■山中伸弥、畑中正一『iPS細胞ができた!―ひろがる人類の夢』集英社、2008年。
もちろん非趣味読書。
京大の畑中名誉教授と山中教授との対談。このあいだ読んだ新書があればこれはとくにいらないと思う。ただまあ山中さんの自分語りがちょっと読みたければ意味はあるかもしんない。あとは活字がでかくて30分で読めるところか。
ところどころ話がかみ合っていなかったり、余計な「うーん」とか「ええと」まで入っていたりと、「ほんとにただ対談させてテープ起こししたでしょ」という建て付け。ただしこれは編集が悪い。