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2022年12月 アーカイブ

2022年12月31日

大阪でディスカバージャパン

【12/27】

DCから大阪に夜着いて寝たらやっぱり午前3時にぱっちりお目覚め。
午前7時に宿を出て、北浜駅近くのよく使ってたATMでほぼ2年ぶりに通帳記帳。
それから国際免許証をとるため、京阪に乗って門真の免許センターに行きました。
モーニング食べて、免許とって、そのあと郵便局で郵便物転送の継続手続き、あと髪切りました。
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所感。

<モーニング>
・日本のトーストはふかふかでうまい
・なんてことない喫茶店のコーヒーもうまい
・そして安い
<免許センター>
・客の流し方がシステマティックで手続きが明確。バージニアのうんこみたいな窓口係とは雲泥
<床屋>
・安い。丸刈りで1300円シャンプーつき
・営業ではあるんだけどフレンドリー。客が来ることを面倒だと思ってるかのようなアメリカの接客とは雲泥

あと、
・湿気のせいか、覿面に肌の調子がいい
・軽自動車素敵
・しばらく使ってなかったPASMO止まってなくてよかった。銀行カードも普通に使えてよかった

で、天満橋まで戻ってきてニトリと無印で雑貨を買い漁ったあと、会社の後輩ちゃんと昼飯。渡邊カリーでカツカレー。
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うま……
そのあとスタバで主に人の悪口ゆってバイバイしました。

少々午睡ののち、仕事外知人24歳と飛鳥で焼き鳥。
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弊管理人が大阪にいたときはコンビニでバイトしていたのですが、その後は工場に就職して、周囲がとても優しくていい職場とのことです。よかったねえ。

【12/28】

兵庫のおともだちとJR芦屋で待ち合わせ。
インデアンカリーでお昼。
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完成されてんな。

フランク・ロイド・ライト設計のヨドコウ迎賓館を見に行きました。
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もともと灘の酒造・山邑家の別邸として、帝国ホテル建設のため来日していたライトが依頼を受けて1918年に基本設計を完成、ライト帰国後に弟子の遠藤新と南信が実施設計と施工をしたというもの。1947年から淀川製鋼所の社長公邸となりました。
ばりっばりライトの客間。
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施主の希望で追加された日本間(ライトの設計にはなかったそう)。
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装飾的な食堂。
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撮られていた。
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食堂から外に出るとこの眺望。
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金持ちはこういうものを残すべきやね。こういう意匠は10月にタリアセン・ウエストで見た気がする。
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そんで元町へ行きました。
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南京町のお人形かわええ。
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最初に一緒に来て、老祥記の豚まん食べたのは2006年2月。
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うまかったです。
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お茶して三宮まで歩いて別れました。
阪急で大阪まで戻って、去年、営業自粛の中で挨拶できないままだったお店に顔を出しました。
しかしそれ以上は眠くて行動できず、ホテルに戻って就寝。

【12/29】

朝はやっぱり5時台に目が覚めたので、近くの松屋で納豆朝定をいただきました。
納豆も豚汁も渡米ぶり。
コンビニスイーツ買い食い。
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日本ではこれをやってたので太ったような気がする。会う人会う人に「痩せた」と言われました。アメリカで一度も体重を計ってなかったのですが、このあと行った温泉で計ったら出発時から6キロくらい落ちてました。うんまあ実感に合う。

チェックアウトしてから、新大阪―(新幹線)→名古屋―(バス)→実家と移動です。
名古屋では鈴波で定食を。
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結構並んだ。でもみりん粕漬けうまかった。こういう複雑な味はDCにはまずないんですよね。

大阪で「やっぱり日本いいな」と思ってしまいました。
しかしDCに行かなかったら幸せだったかというとそうではなく、行ったことの反動としてそう思っている。

山あいの郷里(といっても住んだことはない。父親の出身地)着。
ひところかなり不安定だった妹は仕事が順調なようで具合よさそう。
そのほか特にやばそうな点は当座見当たらずよかった。

22まとめ

1月 オミ禍で職場誰もおらず在宅仕事。3食のペースがまだ掴めてなかった様子
2月 オミ禍は和らいできたが悶々と生きていた様子。東欧の戦争の余波が多少
3月 車でよちよち近所お出かけ。フロリダ出張楽しかった。桜が咲いた
4月 電子ピアノ導入。ピッツバーグでブロンフマンよかった。ハーパーズフェリー遠足
5月 NYへ初の鉄道出張。ブルーリッジへハイキング。なんか春は随分頑張って出かけてた
6月 どんどん暑くなっていった。公文書館初体験。バージニア南部へ初の車出張
7月 ボルチモア出張。夏休みでアリゾナ・ネバダに行ったあたりから英語慣れしてきた(遅
8月 アポイントが入らなくてやきもきした末のベミジ出張は大団円。からのフロリダ
9月 またフロリダでだいぶ慣れた。豚の丸焼きは鮮烈だった。とうとう疫病罹患
10月 咳をやや引きずる。急に決めたアリゾナ出張は結構疲れたがまあ面白かった
11月 エジプト出張は結構充実。七面鳥お呼ばれ2連続、ありがたいことです
12月 カナダ出張以来、アウトプットが回復しないままクリパからの一時帰国

アメリカ2年目に入る手前から諦めがついたというか、もういろいろ交渉してだめならだめでしょうがない、という境地に入っていくらか見通しがきいてきたかも。あと何につけ「いちいちイライラしてもしょうがない」と鷹揚になってきた、たぶん。

しかし1年頑張ってみた後にやる気がなくなって回復しない。さらに日本に1年3カ月ぶりに来てみて「やっぱこっちやな」と思ってしまった。まあ年が明けて仕事が立ち上がってくればまた流されていくのでしょうが。月1で出張など何らかのイベントがあるくらいがちょうどよかったので、そういう塩梅で予定を入れていきたいです。

2022年12月26日

クリスなだれこむ末

モントリオール出張を1日短縮した影響でいろんな後始末をすることになり、エアカナダにイライラしたり、ユナイテッドと交渉してちょっとあちらがかわいそうになるくらいの処理をしてもらったり、ヒルトン(日本だと高級なイメージだがアメリカでは東急くらいなので出張によく使うのです)にはらはらさせられたりしつつ、最低限の落ち着きはしました。

てなことをやっている間にDCの気温はどんどん下がっていき、氷点下12度までいきました。ニューヨークは運転禁止、中西部はこんなもんじゃない低温になっていたようです。

で、24日は先日の感謝祭で七面鳥にお招きいただいた人たちにまた誘ってもらってクリパ。
プライムリブ。すげえ。
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次の日に一時帰国するので、早めの21時くらいにおいとましようと思っていたら、プレゼント交換のイベントが22時から始まり、ちょい遅くなりました。日本人と配偶者のアメリカ人で計14人。最後のほうは酔っ払いの理系おじさんらがけっこううざくなっており、ホストの家なのにコップひっくり返して氷を拾わなかったり、ゲームのパーツを汚したまま組み立てたりしていたので、騒ぎに紛れて「拭けや!」と注意しました。白髪頭にもなって大学1年みたいな飲み方すんなよ。
結局24時前に辞し、25時ごろ帰宅して洗濯、もろもろ準備して、4時間余りの睡眠で出発。

DCのメトロが11月、中心部から50kmくらい離れたダレス空港まで延伸したので、それ使ってみました。
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ウーバーだと6000円くらいかかるところ、土日の均一料金2ドルで済んでしまった。ちょっと時間はかかるので出張で使うかというと使わないけど、私用ならまあね。

ところでクリパで都市計画をやっている人から聞いたところだと、鉄道駅ができると土地の価値が上がって喜ばれる日本と違って、アメリカはバスや鉄道の路線が拡張されると低所得の人たちがコミュニティに運ばれてくるといって反対運動が起きることがあるそうです。もともと金持ちは車を持ってるから公共交通機関がなくてもどこにでも行けるわけだ。そうかあ。

全日空1便でワシントン→成田、14時間。読みさしの本を1冊終えて映画2本見て、うとうとしてたら着きました。後ろの席から搭乗させたり、客が適宜背後の客を通しながら頭上の荷物入れを取り扱ったりするおかげで、アメリカの飛行機よりもすいすい乗り降りしている気がする。後ろに目がある特殊民族、みんな忍者かと思わなくもない。しかしちょっと人のことを気にしすぎともいう。そのかわりクレームの反射神経は悪く、ひとしきり不利益を被った後で文句を言うよね。弊管理人も含めて。

成田からピーチで関空、そんでバスで梅田。車の左側通行に若干違和感を覚えたほかは、「ああニッポン~~!!」という感激はありませんでした。アメリカの1年3カ月の流れが速すぎて、長く空けていた感じがしないんではないか。

堂山の「にしやま」さん、月曜定休のはずが、「定休日ですよね?」とLINEしたら返ってこなかったので、もしやと思って行ってみたらやってました。26日で年内は終わろうかと思っていたそうです。

おばんざい万歳!!
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1年半前のようにレモンサワー飲んで、おでんと、じゃこめし食べました。
去年8月、デルタ禍で休業している間に弊管理人は引っ越してしまったのでさよならが言えてなかったんですよね。そしてその間に店主氏の相方さんが急に亡くなってしまっており、献杯も。

ホテルでお風呂入って23時過ぎに寝ました。そしてやっぱり3時前にぱっちりお目覚め。

* * *

◆都築響一『圏外編集者』筑摩書房、2022年。
よかった

2022年12月25日

あめりかん司法

仕事で扱う中で分かりにくいのがまずアメリカの司法制度、それと議会。
自分の受け持ちのコアの部分ではないのでなんとなくやりすごしていたのですが、いつものシリーズで新しい本が出ていたのでゲットしました。

◆Charles Zelden, The American Judicial System, Oxford University Press, 2022.


【Preface】

◆裁判所
 ・各州の裁判所
 ・連邦裁判所
   ・憲法3条裁判所Article III Court
   ・議会の立法権力の下にあるlegislative/ Article I court

◆最上級裁判所Supreme Court
 ・ニューヨーク州ではNY Court of Appealsと呼ぶ
  *NY Supreme Courtは州のtrial(第一審・事実審)+appellate-levelを指す
   各市・郡の裁判所に優越するものという意
 ・テキサス州では最上級が2つに分かれている
   (1)TX Supreme Court=民事
   (2)TX Court of Criminal Appeals=刑事
 ・フロリダ州では第一審をcircuit、上訴審をdistrictと呼ぶ
 ・連邦のほかアーカンソー、ルイジアナなどでは第一審はdistrict、第二審はcircuit
 ・多くの場合第二審はcircuit, district,あるいは単にappeals court

【1 アメリカの司法システム】

◆カテゴリー
 (1)第一審・限定型 trial courts of limited or specific jurisdiction
  ・法によって役割や管轄地域が限定されたもの。43州で導入
  ・典型的には交通、少額訴訟、自治体、judicial bureaus, justice of peace courts
  ・裁判官出席の法廷を開かなかったり、同時に複数の案件を処理したりする
  ・例)交通違反の罪状認否。被告は出廷せず、期限までに郵送で罰金を支払うなど
     無罪主張の場合、arresting officerが出廷しないで無罪確定もよくある
     争いになっても単独審で1日何十件も処理する。迅速・効率重視
  ・連邦では破産裁判所、保釈や初公判を扱う治安判事magistrate courtsが相当
    どちらも連邦地裁の一部

 (2)第一審・一般型 trial courts of general jurisdiction
  ・多くの人が想像する第一審。事実関係の審理が中心。上にいくと法適用の話に
  ・呼称はdistrict, circuitが多いが、superior courts, courts of common pleasも
  ・デラウェア、ミシシッピ、ニュージャージー、テネシーは2つに分けている
   (1)law=財産、契約関係。結果はお金関係の解決
   (2)equity=行為の強制や禁止に帰結する話を扱う
  ・他の46州と連邦は上記を統合
  ・多くの州は民事と刑事の裁判所を分離。判事の資格が分かれているため
  ・連邦はどちらも見る
  ・公判を開かず、書類を見るケースが多い
   →default/summery judgment, judgment on the pleadings
  ・公判前に決着するケースも多い
  ・第一審・限定型からの上訴も扱うが、一審のレビューではなく一からやる

 (3)第二審 intermediate appellate courts
  ・一審で負けた側が持ち込める
  ・第一審が正しく法を適用したか、裁判記録を見て審理する
  ・ランダムに選ばれた3人の判事がそれぞれの事件を担当
  ・大半は一審支持。判断が出るまでに和解に至ることも多い
  ・7割は二審で終わる(その上に最高裁がない州も含む)
  ・人口や訴訟件数の少ない10州では、上級審が1つしかない(第二審で終わり)

 (4)最高裁 appellate courts of last resort
  ・どの事件を審理するか決める権限あり
  ・個別法や憲法上の重大問題を選ぶので、重要な政治的な意思決定の役割も担う

 (5)上記のヒエラルキーに含まれない高度専門型
  ・州レベルでは家族法、少年、検認(遺言)、薬物
  ・量をさばくより専門的な援助を目的とする
    →薬物使用者への支援や遺言のない場合の遺産分配など
  ・連邦レベルではArticle I裁判所, legislative courts
    ・政府機関や軍関係、移民、特許、税など専門的な事件を扱う
    ←→Article III=地裁、高裁、最高裁
  ・DCのThe Courts of the Judicial SystemもArticle Iに含まれる

◆原則
 ・予め決められた取り扱い範囲で判断すること
 ・その州の住民について判断すること=ネット売買などの場合判断が難しい

◆連邦裁判所の受け持ち:
 ・federal question=憲法、連邦法、批准している条約に関する訴訟
 ・diversity jurisdiction=州や国境をまたいだ訴訟、$75000超
 ・original jurisdiction=憲法や連邦法を問うもの
 ・removal jurisdiction(特殊)=被告が州ではなく連邦裁でやるべきとした主張を扱う
 ・criminal jurisdiction=連邦法関連犯罪や、被害者に憲法上の保護を必要とする犯罪
  *従来限定的だったが、守備範囲は近年拡大してきている

◆連邦制と連邦/州の重複
 ・連邦法と州法は完全にはかぶっていないのであまり重複が起こらない
 ・重複が起きると両者の間で調整される(同じことを2カ所でやるほどの資源がない)
 ・調整失敗すると合衆国憲法4条で連邦裁判所が優越する

【2 役割と機能】

◆一審で事実関係の吟味と法の適用。同じ事実には同じ結論を出すことstare decisis
 しかし判事によってどの判例を考慮するかが違うことがある

 →二審の出番。「一審の法適用に関する誤り訂正機能」で通常は事実認定はやらない
  証拠集めが不十分、解釈が違う、手続きがおかしい、などの場合は差し戻し
   *新事実が出てきた場合は二審でやることもある
  あいまいなルールを明確化して一般に示す機能もある
  過去の判例が現在の社会・文化的状況に合わない場合は覆すこともある
  例)覚醒剤の「販売目的」を意図ではなく量で認定してよいとしたUS v Collazo(2020)
  判例の修正は通常、小幅だが、それで済まない場合もある
  各地の二審で違う判断が出ることもある

 →最高裁の出番。現行法の枠内で判例の意味や射程を決める
  明らかに重要な案件を選べる。連邦最高裁で年80件、州最高裁で年110件ほど
  政策決定機能を持っているともいえ、米国の統治システムの中で重要な位置
  どの社会・文化的状況を憲法ほかの法律の解釈に組み入れるべきか決定する

◆なぜ裁判所に今のような役割が与えられているか
 もともとは英国のコモンローの伝統を引きずっていた
 →1880年代に裁判所ではなく州・連邦政府が監督や法執行の仕事をするようになった
  →裁判所から行政的な「出張っていく」機能が切り離され、受動的役割が残った
   通常はルール作りもせず、法的強制力を伴った制度監督もスピード感を失った
 →これを代行するように3権を併せ持ったような機関がつくられた
  例)テキサス鉄道委員会、連邦州間商業委員会など
    →ヒアリング、ルール創造、執行までやる
 →ニューディール時代には官僚組織による経済・社会の統制が上記をしのいでいった
 →国家労働関係会議が扱う労使紛争、連邦通信委による電波・通信インフラの問題などがうまく決着しなかった場合は法的解決に持ち込まれる
 行政の行為や規制が問題になる場合は高裁(だめなら最高裁)へ

【3 権限と動機】

【4 ひと】

◆裁判官
・個人の属性が仕事内容に影響する側面に注意

・Article III federal courtsの連邦裁判官は上院の助言と同意に基づき大統領が任命。罷免は国家反逆、贈収賄ほか著しい不品行による下院の弾劾か、上院の2/3の投票でしかできない。実質終身で、政治の影響を受けないでいることができる仕組み。ただし任命までは政治的で、資格要件はないものの名声・人望のある法律家であることが求められる。また90%が大統領と同じ政党の党員。あからさまにやってはいけないが、なりたいというアピールも必要。大統領は2期で終わりだが裁判官は30年以上やることがあり、大統領が最も長期に影響を残せる分野でもある

・Article I judgeは話が別。上院の助言や同意は必要なく、試験などの能力主義的選抜で選ばれ、決まった任期があり、伝統的には15年。政治性が薄い。法的行為に関して責任を問われず、政府機関職員の干渉はできない。Administrative Procedure Act 1946に基づく「相当の理由」がないと罷免されない

・州裁判官のなり方はいろいろ。議会や知事による任命、選挙、試験、知事などによる初期選抜がある場合もある。州により方法は違うが、一審裁判所は選挙、控訴裁判所は任命制が多い。継続のための選挙があったりする。しかも制度どおりに運用されてないこともある(イリノイなど、p.53)
・ほとんどは終身制ではなく任期制だが、再選されたり再任命されたりして続けることもできる。ある時点で選挙が避けられないので政治からも自由ではないし、選挙費用の出元や選挙民の政治的傾向にも左右される。特に一審裁判所は任期が短く選挙が多いのでこの傾向が強い

・裁判官は有名な法学部の出身者が多く、歴史的に財力のある家の出身の白人男性が多かった。女性は州裁判所で30-40%まできた。マイノリティは20%まできたが大きく下回る州も多い。バイデンとオバマだけが女性>男性。法律事務所や検察官事務所、下級審裁判所から上がってくるなど、いずれかの法律職として成功した人

・originalism(法律の字義通りにストライクとボールを判断する)、instrumentalism(ストライクとボールは判断するが、ストライクゾーンは人によって違うし時代によっても変化するとの考え方)

◆弁護士
・訴訟当事者と裁判所の橋渡しをする潤滑油役
・transactional lawyersはクライアントを裁判所まで行かせないのも重要な任務。2006年の研究では、1/3の時間を裁判所や訴訟相手が法的にどう対応するかをアドバイスするなどのコンサルティングにかけている。残りはクライアントに代わって交渉しているか、契約などの法的文書を作っている。法廷までいってしまうのはある意味アドバイスに失敗したことにある。こういう仕事がないと司法システムが需要過多になって崩壊する
・litigatorsは法廷に行く人。刑事被告人の弁護など。コンサルもやるが法廷行きの回避ではなく、いかにして勝利を最大化するかを考える。そのための調査もする。法廷に行くと時間もコストもかかり、結果も見通せないので示談や司法取引plea bargainをする。犯罪の90%では司法取引が行われる。フルの裁判を全ての事件でやることは不可能
・法曹資格があるのは米国dえ133万人、そこへ毎年3万~3.5万が新規参入。日本は350-400人。米国が異様に多いのは、他国ではtransactional lawyersがやる仕事を非法律職がやっているのが一因
・ロースクールの格がステータスを決めている

◆陪審員
・一般市民が最もアクティブに関わるのがこの役割
・管区から無作為抽出され、一般的には6-12人で構成。訴訟の中でどの事実に重点を置くかを判断する
・候補者を除外できる場合は2つあり、(1)当該案件についてもともと知識や意見がある人で、選出過程で両当事者の弁護士が質問し、回答に基づいて異議を言うことができる。除外理由(2)は理由を示さず除外ができる。ただし性別や人種、宗教構成を操作するためであってはいけない。弁護士が使える回数は決まっており、使い果たしたらその後はすべて受け入れなければならない
・まず座って聞くだけ。すべての情報をふまえて裁判官に促されると、どの証人の言うことを聞くべきか、どの文書を採用すべきか、どの事実に法を適用すべきかを判断する。民事ならどちらの主張がより説得的か、刑事なら犯罪が合理的な疑いを容れない程度に立証されたかどうか

◆訴訟当事者
・訴訟の主役ではあるが、やることは弁護士を雇って協働すること、司法取引が提示された際に受けるかどうかを決めるくらい

◆目撃者、犯罪被害者、一般市民

【5 プロセス】

一般市民がアメリカの司法制度に捕まるパターンは4つ

(1)陪審員として
(2)犯罪被害者として
(3)民事訴訟の当事者として
・最初に弁護士と相談する時は無料のことが多い。弁護士はそれによって客を見つける。持ち込まれた案件が訴訟に価すると判断されなければそこで終わりで、弁護士は守秘以外の義務を負わず、相談者も支払い義務を負わない(契約関係などの案件で最初から料金が発生することはある)
・支払いはかかった時間などに対する一定額の支払いを取り決める場合と、訴訟にかかった費用は弁護士が負担し、成功報酬contingency feeを受け取る場合がある(損害賠償の場合は多くがこちらで、最高で勝ち取った補償の40%とされていることが多い)
・最初はDiscovery=互いが持っている情報の確認。隠し球は許されない。次に裁判所は法廷に持ち込まれる前に決着を模索するよう求める。第三者を介在させたり、単に当事者に促すだけだったり。失敗すると法廷へ。
(4)刑事被告人として

【6 政治と政策】

2022年12月21日

モントリオール

そういうわけでモントリオールに出張いってきました。

行き。ユナイテッド航空のサイトからチケット買って、エアカナダが運航する便に乗ろうとしたのですが、チェックインしても座席が割り当てられてない。9:00、レーガン空港の荷物検査も出国も終わった搭乗ゲートで係の人に「搭乗券に座席表示されてないんだけど」と言ったら「先にこのゲートから出る便が出発したら割り当てられるから」というので待っていました。

しかし席が割り振られることはなく、がっつりオーバーブッキングされており、11:20のモントリオール直行便を逃しました。次の13:00過ぎ発のトロント経由便の搭乗券をもらいました。

ところが、この便が駐機場に出ようとしたところでレーガン空港悪天候のためしばらく待機。そのうち降ろされ、16:00のモントリオール直行便にまた振り替え。
今度はモントリオール悪天候のため燃料をフルに積んで飛べず、乗客も満席にできないので最後に搭乗券を発券した弊管理人に「辞退頼む」とのアナウンス。
そんでまた「次こそ着けるから」と次のトロント便に割り振られ、2時間ちょいの乗り換え時間があるから大丈夫だろうと思いながらトロントに向かったら、トロントはこんこんと雪が降っており、到着ゲート付近の雪かきのため駐機場でしばらく待機。19:00の乗り継ぎ便を逃しました。

何とかしてもらおうと向かった空港内のエアカナダのカスタマーセンターは大行列で、マネージャーみたいな男が先頭近くから「この窓口では振り替え手続きはできない。電話かウェブでできる。窓口でも同じアドバイスをするだけだ」と声をかけ、それを信じた客が何人か列から離脱していきました。

しかし弊管理人はもはやエアカナダを信じておらず、このマネジャーも単に業務を減らすことしか考えてないと踏んで、列に並んだまま電話もウェブも試してみたが、まず電話は永遠につながらないし、ウェブでも手続きできない。たぶん、ユナイテッドから予約した上、レーガン空港で何回もエアカナダのシステムから便を振り替えたりキャンセルしたりしていたためだと思います。結局そのまま窓口に到達したら、一発で次のモントリオール行きが取れました。嘘つきめ。滅びろ。軽い難民気分を味わわせていただきました。

で、21:30トロント発モントリオール便の搭乗券をゲットしたところ、トロント大雪になり出発は23:40まで遅れました。融雪剤か何かを気付けにぶっかけて出発!
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結局、宿に着いたのは25:00過ぎ。ドアtoドアで16時間かかった。

* * *

今回は東京から若者(若くない)と大御所が、2週間の会議の前半から来ていてばりばり仕事をしており、弊管理人は手伝いを頼まれて行ったものの、猫の手への需要はなく、ほとんど何もしませんでした。

じゃあ食べるくらいしかないよね。
ということでまずはオールド・モントリオールVieux MontrealのModavieというフレンチビストロへ。中はすっごい賑わってる。
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オニオンスープとラムチョップ、リゾットに白ワイン飲んでおなかいっぱい。写真失敗。
外はこんなでした。
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着いた日は道に雪なんてなかったのが、翌日から降り続いてすっかり雪景色になりました。

次は在モントリオールの仕事先と会食です。
ちょっと中心街から離れたところのCafe Cherrier。
またオニオンスープ。
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そして鴨のコンフィ。
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・モントリオールはフランス語の壁があり、日本人も中国人も少ない。日本人はトロントだと2万人近くいるが、当地は5千人
・カナダの対中感情は悪化中。今頃気付いたの?と思うが
・若者はトロントあたりに出て行き、引退した人が戻ってくるので高齢化が進んでる
・カナダ人はアメリカ人に比べてだいぶ穏やか。安全保障から何からアメリカに頼りっきり
・「旧市街はヨーロッパっぽいですね」と言ったら「フランス駐在したことのある私に言わせれば明治村ですよ」とばっさり
・雪が降るとやっとモントリオールっぽくなる。(この日はちょうど0度くらいだったが)寒さは今は全然。-20度くらいになることがあって、2月までこのまんま
・F1とかジャズとかはあるが季節ものであって、コンサートなど文化系はあまりいけてない
といった話をしました。あとは仕事のことをちょいちょい。

そのあと甘い物食べてコーヒー飲んで、ではまたいつか!といって別れました。
腹ごなしのため30分くらい歩いて仕事場に戻ります。
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落雪注意の看板が結構あった。
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ま、最終日までまだ1日あるし、延長ありうべしと言われてたくらいだから今日はゆっくりっしょ、と思っていたら事態が急展開し、そのまま朝6時まで働くことになりました。

それでほぼ全部片付いたので、DCに戻るのを予定より1日早い夜の便にして、チェックアウト後にさっくり散歩しました。
たぶん氷点下ですが、新調したエディー・バウアーのダウンが薄手なのに激暖かく快調に歩けます。
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現代美術館MACに行ったら「常設展は閉まってます」と言われてやめ。
港。
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アビタ67という中銀カプセルタワーのもっとすごいやつみたいな団地。
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他社の人と合流してHolderというお店でお昼。またフレンチです。

セロリのポタージュうま。
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牛ほほ煮もほろほろ。
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旧市街は「明治村」と言われたわけは分かるけど、まあ観光だしそれでいいです。
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画廊を冷やかしたりしました。
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犬のケツ。
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帰りは定刻どおりに飛びました。おおニューヨーク。
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無事帰宅できました。直行便だと1時間40分。こんなに近かったのか……

ということで徹夜などあり疲れたし、アウトプットはほぼ皆無だったのでやりきった感はないものの、まあ仕方ないでしょ。年明けに何か今回の経験を活かしたいと思います。

人々のあいさつが「ハッピーホリデー!」「ハッピークリスマス!」で年の瀬を感じた。

2022年12月17日

しわす前半いろいろ

前回の3日からこっち何してたっけというと、ほとんど覚えていないくらいこまい仕事で時間がたってしまっていたような気がします。
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これは確か、DCの某シンクタンクへ行って職場に戻る途中になんとなく撮った写真。
公園を埋め尽くすほどのテントも見た。
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寒かろうと思うが、しかしみんなこのスタイルということはこれでも冬を越せるということなのだろうか。

* * *

結局、運転免許は10日の失効まであと5日というところでゲットしました。
免許センターで写真を撮るんだけど、シャッターが下りるタイミングを間違え、しょぼくれた感じになってしまいました。今よりずっと心身ともにきつくて体重も減ってたと思われる去年のこの時期の写真は、逆になぜか微笑かつ健康的に撮れていたのに、ぬぬぬ。でもまあ年内に片付いてよかった。

* * *

年末の一時帰国のアレンジをだいたい終えました。成田着でそのまま東京に行くか、国際免許をもっかい取りに大阪に行くか(必須ではないが、こう出張が多いと日米以外の国で運転する可能性もあるし、来年また更新ではらはらするの嫌だしという趣旨)迷ったものの、東京にそんなに長くいてもすることが多量にあるわけでない、ということで成田から乗り継ぎで大阪に行くことにしました。

そのあと長野に移動して年越し、東京に2泊して羽田から戻るという日程。わりと詰め詰めになってしまったかも。

しかしよく考えると、大阪近辺でやり残したこともそうなく、東京でやりたいこともそうない。そば食いたいなと思ってましたが、先日アジアンスーパーでセブンイレブンで売ってるような乾麺と「めんみ」を仕入れてモリ/カケをやってみたら満足したので、そば欲は満たされてしまいました。牛丼もできたし、あと自分でやる気がせず、店屋物もしょぼいのはとんかつと焼き魚(特に西京漬け、粕漬け。アメリカだとTERIYAKIになってしまう)くらいかなあ。

100均で買える雑貨が妙に高いので、そういう単価の安いものばかり仕入れることになるかもしれない。
それと、コーヒーのドリッパーおよびフィルター。カリタの300円くらいのプラスチックのでいいのに、これがどうも見つからない。アメリカ人はどうしてるのだろう?粉の入った小さいカップをセットして落とすコーヒーメーカーをよく見るけど、多くの人がそういうのを使ってるのだろうか。カップはスーパーで普通に売ってるしな。
前に職場の流しが詰まって、修理にきたでっかい黒人のおじさんに「なんで詰まったの?」と聞いたら「コーヒー流しすぎたんじゃね」と言ってたが、あれは液体のコーヒーではなくコーヒーの粉のことを言っていたのだろうか、そしてコーヒーの粉を流すような方法(ネルドリップとか?)で煎れているのだろうか。

閑話休題、買い物は本がメインで。20冊くらい買ってくと思う。

ほかは何より何人かの人に会うってことですね。

* * *

というか今、出張でカナダのモントリオールにいるのですが、来るときは直行便なら1時間40分のところ空港着からホテル着まで16時間という長旅になったこともあり、そして帰りにも若干の不安があることもあり、その話はDCに戻ってから。DCに戻ると2日出勤して冬休み・帰省です。

2022年12月03日

しわすでごわす

酒場でDABADAみたいだな。でももはや多くの人に通じない。

東京の非出身部から「(弊管理人)は力が有り余ってるから××をやらせてくれ」という余計で曖昧な指令が現職場の上の人に来たとのことですが、余計で曖昧だったのではいはいって言って無視しました。

Sfoglinaというイタリア料理店、仕事関係者と。
メニューからしてパスタ推しのお店。とりあえずラビオリとミートボールを頼みました。
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あ、うまい。ラビオリの中にヤギのチーズ。ミートボールも含めてハーブ使いが秀逸。
結構味が強かったので、軽い白ワインのボトルを頼んで正解でした。
追加でカーチョ・エ・ペペ。
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あみあみのパスタはスポンジみたいに使って、ソース全部こそげて食いたまえ、みたいな料理。カーチョはブルーチーズかな?「やりましたね」「ですね」と目配せしながらおいしくいただきました。
安くはないが「おいおい」みたいな値段ではないですね。仕事で使いたい。

* * *

すごい頑張るマンの同僚は、たぶん実態としては引き続き頑張ってるんだけど、いろいろ会社・仕事まわりのひとたちに幻滅し、気持ち的には生活を楽しむモードに移行したそうです。いいことだ。たぶん弊管理人と同時くらいに東京に戻りますが、そしたらどうにかして修士とって国際開発金融機関かどこかに就職して、愛しの息子ちゃんと一緒にアメリカ永住を狙うといってました。

* * *

エジプトから引きずった下痢が治ったあと、反動のように前より便が硬くなりました。野菜は食べてるけどな。腸内細菌が入れ替わったのだろうか。

* * *

金曜朝、早出シフトの前に職場近くのマクドナルドで朝飯を買おうとしたら、店員さんが他のオーダーの準備でレジを一顧もしないので暫く待っていました。すると後ろから黒人のおねえさんが「ちょっと!オーダーとってあげて!」と呼びかけてようやくレジ係登場。おねえさんも早く買い物を済ませたかったんだと思うけど、やっぱりアメリカは声出していかないとあかん。面倒臭い。

弊管理人含めて職場にいる3人のバージニア勢が、同時期に免許更新をしようとしています。アメリカ国籍の人は今時オンラインでできちゃうものの、外国人しかも変わったビザで入っているため、免許センター訪問後に連邦移民局でのバックグラウンドチェックに回されてしばらく待つことになります。

去年はそれが14営業日だったのに、今年は10月に更新手続きを始めた時点で35営業日、現在は50日近くに待機期間が伸びているようです。同僚1人はギリギリ更新完遂したものの、もう1人は今週とうとう待ってるうちに免許失効しました。弊管理人は来週35日目が来て、その直後くらいに失効します。35日で済むか?無理か?とやきもきしているところ。

州の免許センターは移民局のことはわからん、移民局は人手不足とかいってますが、どうせコーヒー飲みながらだらだら仕事して定時に帰り、普通に平日休みも取ってるはず。問い合わせしても回答が間違ってることもあり、詰めると不機嫌。窓口労働者はタッチパネルに置き換えて放逐したほうがいいと思う。

* * *

今週はこんなものを食べていました。
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ちょっと前に買ってあったすり胡麻をようやく開封してほうれん草の和え物。あとは、中国スーパーにエノキがあったのでなめたけを作ってみた。うまかった。1週間もつというのでちびちび食べています。ほんとに日本だったら買って済ますようなものを作るようになりました。
牛肉のしぐれ煮も常備菜としてよい。

あとはPalm Restaurantというところで仕事の会食1回。手頃なランチコースはエビのビスクと鮭焼いたやつとライムパイ。仕事なので写真は控えました。日中10度前後、12月ですがそんなに寒くなかったと思います。

10日ちょっとするとまた出張なので、いま諸々の仕事の準備ができる最後のチャンスかもしれないと勉強&書き物の書きため中です。アウトプットが減ってるように見えるが労働時間は減ってないので、ここで余計な茶々が入らないよう、なるべくうるさそうな人と接しないようにしています。心身の健康大事。

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