■子安重夫『免疫学はやっぱりおもしろい』羊土社、2008年。
ゼロから学ぶ1冊目にはちょと辛い……
もっと単純なポンチ絵でざっくり理解してから、知識の整理と追加に使うのがいい本かも。しかしこれより易しいものを求めるとなると、何を読んだものか。
そこで
■長野敬ほか監修『サイエンスビュー 生物総合資料』2009年、実教出版。
高校生物の資料集(税込820円!)を開くわけですが、これが超すげえ。上記1冊分のエッセンスが6ページにまとまってます。これでまた上記の本に戻るといいっぽい。
免疫学って難しい分野のようなのですが、システム全体を警備会社に見立てて、現業(やっつける)、情報(覚える)、学校(養成する)といった各部門の役割に勝手に振り分けながら考えるのが有効で、しかもほんとによくできているなあと感心するわけです。