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景色をチューニングする

一度かなり早い時期に登録したまま放置→アカウント削除したついったをふたたび始めてちょっと経ちます。

どこで聞いたか覚えていませんが、とりあえず100人フォローすると面白くなるというので、有名人とか、よく読む本の著者をフォローし、さらにその人たちがフォローしている人たちの中から面白そうな人たちをフォローして、50人くらいまでいったところでタイムラインがわりといつもゆっくり流れるくらいのスピードになったので、しばらく観察していました。

興味に近いところから芋づる式にフォローを拡げていったので、いきおい流れるつぶやきはその関係のイベントや外部ブログの書き込みへのリンクなどが多くなってきて、とても便利です。といってもお知らせばかりではなく、雑多な思いや衣食住の話、ネタ的ないろいろ、さらにちょっと興味関心外だった意外に面白い話なんかも入ってくるので、あまりがちっと情報の傾向が決まらないところもよい点だと思います。

反面、負の感情から書き込まれるつぶやきも多くて、他人事でもけっこう気分が沈むためフォローを外した人もいます。特に(もちろんフォローしている人たちの中でですが)わりと弊管理人の環境はtwitterで叩かれやすいところにあるので、自分の周辺にそれが及んでくるとさらに重い気分になります。
当初は見たくないものを全く見ないというのもなあ、というのと、叩いている人もときどき有益なことをつぶやいてくれるのでそのままにしていたのですが、毒の蓄積もあってかだんだん沈みっぱなしになってきたので、思い切って10人ほどフォローを外しました。

自分の場合は、つぶやきはここでやっていれば十分で、twitterではもっぱら他の人のつぶやきを見ているせいかもしれませんが、twitterは自分の好みの方向に穿たれた窓みたいなもののように感じています。外界の一部を切り取って、見たいものだけ見られるようにしてくれるという。
そして、これは自分の性格によるのかもしれませんが、だんだん窓から見えていない別方向の景色に考えが向かなくなって、窓の外に見える暴動やお祭りに異常な重みを感じてくる。ここでもよく書いているように、そういう視野狭窄は弊管理人の場合、精神衛生上とても悪い。(他の人のつぶやきのなかにも、自分のタイムラインの中で流行っていることが世の中で広く流行っていると思い込んでいる様子や、twitterをやってないとはけしからん的な考え方、ちょっとした言葉の行き違いに起因するうかつな激情の表出なんかも見られるので、弊管理人の感じ方はそう特殊でもないかなとも思うのですが)

そこでフォロー数とか相手の調整をしてみました。つまり、「見たいものが見られる度」を少し下げて、「見たくないものを見なくていい度」を少し上げる。また、「見たいとは思っていなかったが見ればおもしろいものが飛び込んでくる度」はできるだけ残しておく。そんな感じで、いくつかの変数をたてて景色をチューニングする。これでまたもう少し様子を見てみようと思います。

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2010年03月13日 10:34に投稿されたエントリーのページです。

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