みの予定を決めないまま夏休みに入ってしまい、初日を使って計画を立てたのが鹿児島です。
避暑なら、緯度を上げるか高度を上げるかです。
東北の震災被災地の様子を見に行くか、九州のジオパークを見に行くかで少し迷ったのですが、新幹線よりもジェットスターのチケットのほうが安かったので、ジオパークを取ってしまいました。
【1日目】
夕方前くらいに着く飛行機で鹿児島着。
すぐにレンタカーを借りて霧島に向かいます。
レンタカーは6月に行った沖縄の時と同じスカイレンタカー。軽を予約しておいたら事故ったとかで、お値段そのままで普通車になりました。いや、燃費悪い車にするなら値引きしようよ。
日中33度とかの南国ですが、霧島はだいぶマシです。
たまたま開館時間を延長していた霧島アートの森をざっと見ました。
草間彌生の「シャングリラの華」って、周りの様子をあまりフレームに入れないで撮られている写真を見ていたため全然印象が違いましたが、敷地入口のロータリーでした。わわー
時間が遅めだったので屋外部分だけ見ました。アルテピアッツァ美唄みたいな雰囲気でした。草間彌生の印象が強すぎて作品がいっぱいあるのかと勝手に勘違いしていたものの、草間作品は二つだけでした。
夕飯は霧島温泉街で目に付いた「わきもと」という焼肉屋さんで「新燃丼」。
チーズは溶岩でしょうかね。おいしかったです。それより夕飯の時間帯に一人で来て丼だけ食って帰る弊管理人を快く入れてくれたお店に好印象でした。
お宿は、じゃらんで調べて宿のHPから取った(そのほうが安い)「霧島国際ホテル」。
眺望はないけど安い部屋、というプランを申し込みましたが、見晴らしのいい側の部屋が空いてたというのでそちらに代えていただきました。確かに眺めは良好(写真は翌朝)。桜島も見えます。
白濁の露天風呂も相当いいお湯でした。朝飯バイキングがついて7000円ちょっとは有り難い。
【2日目】
ハイキングに行きます。
朝飯はしっかり……食べ過ぎた。
コースはこんな感じ(下敷きにした画像は、霧島ジオパークのコースブックからお借りしました)
大浪池の登山口にある駐車場(10台くらいしか止められない)に車を置いて、駐車場脇のバス停から8:50の霧島連山周遊バスで「えびの高原」まで行き、韓国岳~大浪池を一筆書きして車のところに帰ってくる、というコースです。最初は「えびの高原」の駐車場に車を置いて韓国岳往復だけでいいかなーと思っていたところ、ちょうどいい時間にバスがあることに気付きました。ラッキーでした。
最初はゆるゆるっと始まります。
そのあとやや急な道が5合目くらいまで続きます。
手前の白っぽい山が硫黄山、右のプリンみたいのが甑(こしき)山だと思う。どんどん見晴らしがよくなっていきます。
足元は赤かったりする。
韓国岳は1700mの山ですが、バス停との高低差が500mしかないのですいすい登れます。
1時間ちょっとで頂上に到着。新燃岳と、その奥の高千穂峰が見えます。
振り返ると火口です。写真の真ん中へん、噴火によって火口の一部が崩壊しているので、下から見ると山が二つあるように見えます。すっごい高くて怖いです。
長野出身の弊管理人は山脈ばかり見て育ったせいか、プリンみたいな火山を見ると「山っぽい!」っつって(?)テンション上がります。
ほんじゃ大浪池に向かいますよ。
道が整備されていて、ほとんどが階段です。下りばかりで足ガックガク。
そんでまた上り、火口のへりに立って池を見ると、森と水の青のコントラストが際立ちます。
反対側も眺めよし。桜島もうっすら見えます。
車を置いた駐車場に戻ると13時過ぎでした。意外と早かったですね。
「旅行人山荘」で立ち寄り入浴、500円。12~15時のみ開放とのこと。
誰もいなかったので一枚失礼しました。館内落ち着いていて、泊まりも利用してみたいと思いました。
さて、15時が近くなってきました。どっかに宿をとって休んじゃってもいい。けど、桜島に行けなくもない。
……桜島を目指すことにしました。
いつも見てるのはこういうシルエットみたいな桜島ですが、
「湯之平展望所」から見るとぐっと荒々しいです。
振り返ると鹿児島市内。
溶岩がどぅるーって広がった感じが分かりますね。
閉まりかけの道の駅で「小みかんソフト」いただいて終了気分。
やっぱり便利もあるし、対岸の鹿児島市で投宿しましょうと決めました。
陸路回り込むと80kmくらいありますが、カーフェリーならすぐそこ。そんでお値段も安く、車と運転手込みで1000円ちょいだった気がします。
車を運転してフェリーに乗ったの、初めてかもしんない。
天文館の近くのビジネスホテルに車を置いて、「黒かつ亭」にご飯を食べに行きました。
なんか期待したほどではなかったので、写真はなし。
白熊は正義。
弊管理人の顔認識ニューロンはこれを顔とは認識できませんでした。
ねる。
つづく。