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じうがつ

滞在2年目に入った当日から疫病にかかるという何かもうなんなんでしょうかという日記は9月の日付なので、ここでいったん区切って10月に突入したいと思います。

【10月1日15:00(day 6)】

・36.7度、98%、陽性継続
・朝から鼻の奥がジンとするような、ちょっと風邪の初期みたいな感じ。毎朝起きると違う経験をしていて、もはや罹患以前がどんな体調だったか思い出せない
・朝方の咳が少し気になった。水を飲むと収まる
・とはいえ体の重さ、頭の重さなどもろもろ勘案するともう普通に戻っていると思う。今日から自宅療養解除でよかろう(という気になった時点で大丈夫と確信する)。陽性だけど。運動不足ですごい衰えてる実感がある
・結局、3日の仕事は同僚にお願いしてしまった。ボスからは「【申し訳ないが】代打を頼みました、と(おじさん職位2人)にメール送っておいて」と言われ、申し訳ながらないといかんのだなと思いました。いや申し訳ないとは本当に思いますけど、それ人が決めること?何も悪意や悪感情がないことはわかるのだけど、本当に面白いくらい隅々まで感性が合わないのやばい
・仕事の代打をお願いした理由は潜在的な仕事相手が67歳なことで、日本・アメリカの両方の基準でも10日目まではハイリスク者と合わないようにとなっているのでこれは仕方ないと思う
・検査もそろそろやめるか
・それでいくと出社は6日解禁かしら

【10月2日14:00追記(day 7=日本基準で隔離最終日)】

・36.6度、98%、陽性継続
・鼻の奥の湿った感じ継続
・12時起床。ハリケーンの残骸が届いているのか昨日から雨降り。きょうの最低気温9度。急に秋が深まった。何かしよう/したいという気持ちが0で、気分が下がりすぎて飯の準備ができなくなりそうだった、が、した。そして寝具の洗濯と寝室の換気。今日やらないとやる時間がないかもなので
・げに不思議なのは、症状そのものの改善は早かったのにウイルス排除に意外と時間がかかっていること。弊管理人の免疫、大丈夫?しかし調べたことがないだけで風邪もこんなもんなのだろうか。インフルも解熱からの日数だけで出社再開していたし、確かに復帰時の検査を必須にする病気というのは多くない
・タブレットの動作が重くなったため一度クリーンアップしてアプリを入れ直した。ちょっと改善した

【10月3日17:30追記(day 8)】
・36.4度、98%、検査非実施
・2時間に1回くらい痰が絡むがまあそれくらい。鼻の奥の湿った感じは相変わらず。声は張って喋ると普通だが、小声で何か言おうとすると変になる
・早朝の仕事は結局何も起きず。ここから3日間これが続く
・事務作業のため午後に2時間ほど出社。マスク着用で行ったが、弊管理人を見た同僚がマスクを着用した。まあ無理もない
・家に戻って1本作業してから夕飯を買いに外に出たら、普通に寒い雨降りの冬の夜だった。9度。去年の今頃ってここまで寒くなかったと思うけど。という具合に「去年の今日」が存在するのが2周目というもの。去年の今日はまだこのアパートで暮らし始めていなかったが、今年は足元にオイルヒーター、寝床に電気敷布がある。暖かい

【10月4日23:00追記(day 9)】
・36.9度、97%、検査せず
・風呂上がりなのでこんなもんであろう
・朝起きたときに、前日までのように喉がいがらっぽくて「水、水」とならなかった。わずかながら改善したということだと思う
・また3時間ほど出社。コピー機を使いたかったからだが、なんか普段から出社する意味ってあんまないかもな。なんて考えていたら同僚氏が「(弊管理人)さん帰るなら僕もつまんないから帰っちゃおうかな~」と言いだし、出社する意味みっけた
・しかし午後3時過ぎには地元駅に戻ってスーパーで買い出しし、寿司買って帰ってフリーズドライの豚汁を戻して食べ(うまかた……)、家で1本仕事をして、夜はステーキを焼いて食べ、久しぶりにジムでちょっと運動した。走っても息切れしなかった。肺はやられてなさそう

【10月5日19:00追記(day 10)】
・36.4度、98%、検査せず
・3日連続の5時台起床終了。ねむ
・朝からエジプト大使館に行ってビザの申請。金属探知機はあるものの稼働せずスルー、書類出してさっくり終了。いい、この緩さ。そんで会社でちょっと仕事して帰った
・この3日くらいで思ったけど、会社はやっぱあまり行かなくていいな。在宅だと家事できるし、疲れ方が違う
・痰や咳出ず。喉も正常。ということで日米保健当局が揃って推奨する発症10日後までの注意・マスク着用期間を終えます

* * *

寝床で2冊読み終えた。

◆ジョージ・オーウェル(秋元孝文訳)『あなたと原爆』光文社、2020年。
オーウェルの評論集。とてもよい。
ナショナリズムに関する文章はもう一回立ち戻る気がする。

◆渡辺靖『アメリカとは何か』岩波書店、2022年。
毎日、断面を見ているだけでは分からない「構造」を教えてもらえる本。こういうのは買ったそばから読んだほうがいいだろうと取り寄せた甲斐あり。アマゾンの国際発送は包装が悪くて本が傷むことも分かってしまったが……

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2022年10月01日 14:44に投稿されたエントリーのページです。

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