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2012年12月 アーカイブ

2012年12月30日

燈郎と2012年まとめ

新小岩、燈籠のつけめん+味玉=880円。
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連休明けから自炊をして、雑穀米だ魚だ海藻だと食べていたら体が「なんか濃ゆいもの食べたい」と言ったので、濃ゆいラーメンに。
1年ちょい前に行ったときにはあまり良い印象がなかったのですが、「それは量の問題だったのではないか」と思い直して再訪。がっつり系のお店なので、麺は普通盛りに抑えてみると、ほぼちょうどよかったです。オエッてならないし、スープがいよいよ冷えてしまう前に食べきれる。ミニでもいいくらいですけど。

それで、それからちょっとお酒を飲みに行って、うっかり終電を見送って始発で帰宅。今ちょっと頭いため。

* * *

今年は1月のアメリカ(3週間)、7月の鹿児島、12月のスウェーデン(2週間)のほかに関西方面にちょこちょこ出張があったり、7月に休暇で沖縄に1週間行ったりと、結構いろんなところに出かけていて、振り返るとかなり派手で楽しそうな1年に見えます、我ながら。

しかし、2月に合格をもらった英国の大学院に社内的な事情などが絡んで結局行けないことが6月に確定し、10月には会社の嫌な面をこれでもかと見せられ、その他いろいろと仕事が込んでいて、調子の狂う1年だったような気がしています。自分の生活の質を落としている原因の大半が今いる会社だということを痛感しました。と同時に、楽しいかもしれないことを素直に楽しめない自分の性質がこういった環境要因と噛み合い、ぐるぐる落ちていく状況を作ってしまったようにも思います。11月に会社のエレベーターの中の鏡で、白髪が増えているのに気づいたときはショックだったなあ。

反省点をいくつか考えました。

・「とりあえず間に合わせるみたいにして両手いっぱいのタスクをぼんぼんこなす」というスタイルを少し見直して、じっくり考えることを基本に据えて、その上で例外的に単発の仕事を右から左へ流すような方向に持っていくこと(間に合わせでやった仕事には間違いが起きやすく、またフォローアップの必要が生じ、却って手間が増えることがあるから)。

・あまり押し黙ったり持って回った言い方をせずに、ストレートにものを言うようにすること(ストレスマネジメントとして。また弊管理人の物言いは分かりにくいようなので)。

・机に就いている時間を減らすこと(机上で考えられることには限度があるから。また、机に就いていると新しい仕事が降ってきやすいから)。

・力が及ばないことをあまり悔やまないこと(これは10代からの継続課題ですw)。

* * *

今年の春に父親が60歳になり、定年を迎えました。
父親が今の弊管理人と同じ35歳だった25年前、弊管理人は10歳だったので、その時分の父親の姿はばっちり記憶にあります。その当時から今までの25年という時間の長さの感覚もだいたい分かります。
10歳から20歳までの10年と、25歳から35歳までの10年では、後者のほうが圧倒的にさっさと過ぎた感じがあるので、そんなことを加味した上で、現在から未来方向へ25年という時間を投影してみると、人生の短さというのが(もちろん仮にですが)感覚できるような気がします。
どちらかというと何かが始まったときに「いつまで続くんだ、これ」とゲンナリするタイプなので、飛び去るほど早くはないが永遠というほどでもない時間制限のことを考えるのも悪くありません。
一方、健康でいないと面白いものも面白くないので、健康に気をつけようと思います。というか、運動不足が生活の質を落とすということも今年特に痛感したことの一つでした(産業医とおしゃべりしていて言われたことでもあります)。

* * *

今年はわりと目の前のことを知るために本や文章を読むことが多かったので、来年は少し、目の前のことの向こう側を読む機会を増やす方向に戻りたいと思います。今年なんとなく手に取っていた確率のことを書いた本の読書も、そういう方向に持って行きたい。

* * *

ネットやってる時間も減らしましょうね。なんて。

2012年12月24日

鳥益

新小岩、鳥益。

クリスマスディナーは鳥だろうと、そんなことで。
焼き鳥、1本105円。いやあ画面で分かるかどうか分かりませんが、けっこうでかいです。そして肉がうまいよ。もう一度言います。うまいよ!
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手羽っ唐、4本370円。これもまたスパイシーでお酒が進みます。
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1959年創業、完成された味でした。お値段も大衆的。ほかにモツ煮や茄子の揚げ浸しなんかも頼みました。

クリスマス寒波とやらで各地ずいぶん冷え込んだ3連休だったようです。
暖かいところ、寒いところを比較的動き回っていたので実感はありませんでした。
あとは穏やかに新年を迎えられるといいのですけれど。

2012年12月23日

富士山

22~23日、富士山(のまわり)へ。

東名沼津で降りて、沼津港「丸天」で天丼。
それから山中湖をかすめて、山梨県富士河口湖町で1泊。
いつものほうとう「小作」でかぼちゃほうとうをいただきました。
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翌朝は天気がよくなく、河口湖の大石公園からも富士山は雲に隠れて見えず。
でも富士の樹海を横切る県道71号に入ったところで富士山が見え始めました。
静岡県の富士山スカイラインをどんどん上がっていき、1合目の駐車場(確か1000mちょっと)から撮ったのがこれ。
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そこからもっと上っていくと分岐して5合目まで行ける道が現れるのですが、さすがに冬季閉鎖中でした。
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でも、富士山は近くで見るより、いろんなところで垣間見える姿のほうが好きかも。
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(今回、全部富士山が真ん中の構図になってしまった)
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ところで、23日の昼飯は、静岡県にしかないハンバーグ屋チェーン「さわやか」。地元出身者が口をそろえて「あそこ、いいよ」と言うところなので、いつか行ってみたいと思っていました。
げんこつハンバーグ。
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あーこれ、うまいわ。肉を食ってる感じがする。ちょっと「ハンバーグ」から乖離しはじめているかもしれない。タマネギのソースもとてもイイ。店員さんによると「中が赤いほうがおいしいです」というのでそうしてもらいましたが、本当にそうだった。大満足で終了。

2012年12月16日

スウェーデン出張

2週間のスウェーデン出張。
このかんの万感の思いを反映した以下コメントはややとげとげしいかと。

ストックホルム。一日中暗い。寒い。人が住んでる意味が分からない。
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東京でいう銀座みたいなとこ。金持ちの白人たちと物乞いの姿あり。
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なんかの建物。全体に人の愛想が悪い気がするのだが。
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3回通った、CafeMixの1回目。マスのソテーが激うま。
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2回目は当地の名物らしいミートボール。獣の匂いがしてうまし。
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3回通った、アジアンダイニング「NEKO」。無理して地元料理を探すことはないなと思わされたランチ。
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あまり60クローナ(大体800円)の入場料に見合わないノーベル博物館にも。
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こんな日も結構あった。到着した日は零下14度。冬に来るところじゃないわ。
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官庁街をおうまが走る。スウェーデン人は英語がうまい。
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朝飯。ストックホルムでは何食っても高いです。
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帰りの飛行機、ウラル山脈を越えたあたりで見えたオーロラのようなもの。左側にオリオン座が見えますでしょうか。
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ここに掲示できない写真こそが面白いんですけどね、残念。
おっしまい。たぶんもう行かない。

出張に持って行った2冊

■鷲田清一『大事なものは見えにくい』角川ソフィア文庫、2012年。

そのことばかり考えていた仕事が山を越えたところでやっと荷物から取り出して読み始めました。心のマッサージを期待して。そしてはっとさせられること多し。
一方、報道記者やお笑い芸人など、さまざまなしがらみ・力関係・構造に抗えないまま仕事をこなす小さきアイヒマンたちへの視線は厳しく、救済はそこにない。自分で自分のことを決められる幸せな人同士が共有すべき美学、と割り切ればいいのですけれど。

■ダーウィン(渡辺政隆訳)『種の起源(下)』光文社古典新訳文庫、2009年。

・現在の遺伝学から見てこの本に書いてあることがどれくらい合っているかという星取り表はどこかにないかな。
・ダーウィン以後のキーワードを超スピードでさらった末尾解説がイイ。これ、ふくらませて1冊にしてほしいくらい。

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