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身体と世界の声を聴け

いやまあ約ひと月ぶりにジムに行ったってだけなんですけど。

何にというわけでもなくかまけていて、身体はなまり眠りの質は落ちる。風呂上がりに姿見に映った自分の身体に違和感、それを裏付けるのはきつくなったズボン。
今日は何かに背中を押されるように少し早めに職場を出てさっさと帰宅し、着替えてジムに向かいました。ひと月運動しないとトレッドミルで走り始めてすぐ膝が痛くなってくるし、この程度の回数で上がらなくなるの?っていうほど衰えている。自宅でときどきダンベルをいじっているくらいではやはり加齢には勝てませんね。

今日この日、突き動かされるように運動に向かったのは、たまりにたまった運動不足が遂に閾値を超えたということでしょう。一人暮らしを始めた1996年、自炊生活のなかで野菜不足が高じて、それまで食べられなかったトマトを思わず久我山のスーパーで求め、アパートに着くやサラダにして食べたあのときのように、身体の中から沸き上がる声を聞いたからにほかならない。

それともうひとつ、気の合わない(そしてどうでもいいが多分先方はそう思ってない)仕事先のおっさんから「太ったよね」と言われたのも今日。いつもお世話になっている別の仕事先の姉御に「丸くなったよね」と言われたのと併せてふたつめの指摘だ。
二人以上から勧められたらその本を読む。二人以上から指摘された欠点はなんとかする。誰かひとりの特異な感じ方ではない、複数人が一致したその意見=世界の声、もまた行動の基準としている(なんとかならないことも多い)。

自分が何をするべきかについて、あまり計算力に自信がないせいか、身体(自分の中の他者)や世界(自分を取り巻く他者)の声に委ねる、わりとそんな生き方をしているような気がします。

いやだからまあ約ひと月ぶりにジムに行ったってだけなんですけど。

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2007年09月28日 21:49に投稿されたエントリーのページです。

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