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選択と決断

さしあたり十分な情報と選択肢が与えられ、そこから予測できる結果を選択肢ごとに比較考量したうえでなされる決定を「選択」だとすれば、そうした比較考量が十分にできないまま時間などの制約に迫られて不確定さの大きな未来たち(future-s)のいずれかに向かって飛び込む決定を「決断」と呼びたいと思う。

決断。不十分な情報と、いままで自分が蓄積してきた経験を動員して、どちらに跳ぶべきか悩む。そこまではわかる。そしてそれでも1、2の3で跳ぶ最後の瞬間にはいったい何が作用するのか?天気とか気分とかその直近にあったいやなこと/うれしいこと、とかいった「なにかの偶然」。計算をはみ出す跳躍を可能にするのは、そんな計算できない要素と考えるしかない気がする。

今日の札幌は暑くて、9月も下旬だというのに30度を超えた。それと、まったく自分の志向とあわない仕事で気ぜわしい今月毎日。ただいま、15時58分。転職して一からやり直すには最晩期かもしれない30歳。それで「会社辞めます」って言えそうな気がした今日のエントリーでしたっ。

コメント (4)

e-com:

「決断」
これといった根拠があるわけじゃないんだけど、
やっぱこれかなー・・・これしかないよなー・・・
えーい、やっちゃえ!

どこに飛び込むかという選択肢はお探しでしたが、
とりあえず今いるところから飛び降りたいってのは
結論でてるっぽかったもんねえ。
(この2つは2つの別の決断でありうる。)
飛び込み先を確保せずに飛び降りるっていうのは、
「冷静な実力者」タイプにはかなりハードル高いから
もう少し粘るかと思ってたけど。飛び込み先も決断したのか?

さよならモラトリアム??
経過報告を待ちますです。

管理人:

いやまた例のごとくサイバースペース使って愚痴ってるだけだから(笑)

タイミングによって閾値を超えることがあるんやね。
しかし跳ぶにはいま忙しくて管理側と会ってられないので言い出していない。忙しさを超えると「もうちょっとやれるかな」と思う。という構造的な無理がある。嗚呼

e-com:

おう悩め悩め!
私は面接いって、働く心の準備などこれっぽっちもできていないということを思い知らされたよ(苦笑)。
結果まち中だけど、現任期満喫→ハードルの低い任期あり事務系でモラトリアム、に照準変更か?と思いはじめたです。
(あ、貴重な休日にホントありがとうね。)

管理人:

なんで達人系口調から入るのか(笑)

たぶんなにごとも飛び込んでみないとわからんので、心の準備などしてもしなくても一緒さね(達人返し)

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2007年09月21日 15:39に投稿されたエントリーのページです。

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