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ぶらいだる☆bridal

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(↑これくらいのサイズにすれば顔はわかるまい。許せ)

ほんとうに、ほんとうにうっかり「行く」と言ってしまったため、今年も披露宴に出席してしまいました。こんどは後輩です。
札幌に赴任したときに新人として入ってきた子で、当初はなんか押しが弱くて思考もネガティヴ(酒乱なところ以外はわりと私に近い)な感じで大丈夫かねと思っていたのですが、2年目から安定感が出てきて早くもことし4年目。

奇しくもお互い今年首都圏に転勤したためか宴に呼ばれて行ってみると、同じテーブルは部長だの次長だのばかりで「息子が浪人したら学資保険が1年でなくなった」「悪いグループとつきあい始めてどうしよう」「娘が学校やめちゃってさあ」などと言い合い、あげく私に「次は君の披露宴だな」とか申し向けるので「このテーブルにいると家族を持つことに希望が持てなくなりますね」とにっこり微笑んで言ってやりました。

毎度思うけれど、友人知人から泣きながら「辛いことも乗り越えて幸せな家庭を」と挨拶されたり、生い立ちから今までをまとめたビデオを上映されたり、テーブルごとにキャンドルに火をつけて回ったり、ご両親に「今までありがとう」と手紙を読まされたり、集まった人たちの前で永遠の愛を誓わされたりと、ほんとうにこのなんというか、イベントの二度とやりたくない性を最高潮に高めることでパフォーマティヴに関係性の永続を実現してしまうのだね。無理だわー。最近思うが、特に私は意外と自分の言動で自分を縛るタイプだから、離婚とかするときは結婚の日の誓約を思い出して苛まれる気がする。

帰る頃には右の眼球が痛みだしました。ストレスか。地元商店街の王将でギョウザとチャーハン食って自分を取り戻した気になりました。銀座ブロッサムの飯はけっこううまかったけどね。

コメント (2)

e-com:

>意外と自分の言動で自分を縛るタイプだから

問題はそこじゃないのか?w
ふつうは深く考えず、「なんか一大イベントこなしたよ!」って感じなんじゃなかろうか。

身内ので初めてわかったけど、家族にとっては必要なイベントだし、うまく作られてると思うよ。
親への手紙とか冷めた目で見るうちの親も、生い立ちビデオにはじーんとしてたし、イベントをこなしている息子を見て成長を実感していたし、列席者に囲まれているのを見て安心してたし。
そして、終了後、本人たちにただよう「やりとげた!」感は、ツッコミどころ満載ながらほほえましかったよ。

管理人:

いや本当の問題は

> 離婚とかするときは結婚の日の誓約を思い出して苛まれる気がする

ここ!始まる前から終わりを想定してしまうところwww
こういう面倒くさい列席者は新郎新婦の恥ずかしい写真(友人の挨拶にほろりとしてるところとか)を一生懸命撮ってました。仕返しを兼ねてCD-Rに焼いて送付。

後輩君は82年生まれだけど、やっぱりおたくのラブリーブラザーと同じく「嫁ちゃん」て呼んでた。あれはどっかで流通してる用語なのかね。

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2009年11月15日 20:28に投稿されたエントリーのページです。

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