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工人舎 PM

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原則、何かを買うときは「欲しいと思って10日待ってまだ欲しかったら真剣に検討する」ことにしているのですが、今回はもっと長いスパンで軽いパソコンを探していたので、安いものが見つかったところで買ってしまいました。

工人舎という会社の出しているPMというちっちゃいPCです。写真手前のやつです。奥にあるのは15.4インチのノートPC、左にあるのは携帯です。これでWindows XPが動いています。重さは340gほど(携帯電話3つ分弱)。

仕事で持ち歩いているのはLet'sNOTEの1kgくらいのものなのですが、書類とかカメラ、本などと一緒に持つとやっぱり鞄はけっこう重くなります。今回、「持ち歩く気になる」軽めのガジェットを求めながら、いくつかの選択肢を検討しました。

まずKING JIMの「ポメラ」DM20です。

純粋にメモをとることに特化した機械です。amazonで23000円ほど。
キーボードは申し分なく、話す早さでタイプすることが可能です。単4乾電池2本で20時間駆動、ボタンを押すとすぐに起動するところがかなり魅力的です。しかし、通信機能がまったくついていないので、出先から打ち込んだ文章をどこかに送る必要ができた時はほぼアウトです。(文章をQRコードに変換して携帯で読み込めるようにする機能がありますが、自分の場合、扱う文章がけっこう長いのでちょっと実用にはならなそう)

そこで、SONYのVAIO type Pはどうか。

ポメラ級の大きさの打ちやすいキーボードがついたちっちゃPC。オークションではそこそこと思われる程度の中古が45000円程度、新品で求めようとすると6-7万くらいからでしょうか。
これも打ち込みやすさではピカイチ。WindowsPCなので通信、ソフトウェア上の制限を考える必要がありません。ただし、バッテリーはおそらく満充電からの持ちが標準バッテリーで3時間くらいと少々短め(大容量バッテリーだと重くなって意味がない)、あと軽いには違いないですが、重さが600グラムを超えてくる点が気になります。

一応検討したのがSHARPのNetwalkerです。

電子辞書サイズのPDAです。amazonで34000円前後、軽いのと安価なのが魅力です。しかしながらここまで小さくなるとキーボードはかなり打ちにくい。また、OSがWindowsではないので、使える通信機材やソフトウェアが限られるというのもちょっと気になる。普段は有線・無線LAN、年に何回か周囲にネット環境がない辺鄙なところからFOMAの携帯をUSBケーブルで繋いでちょっとだけ通信する必要がある、というちょっと特殊な使い方をするのでそれには応えられなさそう。

といった具合にそれぞれ長所・短所があって悩んでいましたが、入力のしやすさと使い慣れたWindows機であることからVAIOにかなり傾いていたところで、たまたま見た工人舎のページにアウトレットで安いのが出ていたので、結局PMを買ってしまいました。
想像以上に筐体も画面も小さいです。さらにキーも豆粒サイズです。ただこれは慣れの問題のような気もする。画面はアイコンや文字を大きく設定し、キーは人差し指・中指・薬指を使った変則タッチタイプでなんとか乗り切りたいと思います。バッテリーは7時間持つというので、まあ8がけで5時間ちょっととみても持ち歩くには十分です。非力さは否めませんが、動画を見たりゲームをしたりといったヘビーな使い方はあまりするつもりはない(たぶんポメラにメーラーがついていたら100%買っていたくらい)ので問題ありません。

これで職場、家に加えて持ち歩き用、という3つのPCを使うことになりましたが、Google Docsやカレンダーを使ってデータはできるだけどこからでも取り出せるようにしながら活用と棲み分けをしていきたいと思います。

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2010年02月28日 13:32に投稿されたエントリーのページです。

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