■竹田青嗣、橋爪大三郎『低炭素革命と地球の未来』ポット出版、2009年。
東京駅の近くの丸善をさまよっていたとき、わりとプッシュ気味な陳列をされていたので買ってみました。
えっと、いまいち。ていうか、読まなくていい本。
竹田さんの『人間の未来』(読んだ)と橋爪さんの『「炭素会計」入門』(まだ読んでない)にもとづいたシンポジウムの記録ですけど、別にこの本読まなくても前2著を読めばいいと思う。竹田本を読むと橋爪本へのリダイレクトがちゃんとしてあるし、値段も2著足したよりこの本のが高いし。対談もフロアとの質疑応答とかも別にって感じ。こういうテープ起こししてハイできましたみたいな文章こそ炭素排出して本にしてないでどっかのホームページにでもアップしとけばいいのに、ねえ。