北海道南部の島、奥尻島に行ってきました。ふだんからお世話になっている方に連れて行っていただいたわけですけども。
14日(金)は車で札幌を11時前に出て、高速で札幌南~国縫(長万部町)。そこから山を越えて日本海側のせたな町に出ます。14:50のフェリーをつかまえ(大人片道1660円)、一時間半で奥尻島に到着。
「緑館」に投宿し、夕飯ののち、現地飲み屋で大騒ぎ。
15日(土)は釣り!といっても自分は餌とかつけられないので、舟に乗ってるだけです。低気圧の接近で3mくらいの波があり、なにかのアトラクションみたいに舟が上下左右に揺れる揺れる。
タラを3匹釣り上げたところで撤収!の声がかかり、往復1時間ほどの釣りとなりました。
夜は北海道の田舎を中心に興行を行っている「アジアンプロレス」を見に行きました。
生でプロレスを見るのは、2002年に千葉で見たKAIENTAI-DOJO以来です。観客は2、300人くらいかな?場外乱闘などのサービスもあり楽しめました。昼間やってた、スタッフと町職員の方々によるリング設営も覗かせてもらいました。お付きの兄ちゃんかな?と思ってた人が選手だったとか、リングって大型のトランポリンみたいだなあとか。
で、町内の「叶寿司(きょうずし)」へ移動、昼間のタラが昆布〆になっており、周囲では「うまい!」の声が続出、
してましたが、自分は生ものあまり好きではないので味見だけ。むしろ
餃子のほうに感激です。寿司屋さんなのにね。
16日(日)。島内某小学校に置いてある「ブーニンさんのピアノ」を(特別に?)見せていただきました。
1993年、北海道南西沖地震で大きな被害を受けた奥尻の映像を見て衝撃を受けたスタニスラフ・ブーニンが小学校に寄贈したピアノです。ヤマハのベビーグランドでした。翌年10月に島を訪れてコンサートを行ったブーニンのサインが蓋の裏にしてありました。
「この箱は悲しみや苦しみは半分に、喜びは二倍、三倍にしてくれる不思議な箱です」
ちょっとジンとくるメッセージも、ともに贈られたそうです。
当時、島の世帯数は約500、死者・行方不明者は109人。今回、島で出会った人たちも含め、誰もが地震や津波で家族や親族を一人は失っているとのこと。連れて行って下さった方によれば、島が明るくなってきたのは最近やっと、だそうです。
フェリーの出航前に、北の外れにある霊場・賽の河原を訪れました。雨降りの前日とうってかわって、青空と白波がきれいでした。ソフトクリーム200円。
コメント (2)
昆布〆のタラ。。。涎が。。。
投稿者: Hiro :-) | 2007年09月18日 10:37
日時: 2007年09月18日 10:37
「時価」って書いてありました。たぶん釣って持っていかないと食えないのでしょう(笑)
タラは深いところに住んでいるので釣り上げると目が飛び出たりしてなかなかグロいです……
投稿者: 管理人 | 2007年09月18日 11:59
日時: 2007年09月18日 11:59