「御嶽山」でググっても長野の山ばかり出てくるの、なぜだろう、と思っていたら「御岳山(みたけさん)」だった。
3連休すべて弩ピーカンのようなので、出掛けないで家にいると気分が沈むと思いまして、東京の涯まで行くことにしました。
といっても、9時くらいに起きてご飯を食べてから出立を決めたので、家を出たのは10時半。中央線を立川駅で乗り換え、さらに青梅線に入って青梅駅で4両編成の短い電車に乗り換えて、御岳駅へ。
初めて来たよ、こんなとこ。
バスに乗り換え、さらにケーブルカーに乗ります。
バス終点のあたり、マイカーは駐車場がどこも満車で大渋滞。車で来ちゃだめのようです。
路線は結構急でした。登ったところに展望ポイントがあります。
拡大しておもくそレタッチするとこう。スカイツリーや都心部の高層ビルも見えました。
100円のリフトでもうちょっと上まで行けます。
参道の商店街~武蔵御嶽神社を過ぎると、あとは明るい山道。
こんなとこを歩いていきます。
セキヤノアキチョウジ。
鎖を手繰りながら登る「天狗岩」。上に天狗さんの像あり。
滝。天狗岩から「5分」と案内がありますが、高低差がかなりあってハードです。
結構疲れてケーブルカー駅の近くまで戻ってきて15時。遅い昼飯でも、と思ったら、まともなご飯が食べられそうなところでは「昼食は終了」という。ぷりぷり。
帰りは青梅線が人身事故で止まっちゃって、2時間ほどの行程がさらに1時間延びるという事態に。でも持って行った本(↓これ)が読み終わったから、いいか。
ケーブルカーに犬が乗れるせいか、犬連れが多かったです。
マイナスイオンとかパワースポットとかのオカルトな煽り文句も多め。
■ジル・ドゥルーズ、アンドレ・クレソン(合田正人訳)『ヒューム』筑摩書房、2000年。
先日、『人間本性論』『人間知性研究』は原書だとkindleストアで0円というのに衝撃を受けました。
でもまあ、そうだよなと。ヒュームの身も蓋もない哲学は、とにかくいろんなものの「始まり」です。訳だって全部文庫に入っていてもよさそうなもの。ところが今あるものはクソ高い本ばかりで大変残念です。
ドゥルーズと聞いて身構えたものの、案外とっつきやすくて助かった。『人間本性論』の抄訳、「奇蹟論」、本書ときて、次は『人間知性研究』だな……