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金沢で将棋

金、土、日と金沢出張でした。国内出張って5年ぶりくらいかもしれない。
金沢、結構前に行ったことあるよな?と思ったら2017年11月でした。8年ちょい前か。
当時の日記を見ると、この時も出張だったようですが、金沢が全く心に響かなかった様子。

今回も金沢には特にぴんときませんでした。
しかし仕事は面白かった。

えっととりあえず撮ったもの。
お約束の金沢駅、鼓門。
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古い都市だけあって、駅が街の中心にないパターンですね。

町の中心にある仕事場に向かって歩いていくと近江町市場。
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観光地価格、というか観光客どっさりいた。
金沢城公園は外から。兼六園は別にいいや。

今回は半分関係者、半分傍観者、という立場だったため、ありがたいことにアゴつきのお仕事となっており、こんなお弁当を出していただいたりとか、
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打ち上げではぶりしゃぶもゴチになってしまった。「地元の人はあまり食べないんですけど」と地元のオーガナイザー。まあせっかく新鮮な魚があるんだし刺身だよな。
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こういう思いをさせてもらうのが正当だとは決して言わないが、しかし2日間むっちゃ働いた。

帰るだけの日曜は、地元民に教えてもらった「にし茶屋街」に甘納豆を買いに行きました。
料亭があって芸妓がいるらしい。朝だからいなかったけど。
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戦利品はにし茶屋街「かわむら」の甘納豆、あとなんか仕事の現場でもらった「ビーバーJr.」というご当地スナック。
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「かわむら」は駅などには卸しておらず、ここでしか買えないんだって。さすが地元民。
ちょっと食べてみましたが上品でおいしかったです。まあ土地柄、和菓子シティだよね。

気温は10度台後半、めっちゃ春。
40分くらいかけてぶらぶら駅まで戻って、サイゼでハンバーグ食って(ほんとに金沢メシに興味がわかなかった)、午後早めに戻ってきました。
車窓から見た富山がきれいだった。
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* * *

仕事は将棋関係でした。駒の動かし方くらいしか分かりません、というかいざ観戦してたら銀の動ける範囲からして怪しかったし、よく考えたら駒を正しく並べられるかももはや自信ない。なぜ弊管理人が遣わされたのか意味不明だし、一般ファンからすると「なんでおめーみたいなのが奥深くまで入れるんだ」と怒り心頭だろうが、とにかく頑張って形にはした。

棋士をナマで見るのはたぶん初めて。皆さん丁寧だし、ファンサもすすんでやるし、ファンのほうも穏やか。イベントは和気藹々で、勝負事ではあるが殺伐としたところのない現場でした。
要因としては、
(1)高齢者と若者が混ざったコミュニティである
(2)やるほうはもちろん、見るほうも頭がいい
(3)伝統の維持にあたって、見られ・取り上げられてなんぼという面がある
(4)「負けた時の振る舞い方」の美学みたいなものを伝承している
といったあたりではないか。

気さくにいろいろ教えてくれたおじさんがむっちゃ偉い先生だったりとか、みんな結構喋れる(解説会とかテレビとかで鍛えられるのであろう)とか、若手に静かなブロマンスの香りもなくもないような感じとか、師匠が弟子に負けることもある師弟関係とか、いずれにせよみんなキャラ立ちしてるとか、トリビアやエピソードが勝負の世界のスパイスになってるところ、谷町いる?ファンダムどうなってる?など、いろいろともうちょい生態系を見てみたい興味深さがありました。

どうやら今回の結果をもって来週も出張になったっぽいのだが、一度やってみて、何を準備して臨み、何を捨てて何を取ればいいのかがすこーし見えた気がするので、次回があるならもうちょっと工夫してみよう。

* * *

◆野矢茂樹『言語哲学がはじまる』岩波書店、2023年。

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2026年02月22日 20:29に投稿されたエントリーのページです。

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