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奥尻島

転勤する前に食べたいと思っていたものを食べずに東京に来てしまったこととか、札幌時代のお仕事絡みでお世話になった方の快気祝いとか、その他色々と動機が重なり、また来てしまいました奥尻島。

金曜の夜に函館市・湯の川温泉に入って一泊(寂れていた)。

土曜朝に札幌から来る人たち(ツアーでもないのに知り合いばかり9人!)と合流、
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函館空港からひとっとび30分で奥尻島へ。
高度3000メートルまでしか上がりません。まるで道南遊覧飛行。

実は今回、奥尻の食材を使った料理対決企画(というか、料理したいおじさんが二人いたw)!
というわけで早速食材となる鱈を仕入れに海へ!
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港の岸壁にはウニがへばりついてますが、私もおじさんもウニ嫌いなため無視。
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借りた漁船を調査目的でブッキングしていた某通信会社がキャンセルするほどの時化の中、遊園地のバイキングほど揺れながら魚群探知機を頼りにポイントまで。
でも潮が速すぎて釣れませんでした。何回か奥尻の海に出てますが、こんなことは初めて。

というわけで鱈は地元の方が船が出られなかった時のためにと用意してあった切り身で代用!
札幌組は2チームに分かれ、ひとつは
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鱈のクリームコロッケ。これがまたうまい!カニよりうまい!
牛乳と小麦粉、塩胡椒で味を調えたホワイトソースに、炒めタマネギとゆがいて解した鱈を混ぜて揚げるというシンプルな作ですが、一堂取り合いになりながら食べるほど。

もうひとつのチームが作ったのは
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奥尻のイカ、タコ、野菜で作ったパエリア。実はこちらのチームは日本在住歴の長いIrish Americanがボス。タマネギとトマトとにんにくをオリーブオイルで炒めて作ったペースト、エビの殻を煮出して作ったソースなど手間をかけてサフランライスと炊き込みました。これもまたうめーなー

そして地元代表が用意してくれていたのは
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ホッケのしゃぶしゃぶ。これです。私が北海道に置き忘れてきたものは。
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醤油、酒、みりん、生姜のタレに豆腐とネギを入れて煮立たせたところに、新鮮なホッケをくぐらせていただく。もともとは漁師料理なのだそうですが、新鮮なホッケが確保できる地元でしか食べられない贅沢なしゃぶしゃぶです!うめええええ!

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お宿は神威脇という地区にある「緑館」というホテル。ここの温泉がまた温まるんです。
裏はアイヌのパワースポットだったという山。島全体をブナの林が覆う奥尻の中でもひときわ神秘的な感じのするところです。こんなところにホテル作っていいのかという(笑)
でもここに来ると毎回よく眠れるんですよね。ほかにやることがないから。

翌日チェックアウトして、早々に奥尻空港に向かいます。
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今アツイJALの地方空港撤退のわりを食ってなくなるかもしれないHAC(北海道エアシステム)函館-奥尻線。SAAB340の写真を撮っている人もけっこう多かったです。

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昼過ぎに函館空港に着き、湯の川の近くにあるタクシーの運転手さんオススメのそば屋「起進堂」へ。ミニ天丼セット大盛り1090円。これもまたうまいなー

結局食べてばかりの旅行でした。最後は函館空港でソフトクリーム食って札幌組とお別れ。
一晩寝ると週が明ける。うぐぐ……

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2009年11月08日 21:29に投稿されたエントリーのページです。

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