日本の臓器移植
■相川厚『日本の臓器移植―現役腎移植医のジハード』河出書房新社、2009年。
ジハードねー
「聖戦」とばかり訳されるうちに元の意味からいろんなものが抜け落ちた言葉だねー
ええ引き続き仕事関係の読書。
腎臓がご専門の先生です。
脳死下臓器移植賛成、病気腎移植反対、あと腎臓病と透析なんかの話。とても文章がわかりやすいです。
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■相川厚『日本の臓器移植―現役腎移植医のジハード』河出書房新社、2009年。
ジハードねー
「聖戦」とばかり訳されるうちに元の意味からいろんなものが抜け落ちた言葉だねー
ええ引き続き仕事関係の読書。
腎臓がご専門の先生です。
脳死下臓器移植賛成、病気腎移植反対、あと腎臓病と透析なんかの話。とても文章がわかりやすいです。
新しい電子ピアノがきました。ローランドのDP-990Rってやつです。
奥行き34センチ、重さ48キロという同型機種の中ではおそらく最もコンパクトなところと、鍵盤が象牙っぽいさわり心地だったのと、それでも音やタッチが同価格帯の機種と同等だったことでほとんど他の可能性を考える余地なくこれに決めました。島村楽器で3週間、ヨドバシカメラでは2か月待たされることもあるというヒット作です。なんかわかる。
昼前に届いて、それから何度か触ってますが、期待した通りの音とタッチ。あと筐体もほんとのピアノっぽい艶で美しいんです。譜面台も広くていいね。うわー大切に使おう。うわー
これでやっとワンルーム生活がちゃんと始まった感じです。
通勤途中にある千代田区立図書館の利用カードを作りました。
ということからわかるように、千代田区の場合は在勤、在住者でなくても資料が借りられます(冊数や電子書籍の利用など、在勤在住者が優遇されるサービスはある)。
それだけだとわりと普通なのですが、すげえと思ったのは、利用カードを持っている人は誰でもNaxos Music Libraryが使えること。
これ、何度も弊サイトに出てきているように、NAXOSなど178レーベル(!)が参加した、35000枚超のCDがストリーミングで聞けるサービスです。絶版、レアものの曲も含め相当豊かなライブラリで、クラシックだけでなくジャズもわりと充実。最近ではクライバーン・コンクール終了後に予選と準決勝、決勝の演奏をラインナップに加えるなど野心的です。
個人で契約すると月1890円かかるのですが、図書館利用者のアカウントだと無料。音質は128kbpsとCDに比べるとやや劣りますが、PCからミニコンポにでも繋いで聞けばBGMには十分だと思います。資料的関心などから知らない曲のCDを買う前に試聴、なんて使い方も自分はしています。
いくら払っているのか知りませんが、CD媒体で資料を購入したり更新したりする費用と手間と陳列スペースのことを考えれば、図書館としても利用するメリットは十分あるのでしょう。うまいこと考えるなあ。
ほかには大学図書館でも利用が始まっているようです。
■杉本健郎『子どもの脳死・移植』クリエイツかもがわ、2003年。
仕事絡みで勉強のためにこのテーマの資料をどんばん当たっているところです。
本書はお子さんが交通事故に遭い、脳死、移植を経験した小児科医がお書きになってます。
家族の死を看取る病室の筆者が、専門家と親の視点をいったりきたりしながら事実を見つめ、記す。なんかずーんと重い気持ちになります。こういうのはなんか類似の経験がない人にはあまり響かないと思いますけどね。
7月に、15歳未満からの臓器提供もできるとした改正臓器移植法(A案)が成立しましたが、この本はかなりのページを割いて小児の脳死臓器移植を検討しており、資料的にも非常に勉強になります。
お盆ですけれども、働く人は働いてます。
窓をよく磨くと隣のビルや空が映りこんで、そこに世界のコピーが現れる。
世間は盆休みになって、自分は仕事に出るのは全然構わないけど仕事先がつかまらない!というわけで今日は休みをいただいてしまいました。
といってもどこへ行くでもなし、近所のスポーツクラブに行って、トンカツ食って、帰って転勤挨拶のはがき書いて、東京駅まで出て4年ぶりくらいでインデアンカレー食べて、ボタンダウンの半袖シャツ買って、地元駅のコージーコーナーでエクレア買って食ってこの時間ですわ。
■佐々木敦『ニッポンの思想』講談社現代新書、2009年。
フェリーの中で読むなら軽いものがよかろうと手に取った本でございます。
ニューアカから東浩紀まで。
そういやこの間復活した「朝日ジャーナル」に載ってそうな文章だすね。
新人時代にいた職場の人たちと飲み会。ひさしぶりの再会です。
築地市場の場内にある「山はら」さん。
とても味のある古い旅館の建物を使った、魚料理のお店です。
お酒、ソフトドリンクは持ち込み可、というか推奨!
刺身盛り、すんごいボリューム。
寿司。
ほかには、ホクホクの鯛の塩焼き、身がぎっしりの毛蟹、つみれ汁。
どれもシンプルなお料理ですが、さすが市場の中。素材との熟れたおつきあいを感じさせるお味でした。